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21世紀こそ国際救助隊の時代に!

2006.2.27.01:00ころ
2006.3.9.03:00ころ、情報を追加

「まあ、なんかいろいろと安心できないこともあるよなあ、でもこれった杞憂かしらん」といった、なんとも複雑な心境にあるわけだが、日本政府がICC規程(国際刑事裁判所規程)の批准に向けて着実に動いているらしいことは、間違いなく吉報である。批准が実現すれば、ミサイル防衛などというお馬鹿で膨大な出費などする必要もなく、はるかに低コストの安全保障政策を打ち出すことが可能になる。

この流れが確固たるものであることを信じて、本ブログは、いよいよもう一つ先のゴールを目指して走り出すことにした。いや、ちょっと忙しくなりそうなので、ぼちぼち、歩きはじめることにした。

その先のゴールとは、そう。軍備オフ、すなわち、自衛隊の国際救助隊への転換である(『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』参照)。

実をいうと、すでに国際消防救助隊という組織が、総務省の中にあって、活動している。全国各地の消防本部から選抜された救急隊員で構成される、スペシャリストぞろいの、頼もしい組織である。

しかし、「気候大異変」(NHKスペシャル)が全世界を襲い、ますますもって大規模な自然災害が続発しはじめようとしているこの21世紀に、救助隊員総勢599名とは、あまりにも心細いではないか!

自然災害が発生したとき、自衛隊をはじめ軍隊が派遣されることが多いが、軍隊組織は、人命救助に特化した組織ではない。人員や輸送機などはふんだんに持っていても、上意下達を徹底せざるを得ない組織構成ゆえ、臨機応変で適切な対処をすることが困難な場合が少なくあるまいし、そもそも軍隊ならではの強烈な制約がある。そう、特殊な状況下の自国国内以外では、まず確実に、自由な活動を歓迎されないという点だ。

というわけで、自衛隊の国際救助隊への転換を提案したいのだが、こういう話は、実はもう、あちこちで提案されている。ひとえに、『サンダーバード』のおかげであろう。

以下に、Googleで検索して見つけた「提案」などへ、末尾でリンクしておく(早いもの順)。

こういった提案を集積できたら面白いと思うし、どんどん読んでみたいので、他にご存知の方がいらしたら、ぜひお教えください。よろしくお願いいたします。

『きみはサンダーバードを知っているか〜もう一つの地球のまもり方〜』(サンダーバードと法を考える会編、[コーディネーター]水島朝穂、日本評論社、1992→Amazon.co.jp
放置国家ニッポン:国際救助隊発進せよ(レルネット主幹 三宅善信、2001.2.1)
世界のNGO支援と国際救助隊をめざして〜グローバル社会でのNGO(NPO)の今後の戦略と新たな枠組み〜(世界の中での日本の役割としてのグランドデザイン)(服部順治、2002.10.21)
国際救助隊の創設と日本の非武装化(吉田 浩、2003.4.8)
2050年に「国際救助隊サンダーバード」を作る! レスキューシステム実現のためには産官学、そして民との連携が必要(電気通信大学 教授/特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構 副会長 松野文俊氏に聞く。日本SGI株式会社、2005.8)
国営国際救助隊「雷鳥」(ブログ「散歩の変人」、2005.11.4)
無防備地域宣言運動と自衛隊(とほほブログ、2006.1.7)
私の視点 災害支援大国構想 ―自衛隊を解体し救助隊に―(ブログ「浅井久仁臣 グラフィティ」、2006.2.23)

国際救助隊を創設しよう(Yahoo!掲示板、2005.2.6より)
Japan's Constitution and Defense Policy: Entering a New Era?(Rust Deming, Strategic Forum No.213. PDFファイル)
国際救助隊を作ろう(ブログ「日本国憲法2.0開発部 − 改憲か護憲か?」、2006.2.16)
安全保障について考えよう。。。軍事的に優位を保つのがベストか、、、?(ブログ「向前走」、2006.3.3)
「国際消防ネット」構築へ!(本ブログ、2005.1.11)

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Comments

今はブログの更新ができませんので、こちらにひとまず書き込みます。
レイテ・マニラで「日本の支援」思う/相手が望む時、その立場で−−「防衛省」より「救助庁」だ(大澤文護記者、毎日新聞「記者の目」、2006.3.16)
皆さま、どうかご声援を、どうぞ〜!

Posted by: 仲@Dagoba via R2ゆにっと | March 23, 2006 at 02:24 AM

コウタさん、ありがとうございます!
さっそくPDFファイルをダウンロードしてきました。アメリカ国立防衛大学(?)の学会誌掲載の論文なんでしょうか。さすがに読むのにちょっと時間がかかりそうですが(^^;)、アメリカで日本の改憲論議についてどんな分析がなされて、どんな形で国際救助隊の話題が出てくるのか、とても楽しみです。この論文について、ブログの記事中でもあらためて紹介させていただきますね。
ミサイル防衛について、私もコウタさんのブログで勉強させていただくつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: 仲@ukiuki | February 28, 2006 at 12:39 AM

勝見さん、ありがとうございます。
そうそう、Yahoo!の掲示板にもトピが立ってたんですよね。どこかで見た気がしてたんですが、記事をアップロードするときにしっかり思い出せませんでした。う〜ん、記憶力が悪くなってきてるかも(^^;)。
Wikiシティーズは、これから探してみます。近頃よく目にするWikiという文字。どんな世界か楽しみです。お教えいただいた情報は、記事中でもあらためて紹介させていただきますね。
国際救助隊構想って、ICCなどによる「法による安全保障システム」を広げていくときに、既存の軍事(関連)機構の転換先として、「法による安全保障システム」への移行をスムーズにする効果もあると思うんです。「殺し合うより助け合う方がいいじゃん」というシンプルな考えが根底にあるのはもちろんですが。
真剣に考えはじめたら、けっこう大変な仕事だと思いますが、ICC同様、一朝一夕にできるものでもなし、のんびりゆったり考えていきたいと考えています。

Posted by: 仲@ukiuki | February 28, 2006 at 12:30 AM

はじめまして!
うん、面白いですね。賛成です。
国際救助隊、アメリカの改憲論の分析でも話題として出てきていますので、紹介しておきます。
http://www.ndu.edu/inss/strforum/SF213/SF213_Final.pdf
他の記事やリンク先なども読みたいですが、今日は忙しいのでご挨拶を優先してまた今度にします。
ありがとうございました。

Posted by: コウタ | February 27, 2006 at 01:10 PM

仲さんのお考え、掲示板(URL参照)で紹介しましたよ。同じような考え持っている人、多いみたいですね。最近はWikiシティーズというコミュニティでも、新たに「国際救助隊」をテーマにしたサイトが立ち上がってるみたいです。

実現可能かどうかは別として、具体的な平和戦略を日本が国際社会に提示する一例となるならば、ぜひ進めてみてほしい構想です。仲さんも「軍備オフ」構想の開発、頑張ってくださいね!(^o^y

Posted by: 勝見 | February 27, 2006 at 12:24 PM

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