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カテゴリー「ワーキングプア、格差社会」の61件の記事

NHK『かんさい熱視線:私たちは使い捨てですか~広がる日系人の解雇~』/京都新聞社説「ブラジル人学校 社会で支える施策を」

2009.3.11.08.00ころ

先週土曜日に放送された、滋賀県のブラジル学校の生徒にフォーカスした『ドキュメントにっぽんの現場』
以前関西ローカルで放送された『かんさい熱視線』「私たちは使い捨てですか~広がる日系人の解雇~」の姉妹編あるいは続編的な内容でした。

そこで、今週木曜夜遅くの再放送の前に、いくつかの関連情報をお届けしたいと思います。

『かんさい熱視線』の「私たちは使い捨てですか~広がる日系人の解雇~」(2009.1.23)。
そこで紹介された、派遣会社の悪どいやり口は、強烈でした。

たとえば、そこで語られる、ある派遣会社の社長の本音とは……

日系の人たちはまさに部品なんですよ。 欲しい人が欲しいだけ おればいい。 明日天気がよければ来て欲しいし 雨が降ったら来て欲しくない。 物の生産に会わせて人を動かしたいというのが メーカーの希望なんです。 100人、200人単位で その日に雇い止めという話が来る。 それを堂々とやれる(派遣)業者が 評価される業者なんです。(派遣会社の社長談)

彼によると、日本人の労働者と接触させないことが、日系人を管理するポイントだそうでして、

専用の寮に住まわせ、専用のバスで通勤させる。

深夜労働をさせ、日本人と勤務時間をずらす。

などをしていたのだそうです。
日本人との待遇の違いに気づかせないために

さらに、その社長は語ります。

すべての点で情報弱者にしておくことで コントロールしやすい人たちにしてるわけですよね。 賢くしない 連帯を持たせない というのが やっぱり一番使い勝手のいい労働者を つくっていくことなんですよね。 日本はいまそういうふうな形でやっていると思います。 日本人はそんな都合良くやってくれない。 いつでも動かせる労働者で なおかつできるだけコストの安い労働力を求めているわけですよね。(派遣会社の社長談)

その他の悪どい手口や、日系人労働者の声・思いの一端を知ることができますし、コメンテーターの丹野清人さんの解説もわかりやすくて嬉しい番組でした。

こちらの全国放送も、ぜひ検討してもらいたいなあと思います。

【自公とともに、立ち腐れゆく日本】(2)レイシズム、ゼノフォビアと排外主義に毒された文科省(2009.2.18)

で、京都新聞の嬉しい記事を紹介しましたが、
先週、関連して、京都新聞に次のような社説が!!

(引用開始)ブラジル人学校  社会で支える施策を(京都新聞社説、2009.3.6)

 親の失業で子どもたちが激減したブラジル人学校が、経営難に苦しんでいる。
 ほとんどが無認可の学校で、公的な支援や助成が受けられない。支援を受ければ、学校に子どもたちが戻ってくる環境をつくれる。
 文部科学省は認可の権限をもつ都道府県知事に、認可基準の緩和を働きかけるよう検討している。都道府県には認可に向けて柔軟に対応してもらいたい。
 同時に、文科省は都道府県に問題を投げ出さないで、自ら公的な支援策を打ち出すべきだ。
 日本は子どもの権利条約に批准している。条約は、児童の教育を受ける権利を保障するよう締約国に求めているのだ。子どもの国籍は問われない。
 ブラジル人学校は、二〇〇七年度時点で十二県に八十八校あり、計約一万人の子どもたちが通っている。
 滋賀県では、四校で三百人余の子どもたちが勉強しているが、昨秋と比べて半分近く減ったという(県教育委員会)。
 無認可の学校は「私塾」と同じで、経営は授業料収入に頼っている。その授業料は、さまざまな助成を受ける学校法人に比べて高くなるのが実情だ。
 各種学校などの認可を取ると、助成金や、授業料にかかる消費税の免除など優遇措置を受ける利点がある。また、通学定期券の割引も受けられる。
 ただ、認可基準は土地建物の自己所有や運営資金の一年分確保などで、経営基盤の弱いブラジル人学校にとってクリアするのは厳しい。認可されているのは全国で四校に過ぎない。
 滋賀の四校もすべて無認可だ。県教委によると、これまでに認可の申請はなく、相談が一件あっただけという。
 しかし、県内のブラジル人学校の日系人校長の一人は、認可そのものを知らないと言っている。地域の住民たちから米や野菜、募金を贈られたが、行政の支援はない。授業料を値下げし、教員の給与もカットしたが、経営は厳しいという。
 ブラジル人の子どもの二割が、ブラジル人学校に通っているとみられる。公立学校では言葉が通じずにいじめにあったり、母国語を十分に勉強できないという親の心配もあるからだ。
 滋賀では、県教委が失業したブラジル人ら外国人を雇用し、公立学校への外国人児童の受け入れ対策に乗り出すことにした。いろいろな形で公的支援を繰り出すのは良いことだ。

 公立校と同様に、私塾扱いのブラジル人学校も社会的な役割を果たしていると言いたい。経営状態が心配で認可できないなら、経済的に支援しながら条件を整備していけばいい。

 ブラジル人学校を社会で支えていく施策を、国や自治体は考えてほしい。
(引用ここまで)

「読者の声」欄を見ようと意識していなかったら、おそらく、見逃していた社説でした(汗)。
紙面では、同じページにあるものなので。

【署名のお願い】

カルデロン・アラン・クルズ一家に在留特別許可を!

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【3月7日】サラ・ロイさんat東京/『ドキュメントにっぽんの現場』離れても“アミーゴ”〜滋賀 不況にゆれる教室〜/朝日新聞「声」欄」

2009.3.6.09:00ころ

サラ・ロイさんの京都での講演会、昨日だったの(;<>;)?

東京では、明日7日土曜午後にも集まりがあるようです。
ご都合のつく方は、ぜひどうぞ。


遊鬱さんに教えてもらった番組の紹介です。

(引用開始)『ドキュメントにっぽんの現場』NHK総合テレビ
●2009年3月7日(土)午後10:55〜11:24
■再放送予定:総合テレビ 2009年3月13日(金)午前3:40〜(木曜深夜)
離れても“アミーゴ”〜滋賀 不況にゆれる教室〜
「きのう工場を解雇された。娘の学費が払えない」。派遣切りの嵐が吹き荒れ、日系ブラジル人労働者の大量解雇が進む滋賀県。近江八幡市にあるブラジル人学校「日本ラチーノ学院」では、学校をやめる子供が相次ぎ500人いた生徒はこの4月で半減した。小学6年の日系3世、マコト・オノ君(10)もいつまで学校に通えるか心配な毎日を送る。昨年末、母親が工場を解雇され、「子供を大学まで行かせたい」と願う父親も近々解雇されることが決まっているからだ。担任のレジアニ・マエジマ先生のもとには、ブラジルの学校への転校手続きや授業料の減免など様々な相談が寄せられる。とくに気にかけているのが、学校をやめたもののブラジルにも帰れず、行き場をなくしてしまった子供たちだ。ブラジル人学校にカメラを据え、親の思いに応えようとがんばる子供たち、そして日本を「祖国」と考え厳しい現実に立ち向かって生きる家族の姿を描く。
※放送時間が通常と異なりますのでご注意下さい。
(引用ここまで)

当ブログの関連記事は、こちらです。
【自公とともに、立ち腐れゆく日本】(2)レイシズム、ゼノフォビアと排外主義に毒された文科省(2009.2.18)

朝日新聞の最近の記事は知りませんが、「声」欄はなかなか面白そうですね。

「『声』欄から庶民の実態感覚が聞こえる」(関係性、2009.3.5)

私も今日から京都新聞の「読者の声」欄に注目してみようと思います。
はっとさせられる視点に出会えるかも。


【署名のお願い】

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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【閑話休題】携帯アクセスに配慮しなくちゃと遅ればせながら思った、の巻

2009.3.4.08:00ころ

ここ1、2週間、携帯からのアクセスが増えていまして、PC経由と同じくらいになっています。

そこで、携帯でどんなふうに当ブログが見えるのか、知人の携帯で試してもらったのですが(私の携帯はネットにつなげていません)、表とかMMRのアスキーアートとか、まったくダメですね、やはり……。引用部分と本文の区別もわかりづらいし……orz。

だからと言って、完全に携帯向けの体裁にしてしまうと、使えなくなる機能がかなりあるのでもったいない気がします。

ですので、まずは、PCでも携帯でも読みやすくわかりやすいよう、文章や文字色を工夫せねばならんなあと、遅ればせながら思ったのでありました。

【署名のお願い】

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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飛べ!「宙船」連帯!!「今年、私の聞いたベスト・ソング」&署名のお願い、院内集会レポート

2008.12.31.12:30ころ
(2008.12.31.16:00ころ、ガザ地区停戦国際署名の紹介先を新着記事に変更しました。以降、関連情報を適宜追記します。)

年の瀬もいよいよというところまで来てしました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらずの野暮用が……。年賀状もまったく準備できておりません(;<>;)。

今年もいくつもの署名へのご協力をお願いしてきましたが、
本日も、またあらためて署名のお願いですm(_ _)m。

まずは、緊急のウェブ署名です。

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

【関連ブログ記事】
イスラエル、ガザ空襲-1000人以上が死傷(薫のハムニダ日記、2008.12.28)
AlJazeera 英語版のYouTubeチャンネルとアムネスティか共同行動呼びかけ(今日です)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.28)
ガザの惨事=戦争を報道しない「財界主義国家」のNHKニュース(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.29)
ガザ空爆の報道やブログ記事等メモ、31日分追記 (Gazing at the Celestial Blue、2008.12.28)
【転送】イスラエル軍によるガザ攻撃の実態(タカマサのきまぐれ時評2、2008.12.30←コメント欄に追記中!)

ご賛同いただける方は、ご協力をよろしくお願いしますm(_ _)m。


さらに、以下は日本国内の難民支援、そしてあの問題に関する署名です。

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)
複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

最後の2つは、前にご協力をお願いしたものの、2009年秋以降の国会への提出に向けた、活動開始のお知らせです。

【後者2つの関連記事】

外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(2007.9.4)

人の尊厳と、連帯と!【請願署名ご協力のお願い】(2008.2.6)

御協力御礼、そして未来へ!(2008.9.1)

弱い立場に置かれた人たちのために奮闘してくれる議員こそ!日本版US-visit廃止へ向けた請願署名と院内集会(2008.11.14)

そして、こちらで紹介した院内集会の報告が、IST請願の会のサイトにアップされています。当日は、IST請願の会から、日本版US-Visitの廃止に向けた協力を呼びかけるアピールも行われました。また、同じ院内集会で数多くの問題点が報告された新たな在留管理制度については、なんとしても成立を阻止してやる所存です。この在留管理制度、難民申請者の境遇をまったく顧慮しない内容にもなっているようですし、

これ以上差別を強化し固定化していく動きを、許してたまるか!

というわけで。

皆さま、上記4つの署名、どうかご協力のほどを
よろしくお願い申し上げますm(_ _)m。

さあ、いよいよ年末恒例、「今年、私の聞いたベスト・ソング」の発表です!

昨年のむしむし軍歌、YouTubeから削除されてしまったみたいです(;<>;)。
せめてこちらで歌詞をお楽しみください。

おっと、今年のベスト・ソングですね。

年明け早々の1月の時点で、

『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』

(歌:み~こ/作詞・作曲・編曲:柏森進。歌詞全文

が最有力候補に駆け上がり、独走態勢に入りました。
その後、音楽と映像の合わせ技が素晴らし過ぎる、

マツケン 踊るショウグン

が登場して猛追をかけてきましたが、それもどうにかかわしつつ、昨日まで最有力候補の地位を守ってきたのでありますが……何とびっくり!

野暮用に取り組みつつ、気分転換にYouTubeであれこれ聴いていたところ、マツケン 踊るショウグンはもちろん『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』までも一気にかわして、猛然とトップに躍り出た歌がありました。


「中島みゆき 宙船 ツアーバージョン with 宮下文一」です。




今こそ宙船が連帯編隊を組んで互いに助け合いつつ
日本社会をつくりかえていくときだああ!!!

なんてことを妄想してみたのですが、それはさておき、この迫力満点のスッゲーいい声で歌ってる「宮下文一さんって誰?」というのが気になって(-_-;)、ググってみましたが、よくわかりません。

どうやら『ウルトラマンダイナ』の歌を歌っていたとのことですが、平成ウルトラ・シリーズの歌はあんまりよく知りません(;<>;)。『ウルトラマンマックス』のオープニング・テーマの軽やかさは大好きですが……。マックス、マックス、マ〜ックス♫

ともあれ、宮下文一さん、私のチェック・リストに載せさせていただきました。
何のご利益もないリストですが(^_^;)。

かくして(?)、今年、私の聞いたベスト・ソングは、中島みゆき&宮下文一の『宙船 ライブ・バージョン』とあいなりました。来年は、どんな歌に巡り会うでしょうか。楽しみです(^^)v


それでは、皆さま、お体ご自愛のうえ、良いお年をお迎えくださいませ。
来年もまたよろしくお願いいたしますm(_ _)m。


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「派遣・非正規切りを許すな!外国人労働者の雇用を守る大集会」に行ってきました、風邪ふらふら

2008.12.27.18:30ころ
(2008.12.28.02:00ころ、この文字色部分を修正しました。)

前々回の記事でちょっと触れた、職住を失ったブラジル人の子どもが亡くなったという話。あれこれ聞いていると、単なる噂話だった気配が濃厚になってきました。確証がとれませんm(_ _)m。

それでも、ブラジル人コミュニティを駆け巡った噂であることは間違いないですし、あの噂に涙して住居の提供に動きだした日本人女性の存在は、その姿がブラジル人向け衛星放送で報道されたこともあって、大きな意義のあるものだったと思います。これまでの経緯からして日本人に対する不信感を抱いているであろう在日ブラジル人、在日南米人は少なくないだろうと思いますので。

【関連ニュース】景気悪化で解雇、日系3世男性の悲哀 「私たちは機械の部品じゃない」(MSN産経ニュース、2008.12.13)

ただ、そんなふうに話を丸く収めてメデタシ、メデタシとはならないのは、お察しのとおりです。

実際のところ、噂にあったような子どもの死が今にも起きかねない状況が続いているのは事実ですし、今後、派遣切りが厳しさを増していけば、ますます現実化するおそれは大きくなっていくでしょう。今はまだ、職のある親戚や知人の住居を頼ることのできる「タメ」がある人たちも、この先、その「タメ」を失っていくでしょうから。

外国人労働者の置かれた苦境も、ここ数週間、マスメディアの注目を浴びはじめているようです。

今朝のNHKの週刊ニュースでも取り上げられ、『顔の見えない定住化 日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』の共著者の一人である丹野清人・首都大学東京准教授が、“これまでブラジル人や日系人の劣悪な労働条件を放置して来たことが、今、日本人にも波及して、大問題になっている。外国人労働者の置かれた状況を改善していかなければ、今の危機を乗り切っても同じようなことは繰り返し起きるでしょう”という趣旨の発言をしていました。まさに同感です。

(『顔の見えない定住化』のアマゾンでの書評ですが、故・梶田氏の執筆部分を評価している人、私には理解できません(-_-;)。これについて興味のある方は、こちらで紹介している書評論文をお読みくださいませ。)

以前、悪名高い外国人研修生制度が、日本国内の労働条件を押し下げているという話をしましたが、数年前から、日系人労働者ですら研修生に取って代わられる、そんな事態も進んできています。

同じ社会で暮らす人の中に、差別的な扱いが許される人とそうでない人とを設けてしまうことがどんな結果をもたらすか。にこう書きました。

 要するに、「国籍」による差別、人権制限が常態化した社会環境は、そこで暮らす差別者側(自国籍者側)の人権感覚の摩耗と人権意識の低下・劣化をもたらす。

 その感覚はやがて、差別者側(自国籍者側)自らの人権をも誰かの恣意的な制限下に進んで委ねてご満悦という、愚か極まりない結果を自ら呼び込むことにつながっていく。「もう手遅れ」ってのは、言いっこなし。

「もう手遅れ」ってのは、言いっこなしで、来年も同じことを繰り返し叫び続けねばならぬのでしょう。あきらめずに、これまで以上に声を大きく張り上げて。

今後、注意していかねばなあと思うのは、マスメディアの取り上げ方次第では外国人労働者と日本人との分断が起きてしまうのではなかろうか、という点です。

私は、今ここで日本国籍の人と外国籍の人とが連帯して闘っていけるかどうかで、日本社会がこの先、本当に人間尊重の社会に育っていけるかどうかが決定づけられるだろうと見ています。

そして、連帯の動きは、上で紹介した日本人女性だけではなく、各地域でいろいろ始まっているようで、京都新聞でも滋賀での動きが紹介されていました。(ウェブでは読めない!(;<>;)/)

こうした連帯の動きをどう増やして、どう広げていけるか。

重大な局面が始まろうとしている、そんな予感がします。

派遣切りの嵐に立ち向かう人びと、とりわけ外国人労働者への「連帯」を表明すべく、12月21日、浜松市で行われたJMIU(全日本金属情報機器労組)静岡西部地域支部)主催のデモに参加してきました。

困ったことに、当時は風邪にやられておりまして、喉が痛いわ口内炎がズキズキするわで、シュプレヒコールを上げるのも力が余計にいったのですが、無事完歩でき、ほっと一息といったところです。

デモの光景は、NHK全国ニュースでも放映されたようですし、出発前の集会の模様もやはりNHKのBSニュースでも放映されたようです。

外国人労働者 派遣切りに抗議デモ 子ども退学相次ぐ(NHKニュース)
JOBLESS FOREIGNERS' RALLY(←失業者だけが参加していたわけではないのですが、このタイトル。NHKニュース英語版)

前者は、子どもの就学の問題なども取り上げてくれていて、お薦めです。

それにしても、こんなに注目を浴びるのなら、うさちゃん騎士団の「Solidariedade(連帯)」の旗を持って行ってればよかったかも。ウ〜ン、シクジッタゼ(-_-;)。

ちなみに上のニュースで「団結する労働者は断固屈しない」と訳されているのは、

「Trabalhador unido jamais sera vencido!」

というポルトガル語で、カタカナ表記をするなら、「トラバリャドール ウニード、ジャマイス セラー ヴェンスィード!」となるでしょうか。 
リズムが良いうえに韻を踏んでいて、しかもブラジル人参加者が多かったこともあって、日本語の他のシュプレヒコールよりもはるかに皆、力のこもった声が上がっていました。私も力が入りました。

デモには総勢250名ほどが参加していたようで、出発前の集会は、日本語とポルトガル語のバイリンガル+スペイン語で行われていました。問題だらけの外国人集住都市会議なんかよりよっぽど共生への意識が強いよなあと、感心させられました。労働条件、雇用を守るという一点で人が結びつこうとしている場と、公権力を行使するマジョリティ側がマイノリティを管理しその一部を排除するための根拠づくりの場と、その違いなのでしょう。

他に、民間ジャーナリストが撮影したものでしょうか、字幕も解説もありませんが、こんな映像もあります。

Crise no Japão - Hamamatsu 2

中には私が映っちゃってる映像もありますが(変装中)、お気づきの方はご笑覧の後、どこに私が映っているかなどは、いろいろ事情がありますので、どうかご内密にm(_ _)m。
あと、映像ではちょっと憔悴していますが、今は風邪も治ってお肌つやつやに回復しつつありますので、どうかご心配なさらずにm(_ _)m。

ここらでJMIUのデモ直後の活躍について、しんぶん赤旗の記事をどうぞ。

派遣先が直接雇用/浜松・日系ブラジル人 労組結成を力に(しんぶん赤旗、2008,12,23)

さらに以下では、数社の新聞報道から、参加者の声を拾いつつ、コメントというか解説というかを挟んでみます。

外国人労働者がデモ行進、浜松 国や企業に雇用の保護求め(47NEWS(共同通信)、2008.12.21.17:42)

 景気の低迷から製造業で派遣労働者の解雇が相次ぐ中、日系ブラジル人を中心とする外国人労働組合が21日、浜松市の繁華街で、国や企業に外国人労働者の雇用を守るよう求めるデモ行進を行った。

 トヨタ自動車やスズキの系列工場を抱える静岡、愛知、岐阜、三重などから約250人が集まり「派遣切りをやめろ。生活支援しろ」と日本語で訴えた。

 愛知県小牧市のブラジル人で日系2世のモイザス・ディアス・ミズキさん(49)は「私たちは使い捨てにされているが、合法的に日本で働き、税金も払っている。日本人と同じような待遇にしてほしい」と話す。

 浜松市中区の西部地区労連によると、同労連が受けた労働相談は、9月から急増。9割が日系ブラジル人という。中安俊文労連相談所長は「日本語ができない外国人労働者は、会社に抵抗できないため、真っ先に解雇される傾向がある。実態を訴えていくべきだ」と話している。

浜松はブラジル籍住民の多い地域ですから、9割が日系ブラジル人からの相談、ということになったのだと思いますが、もちろん他の国籍の人たちも、同じように派遣切りのツナミにさらされています。

デモには愛知や岐阜、三重から参加した人もいて、もちろんペルー国籍の人や他の南米諸国出身の人も参加していました。出発前の集会では、ペルー国籍の参加者が、ブラジル人だけでなく中国人や他の国籍の人たちとも連帯の輪を広げていくべきだと訴え、拍手で賛同を受けていました。

雇用確保訴え外国人がデモ=「非正規切り」急増で−浜松(時事ドットコム、2008.12.21.19:05)

 製造業の非正規従業員削減が急増する中、失業した外国人労働者らが21日、浜松市中心部で、企業や政府、地方自治体に雇用維持や住宅確保などを訴えるデモを行った。主催者によると、静岡、愛知、岐阜、三重の4県から約250人が参加した。


 浜松市には自動車関連工場などが集中し、外国人非正規従業員も多い。デモには現在は職があるが、将来に不安を抱く外国人も参加。「企業は雇用を守れ」「企業は社宅から追い出すな」などと書いたプラカードを掲げ、「政府は解雇をやめさせよ」「生活支援せよ」と声を上げ、約1時間にわたり行進した。

 岐阜県垂井町から来た日系ブラジル人男性(45)は「派遣やパートも社員と同じように頑張っているのに、簡単に切られるのは人間じゃないと言われているのと同じ」と語った。3カ月前に自動車部品工場の職を失い、JR浜松駅前で野宿する日系ブラジル人男性(43)は「とにかく仕事が欲しい」と訴えた。

この記事中の「デモには現在は職があるが、将来に不安を抱く外国人も参加」に関して、出発前の集会でのJMIU副中央執行委員長の挨拶に、次のような一節がありました。

 重要なことは、解雇を通告された労働者だけが危機に直面しているのではないことを、私たちは理解しなければなりません。この攻撃は、全ての外国人労働者にかけられた攻撃であり、全ての労働者にかけられた攻撃なのです。


 Temos que entender uma coisa muito importante. Não são apenas os que foram cortados que estão sob perigo. O que está acontecendo é uma investida contra todos os trabalhadores.

追加するなら、人の尊厳に対してかけられた攻撃である、私ならそう言うでしょうか。労働者だけでなく、もっと広く、すべての人が連帯して立ち向かうべき事態だと考えるからです。

続いて、毎日新聞の報道です。ここでは広島地方の情報も添えられています。デモ当時、ホームレスになっていた(今もそうでしょうか)ブラジル人のコメントも掲載されています。

派遣切り:真っ先に影響、外国人労働者 浜松や広島で訴え(毎日新聞、2008.12.22)

 自動車産業や電機産業を中心に派遣・請負労働者といった非正規社員の人員削減が続くなか、日系ブラジル人をはじめとする外国人約3万人が住む浜松市で21日、雇用継続を訴える今不況下で初のデモがあった。非正規社員のうち、言葉が不自由なため真っ先に影響を受ける外国人労働者。突然、理由も不明確なまま訪れる「派遣切り」の実態を訴えた。

 デモに参加した日系ブラジル人のセイチ・トメ(43)さんは5年前に単身で来日。愛知県豊橋市や長野県佐久市などで働き、同県飯田市にあるレタスやピーマンの栽培農家へ移った。だが、約3カ月前に解雇され、就職先を求めて、外国人が多く住む浜松市にやってきた。

 「浜松ならすぐに仕事が見つかるだろう」。そんな思いはすぐに打ち砕かれた。自動車やその関連産業も不況の波が襲っていた。10月からはとうとう、JR浜松駅前の地下道で寝泊まりする日々だ。

 洋服を何枚も着込み、日系ブラジル人の僧侶にもらったという寝袋をかかえたまま、デモに参加した。1日の食事はパンとコーヒーだけ。「ブラジルの人材派遣会社にあと70万円を送金しなくてはならない。それまでは帰れない。何でもいい、仕事がほしい」とつぶやいた。

 12月に入り、勤務先の静岡県湖西市の自動車部品工場で同僚40人が解雇されたというブラジル人のフェレイラ・ジルさん(32)は「自分はまだ仕事があるが、いつ解雇されるか分からない。そのときに備えて労働組合に入った」と話す。

 13歳の息子がいるブラジル人のメロウ・ブラジミルさん(36)は1カ月前、同県磐田市の自動車部品工場で、夫婦そろって雇用を打ち切られた。「帰国するのは簡単。でも今、ブラジル人社会に自分が何か役立てないか。もう少し日本で頑張ろうと思っている」と話していた。

 この日、浜松市中区の公民館でデモに先立つ集会が開かれ静岡、愛知、岐阜県などから外国人を含む約200人が参加した。「企業は雇用を守って」「政府は雇用の創出を」などを盛り込んだアピールを採択、今回の不況で職を失った外国人労働者が状況を説明した。その後、JR浜松駅周辺を約1時間にわたりデモ行進した。【平林由梨】

 ◇広島では相談会 行政支援も言葉の壁

 広島市安芸区で21日「派遣切り」などで職を失った日系南米人の相談会が開かれた。「日本が人手不足だった時、呼び掛けに応じて来日したのに。日本政府も会社も無責任だ」と憤る声も聞かれた。

 組合員約150人のうち約100人が外国人労働者という同市の労組「スクラムユニオン・ひろしま」が、ポルトガル語が出来る組合員を配置して公民館で開いた。相談に訪れたのは15人で、大半が自動車メーカー、マツダ(本社・広島県府中町)など自動車産業の下請けや関連会社で派遣社員として働いていた。

 15人は大半がブラジル人でペルー人もおり20~50代。片言の日本語で「仕事がなくなったら、どう暮らせばいいのか分からない」などと訴えた。派遣会社から説明がなく「雇用保険を受け取れるのか」と聞く人や、派遣会社から労働契約書を受け取っていない人もいた。

 同県には約5200人の日系ブラジル人や日系ペルー人らがいる。「派遣切り」対策で行政は12月から、離職者向けに住宅あっせんなどの支援を始めたが、応募のビラが読めないなど言葉の壁があり外国人労働者まで届いていないという。【上村里花】

人材派遣会社に借金をして日本にやって来る、そんなシステムもあったんですね……。
また、派遣会社から労働契約書を受け取っていないケースがあるなど、派遣業界の闇がうかがえます。その背後には、派遣労働者を使うことで莫大な利益を上げてきた大手メーカーがあるわけですが。

この種の話については、

「デカセギ15年、家も職もなくした」(日系ブラジル人差別)(タカマサのきまぐれ時評2、2008.12.13)

が厳しく批判してくれています。
また、関連するこんな記事も見つけました。
ブラジル人派遣社員、口頭で「クビ」 契約書は会社所持(asahi.com、2008.12.18)



 不況のあおりを受け、日系ブラジル人の派遣社員がいきなり解雇を言い渡されるケースが相次いでいる。日本語や法律知識の不足という弱い立場につけこまれ、雇用契約書すら渡されていない人も多い。

 06年2月から勤めている岐阜県内のトヨタ系の自動車部品工場に出社すると、タイムカード機の前で派遣会社の担当者が待っていた。「仕事はここまでです」。1カ月後の「11月17日」の日付が入ったメモを渡された。

 岐阜県可児市の日系3世、ナカツカサ・ホナウド・ゴンサルベスさん(33)は工場内にいた同僚に「その日でクビということだ」と教えられた。昼休みに「ワタシ、クビ?」と担当者に確認すると「仕事が減ったから、あなたはクビです」と告げられた。

 この工場で働く父親のナカツカサ・ミルトン・シズオさん(56)を頼って来日した。時給は1250円だった。その父親も、すでに10月にクビになった。

 2人とも就業条件を記した雇用契約書にサインはしたが、労働基準法に違反して、契約書は派遣会社が所持したままだった。言われるままに辞めるしかなかった。

 「別の会社を紹介してと派遣会社に何回も頼んだが、『待ってくれ』と言われただけで、後で連絡はなかった」

 愛知県豊橋市に住む日系2世のブラジル人男性(56)は、勤めている田原市の乗用車部品工場の派遣の仕事を27日に失う。

 11月、この工場に派遣されて4年目に入った。労働者派遣法で工場側は男性に直接雇用を申し出なければならなかったが、男性は「そんな権利があるとは知らなかった」。



■厚労省「指導しきれぬ」



 全日本金属情報機器労働組合(JMIU)の愛知支部によると、解雇などによって8月から11月末までに支部に相談に来て組合員になったブラジル人約200人のうち、半数ほどがホナウドさん親子のように雇用契約書を派遣会社から渡されていなかった。中には契約書自体がなく口約束だけで雇われた人もいた。

 支部の大平敞也副委員長は「契約書には有給休暇や社会保険、雇用保険の加入なども記されている。コスト減らしのために労働者の権利を知らせないのだろう」と話す。

 愛知県のある派遣会社の経営者は「同種の仕事でもブラジル人同士の時給が違うことがある。不平を言われないように、要求されない限り書面を出したくないこともある」と取材に語る。

 雇用契約書を労働者に渡さない場合、労働基準法で30万円以下の罰金となるが、行政指導で終わっているのが実態だ。「小企業の経営者には労働条件の明示義務があることも知らない人も多い」(厚労省労働基準監督官)という。

 また、厚労省は派遣会社に対し、外国人労働者が理解できる書面で労働条件を明らかにするよう雇用対策法に基づく指針で求めている。しかし、これも「規模の小さな派遣会社の違反まで指導しきれないのが現状」(同省外国人雇用対策課)という。



 日系人のアンジェロ・イシ武蔵大学准教授(移民論)は「労働力として頼ってきた企業が手のひらを返したように、弱い立場の外国人を真っ先に切っている。外国人は苦情を言わないと考える経営者も多いのだろう」と指摘する。(荻野好弘)

共同通信と時事通信、毎日新聞の上記記事では、デモを主催した全日本金属情報機器労働組合(JMIU)の名が出ていません。字数の関係なのでしょうか。以下は、その名の出ている二つの記事です。

浜松で外国人労働者250人がデモ 安く働かせ、もうけて…切り捨てるな(中日新聞、2008.12.22)

 「不況の責任を背負わせるな」-。景気悪化に伴い、製造業を下支えしてきた外国人労働者らの相次ぐ「切り捨て」をストップさせようと、外国人労働組合のメンバーらが21日、浜松市中区海老塚の南部公民館で集会を開き、同市中心部をデモ行進して窮状を訴えた。

 全日本金属情報機器労働組合の外国人労働者部会が主催。トヨタやスズキなどの関連企業が多い静岡、愛知、三重、岐阜の東海4県から、在日ブラジル人ら約250人が参加した。

 デモ行進では、プラカードなどを掲げて、同公民館から遠州鉄道第一通り駅=同区田町=まで約1・5キロを「安い賃金で働かせ大もうけしながら、簡単に解雇するな」などと日本語で声を合わせながら練り歩いた。

 これに先立つ集会では、約2カ月前に派遣会社の解雇通告を受けた日系ブラジル人マツオカ・フェルナンドさん(43)=磐田市=らが体験を報告。マツオカさんは4年半登録していた派遣会社に解雇されて組合に相談し、派遣先の企業に訴えて契約社員に採用された経緯を話した。

 3カ月前に会社を解雇され、別の企業に再就職したばかりの日系ブラジル人二世の派遣社員(58)=同市浜北区=は「失業した時は頭が真っ白になった。今後は集会での意見を参考に、権利を主張したい」と語った。

 浜松市中区上島の全労連静岡西部地区労連によると、同労連が受けた労働相談は9月から急増。9割が日系ブラジル人という。中安俊文・労連相談所長は「日本語ができない外国人労働者は、会社に抵抗できないため真っ先に解雇される傾向がある。実態を訴えていくべきだ」と話した。

「安い賃金で働かせ大もうけしながら、簡単に解雇するな」には、深くうなずかざるを得ません。

先日、日本共産党の志井委員長が、トヨタに派遣切りを止めるよう申し入れをして、それに対する「内部留保を取り崩してまで派遣期間社員の雇用を守ることはできない」との回答をテレビニュースで観たときの怒りが、思い出されます。いったい誰から何を搾り取って、その内部留保を築いたのだ、と。そして、こんな会社、こんな業界を柱にする経済システムを築いてきた日本政府に対しても、はらわたが煮えくり返るのを感じました。

【関連ブログ】共産、トヨタに大量解雇の中止撤回を申し入れ/会談後の記者会見【YouTube/共同通信ほか】(どこへ行く、日本。(安倍、福田と二連続投げ出しの後は麻生が継いだ。投げ出す間もなくすぐにお払い箱かと思ったら…)、2008.12.25)

また、全労連・組織局長の集会へのメッセージが、思い出されます。よく言われる言い回しなのかも知れませんが、印象深かった一節です。

いまこそ労働者・労働組合の出番であり、「労働組合に入れば社長と対等」です。労働者の連帯で違法・不法な攻撃にストップをかけようではありませんか。

Agora sim é hora do trabalhador, da união sindical. Ao se ingressar no sindicato, o trabalhador pode negociar de igual para igual com o empregador. Através da união, vamos colocar um basta nessas dispensas ilegais.

最後は、読売新聞静岡版です。

外国人解雇撤回デモ 非正規250人参加(読売新聞静岡版、2008.12.22)

 派遣労働者などとして働く外国人の解雇・契約打ち切りに反対する集会が21日、浜松市中区海老塚の南部公民館で開かれ、国や自治体が雇用を守る施策を早急に講じるよう求めるアピールを採択した。集会後、外国人労働者たちは解雇撤回などを求めて市内をデモ行進した。

 集会は、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)外国人労働者部会が主催。浜松市などで派遣や請負など非正規労働者として働く外国人ら約250人(主催者発表)が参加した。

 集会では、浜松市内の自動車部品工場で派遣労働者として働いていたブラジル人が今年10月に労働組合を結成して会社側と交渉し、直接雇用を実現した――などの事例が報告された。

 集会後、参加者は市内の住宅地や繁華街を1時間にわたってデモ行進。日本語とポルトガル語で「外国人労働者切りを許すな」と書かれた横断幕を掲げ、「住宅を確保せよ」などと訴えた。

 湖西市の自動車工場で請負労働者として働いていたものの、12月27日で契約解除を通告され、会社側と団体交渉を続けているというブラジル人の男性(29)は、「妻と4歳の子供がいる。日本で暮らし続けるため、何としても解雇を撤回させたい」と話していた。

住宅確保と言えば、知人の知人の知人が失業して途方に暮れていたところ、遠方ではありますが雇用促進住宅への入居が決まり、その近くでひとまず職を見つけることができたと聞きました。

雇用促進住宅の活用については社民党が提案してふんばり、実現にこぎつけてくれました。
非正規労働者の雇用・解雇実態の調査・予測についても同様です。

志井委員長のトヨタへの申し入れもそうですが、左巻きの風、やはり起こしていくべき、強めていくべきだよなあとの思いを強くして、今日はやはりこのリンクで記事を締めくくりたいと思います。

跳べ!走れ!!ラテンの猫ちゃんたち!!!「社民・共産TBP」へ、うさトラックバック!(2008.10.15)


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オルタ「労働開国」/派遣切りのツナミと、連帯という防波堤/『フリーターズフリーvol.2』

2008.12.10.12:00ころ

これまで、自民党PTなどが掲げる「移民受け入れ1000万人」計画を受けて、「移民を受け入れるなら、日本の労働環境・雇用環境を改善してからだ」とか「在日外国人の置かれた人権状況を改善してからにすべきだ」という意見を、ちらほら見てきました。

それ自体に私も異論はないのですが、これって、排外主義のレイシストさんたちも気軽に使える言い訳なんですよね。

ですので、そういう意見を述べる人が、はたしてそれら両方の改善を進めようとする人なのか、阻止しようとする人なのか。そのへんを見極めねばならないヤヤコしい段階に入ってきたんだなあ、なんて思います。
そして、その双方の改善を進める側に立ちたいものだそと、決意を新たにしているところへ、なかなか嬉しいタイミングで発行されたのが、こちらです。

『オルタ 2008年11・12月号』(特集 労働開国?—移民・外国人労働者・フリーター)

特にお薦めなのが、いしけりあそびの ななころびやおきさん のインタビュー記事です。簡にして要をとらえていると思います。また、「外国籍住民が集住する団地から」「神奈川シティユニオンの取り組みから」も非常に共感できる、そして興味深い内容です。これらの記事で書かれていることをベースに、外国籍住民を取り巻く問題を考えていけば、日本社会もなかなかステキで暮らしやすいものに、日本籍住民にとっても外国籍住民にとっても、なっていくんじゃないかと思います。

当ブログを読んでくださっている皆さまにも、あっち方面からウオッチしてる方は除いて、深く共感してもらえるものだと思います。
お薦めです。取り寄せなどして、ぜひぜひお読みくださいm(_ _)m。


おっと、忘れるところだった。ここでちょっと、同誌の特集冒頭座談会の一節をご紹介します。

塩原良和 現在の局面は、ちょっと前にナショナリストだった人がいきなり多文化共生を唱えたりするような状況があって、そういうところをうまく嗅ぎ分けてきちんと批判していく能力が求められていると思います。

「ちょっと前にナショナリストだった人がいきなり多文化共生を唱えたりする」って、「移民受入1000万人」をぶち上げたうちの一人、あの坂中英徳のことの気がしますねえ……。


自民党PT作成の「移民受入1000万人計画」については、下記記事などをご参照ください。

【関連記事】
移民受入と産地偽装、漁業スト、介護の現場と派遣労働。フェアトレード。(2008.07.23)
幻?の「日本の魅力」と看護師・介護福祉士、今ここにある「多文化・多民族・多国籍社会」という現実(2008.08.03)
?「野党はナチス」?「移民か日本の若者か」?(追記アリ)(2008.08.06)
お前が言うか、自民党。蹴倒しますぞ、うさキック!(追記アリ)(2008.08.13)
自民PT「日本型移民国家」を超えてゆけ、真夏の夜の夢!(2008.08.14)
注釈「不法滞在、どう対応」/【逆転の提言】「労働」資格!(2008.08.19)


『オルタ 2008年11・12月号』の原稿群のおそらく入稿後の事態ですが、例のサブプライム・ショックを受けた派遣首切りの津波は、こちらでもちょっと触れましたが、在日外国人労働者にも当然、及んでいます。(今朝のニュースでは、大手企業の正社員にも及びはじめているのだとか)

そしてとうとう、派遣業で働いていた在日ブラジル人がやはり首切りに遭い、住居を追い出され、ホームレスになってしまい、その幼子が病死してしまったという事態まで生じています。

そのニュースにショックを受けた方が空きホテルを利用して、解雇され住まいを失ったブラジル人に住居提供する試みを始めた、というニュースも報じられているのは、せめてもの救いでしょうか。

派遣切りの影響を受けて空き室が出始めているマンションがトヨタ城下町に少なくないと、一昨日の京都新聞で報じられていました。一時でもいいから、住居を安く(あるいは無料で)提供してくれるマンション経営者、もっと出て来てくれないものでしょうか。新しい職が見つかるまで、あるいは、帰国の目処がつく時まででも。

空いてる公営住宅なんかも活用した緊急対応を、ぜひ行政には求めたいですし、余力のある大企業には空いてる社宅とか何とかあればぜひ。
その際は、『オルタ 2008年11・12月号』(特集 労働開国?—移民・外国人労働者・フリーター)の記事、「外国籍住民が集住する団地から」をまず読んでみてくださいませ。きっと参考になると思います。

(T人T) オネガイ!


新たな連帯を! ワークシェア時短で、誰もが豊かに暮らせる社会へ!

今こそ、この社会の進む方向を、大きく変えるべきときだと、強く訴えたいと思います。

【関連ブログ】
日本工場では首を切り、海外工場では雇用維持する日本企業の「矛盾」(村野瀬玲奈の秘書課広報室、2008.11.27)
NO.803 大企業の横暴ぶり・・・世界から見れば・・・。(大脇道場!、2008.12.9)
三菱自動車イリノイ工場:国外では雇用を守るのに国内では非正規労働者の首を切る【ロイター通信】(どこへ行く、日本。、2008.12.9)
<大分キヤノン>「今日で解雇」許せない/非正規労働者が組合結成、雇用維持申し入れ(どこへ行く、日本。、2008.12.10)


まだ冒頭の座談会を読みはじめたところですが、労働に関して考えるなら、やはりこれも読まなきゃならない気がします。

知らない話も多くて、勉強になってます。


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と〜れとれ、ぴ〜ちぴち、多民族共生教育フォーラム2008大阪[2008.11.22-24]

2008.11.13.19:30ころ

日系人の離職者急増 リストラの標的に?(asahi.com、2008.11.12)

 自動車や機械など輸出産業の業績悪化を受けて、工場で働く日系人らの離職者が急増していることが11日、厚生労働省の調査でわかった。9月の新規求職者のうち日系人の数は計1千人前後で、前年同月の2倍以上にのぼった。このため、厚労省は、日系人の多い9地域のハローワーク(職安)で通訳を倍増させるなど、対策に乗り出す。

 厚労省は先月、浜松市や愛知県豊田市、豊橋市、群馬県太田市など、日系人が多く住む9地域の職安に、日系人の雇用情勢を聞き取り調査した。

 多くの日系人が自動車や機械産業で働いており、金融危機を受けた業績悪化で、雇い止めや解雇が相次いでいる。日系人は日本語を話せない人も多く、再就職が難しいという。同省は「派遣や請負で働く日系人が、真っ先にリストラの標的になっているようだ」とみている。

 9地域の職安には、現在もポルトガル語などの通訳が交代で1人以上は常駐するが、厚労省は年内に少なくとも2倍程度には増やしたい考え。

 そのほか職安では、日系人を雇用する企業に、助成金などを使って雇用継続や再就職支援に努めるよう要請する。地元の市町村と連携し、就労や生活全般に関する相談を一手に受ける窓口も設ける。

サブプライム・ショック以後、派遣で働く日系人の解雇も相次いでおりまして、その結果、ブラジル学校に通っていた子どもが授業料を払えなくなり退学する、なんて話も珍しくなくなっているようです。公的助成もないもので、一人月額3万円とかかかってしまい、子どもを通わせつづけるのも、なかなか大変というわけです。

そして、ブラジル学校に通えなくなった子どもたちが、日本の公立学校へ通うようになるかというと、必ずしもそうではありません。日本語がわからなかったり、通ってもサポートが期待できなかったり、前に日本の公立学校でイジメにあってそれがトラウマになっていたりとかで、いわゆる不就学・不登校になってしまうケースが生じたりもします。

で、イベントのご紹介。

多民族共生教育フォーラム2008大阪[2008.11.22-24]

2005年の神戸、一昨年の愛知去年の東京に続いて、今年は大阪での開催です。

その大阪にまつわる前前回の記事で紹介したバンドの歌詞が、あんまりでないの……(←意訳しました)との三介さんからの嘆きの指摘に、お詫びの気持ちをいくばくかこめて、浪速のモーツァルトはんの傑作を、どうぞ!!

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MMRの悲劇!/「19世紀にカエル軍団」に社会民主主義で立ち向かワン!

2008.9.10.20:00ころ

前回の記事で当初採用していたテンプレート。
サイドの文字が白色になる点は、変更できないそうです。
あっちの方が、引用文とかのメリハリがきいてて読みやすかったと思うのですが、残念。
そんなわけで、現在適用中のテンプレート・デザインで当面、行きます。

と思ったら、MMRの3人組他が、横幅と改行位置の関係で、変な姿に!!

ま、いっか。かんぱ~い ( ̄ー ̄)/C□

         ナ ッ、   ナ ッ、  ナンダッテェ〜〜〜〜〜!!!  
                                             
            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー         / ゝ
 .! \     `‐、.    `ー;--'´             //イ;;:::::    //〃 \   __, ‐'  / / \
  ヽ \     \   /               /  /i:::::.   //      ̄ i::::: / /

(彼らの本来の姿は、コピー&貼付け(ペースト)して、エディタやワープロソフトでご覧いただけますm(_ _)m)

MMRとは?(Wikipedia)
MMR「ワーキングポアを追え!!」(2007.1.4)

MMR「ワーキングポアが暗示する衝撃の未来絵図」(2007.2.6)
MMR「自公独裁メタボ説を追え!!」(2007.2.28)
UFOを捕まえろ!&「国際人権法と日本の外国人法制度/9.11以降の世界と日本」+MMR!(2007.10.10)
【閑話休題】MMR、Google八分を追え!!(2007.12.2)
MMR「大阪府救世主伝説を追え!!」(2008.1.29)

 

かんぱ~い ( ̄ー ̄)/C□



国民新党が今後、極右の平沼一派(元・改革クラブ)を接着剤にして、自民党サイドにくっついていくような悪寒を感じさせる、何とも嫌なニュースです。

自民総裁選「責任回避のお祭り」=平沼、鈴木宗氏との連携に意欲−国民新・綿貫氏(時事ドットコム、2008.9.9)

 国民新党の綿貫民輔代表は9日、静岡市で開かれた内外情勢調査会で講演した。自民党総裁選について「首相2人が1年で(政権を)放り出した責任を、総裁選というお祭りで回避しようとしている」と指摘。立候補者が5人となったことには「魂を込めてやっているのではなく、売名行為のような人が多い」と批判した。
 綿貫氏はまた、無所属の平沼赳夫元経済産業相、新党大地の鈴木宗男代表らとの関係に関しては「どういう形で結んでいくかはこれからだが、せいぜいこれ(関係)を生かしながら、きちっとした政治姿勢を取っていきたい」と語り、連携していくことに強い意欲を示した。
 衆院解散の時期については、新首相の所信表明の日程として「10月1〜3日」が想定されていることを念頭に、「2日の質問後に解散となるか、もしずれれば3日の質問が終わるころに解散になるようだ」と指摘し、「衆院選は『10月28日公示−11月9日投票』で大体仕組まれているようだ」と語った。(了)(2008/09/09-20:43)

自民・公明連立政権が倒れたところで、その後に来るのが、選民思想にかぶれた排外的な極右になびく政権だった、なんてことは、なんとしても阻止せねばなりません。

【参考サイト】アインシュタインの予言(たんぽぽのなみだ、「疑似科学(にせ科学)の部屋」)

「19世紀的な国民国家」への先祖返りの動きも、ブッシュ政権が進めた「19世紀的な帝国主義時代」への先祖返りと同様、けっして許してはならないことだと思います。

19kaeru
「19世紀にカエル軍団」の進軍は、止めねばなりません。
Kaerugundan_2

その意味で、
中野敏男氏からの寄稿(私にも話させて、2008.9.4)
が紹介している山口二郎氏の発言なんか、激しく憂慮するに値します。

多文化・多民族・多国籍な社会の現状を踏まえて、新たな構想こそが求められている、それが今の日本社会なのに、そこを見ることなく、語っている。そんなていたらくだからこそ、山口氏言うところの「対抗政治のエネルギー」なんてものはなかなか生まれてこないのだし、たとえ生まれてきてもいびつで危険きわまりないものに堕しかねない。私はそこを恐れます。

(なお、中野敏男氏からの寄稿で紹介されている中野敏男氏の記事中「日本の「ろうそくデモ」報道から見えること——危機に瀕する日本のリベラルジャーナリズム」(『プレシアン』2008年9月8日掲載) は、「社会の木鐸」育成計画とも関係します。ぜひお読みください。)

今こそ、国民新党の良識ある方々には、ここらでドンッと踏ん張っていただかねばなりません。

で、ちょっとご紹介です。

『憲法は誰のもの』(福島みずほ・著)に、全ギリシア社会主義運動PASOK党首ゲオルギオス.A.パパンドレウ氏の社会主義インターナショナル議長就任のスピーチ(2006年1月30日、社会主義インターナショナルアテネ理事会)が一部抜粋されていました。

どのような理念が対立しているのか、私たちはどのような社会をつくりたいと考えているのかを、とてもわかりやすく力強く伝える演説」

だという福島氏の紹介文、まさにそのとおりだと思います。

ただ、これは保守主義者、社会民主主義者との対比で語られている演説なのですが、それぞれの国や地域の社会状況に合わせて、他への置き換えは十分に可能だと思います。
私見ですが、たとえば日本の場合、「保守主義者」の中にもここで語られる「社会民主主義者」と同様の立ち位置にいる人が、少なくないんじゃありますまいか。
だからこそ、国会などにおいて、社民党と民主党・国民新党などとの連携がちらほら見え始めているのではないか。そう思うのです。

いずれにせよ、述べられている理念に激しく共感したので、意味がさらにくみとりやすくなるよう、ちょっと手をほどこしたうえで、引用してみます。
(文字色を変えたのは、もちろん私です。
 また、下線付き部分をちょっと修正してみました。意味は変わらず、わかりやすくなっているはずです。原文は、その後に【 】書きで添えておきます。)

まず最初に、保守主義者は彼らの価値を世界に押し付けようとしています。 私たち社会民主主義者は、私たち自身の価値の周りに人びとを結びつけるよう試みなければなりません。

彼らは恐怖について話します。
私たちはセキュリティについて話します。

彼らはについて話します。
私たちはかけ橋について話します。

彼らは衝突について話します。
私たちは対話について話します。

彼らは自由市場について話します。
私たちは自由な人びとについて話します。

彼らは国家や宗教の善悪について話します。
私たちは政策の善し悪しについて話します。

彼らはテロに対する戦争について話します。
私たちは暴力の恐怖について話します。

彼らはおそれを通じて感情を束縛するために話します。
私たちは誠意を通じて感情を解放するために話します。

彼らは人びとをグローバリゼーションに合わせようと話します。
私たちはグローバリゼーションを人びとに合わせるように話します。

彼らは天上の神について話ます。
私たちは人びとの間にある神について話します。

彼らは「小さな政府」について話します。しかしそれはごくわずかな人間に利益をもたらす大きな政府のことです。【彼らは小さな政府と話します。しかしそれはごくわずかな人間に利益をもたらす大きな政府のことです。】
私たちはそれとは違う政府について話します。多くの人びとを元気づける政府のことを話します。【私たちはちがう政府のことを話します。それは多くの人びとを元気づける政府のことです。】

彼らがテロからの保護について話すとき、彼らはしばしば私たちの自由を取り上げようとします。
私たちがテロからの保護について話すとき、それは民主主義と市民的自由を強めることを意味しています。【私たちがテロからの保護について話すとき、私たちにとっては民主主義と市民的自由を強めることを意味しています。】

彼らがリーダーシップについて話すとき、彼らはそれを権力として理解しています。
私たちがリーダーシップについて話すとき、私たちにとってそれは信頼を意味しています。

(参考記事)
与野党、新たな対立軸!「人の多様性をどうとらえるか/国家と人間の関係をどうとらえるか」(2007.2.9)

どこかで読んだ記事だなあ、と思ったあなたのデジャヴュは当たり!

2007年2月18日の記事の一部再掲でした。

たまには、いいですよね?

 

 

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R_bana_2←再掲で、再見!

移民受入と産地偽装、漁業スト、介護の現場と派遣労働。フェアトレード。

2008.7.23.23:00ころ

先日、相方と食品の産地偽装に関するニュースを見ていたとき、相方が、こんなことを言いました。
「フェアトレードの話と共通するよね」

たしかに、「流通を握る業者に価格決定権を独占され(それはつまるところ消費者に握られてるってことでもあります)、費用に見合った収益が上げられない生産者」という構図の背景にあるのは、フェアトレードが立ち向かってきた産業構造・流通構造・社会構造と同じもののように思えます。

漁業の燃料費が卸価格や市場価格に転嫁されないというのもまさに同じ構図ゆえでしょうし、介護業界の過酷な状況も共通するところがあるように思えます。派遣労働の問題もそうでしょう。

「本来はありべからざる低賃金労働」に依存しなければ成り立っていかない産業構造がつくられてしまっている、その結果、さまざまな問題が起き、どんどん深刻化してきている。

まずはそこをあらためないと、移民受入なんかトンデモない話のように思います。

1000万人規模の移民受入を目指す、なんていう自民党の国家戦略本部も、「同一職務・労働同一賃金の遵守(同等報酬)を徹底する」なんてことをうたっていますが、そんなことはあたりまえの話であって、それと同時にもうひとつ、政府によるある種の保護主義的な産業政策(何をどれだけ残し、何をどれだけ国外に依存していくか)が本格的にとられない限り、移民受入をしようがしまいが、今、この国で暮らす多くの人たちを呻吟させている問題は、どれもまったく解決されないよねえ、なんて思います。そんな中でこんな大胆な政策を進めようとしても、有権者の支持がはたして得られるものか。極右の人たちが反対するのは火を見るより明らかですが、かえってあの妄想一派の求心力を高めることになりかねんのちゃいますやろか。

そもそも人口減少に対応するために移民受入が必要なのかどうか、そこも議論しなくちゃならないポイントです。
順序としては、上で述べたような産業政策を整理したうえで、そこから移民受入が必要かどうかを検討するのがソフト・ランディングへ向けた穏便な流れなんだろうと思います。まあ、いつも理想的なレールに乗ってものごとを検討できるかというと、そんなわけにはいかないのも世の習いですが。

ともあれ、移民受入の是非の検討を優先課題にしていない野党各党は、それなりに見識があると言えるかも知れません。

仮に移民受入が不可欠だとしても、新自由主義経済政策との並行的実施なんて論外でしょうから、となると、きちんと実施できる主体があるとすれば、やはり共産党とか社民党あたりになる気がします。福祉国家的な政策が前面に出てこないと、成功はおぼつかないでしょうから。

まあ、暑いですし、頭もよく働いてません。ほとんど、溶けてます(-_-;)。
文章にも、夏バテ感が表れているのではありますまいか。

何にせよ、私自身、まだ前回の記事で紹介した資料に目を通す時間すらない状況ですので(ずいぶん前に印刷したのに〜(;<>;))、本日は雑感だけ書き連ねて、この辺で。くたびれ〜。

【関連記事】

移民受入と産地偽装、漁業スト、介護の現場と派遣労働。フェアトレード。(2008.07.23)

幻?の「日本の魅力」と看護師・介護福祉士、今ここにある「多文化・多民族・多国籍社会」という現実(2008.08.03)

?「野党はナチス」?「移民か日本の若者か」?(追記アリ)(2008.08.06)

お前が言うか、自民党。蹴倒しますぞ、うさキック!(追記アリ)(2008.08.13)

自民PT「日本型移民国家」を超えてゆけ、真夏の夜の夢!(2008.08.14)

注釈「不法滞在、どう対応」/【逆転の提言】「労働」資格!(2008.08.19)

P.S. イギリスでの不法移民を主人公にした、お薦めの映画を紹介。

未見の方は、ぜひ機会をつくって見てくださいませ。レンタル版も出てるはずです。

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日本人さえよければいいのか/米兵少女暴行に抗議集会/比へ有害廃棄物「輸出」

2008.3.30.23:30ころ

昨日、たまたま外出先で読んだ朝日新聞の「異見新言」というopinionコーナーで、社会学者の森千香子さんの「格差社会批判」についての寄稿(?)が掲載されていました。副題が、「日本人さえよければいいのか」

忙しくて詳しく紹介する余裕がありません。
未読の方は、ぜひぜひ図書館などでお読みください。ウェブには載ってないみたいですので。

で紹介したイベントの報告記事です。私は別件が先に入っていて参加できませんでしたが、ともあれ新聞で報告があって、ありがたいです。

ちなみに紙面では、見出しは「米兵少女暴行 被害 繰り返さないで 上京で市民ら抗議集会」となっていました。

米兵の犯罪、許さない上京で市民集会、沖縄の実態学ぶ(広中孝至記者、京都新聞、2008.3.30朝刊)

 沖縄県で2月に起きた駐留米海兵隊員による女子中学生暴行事件に抗議する市民集会が29日、京都市上京区の洛陽教会であった。米兵による凶悪犯罪が絶えない沖縄の実態が報告され、市民約150人が事件根絶に向けた思いを共有した。
 事件に憤りを覚えた京都沖縄県人会(大湾宗則会長)が、米軍が駐留する沖縄の思いを知ってもらおうと企画した。
 那覇市の市民団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の高里鈴代共同代表が、米兵による過去の犯罪や基地外への移住が進む実態を紹介し「国の政治情勢が関係する中で事件は起こり続けている。確実に事件をなくすには基地の縮小しかない」と訴えた。
 参加者が思いを語るリレートークもあり、「国の安全保障や政治など大きな力のために市民の生活が犠牲になるのはもうたくさん」「二度と被害を出さないためにも京都から声を挙げていこう」といった声が相次いだ。
 また日米両政府に被害少女への謝罪や補償、日米地位協定の抜本的改革、基地の縮小などを求める要請文を採択した。

日本から有害廃棄物 フィリピンへ、再使用品名目で(京都新聞、2008.3.30朝刊)

【マニラ29日共同】人体や環境に悪影響を及ぼす恐れのある有害廃棄物を、日本の一部業者が「再使用品」の名目で処理費用を支払いフィリピンに「輸出」していることが29日、同国政府当局者や廃棄物処理業者の証言で分かった。税関の検査はほとんど素通りで、監視体制の甘い途上国が先進国の「ゴミ処分場」と化している構図が鮮明となった。
 日本とフィリピンは2006年9月、物品やサービスの貿易自由化を柱とする経済連携協定(EPA)を締結。しかし、フィリピン側には「日本の有害廃棄物受け入れを容認する」として反発が強い。海外の業者に金銭を支払い廃棄物処理を依頼することは日本の廃棄物処理法違反に当たり、EPA発効に影響を与える可能性もある。
 フィリピンの貿易産業省によると、日本は金属やテレビなどの中古家電計60種余りを再使用品として輸出。実際には有害廃棄物の移動を規制するバーゼル条約の対象となる「再使用不可」の状態のものが多く含まれ、同省当局者は日本の業者が廃棄物の処理費用を支払っていることを認めた。(共同通信)
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こちらの記事、紙面での見出しに「比へ有害廃棄物「輸出」 日本から再使用品名目で」となっており、バーゼル条約についての解説もありました。
バーゼル条約などについては、下記の関連記事をご覧ください。
いずれにせよ、フィリピンから介護士がやって来る日は、ますます遠くなっていきそうです。

【関連記事】
フィリピンから介護士、日本から毒性廃棄物?(1)(2006.11.04)
フィリピンから介護士、日本から毒性廃棄物?(2)(2006.11.26)
フィリピンから介護士、日本から毒性廃棄物?(3)(2006.12.10)
フィリピンから介護士、日本から毒性廃棄物?(4)(2007.2.10)

「リサイクル」の名の下に日本のごみがフィリピンへ?~政府の戦略に懸念(ENVIROASIA、2006.11.10)

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