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カテゴリー「虚構のうえの極右」の34件の記事

ヘイト・スピーチへのカウンターと人種差別撤廃条約/ウトロのデモの見聞記

2009.12.23.20:10ころ
(2009.12.24ころ、この文字色の部分を追記)

12月はデモの季節。

というわけではないですが、1年ぶりに、デモに出かけてきました。
今回は参加するためではなく、ウオッチして記録をとるために。
去る20日、ウトロ周辺で行われた排外主義者たちのデモの記録です。
(事情をよく知らない方は、こちらをお読みください。)

撮影したデータは、手ぶれがヒドくてとても人様にお見せできるものではありませんし(-_-;)、本人たちが熱心に広報しちゃってるようなので、ここで公開する必要はないでしょう。
デモが行われる現場にいて、感じたこと、考えたことの一部を報告しておきます。
まだまだ続く休眠中、誰か後のことは、よろしくね smile

1)出発前

エンタメ感覚のしゃべりを続ける司会者の下、公園に集まって、奇声というか気勢というか、あげていました。総勢170人ほどかな。

前回の朝鮮初級学校襲撃の映像を観た時は、「ゾンビかバイオハザードみたいな連中だよなあ」という印象でしたが、今回は、見た目は大人しい感じの人たちが多かったように思います。

「何だろうなあ、あれは」と釈然としない気分でいたのですが、今日、街角に貼られていた幸福実現党のポスターを見て、「ああ、これだ」とピンと来ました。
大川隆法チックな印象です。やってること、言ってることも似たようなもんだし、外見も似てくるのかなあ、なんてね。

従順な人の群れといいますか、「3列縦隊で」という指示にすいすい従っていくさまは、左系のデモとは様子がかなり違う感じで、日本の学校文化に過剰適応しちゃった人たちなのかな、なんてことを思ったり。

警官は50~60人見かけたと思いますが、100人は出ばってたと、風の噂を後日聞きました。

2)京都府迷惑行為防止条例に引っかからんのかい

で、歩き出して、閑静な住宅街で、デマと罵詈雑言の大音量オンパレード。
こんなもん、暮らしてるそばでやられたらたまらんよな、って思います。

「ほとんどストーカーじゃん。京都府迷惑行為防止条例にひっかからんのかい!」

って思いますが、これが「表現の自由」ってものなんでしょう(-_-;)。

3)たまらん思い

あんなデマや罵詈雑言を公道使ってバラまいても許されるって、どこか間違ってるぞとの思いが、ふつふつと湧くのを抑えきれませんでした。

あの「たまらん思い」、ターゲットにされてる朝鮮ルーツの住民たちならなおさらでしょう。

目頭をハンカチで抑えて、逃げるように立ち去る女性を見かけました。埃が舞うような天候ではなかったのですが。
小学生くらいの子どもたちの集まりが、連中からもらったとおぼしき文字だらけのビラを見てるのも、ちらと目撃。
スピーチの内容やビラの内容、多少でも真に受けられたら、かなりヤバいでしょう。

ふだんの生活の中だと、目の前でヘイト・スピーチがなされたときはその虚妄と愚劣さを本人には無理でも周囲の人に知ってもらうよう、態度や言葉で示したりするわけですが、あの大音量の前に一人では無理。
友人たちから、「挑発に乗ったりしないように」と強く戒められてもいましたし、大人しく見物をつづけるばかりでした...orz。

4)人種差別撤廃条約とヘイト・スピーチ

「これも表現の自由だなんて、放っといていいわけない。」
人種差別撤廃条約差別表現処罰規定導入を日本政府が約束してない現状で、ヘイト・スピーチにどう対抗するか?」

と考えた結果、とりあえず今のところ、思いついたのがこんな方法です。

(2009.12.24追記。そうそう、当ブログをご贔屓にしてくださってきた方はすでにご存知のことと思いますが、「人種差別撤廃条約(正式名称は「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」)が禁止するのは、一般的にいうところの「人種差別」に限られません。同条約の第1項は、次のように定義しています。

「この条約において、「人種差別」とは、人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するものをいう。」

日本語のニュアンスからはちょっと離れた特殊な定義ですね。この記事で言う「人種差別」は、この条約の定義からものだと、ひとまず考えていただければと思います。「人種的憎悪」とかも、この条約でいう類いのもの、と。時間がないので、どうぞよしなに。)

表現の自由が、たとえ人種的憎悪や差別を煽動するものであっても、日本では保障されています。
「表現の自由が浸食されていくおそれがあるから、どんな言論・表現であっても法で処罰するなんてもってのほか。対抗言論で立ち向かえばいい。」
というのが、その根本にある考えなんでしょう。

でも、今回ウトロでバラまかれたデマと憎悪煽動に対して、どこで、誰が効果的な対抗言論を行い、それを必要とする人に届けているのか。
疑問に思わざるをえません。

とすると、

人種差別禁止の国内法を整えよう(2009.12.23、Afternoon Cafe)

といった主張に賛同したい気持ちが、どんどん強くなります。
今朝の京都新聞でさえ、あの極右の排外主義者たちの言い分を、朝鮮学校側の言い分と両論併記という形式論で、背景事情抜きで掲載しちゃうような、絶望的な状況なんです、実のところ。

「あのデマを聞かされて、それを真実だと考える人が出てきたら?」
「憎悪の渦に巻き込まれる人が増えていったら?」

マズいでしょう。それは。
(関東大震災の時の話を持ち出すまでもないことだと信じたいけど……)

5)今すぐできること/人種差別撤廃条約でカウンター・スピーチ

でも、ヘイト・スピーチをばらまく連中を罰する法律を今すぐつくるのは、無理っぽい。
では、
「どうすれば、バラまかれたデマや憎悪を無力化できるんだろう?」
と考えたとき、思い至ったのが、やはりあの条約でした。
そう、人種差別撤廃条約。

上の方でさらっと書きましたが、日本政府はこの条約を批准する際、差別煽動などの表現を刑罰を持って禁止する旨の規定を、留保しています。表現の自由が大切だから、そんな法律つくれません、というわけです。

たしかに、ヘイト・スピーチを処罰できれば、デマや憎悪の増殖を防ぐうえで、効果があるでしょう。
でも、現行法では、名誉毀損罪で訴えたりしない限り、それができない。
処罰する法律をつくるにも、まだまだ時間がかかりそう。
とすると、ヘイト・スピーチが巷を席巻していくのを、座視するほかないのか。

いえいえ、そんなことはないはずです。

だって人種差別撤廃条約を批准して以来、日本政府は差別撤廃義務っていうのを、この条約の2条1項(a)で自ら負っているわけですし、地方自治体にもその義務を負わせることを約束しているわけです。(つーことは、地方自治体もこの条約が禁ずる差別を撤廃する義務を負っていると言っちゃっていいんでしょう、たぶん。)

そうであるなら、たとえ「どんな憎悪表現、ヘイト・スピーチにも表現の自由が保障されねばならない」のだとしても、それに対抗する言論・情報を迅速かつ大々的に流通させて、ヘイト・スピーチを無力化して差別や憎悪の蔓延を防ぐ義務が、国や自治体、中でも憎悪とデマをばらまく集団に街頭宣伝の許可を出した自治体(朝鮮初級学校の件では京都市、ウトロのデモの件では宇治市)には、あるんではないのか?

地域の自治体が「あの日あの時あの場所で バラまかれた話はデマですよnote 煽られたり しちゃったら いつまでもマヌケな ままnoteと強く、広く訴えることは、言われっぱなしのマイノリティにとって、これ以上ない心強いサポートになりうるんじゃないのか?

そしてそれは、住民誰が自治体に要求してもいいことだけど、まずは日本国籍を持ってる人間、日本の有権者たちがガンガン要求していくべきことじゃないのか?

とまあ、そんなことを、休眠中にもかかわらず、考えざるを得なかった、冬至前でありました。寒う〜(-<>-)/

20091220bunny

伊瀬田神社前で、デモ隊にお尻を向けるうさちゃん
もう一つの道?(2007年7月19日の記事から)

これに関して紹介したいのは、日本政府が1979年に批准した国際自由権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)の中のこんな条項です。

第20条
1 戦争のためのいかなる宣伝も、法律で禁止する。 Any propaganda for war shall be prohibited by law.
2 差別、敵意又は暴力の扇動となる国民的、人種的又は宗教的憎悪の唱道は、法律で禁止する。Any advocacy of national, racial or religious hatred that constitutes incitement to discrimination, hostility or violence shall be prohibited by law.

批准からそろそろ30年になろうというのに、日本政府はこの程度の法律すら制定しようとしないどころか、前回の記事でも書いたように、むしろ差別、敵意、憎悪の唱道を率先して行うばかりです。

ちなみに、おなじみ人種差別撤廃条約(日本政府は1995年に加入)が作成され採択された経緯を、日本政府は一応把握しているみたいなんですが、「表現の自由は人種差別に勝る」とでも解釈しているのか、差別表現の規制に関する人種差別撤廃条約第4条(a)及び(b)の留保をしています。

でも、名誉毀損表現みたいに「表現の自由」を行使してはずなのに犯罪として処罰される、あるいは民事賠償を請求されることになる「表現」があることは誰しも納得しているわけですから、憎悪やレイシズムを煽る表現を処罰する法律をつくることだけに日本政府が躊躇する理由がわかりません。「わいせつ表現」なんかと違ってどこまでが処罰されるか線引きが難しいなんてことは、あまりないと思いますし。

不思議なことに、日本政府は、自由権規約20条については留保も解釈宣言も行っていないようです。
となると、1979年から1995年までの間に、日本政府には「レイシズム」を煽動する言論を保護すべき何らかの理由が生じたのかも知れません。このへん、しっかり調べる必要がありそうです。

関連記事
教育基本法をイジる前に「外国人・民族的マイノリティ人権基本法」「人種差別撤廃法」の制定を!(2006.11.12)

休眠はまだまだ続きます。
悪しからず。

では皆さま、よいお年をお迎えください。
ごきげんよう!!

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『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』を思い出しつつ、埼玉・蕨市議会全会一致の意見書採択を知る/人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(4)

2009.3.5.09:00ころ

まずは、先週のニュースから。

(引用開始)入管「次は全員収容する」 国連人権理事会が日本政府に情報提供を要請(村上力、日刊ベリタ、2009.2.28)
 強制退去を命ぜられているカルデロン一家は、27日に東京入管に出頭した。幸いにも家族の収容は無かった。この日司法記者クラブで会見を行った一家と弁護士からは、国際社会の明確な関与があるが、それを無視するような動きを日本政府が見せていることが明らかにされた。(続きを読む)
(引用ここまで)

日刊ベリタ、無料記事もあるんですね。
緊急支援を求める内容の記事などが、その対象なんでしょうか。

関連する下記の記事も、ご一読を。〈佐藤優現象〉とも関連する話です。

(引用開始)“市民の顔した右翼の時代” の到来か、市民団体化する右派勢力(村上力、日刊ベリタ、2009.2.23)

  よく晴れた土曜の正午、まだ若干肌寒い渋谷を歩く。町を歩いていると、インターネットではびこる心無い言説、息の詰まるような感覚を忘れることができる。現在ネット媒体であるベリタも、スイッチを切れば終わってしまう儚いものだった。ところでふと目を上げてみると、宮下公園付近に警察車両が赤灯を回して停車しているではないか。物々しい雰囲気だ。どうやら市民団体のデモが行われるらしい。ところが、そこに集まった市民の主張は“竹島の韓国からの奪還” と、“竹島を韓国領だと主張する『不逞朝鮮人』を日本から叩き出す”というものであった。市民の面した、右翼の時代。それが到来したようである。(村上力)(続きを読む)
(引用ここまで)

ネットのいろいろなところで語られているように右翼とネトウヨは異なるものであると考えるなら、ネトウヨが市民活動的な手法を採用している、とでも分析するべきかも知れませんね。

ちなみに、記事中に出てくる人たちについては、
そんなことをする暇があれば働けばいいのに、と思ってしまう。(▼CLick for Anti War 最新メモ、2009.2.17)
がいろいろまとめてくれています。

♫『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』♫と、「信仰に基づく政策」「エビデンス(科学的根拠)に基づかない対策」(2008.1.13)

も、おまけにどうぞ。

それにしても、「現実の上に立つ節度ある極右」なんてありえないものだったんでしょうね、やっぱり、きっぱり。今にして思うと。


最後は、少し勇気づけられるニュースです。

(引用開始) フィリピン人一家の在留を 特別許可求め全会一致意見書 埼玉・蕨市議会(しんぶん赤旗、2009.3.4)

 国から強制退去を命じられているフィリピン人で埼玉県蕨市在住の中学生、カルデロンのり子さん(13)と両親が一家そろっての在留を求めている問題で、蕨市議会は三日、一家そろっての在留特別許可を求める意見書を全会一致で可決しました。
 のり子さん一家に対して東京入国管理局は二月十三日、三人そろっての在留特別許可は認めず、のり子さん一人だけならば認めることができるとの意向を伝達。一家そろって帰国するか、のり子さん一人を日本に残して両親だけ帰国するかを選ぶよう求めています。
 意見書は議長を含む市議十八人全員が連名で提出。のり子さんは日本で生まれ、日本の学校教育を受けてきており、母国の言葉が話せないため、「(フィリピンに)帰国すれば、教育面や、人間として成長途上にある十三歳の子どもの正常な発達の面からも、著しい困難と障害を伴う」と指摘。一家そろっての在留特別許可を求める署名が二月十三日現在で一万八千四百五人分集まっているとのべ、「現在蕨市内で学ぶのり子さんの成長と学習を保障する見地からも、カルデロンのり子さんと両親に在留特別許可を認めるよう求める」としています。
(引用ここまで)
国連人権理事会特別報告官の動きもあることですし、森英介法務大臣の英断を期待しつつ、当ブログの関連記事にリンクしておきます。
【関連記事】
人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(2009.1.15)
人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(2)助けて、ドラえもん!じゃなくって、コメントに答えつつ、負けない夢を心に誓う!(2009.1.19)
人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(3)助けて!諸葛亮!!じゃなくて法務大臣!!!法務官僚の判断を人道配慮で覆して!!!(2009.2.28)

【「人間使い捨て」への分水嶺2003年】労働者派遣法改定と「不法滞在者半減計画」(2009.2.26)


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日の丸掲げる『週刊金曜日』、左派・右派・陰謀論者の「国民戦線」結成へ!?

2008.10.28.08:00ころ
(2008.10.31.08:15ころ、第3章 外国籍者、在外邦人と戦争/1.「国民保護法」の憂鬱(『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』)へのリンクを追加。)
(2008.11.1.09:30ころ、情報操作ニヒッカケラレズ、加担セズ、ソンナ自分ニ私ハナリタイ。野望或ハ無謀へのリンクを追加。)
(2008.11.9.19:10ころ、アパグループ「元谷外志雄」の陰謀論をあの「佐藤優」が大絶賛(kojitakenの日記)ときまぐれな日々 田茂神俊雄、渡部昇一、元谷外志雄、佐藤優らに呆れる日々(きまぐれな日々)へのリンクを追加)


仰天しました――『金曜日』と「日の丸」(私にも話させて、2008.10.11)
週刊金曜日 日の丸掲げて決起集会かよ(笑)(アンチナショナリズム宣言、2008.10.13)

で、こうした批判に対して、『週刊金曜日』編集長が、先週末発売号で述べた言い訳が、これ。

 本誌十五周年記念集会のポスターに「日章旗を使うのはおかしい」と疑問の声がある。国家権力は天皇制を背景に主権を市民から奪った。戦後は米国が天皇を利用しつつ支配者となった。新自由主義が崩壊しつつある今、市民が主権を奪回する時だ。皮肉を込め「日の丸」を奪った。奴隷状態脱却の意である。(北村肇)

詭弁と言うか何と言うか。この弁明のアホらしさについてはアンチナショナリズム宣言さんも厳しく批判してくれています。

それにしても、「国家権力は天皇制を背景に主権を市民から奪った。」って、いったいどこの国の話なんでしょうねえ……。大日本帝国時代、主権は天皇にあったはずですし、それ以前も、市民に主権があった時代なんてなかったはずです、この日本では。そして、今、米国政府の影響に大きく意思決定が左右されているとはいえ、主権は間違いなく「日本国民」にあります。
しかし、北村氏はそんなふうには現実を見ていないようです。虚構の日本史、ここにも炸裂!!

この類いの妄想歴史観は、極右の専売特許かと思っていましたが、さすが、9.11陰謀論(自作自演説)に取り込まれてはまり込んでいく人たちだけのことはあるなあと、妙に納得です。
いや、佐藤優効果なのかも知れませんね。「国民戦線」という排外ナショナリズムの下に左派・右派が結束し、イスラエル的な国家を目指す方向へ、『週刊金曜日』編集部が舵を切ったと考えると、これまた深く納得できます。

いずれにせよ、「日の丸」というと、私には侵略国家、植民地主義を信奉する暴力至上主義の国家の象徴に思えますし、日の丸の赤色は侵略の犠牲となった人びとの血の色だ、なんていうふうにも思えます。それが「主権」の象徴だなんて……。
私と同様のイメージを「日の丸」に対して持つ人は、『週刊金曜日』編集部が連携・連帯したい相手ではない、ということなんでしょう。また、「日の丸」の国、日本の国民でない人たちについても同様で、それどころか、「市民」性を獲得していく主体だとも考えられていないようです。

【関連記事】
外国籍住民の地方参政権をめぐり、浮かび上がる対立軸(2008.1.27)
第3章 外国籍者、在外邦人と戦争/1.「国民保護法」の憂鬱(『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』)

こういう人たちを排除していくって、今の格差社会の種を蒔き、育てた、かつて来た道じゃないかと、私には思えます。

それゆえ、

『週刊金曜日』激しくオワッタ!

と笑い飛ばしたいところですが、ゲゲゲ、定期購読、まだ2年分残ってるよ……イタタタ……orz。

【参考ブログ&記事】
『金曜日』は創刊15周年でお終い(分解 『911 ボーイングを捜せ』、2008.9.13)
情報操作ニヒッカケラレズ、加担セズ、ソンナ自分ニ私ハナリタイ。野望或ハ無謀(2007.12.20)
アパグループ「元谷外志雄」の陰謀論をあの「佐藤優」が大絶賛(kojitakenの日記、2008.11.6) ★きまぐれな日々 田茂神俊雄、渡部昇一、元谷外志雄、佐藤優らに呆れる日々(きまぐれな日々、2008.11.7)

ただ、「日の丸」が清々しいイメージを持って私の目に、あるいは心に、映るときがないでもありません。
そんな瞬間を味わわせてくれたのが、NHKドラマ『新選組!!土方歳三最期の一日』でありました。

戊辰戦争で、道義にもとる官軍(旗印は錦の御旗、菊章旗)に抵抗して箱館五稜郭を中心に独立国家を建国した旧幕府群が掲げた旗印、それが「日の丸」でした。

彼らが「日の丸」を暴虐非道な明治政府から取り戻すために戦う、というのなら、不肖、うさちゃん騎士団会員ナンバー1番の私も、その戦列に馳せ参じること、やぶさかではありません。でも、そんなこと、今さらありえるはずのない話でしょう。(まさか『週刊金曜日』編集部は、まさか徳川幕府の再興を狙っているとか!?)

そして、今、なすべきことは、そんなことでないのはもちろんですし、排外的な「国民戦線」をつくってイスラエル的な軍事中心国家を目指すことでもありません。

ところで、『新選組!!』のラスト近く、戊辰戦争、箱館五稜郭の戦いで、土方歳三が戦死した後、佐藤B作さん演ずる永井尚志が官軍に投降する際、悔しさを激しくにじませつつ、そして自分自身に言い聞かせるように、こんな主旨の台詞を語ります。
「新選組に賊軍のレッテルを貼ってしまうようなやつらが作っていく世の中を、オレたちが見届けてやろうぞ!」

泣けるドラマでありました(;<>;)。トシちゃん、カンゲキ!

【関連記事】「自己植民地化」というキーワード(2008.2.29)
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MMRの悲劇!/「19世紀にカエル軍団」に社会民主主義で立ち向かワン!

2008.9.10.20:00ころ

前回の記事で当初採用していたテンプレート。
サイドの文字が白色になる点は、変更できないそうです。
あっちの方が、引用文とかのメリハリがきいてて読みやすかったと思うのですが、残念。
そんなわけで、現在適用中のテンプレート・デザインで当面、行きます。

と思ったら、MMRの3人組他が、横幅と改行位置の関係で、変な姿に!!

ま、いっか。かんぱ~い ( ̄ー ̄)/C□

         ナ ッ、   ナ ッ、  ナンダッテェ〜〜〜〜〜!!!  
                                             
            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー         / ゝ
 .! \     `‐、.    `ー;--'´             //イ;;:::::    //〃 \   __, ‐'  / / \
  ヽ \     \   /               /  /i:::::.   //      ̄ i::::: / /

(彼らの本来の姿は、コピー&貼付け(ペースト)して、エディタやワープロソフトでご覧いただけますm(_ _)m)

MMRとは?(Wikipedia)
MMR「ワーキングポアを追え!!」(2007.1.4)

MMR「ワーキングポアが暗示する衝撃の未来絵図」(2007.2.6)
MMR「自公独裁メタボ説を追え!!」(2007.2.28)
UFOを捕まえろ!&「国際人権法と日本の外国人法制度/9.11以降の世界と日本」+MMR!(2007.10.10)
【閑話休題】MMR、Google八分を追え!!(2007.12.2)
MMR「大阪府救世主伝説を追え!!」(2008.1.29)

 

かんぱ~い ( ̄ー ̄)/C□



国民新党が今後、極右の平沼一派(元・改革クラブ)を接着剤にして、自民党サイドにくっついていくような悪寒を感じさせる、何とも嫌なニュースです。

自民総裁選「責任回避のお祭り」=平沼、鈴木宗氏との連携に意欲−国民新・綿貫氏(時事ドットコム、2008.9.9)

 国民新党の綿貫民輔代表は9日、静岡市で開かれた内外情勢調査会で講演した。自民党総裁選について「首相2人が1年で(政権を)放り出した責任を、総裁選というお祭りで回避しようとしている」と指摘。立候補者が5人となったことには「魂を込めてやっているのではなく、売名行為のような人が多い」と批判した。
 綿貫氏はまた、無所属の平沼赳夫元経済産業相、新党大地の鈴木宗男代表らとの関係に関しては「どういう形で結んでいくかはこれからだが、せいぜいこれ(関係)を生かしながら、きちっとした政治姿勢を取っていきたい」と語り、連携していくことに強い意欲を示した。
 衆院解散の時期については、新首相の所信表明の日程として「10月1〜3日」が想定されていることを念頭に、「2日の質問後に解散となるか、もしずれれば3日の質問が終わるころに解散になるようだ」と指摘し、「衆院選は『10月28日公示−11月9日投票』で大体仕組まれているようだ」と語った。(了)(2008/09/09-20:43)

自民・公明連立政権が倒れたところで、その後に来るのが、選民思想にかぶれた排外的な極右になびく政権だった、なんてことは、なんとしても阻止せねばなりません。

【参考サイト】アインシュタインの予言(たんぽぽのなみだ、「疑似科学(にせ科学)の部屋」)

「19世紀的な国民国家」への先祖返りの動きも、ブッシュ政権が進めた「19世紀的な帝国主義時代」への先祖返りと同様、けっして許してはならないことだと思います。

19kaeru
「19世紀にカエル軍団」の進軍は、止めねばなりません。
Kaerugundan_2

その意味で、
中野敏男氏からの寄稿(私にも話させて、2008.9.4)
が紹介している山口二郎氏の発言なんか、激しく憂慮するに値します。

多文化・多民族・多国籍な社会の現状を踏まえて、新たな構想こそが求められている、それが今の日本社会なのに、そこを見ることなく、語っている。そんなていたらくだからこそ、山口氏言うところの「対抗政治のエネルギー」なんてものはなかなか生まれてこないのだし、たとえ生まれてきてもいびつで危険きわまりないものに堕しかねない。私はそこを恐れます。

(なお、中野敏男氏からの寄稿で紹介されている中野敏男氏の記事中「日本の「ろうそくデモ」報道から見えること——危機に瀕する日本のリベラルジャーナリズム」(『プレシアン』2008年9月8日掲載) は、「社会の木鐸」育成計画とも関係します。ぜひお読みください。)

今こそ、国民新党の良識ある方々には、ここらでドンッと踏ん張っていただかねばなりません。

で、ちょっとご紹介です。

『憲法は誰のもの』(福島みずほ・著)に、全ギリシア社会主義運動PASOK党首ゲオルギオス.A.パパンドレウ氏の社会主義インターナショナル議長就任のスピーチ(2006年1月30日、社会主義インターナショナルアテネ理事会)が一部抜粋されていました。

どのような理念が対立しているのか、私たちはどのような社会をつくりたいと考えているのかを、とてもわかりやすく力強く伝える演説」

だという福島氏の紹介文、まさにそのとおりだと思います。

ただ、これは保守主義者、社会民主主義者との対比で語られている演説なのですが、それぞれの国や地域の社会状況に合わせて、他への置き換えは十分に可能だと思います。
私見ですが、たとえば日本の場合、「保守主義者」の中にもここで語られる「社会民主主義者」と同様の立ち位置にいる人が、少なくないんじゃありますまいか。
だからこそ、国会などにおいて、社民党と民主党・国民新党などとの連携がちらほら見え始めているのではないか。そう思うのです。

いずれにせよ、述べられている理念に激しく共感したので、意味がさらにくみとりやすくなるよう、ちょっと手をほどこしたうえで、引用してみます。
(文字色を変えたのは、もちろん私です。
 また、下線付き部分をちょっと修正してみました。意味は変わらず、わかりやすくなっているはずです。原文は、その後に【 】書きで添えておきます。)

まず最初に、保守主義者は彼らの価値を世界に押し付けようとしています。 私たち社会民主主義者は、私たち自身の価値の周りに人びとを結びつけるよう試みなければなりません。

彼らは恐怖について話します。
私たちはセキュリティについて話します。

彼らはについて話します。
私たちはかけ橋について話します。

彼らは衝突について話します。
私たちは対話について話します。

彼らは自由市場について話します。
私たちは自由な人びとについて話します。

彼らは国家や宗教の善悪について話します。
私たちは政策の善し悪しについて話します。

彼らはテロに対する戦争について話します。
私たちは暴力の恐怖について話します。

彼らはおそれを通じて感情を束縛するために話します。
私たちは誠意を通じて感情を解放するために話します。

彼らは人びとをグローバリゼーションに合わせようと話します。
私たちはグローバリゼーションを人びとに合わせるように話します。

彼らは天上の神について話ます。
私たちは人びとの間にある神について話します。

彼らは「小さな政府」について話します。しかしそれはごくわずかな人間に利益をもたらす大きな政府のことです。【彼らは小さな政府と話します。しかしそれはごくわずかな人間に利益をもたらす大きな政府のことです。】
私たちはそれとは違う政府について話します。多くの人びとを元気づける政府のことを話します。【私たちはちがう政府のことを話します。それは多くの人びとを元気づける政府のことです。】

彼らがテロからの保護について話すとき、彼らはしばしば私たちの自由を取り上げようとします。
私たちがテロからの保護について話すとき、それは民主主義と市民的自由を強めることを意味しています。【私たちがテロからの保護について話すとき、私たちにとっては民主主義と市民的自由を強めることを意味しています。】

彼らがリーダーシップについて話すとき、彼らはそれを権力として理解しています。
私たちがリーダーシップについて話すとき、私たちにとってそれは信頼を意味しています。

(参考記事)
与野党、新たな対立軸!「人の多様性をどうとらえるか/国家と人間の関係をどうとらえるか」(2007.2.9)

どこかで読んだ記事だなあ、と思ったあなたのデジャヴュは当たり!

2007年2月18日の記事の一部再掲でした。

たまには、いいですよね?

 

 

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逝っちゃってる人と、私

2008.8.31.15:00ころ
(2008.8.31.18:00ころ、冒頭に補足リンクを一節、追加しました。)
(2008.8.31.22:00ころ、「水伝騒動」関連の発言リンクに「玄倉川の岸辺」さんのところのを追加し、解説を修正しました(汗))

前々回の記事でも触れた、「9.11陰謀論(自作自演説)」に批判的な人を「解放同盟」だと決めつけてひたすら攻撃しつづけている例の「逝っちゃってる人」、相変わらず突っ走ってますねえ。ついに「在日朝鮮人」にも悪罵をぶつけはじめたようです。

陰謀論と陰謀仮説の違い、それに「逝きし人の面影」(kojitakenの日記、2008.8.31)

以前、逝っちゃってる人が、維新政党・新風の方面の人ではないかと想像したことを、今さらながら思い出してしまいました。少なくとも、あの極右の人たちと似た発想をしているのはたしかなようです。

ところで、上記記事で引用されている、リチャード・コシミズの独立党に参加してる人のブログ(←ややこしいけど重要な情報だと思うのでご容赦ください)での逝っちゃってる人のコメントに、こんなものがあります。

仲@のブロ具名は、解同のスローガンそのもの。(「逝きし世の面影」のコメント)

「仲@のブロ具」とは、当ブログのことでして、同様の発言は実は別の記事中に以前にも書かれてあって、それを「きまぐれな日々」さん経由で初めて見たときには、唖然としつつ苦笑しつつ、

表ブログでもまた「水伝騒動」について書いた(kojitakenの日記、2008.4.19)

にコメントしました。そのときのコメントに特に付け加えることはありません。ただ、ブログのコメント欄まで目を通す人が少ないのは常々実感していますので、以下に引用しておきます。

わわわ、多文化・多民族・多国籍社会で「人として」が、解放同盟のスローガンだなんて、布引氏、言いはじめてるんですね。頭ひねって考えだしたこのタイトルが解同に使われているとしたら、コピー使用料をもらいに行かないと(笑)。

ブログを始めた当時、「多文化」「多民族」を掲げるキャッチフレーズはいくつもあったと思うんですが、たしか「多国籍社会」とか言ってるところはたぶんなかったはず。
http://ukiuki.way-nifty.com/hr/2006/11/post_0cf7.html
の記事を見ると、2006年末時点でもほとんどなかったみたいです。(たぶん今も)

ついでに言うと「人として」は、アニメの『こち亀』でよく耳にした台詞を拝借しただけだったりします(笑)。

また、リチャード・コシミズの独立党に参加してる人のブログ(←ややこしいけど重要な情報だと思うので再度記すこと、ご容赦ください)での逝っちゃってる人のコメントに、こんなものも。

無茶苦茶な理論でも、連中は一度言い出したら、絶対に後には引きません。
どれ程無茶な理屈でも、勝つまで繰り返します。方向転換が出来ないんですよ。
極端に連中は負ける事を恐れています。
(「逝きし世の面影」のコメント)

鏡に向かって悪態ついてるのかと思いました。ブーメラン、本人に直撃(爆)。

【関連記事】
「陰謀論」と平和運動、レイシズム(2007.9.27)
【お願い】地震火災によるビル倒壊を「テロ攻撃」と早合点しないでネ!!(2007.12.12)
情報操作ニヒッカケラレズ、加担セズ、ソンナ自分ニ私ハナリタイ。野望或ハ無謀(2007.12.20)
【京都市長選】「希望」は死なない!(2008.2.18。ここで書いてる、「
先週くらいから、わけわからん「妄想」攻撃を当ブログへぶつけてきてる某ブログ」というのが、逝っちゃってる人のブログです。)
極右と極左と妄想と。そして有村治子参院議員(2008.4.10)
「社会の木鐸」育成計画/解放同盟と人権擁護法案?(2008.8.23)

ちなみに、いわゆる水伝騒動に私が参戦(?)したのは、今年の6月、7月に5月末から7月にかけて、ちょっとだけ、です。しかも、バトルのようなものを展開したのは、先月の「ごん氏」相手だけで、あとは概観や分析じみたものを述べただけ、のはず。

【このあたり】
極左対解同?(たんぽぽのなみだ〜運営日誌、2008.4.12)
幻の謝罪要求(3)  あるいはネアンデルタール人の子孫(玄倉川の岸辺、2008.5.25)
ユー・ドント・ノー・ホワット・やさしさ・イズ(BLOG BLUES、2008.6.11)
見苦しい(非国民通信、2008.7.10)
居酒屋談義その後(たんぽぽのなみだ〜運営日誌、2008.7.12)
絶望の果てから生まれる希望への言葉(2008.7.27)

BLOG BLUESさんところでは他にもコメントを6月以降に書いたのですが、見つけられません(;<>;)。

逝っちゃってる人の言うとおり水伝騒動が解放同盟の攻撃によって引き起こされたものでありしかも私が解放同盟の活動家であるのなら(←経緯を見てきた人なら一笑にふすデマですが)、私は水伝騒動が始まって半年近くもぼーっと眺めていた怠け者の活動家、ということになるんでしょう。

下記2つの請願署名へのご協力、どうかよろしくお願いします。
集約期限は本日まで!!
一筆でもオッケーです。なにとぞ、なにとぞ、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(国際結婚を考える会、IST請願の会)
重国籍の容認を求める請願署名、電子署名(IST請願の会)

【関連記事】
外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(2007.9.4)
人の尊厳と、連帯と!【請願署名ご協力のお願い】(2008.2.6)

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朝日新聞と「外国人犯罪」報道。オバマとブッシュと茶化しと差別

2008.8.17.21:00ころ
(2008.8.31.23:40ころ、「不法滞在 どう対応」についての解説記事へのリンクを入れました。)

朝日新聞の日曜版で連載されているらしき「国を開く 選択のとき」。今週は「不法滞在 どう対応」というタイトルでした。

【関連記事】「外国人住民台帳制度」創設よりも「住民基本台帳法」の外国籍住民への適用実現を!簡単だし目的達成にはこれで十分!!(2008.1.24)

思いっきりムカついたのが、「社会は 治安悪化に不安、減る容認派」と題したパートです。

朝日新聞社をはじめとする大手メディアが、警察庁などを代表とする自民・公明連立政権の悪質なプロパガンダをそのまま垂れ流してきた結果、「社会が不安を覚える状況」がつくりあげられてきたこと、そのような事実などなかったかのようにこのような特集記事をいけしゃあしゃあと掲載してしまう朝日新聞に呪いあれ! ……いやいや、人を呪わば穴ふたつ、などと言いますので、呪いはやめて、ともかく、厳しく非難したいと思います。そして、自社のかつての過ちをただすための特集連載を組むことを、提案するにとどめておきます。

ちなみに、朝日新聞の過去の問題記事については、下記サイトをご覧ください。

朝日新聞社の2004年4月22日 見出し「にっぽんの安全 外国人犯罪に不安増幅・受刑施設も多国籍化の波」の特集記事掲載への抗議と批判(中島真一郎、コムスタカー外国人と共に生きる会、2004.6.17)

この問題に関して、今春の休眠直前にアップした

「外国人嫌悪者の天国、日本。何を言っても許されます」に抗してあれこれ。そして春眠へ!。(2008.4.14)

で紹介した警察庁のデータの確定値が出ています。それに合わせて、上記記事中の数字を修正しました。
また、恒例の表化、グラフ化をしたものを下記に掲載します。

なお、2007年の「外国人犯罪」に関する警察庁のデータについては、

「治安悪化」のスケープゴートとされる外国人――犯罪統計から見る「来日外国人」「不法滞在者」による犯罪の実像 (中島真一郎、コムスタカー外国人と共に生きる会、2008.4.11)

が詳しく分析しています。どんなに姑息な分析手法がとられているかなど、ぜひぜひ、そちらもあわせてお読みください。
(グラフの後にも記事は続きますので、最後までおつきあいください。)
(2008.9.5.18:00ころ、長文を少しでも読みやすくと思いテンプレートを変更したら、不安的中、表とグラフとの右側が切れてしまいました。何か方法を検討しますので、今しばらくお待ちください。ひとまずの対策ですが、表は、その部分をコピーしてワードやテキストエディットなどに貼付け(ペースト)すると、表形式のまま見ることができるようです。グラフは、やはりワードやテキストエディットなどに、選択した状態でひきずっていく(ドラッグ&ドロップする)と、全面を見ることができます。)

表1
199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007
A 297725 307965 293252 295584 313573 324263 315355 309649 325292 347558 379602 389027 386955 384250 365577
B 7276 6989 6527 6026 5435 5382 5963 6329 7168 7690 8725 8898 8505 8148 7528
C 1015 1215 1315 1632 1317 1302 1529 1603 1379 1403 1520 1393 1304 1075 754

※A、B、C各行の数字は人数
A:日本全体の刑法犯検挙人員(「来日外国人」を含む) B:「来日外国人」刑法犯検挙人員(「不法滞在者」を含む) C:「不法滞在者」刑法犯検挙人員

図1

200701


表2
199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007
A 5190 5526 5309 5459 6633 6949 7217 7488 7490 7726 8362 7519 7047 6459 5923
B 246 230 201 212 213 251 347 318 403 353 477 421 396 297 259
C 130 133 106 142 131 137 186 159 180 141 175 160 142 95 62

※A、B、C各行の数字は人数
A:日本全体の凶悪犯検挙人員(「来日外国人」を含む)
B:「来日外国人」凶悪犯検挙人員(「不法滞在者」を含む)
C:「不法滞在者」凶悪犯検挙人員

図2

200702


【用語解説】

  • 刑法犯:
  • 特に断りのない限り、交通事故に係る業務上(重)過失致死傷及び危険運転致死傷を除いた「刑法」に規程する罪、並びに「盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律」「暴力行為等処罰ニ関スル法律」「決闘罪ニ関スル件」「爆発物取締罰則」「航空機の強取等の処罰に関する法律」「火炎びんの使用等の処罰に関する法律」「航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律」「人質による強要行為等の処罰に関する法律」「流通食品への毒物の混入などの防止等に関する特別措置法」「サリン等による人身被害の防止に関する法律」「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」「公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律」に規定する罪をいうそうです(『警察白書』平成15年版)
  • 検挙人員:
  • 警察などで検挙した事件の被疑者(容疑者)の数(『犯罪白書』平成14年版)。つまり、真犯人ではない場合もあり、同時に、真犯人が検挙されずに逃げおおせている場合もある。そのため、真犯人の国籍が日本国籍であろうと外国籍であろうと、捜査のやり方いかんでは犯罪の実態からかけ離れた数字が出る危険性が大きいが、大体の傾向くらいは読める……のでしょう。たぶん
  • 来日外国人:
  • 日本に在留する外国人のうち『駐留米軍関係者』と『定着居住者』(「特別永住者」「永住者」「永住者の配偶者等」の在留資格保有者)と『在留資格不明者』を除いた者(警察庁の定義)。つまり、「来日外国人」は、「出入国管理及び難民認定法」で規定される27種類の在留資格のうち「永住者」「永住者の配偶者等」を除く25種類の在留資格を持つ外国籍者(「日本人配偶者等」「定住者」「短期滞在者」「研修」「留学」)と「不法滞在者」(「不法入国者」「不法上陸者」「不法残留者」などを含む)で構成されている(『M−ネット』2003年10月号:「来日外国人」及び「不法滞在者」の犯罪データ(刑法犯検挙人員)からみえる外国人犯罪の実像)
  • 凶悪犯:
  • 殺人、強盗、放火、強姦。

【図1、2、表1、2とも『犯罪白書』『警察白書』『来日外国人問題の現状と対策(平成11年中)』『統計から見る来日外国人犯罪の特徴(平成12年以降ウェブ版)』等より作成】

(おまけ)
「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他(2006.07.07)
『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白(2006.07.16)
『治安はほんとうに悪化しているのか』書評on読売新聞!!(2006.7.25)
在留許可求め、東京入管前でデモ/「治安悪化説に異論」(東京新聞インタビュー)(2006.09.24)
「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.15)
共謀罪審議に松島みどり議員が登場(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.22)
虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
「外国人犯罪」不安にどう立ち向かうか/「来日外国人」数の試算(2007.1.3)
「リピーター=凶悪犯」か?/人と人との連帯の可能性と素晴らしさと(2007.1.12)
法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)
「外国人嫌悪者の天国、日本。何を言っても許されます」に抗してあれこれ。そして春眠へ!。(2008.4.14)

「治安悪化」のスケープゴートとされる外国人――犯罪統計から見る「来日外国人」「不法滞在者」による犯罪の実像 (中島真一郎、コムスタカー外国人と共に生きる会、2008.4.11)

インターネット新聞『JANJAN』
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(2004/04/15)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第2回)(2004/04/16)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第3回)(2004/04/17)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第4回)(2004/04/18)

「外国人嫌悪者の天国、日本。何を言っても許されます」に抗してあれこれ。そして春眠へ!。(2008.4.14)
でちょっとだけ紹介した、土本武司白鴎大学法科大学院長が『WEDGE』4月号の巻頭に書いた記事、
【羅針盤】外国人の「犯罪天国」日本 「やり得」「逃げ得」許さぬ法対策を

突っ込みどころ満載の悪夢のような記事なので、厳しく批判する記事をアップしたいところですが、自民党国家戦略本部の報告書の分析で、かなり疲れきってしまいました。
それに、土本の【羅針盤】 から引用したものをここにアップしてしまうと、読者の皆さまのお目汚しになるおそれが大きいなあ、なんて思うことを追加理由として、土本批判は次の機会にとっておきたいと思います。

遊鬱さん、そして土本批判に期待してくださっていた皆さま、なにとぞご了解くださいませm(_ _)m。

ところで、こんな騒動があったそうです。

Ape(おなしザル)連続体としての、われわれと、その意識(「イー・モバイルCM」問題)(タカマサのきまぐれ時評2、2008.8.13)

今回の一件、リンク先のCNNの特集で述べられているように「日本国内で暮らすアフリカ系住民」からも批判の声が上がりました。
これは日本社会がすでに激しく「多文化・多民族・多国籍化」していることの現れなのですが、「イー・モバイル」広報部と同様に、その現実に対する認識が欠けていた日本人は少なくないだろうと思います。

それにしても、猿にたとえるなら、あの現役大統領だろ、なんて思っちゃう私ですから、まさかオバマ候補をネタにこんなCMがつくられてしまうなんて、思いもしませんでした。

無法と悪業を積み重ねてきた現役大統領をチンパンジーにたとえて茶化すのと、そのような積み重ねのない大統領候補をこういう具合にネタにしてしまうこととの間には、すごく大きな河が横たわっている気がします。

もし次回作があるのなら、次期首相候補と呼ばれてる人物を皮肉ってほしいなあ、なんて思います。他国の政治家ではなく、この日本国の、与党の。
パロディはやはり、自らが直接対峙せざるをえない権力者に向かわなくてはねえ……。

今春くらいから、Googleアラートの質と量が、目に見えて落ちています。
私の選んだ「検索用語」に限ったことなのかなあ……。

 

下記2つの請願署名へのご協力、お願いします。集約期限は今月末です。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(国際結婚を考える会、IST請願の会)
重国籍の容認を求める請願署名、電子署名(IST請願の会)

【関連記事】
外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(2007.9.4)
人の尊厳と、連帯と!【請願署名ご協力のお願い】(2008.2.6)

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R_bana_2←昨夜の送り火、きれいでした。過ぎゆく夏に、しんみり。

自民PT「日本型移民国家」を超えてゆけ、真夏の夜の夢!

2008.8.14.22:00ころ

さあ、前回の記事(追記があります。未読の方は、どうぞご覧ください)で予告したとおり、今回は、自民党国家戦略本部の「日本型移民国家への道プロジェクト・チーム(PT)」の報告書に見る自民党の「トンデモっぷり」をご堪能いただこうと思います。

採り上げるのは、冒頭の「I 政策の理念」です。
まずは、「1.移民立国で日本の活性化を図る」から。

ここでは、世界のどの国も体験したことのない高齢化社会に日本が突入したこと、同時に、未体験の人口減少時代に入ったことを挙げて、

○50年後の日本の人口は3分の2に落ち込み、9000万人を下回るという政府推計がある。
そのとおりだとすると、国の様相は一変しているはずである。過疎が進む日本の原風景はどのような姿をさらしているのだろうか。社会の活力は枯渇していないだろうか。

と、危機感を表明します。

たしかに、少子高齢化がこのまま進展してしかも何の対策もとられないとしたら、やがて、今の若者や中年たちが高齢者となったとき、その時代の若者たちの負担を減らすために自らの命を絶つというあの「姥捨て山」の伝統が、日本の風景が変わりゆく中で甦っているかも知れないなあ、なんて思います。私も他人事ではないので、何か自衛策をとらねばならんのかも(;<>;)。

そして、今後現れていくであろう「世代間の人口比率」を考えるなら、人口減少に合わせて「小さな日本か、大きな日本か」どちらかを選択するのとは別次元での政策が、絶対に必要になってくる、その政策の1つとして「移民受入」もありかも知れない、そんな思いにも駆られます。

しかし、続く次のようなフレーズを読んで、あなたはどう思われるでしょうか?

○一国の人口推移は、人の出生、死亡、国際人口移動の3つの要因によって決まる。
人口減少問題への取り組みとして、政府は出生率を高めるため保育サービスの充実などに全力を挙げている。

いったいどこの政府の話だろうと、キョロ(。。ヘ) (・・ ?) ( ゜゜)ゝキョロ。
「まさか全力挙げてこのありさま?? そんなだったら、政府なんてイラネ!」

などと毒づいていると、こんな切り返しがやってきます。

しかし、人口問題の専門家によると、少子化対策の効果が現れるとしても、それは遠い将来の話ということである。
したがって、日本の人口危機を救う効果的な治療法は、海外からの移民の受け入れ以外にないのである。日本の生きる道は、世界に通用する国際国家として自らを世界に開き、移民の受け入れにより日本の活性化を図る「移民立国」への転換である。

まあ、自分たちの失敗を対外的に認めるというのは、独裁国家の首脳などにとっては、なかなか難しいことだと思います。金正日主席総書記は、拉致、認めましたけど。自民党のこのPTには、少子化対策の失敗を認める勇気はなかったのだと、私は解釈しておきます。

ともあれ、「移民受け入れ」を目指す理由が、ここまでで語られました。
では、そのために何が必要か。その要点が語られます。

○新しい国づくりのためには、適正な移民受け入れを進める「移民政策」を打ち出す必要がある。
国民のコンセンサスも不可欠だ。何より求められるのは、移民開国への国民の決意と覚悟がいることである。外国人を移民として迎える以上、彼らが安心して働くことができる職場を用意しなければならない。移民ニーズに対応した社会経済制度の改革が必要である。

たしかに、「移民受け入れ」を進めるとすれば、そのとおりでしょう。異議なし、です。 ところが、

○日本が移民開国を目指すのであれば、日本民族と他の民族がお互いの立場を尊重し合って生きる社会、すなわち「多民族共生社会」を作るという日本人の覚悟が求められる。
日本人に求められるのは、自らの民族的アイデンティティを確認し、かつ異なる民族すべてを対等の存在と認める心構えを持つことである。外国人にとって魅力ある社会は、日本人にとっても夢と希望のある社会であらねばならない。そうした新しいグローバル社会を創造しなければならないのである。

「日本民族」ってPTさん、アイヌや琉球、朝鮮系の人たちなんかは無きものにするってわけですかあ。しかも、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が採択された、そのわずか2週間後の日付の「報告書」だというのに!

これについては、
『幻想としての人種/民族/国民』(ましこ・ひでのり、三元社)
をどうぞ。

【参考ブログ】新刊『幻想としての人種/民族/国民』(ましこ・ひでのり,三元社) 2【追記あり】(タカマサのきまぐれ時評2)

【関連記事】

虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)

多みんぞくニホン、ナチス、自由民権運動(2007.3.3)

まあ、ツッコミを入れたくなる悪い話ばかりではありません。続いた下記の部分は、おもしろい発想かなあ、と思います。

○日本型移民政策を提唱する。
ここで「日本型」と言うのは、人材を「育てる」姿勢を基本にする、日本独自の「育成型移民政策」であることを強調するためである。
意欲のある外国人材を、各産業分野を支える技能者・職人などに育成し、日本社会を共に支え、地域社会に根を下ろしてもらうようにするものである。
移民に対する手厚い教育を施し、日本人と良好な関係を築く「多文化共生社会」の創造こそが、日本型移民政策の核心である。国民が懸念する治安の悪化を招くことのない外国人受け入れ制度とするためにも、「育成型移民政策」をキーワードに、日本語・日本文化を基本においた社会統合・多文化共生政策の実施が重要となる。

「国民が懸念する治安の悪化」なんてことを心配せねばならなくなったのは、他ならぬ自民党の政策によるところが大きいこと、火を見るより明らかなんですけど。

【関連記事】【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)

それに、「日本語・日本文化を基本においた社会統合・多文化共生政策」というのも、日本語の難しさ(漢字の読みの複雑さ)を考えるなら、2世代、3世代をかけて初めて成果が上がるものではないでしょうか。
まずは、行政サービスの多言語化や、小中学校でも多言語の教育、多言語による教育などを実施していくべきだと思います。「家族統合の権利保障」を謳うのなら、是非とも。
上で引用したように、「日本が移民開国を目指すのであれば、日本民族と他の民族がお互いの立場を尊重し合って生きる社会、すなわち「多民族共生社会」を作るという日本人の覚悟が求められる。/日本人に求められるのは、自らの民族的アイデンティティを確認し、かつ異なる民族すべてを対等の存在と認める心構えを持つことである。」なんてのたまうのなら、なおのこと。

ありゃりゃ、ツッコミ入れてしまった(-_-;)。
気を取り直して、読み進めましょう。
PTの美しき言葉は、まだまだ続きます。

○日本の文化と伝統を世界に開放し、日本列島に住む様々な人間が切磋琢磨することで新しい価値を創造する「多文化社会」の構築も課題となる。 そして、高い志を持つ世界の若者がこぞって移住したいと憧れる国、人道支援・国際貢献のための移民受け入れにも力を入れて、世界から評価される国を目指す。

○改革に消極的だとして海外から「日本売り」が言われている今こそ、政治の責任で、人口危機にある日本がどんな国家を目指すのか、明確なビジョンを発信するべきである。 「人口危機に立ち向かうため日本は『移民国家』へ移行する」と政治が決断すれば、国際社会は国の形を「多民族国家」に変える究極の構造改革を評価し、「日本買い」に転じるだろう。

はたして移民受け入れで、それも自民PT案による受け入れで「日本買い」に転じるかどうか。よくわかりません。

それに、そもそも日本は「多民族国家」なんですけど。
上の2つの記事リンク(虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か多みんぞくニホン、ナチス、自由民権運動)他でも書いてきたように。
そうでないのは、あなたたちの脳内だけ、ですぞ。

続いて、「2.日本文明の底力を活かす」の項です。

「日本文明」ねえ……。歴史改ざん主義の人たちがよく使っていた用語です……。はあ……。

○極東に位置する島国であり、社会の均一性が相対的に高いとみなされている日本は、移民の受け入れに適さないという声がある。欧米に比べて移民の受け入れ経験が少ないことは事実である。
しかし、厳しい試練の時を迎えて、日本の未来に危機感を抱く国民が移民国家建設のため立ち上がれば、50年間で1000万人規模の移民受け入れを達成することも決して夢でない。幸い日本には、移民が快適に暮らすことができる制度、精神風土、環境が整っている。

へえ、そうなんですか? で、具体的にどんな話かというと、

第1に、長年にわたり蓄積されてきた産業技術と、卓越する世界企業の存在である。
高い生産効率を実現することで世界経済を先導してきた産業立国としての日本のネームバリューは、気概に満ちた世界の若者を惹き付けるに違いない。
高い教育水準と充実した高等教育施設も、今後、留学生の受け入れを大幅に増やすための教育資源となる。

う〜ん、それはあるかも知れないけれど、日本の労働環境の悪さって、トヨタ方式の輸出とかで、じつはジワジワ知れ渡りはじめてませんか? 排他的な社会風土なんかも。

【関連特集】
こんな国では働けない 外国人労働者「使い捨て」の果て(日経ビジネス オンライン、井上 裕記者、2006.9.8)

さらに続く具体的なお話が、なんとも観念的で、怪しげ、危うげなものであります。

第2に、日本社会には「人の和」や「寛容の心」を重んじる精神的基盤がある。 日本の社会は、宗教を見ても神道・仏教・キリスト教などが仲良く共存している。古来、日本は「和をもって貴しとなす(十七条憲法)」を基本とする国柄であった。多様な価値観や存在を受け入れる「寛容」の遺伝子を脈々と受け継いできた日本人は、世界のどの民族も成功していない「多様な民族との共生社会」を実現する潜在能力を持っている。

多様な価値観や存在を受け入れるって、自民党には縁遠いことだと思ってましたが、そうですか、自民党は日本の伝統からはみ出した存在ってことですね、まさにナチスの後継者だと。

【関連記事】
「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(2006.11.13)
玉川大学問題の本質/人の多様性に合わせた社会デザインを(2007.1.19)
与野党、新たな対立軸!「人の多様性をどうとらえるか/国家と人間の関係をどうとらえるか」(2007.2.9)

えっ、そんな毎度のツッコミでは面白くない!? う〜ん、そうかも。ちょっと別角度からツッコンでみます。

★国家神道が仏教やキリスト教を圧迫した歴史はどこへ行った?
★精神的基盤とか国柄とか、わけわからんものを土台にして、多様な人々が共に暮らす社会を健全なものに仕上げられると思ってんの??
★「「寛容」の遺伝子」って、これ、優生思想の、人種主義の、レイシズムでやっぱり選民思想???
★多様な価値観の尊重とか言いながら、「日の丸・君が代」の強制は何????

何も変わってない?(-_-;)?

で、次に挙げられるのが、これです。

第3に、恵まれた自然環境と豊穣な文化がある。
四季折々の風景、歴史遺産の水田や森林、地方ごとに特色ある日本料理や伝統芸能は、海外からの旅行者にすでに認知されており。今では年間800万人を超す観光客が日本を訪れている。亜熱帯のさんご礁、日本情緒豊かな温泉街、良質の雪に恵まれたスキーリゾートにはリピーターも多い。この「癒しの島」には理想の移住地としての条件が備わっている。

そう言えば、私の相方、物心ついて初めて日本を旅行したとき、「この世に天国があるとすればそれは日本だ!」と心底思ったそうです。その後、日本で暮らしはじめて、あれは幻想だったと幻滅させられたそうです。
「住めば都」の言葉はあれど、旅すると暮らすとでは大違いの日本社会であったというお話です。

第4に、日本社会にすでにいる「移民の背景を持つ人々」の存在がある。 何世代にもわたって多くの苦難を乗り越えて社会的地位を確立してきたオールドカマーに加えて、ニューカマーも来日からすでに20年を経て、200万人を大きく超える外国出身者とその子孫は、市民・永住者・定住者として、日本社会に根を張って生活している。すでに日本で生きるノウハウを身につけた彼らは、新来の移民たちと地域社会をつなぐ貴重な人材である。

自分たちが在日韓国・朝鮮人に向けてきた酷薄な政策を棚に上げて、よくまあそんな厚かましいことを言えたもんです。

【関連記事】

大阪府警が滋賀朝鮮初級学校へ不当な強制捜索(2007.2.4)
熊本朝鮮会館福岡高裁判決(2006.2.6)
朝鮮代表の入国が拒否されているが:「人権侵害」日本政府に非難集中(朝鮮新報)(2006.9.12)
調査資料「在日朝鮮人への人権侵害について」(2006.11.21)
【おすすめ<新刊>入門書】『外国人・民族的マイノリティ人権白書』(外国人人権法連絡会編)(2007.10.10)
「う」はウトロの「う」、植草教授の「う」(2007.10.17)
『週刊ポスト』「在日韓国人・朝鮮人「住民税 極秘半減」の免税密約を撃つ!」( ̄ー ̄)ニヤリ。そして、この秋、小学校教科書に登場したウソ( ̄_ ̄|||) どよ〜ん(2007.12.7)ほか

【関連ブログ&ニュース】
恥を知れ〜在日朝鮮人女性に関する公安情報リークに飛びついたメディアよ、反省せよ!(情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)、2007.10.7)
朝鮮人虐殺の謝罪要求(ロイター、2008.8.9)

 関東大震災から85年となるのを前に、震災時に起きた朝鮮人虐殺事件の真相究明と謝罪、被害者の名誉回復を求める「朝鮮人犠牲者追悼シンポジウム」が9日、東京都内で開かれ、200人以上が集まった。主催は日本人、在日コリアン、韓国人の有志で組織する実行委員会。山田立教大名誉教授らが講演。シンポの結びでは「日本政府は朝鮮人虐殺を深く反省し、調査と謝罪を行うべきだ」との声明を採択した。【共同通信】

とまあ、こんなわけで、ここ何回かにわたって概観してきた自民党国家戦略本部の「日本型移民国家への道プロジェクト・チーム(PT)」の報告書。
肯定的に評価できるところもあるのですが、総体的には、まず土台にある思想に致命的な欠点があると思いますし、実現可能性がどれほどあるのかなあ、との疑問も感じます。

ウェブで公開されていないらしい点も残念です。せっかくの力作なので、広く議論を始めるきっかけにとウェブで公開すれば良いのにと思います。そうすれば、西部某のように見当外れな中傷を繰り出す者もいなくなるでしょうし。それに、当ブログのこれまでの記事では採り上げなかった提案もありますし(留学生30万人計画、100万人構想や、日本文化&日本語センター(Japan CLC)創設計画、二重国籍の付与の検討など在留資格制度の改正、外国人住民基本台帳制度の創設、日本型移民政策推進体制の話、など)

ともあれ、当ブログが入れたツッコミの数々(あれこれ考えを進めながら記事を重ねてきたので、相互に矛盾があるやも知れません)が、移民受入論議、ハイパースペシャルウルトラ少子高齢化社会に備えるための論議、その参考になれば、幸いです。

特に、福祉国家的な未来を構想している野党の皆さま!
自民党を政権から追い落とした後に目指すべき社会を構想する必要性が、日に日に高まっているようです。ぼちぼちでも、情報収集や思索、議論を重ねていってください。
よろしくお願いしますm(_ _)m。

【関連記事】

移民受入と産地偽装、漁業スト、介護の現場と派遣労働。フェアトレード。(2008.07.23)

幻?の「日本の魅力」と看護師・介護福祉士、今ここにある「多文化・多民族・多国籍社会」という現実(2008.08.03)

?「野党はナチス」?「移民か日本の若者か」?(追記アリ)(2008.08.06)

お前が言うか、自民党。蹴倒しますぞ、うさキック!(追記アリ)(2008.08.13)

自民PT「日本型移民国家」を超えてゆけ、真夏の夜の夢!(2008.08.14)

注釈「不法滞在、どう対応」/【逆転の提言】「労働」資格!(2008.08.19)

 

ここで、同PTが期待している「高度人材(大学卒業レベル)」の獲得に関して、ちょっと参考になるかも知れないエピソードを付け加えておきます。

先週、久方ぶりに、オランダ国籍の友人と話をしておりました。で、ご存知のとおり、私の相方はブラジル国籍。近所のパン屋が夏休みに入ってるという話をきっかけに、日本人の労働スタイルについて、こんな話になりました。

「日本だと長い休みがとれないよね。皆、忙しすぎる」
「ブラジルだと1カ月の休みとかあるのに」
「長期の休みがどれだけ仕事の能率を上げるか、体験したことがないからわからないんだろうけど、そろそろ日本人も考え直すべき時じゃない?」
「バブルの頃、日本的経営システムとか、すごく関心を持たれてもてはやされたけど、今はもうそうじゃない」
「今やトヨタ式経営とか、フィリピンで争議が大きくなってるみたいに、輸出したら迷惑がられたりとか」

長期休暇のとれる社会を!(そうでないと、高度人材、他国へ行っちゃうんじゃないの?)
その勢いで、ワークシェアで失業のない社会を!
フェアトレードの思想で、生産者、消費者、流通業者、小売業者、皆が持続可能な幸せを実現できる社会を!

そんな社会を築けたら、いいよなあ、なんて、ぼんやり思った夜でありました。
真夏の夜の夢!!

 

下記2つの請願署名へのご協力、お願いします。集約期限は今月末です。
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重国籍の容認を求める請願署名、電子署名(IST請願の会)

【関連記事】
外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(2007.9.4)
人の尊厳と、連帯と!【請願署名ご協力のお願い】(2008.2.6)

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?「野党はナチス」?「移民か日本の若者か」?(追記アリ)

2008.8.6.06:00ころ
(2008.8.6.12:40ころ、関連記事を追加)
(2008.8.14.15:30ころ、この文字色部分を修正。今回、「報告書」を2つのルートから入手したのですが、見出し表記や本文が一部相違しているのに気づきました。日付、同じなのに〜(;<>;)。重要な部分での違いはないと思いますが、後で入手したもの〜自民党本部を出た日付が後のもの〜に合わせます。誤入力も修正しました。)

「政権交代を訴える野党は皆、ナチス!」ということなんでしょうか。
そう、麻生太郎・自民党幹事長の、「民主党はナチス」発言のことです。

これについては、おなじみ非国民通信さんの「普段から思っていること」(2008.8.4)が、鋭くツッコミを入れてくれていて、私、格別付け加えること、ありません。

で、思い出したのが、当ブログの2006年9月4日の記事自民党は「ナチスの後継者」のパートでした。
ブッシュ米大統領も似たようなこと、言ってたんですねえ。
麻生氏も自民党も、ブッシュ政権と共に没落していってほしいとの思いが募る、夏の夜であります。

【関連ブログ&記事】
麻生太郎・自民党新幹事長はどんな人物か(きまぐれな日々、2008.8.3)
麻生太郎という問題(大津留公彦のブログ2、2008.8.4)
「失言」が許されてしまう人(世界の片隅でニュースを読む、2008.8.5)
麻生太郎の「ナチス発言」が世界を駆けめぐっているが...(kojitakenの日記、2008.8.5)

多みんぞくニホン、ナチス、自由民権運動(2007.3.3)

 

なんと!

フクダ改造内閣:「カイカク(するふり)は徹底してやらなければならない。」。で、コイズミに脅されたか中川(女癖の悪い方)国家戦略本部長代行に就任へ。ふふふン〜♪(晴天とら日和、2008.8.5)

自民党国家戦略本部の「日本型移民国家への道プロジェクト・チーム(PT)」の顧問だった中川秀直議員、同本部長代理に就任だそうです。

今朝の京都新聞の報じるところによれば、法務副大臣には、同PT幹事15人のうちの1人、佐藤剛男議員も就任だそうで、例の報告書、やはりツッコミ入れてかなきゃならんのでしょうか。う〜ん、どっちやねん(-_-;)。

前回の記事やコメント欄でちょっとほのめかしましたが、同PTの報告書が掲げる移民立国なんて私には無理な気がしています。そのうえ、根本的なスタート地点や認識、考え方からして、私には受け入れがたいものがありますし。なにせ、あの教育基本法改悪をやっちゃったり入管法改悪をやっちゃったり、そんな連中のつくった報告書なわけでして、そんなものに対して私が批判的になるのは当然の帰結でしょう。

ではありますが、上のとらちゃんの記事で気になったのが、移民受入計画を批判する理由として出てきた、
「日本の若者はおいてけぼりか!」
というフレーズです。

上記PTの計画は、ざっと見る限り、今の「日本の若者」の老後を「移民」が支える社会を想定しているように思えます。ですので、単純に「移民」と「日本の若者」(←現在の労働人口を指していると思われがちでしょう)とを、あっち立てればこちらは立たずの関係でとらえるのは、ちょっと無理があるのではないかなあ、と。

まあ、もうちょっと詳しく報告書を分析すると、私の上の感想、違ってくるかも知れません。
ひょっとすると、現在の「日本の若者」に対するジェノサイドを、ナチスの後継者たる自民党が企てていても、不思議ではありませんので。今、75歳以上の高齢者に仕掛けているみたいに。

実際、「50年先を見据えた外国人雇用対策を推進する」「人口減社会に対応した外国人雇用対策を推進する」という項目に、次のような一文があります。

平成20年2月29日に策定された「雇用対策基本方針」にある、「安易に外国人労働者の受け入れ範囲を拡大して対応するのではなく、まずは国内の若者、女性、高齢者、障害者等の労働市場への参加を実現していく」との方針を日本型移民政策を推進する観点から見直す。

たしかに、「日本の若者」たちの雇用を後回しにするぞという宣言であると、読み取れそうな文言です。
(ちなみに、引用文中の「雇用対策基本方針」と同様の方針は、戦後一貫してとられてきたものでして、にもかかわらず、外国人単純労働者は常に生まれつづけて、日本社会・日本経済を下支えしつづけて、今に至ります。)

しかし、同報告書で「直ちに取り組むべき事項」として挙げられているのは、

1.グローバルタウンの創設(1年以内に実施):外国人雇用特区、多文化共生特区を推進する。〜農林水産業等の第一次産業や人材確保難に陥っている産業・地域活性化事業を進める。
2.定住外国人の子供の教育、特に南米からUターンしてきた日系移民の子供に対する日本語教育の徹底を図る。(必要な予算の確保)
3.国が先頭に立って留学生に対する就職支援を行う。:日本の大学等を卒業し、日本企業に就職した留学生に対しては、入管法上の「定住者」の在留資格を付与する。
4.海外において日本の魅力をアピールし、外国人に日本語教育を実施する体制を早急に整備する。
5.インドネシアおよびフィリピンと締結した経済連携協定(EPA)等のもとで実施する看護・介護分野の外国人材の受け入れについて、育成型移民政策の観点から受け入れ条件の見直し、習得した知識・技術を認定する制度等を検討する。/さらに、ベトナム等との経済連携協定(EPA)に対しても、インドネシア・フィリピンのEPAのスキームだけでなく、「育成型システム」をわが国から提起していく。
6.日本社会に根付いて生活している外国人の法的地位を早期に安定させることは移民政策の要請であるから、永住許可要件を大幅に緩和する。

7.外国人職業訓練制度発足までの間は、外国人研修・技能実習制度のスキームを踏まえ、(1)国内の人材育成・確保ニーズに基づき、対象職種を抜本的に見直す。/「研修」制度は廃止し、「技能実習」に一元化する。(2)技能実習期間中の労働基準法等の適用、受入団体による専門的・技術的支援体制の強化、公的機関による法令遵守の指導・監視体制の構築を図る。(3)送り出しおよび受け入れにかかわる機関、団体による技能実習生に対する不必要な手数料徴収、パスポート管理など不正・不当な行為、ブローカーによる斡旋などの介入を排除する。/受け入れ団体及び技能実習先(企業等)は、抜本見直しのうえ認可制とする。

でして、こんなものに「日本の若者」の雇用を破壊する威力があるのかいな、どれも「移民」や外国人労働者を劇的に増やす可能性小さいんじゃあるまいか、というのが、私の正直な感想です。

しかも、「日本が受け入れる移民のカテゴリー」としては、こんな人たちが想定されているようです。

1.高度人材(大学卒業レベル)
2.熟練労働者(日本で職業訓練を受けた人材)
3.留学生
4.移民の家族(家族統合の権利保障)
5.人道的配慮を要する移民(難民、日本人妻等北朝鮮帰国者、その他日本が人道上受け入れを考慮すべき人々)
6.投資移民(富裕層) など

これはもう、水紋鏡~呪詛粘着倶楽部~さんが2006年10月27日に民主党若手の共同提案に入れた厳しいツッコミを、そのまま浴びせるのがふさわしいでしょう。

バッカじゃねーの!そんなスペシャルな外国人限定でもって1000万人?本当に現実的な施策だと思っているの?竹中のIT革命で800万人新規雇用増とかいうのよりなおいっそううさんくさいよ。人口減に対応するために移民という処方箋は間違っていないのに、なんでこんな頓珍漢なことをしゃーしゃと言えるのだろうか。机上の空論としては国民の体感治安の悪化にも配慮しつつ、経済界の要請に応えているけれどさ。(水紋鏡~呪詛粘着倶楽部~、2006.10.27)

ともあれ、人口減と言うより「少子高齢化の進展」への対応策を検討する前提として、人口推計などをきちんと分析する必要がありそうです。

これについて、たとえば、公明党が2006年4月に発表した「少子社会トータルプラン」は、2015年までは国内労働力人口の増加や生産性の向上で現状を維持できるが、その後に外国人労働者の導入が大きな政治課題になる、と予測しているのだそうです(「総合調査 人口減少社会の外国人問題」「外国人政策の変遷と各種提言」)。この推計は、はたしてどこまで当てになるのか。

ただ、諸事多忙な折ですしこの類いの分析をやったことはありませんので(;<>;)、どなたかやってくれるとありがたいというのが、本心だったりします。

どなたか関心のある方、なにとぞどうかよろしくお願いしますm(_ _)m。

【関連記事】

移民受入と産地偽装、漁業スト、介護の現場と派遣労働。フェアトレード。(2008.07.23)

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そろそろ元禄時代あたりと比較を始める?外国人犯罪報道

2008.3.4.17:50ころ

外国人犯罪、2年連続で減 「高止まりの状態」(MSN産経ニュース、2008.2.28)

警察庁さん、今年は「5年単位」で見る、ときました。そろそろ江戸時代半ば、元禄あたりのデータと比較する、なんてことをしはじめるんじゃないかと、ちょっとワクワクしちゃいますね。
「高止まり」なんて言い回しまで使って、なんだかもう「予算増大と人員増大のためには、何があろうと、どんな手段を使ってでも不退転の決意で邁進するぞ!」とでも言いたげな感じです。

テロ予告と鳩山法相/世界に広がる衝撃恥(やっぱこんなヤツかいな(鳩山邦夫法相の巻part2))(2007.10.30)
などで紹介しているグラフ、更新は5月か6月の予定です。
警察庁の詳しいデータが公開されるの、毎年その頃ですので。
ご期待の方には申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。

このニュースに関して、冬枯れの街さんで知ったんですが、「来日外国人犯罪統計から「永住者」が外されているのにブーブー言ってる人たちがいるそうです。

犯罪を憎むのでなく、ある属性の人たちを憎む。
ものの見事にレイシズムに冒された方たちで「ご愁傷さま」と言うしかない気もしますが、どうか早く「レイシズム」の愚かさ・危険性に気づいて、心に巣食った「レイシズム」を追い出すなり退治するなりできますよう、祈っております。

☆彡   (-人-;) 願い事願い事
【参考記事】虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)

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新東京マラソン/英国極右政党党首インタビュー

2008.2.18.05:20ころ

昨日、第2回東京マラソンが開催されたんですね。

私にとっての第2回の東京マラソンといえば、思わず「がんばれ、江戸っ子!」とエールを送った新東京マラソンだったりします。
爆笑間違いなしの傑作エピソードです。機会があれば、ぜひご一読ください。

ようやく、今月前半の野暮用の山を、どうにか越えられた気配です。しかし、息をつける暇はごくわずか。このすきに、先週冬枯れの街さんで知ったインタビュー記事を紹介します。いつまで公開されているかちょっとわかりませんので、大急ぎで。こちらです。

移民排斥を打ち出す極右政党のリーダー、ニック・グリフィン党首インタビュー(イギリス生活情報週刊誌—英国ニュースダイジェスト)

ヘイト・クライムで懲役刑になったこともあり「Public Enemy No1(英国でいちばんの嫌われ者)」と紹介されるグリフィン党首に、日本人移民(?)がインタビューするという、なかなかスリリングな企画記事です。

読んでいて既視感に襲われたのは、フランスの極右政党の党首(今も?)のルペン氏のインタビューを『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』 (及川健二(著))で読んだことがあるからでしょう。

当ブログで取り扱ってきている「日本の入管政策」と関連してやはり興味深いのが、
ルペン氏にしろグリフィン党首にしろ、模範とし目標としているのが「日本の移民政策・出入国管理政策」だ、という点、そして、論理の飛躍というか短絡が見受けられるという点です。
このあたり、一度分析してみると面白そうです。
でも、ただでさえ宿題が山積みになってる現状では、取りかかれそうにありません。いつかの宿題、にしておきます。

このインタビューについて、冬枯れの街さんは、次のようにコメントしています。

日本の入管政策が今、欧州の保守・極右政党から垂涎の眼差しですか(ルペンも同様のことを述べていたし)。周回遅れで移民政策のありうべき姿としてフロントランナーに立つか、それとも経済の中心から陥落する要因となるか。

両方になっちゃう悪寒。風邪、かな?(-_-;)

ともあれ、そんなわけで、ちょっとおそろしげなインタビューではありますが、記事の最後をしめくくる『Searchlight』のゲイブル編集長のコメントがイカしていて、元気が出ます。ぜひ最後までお読みください。

 

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