2007.11.23.13:10ころ
当ブログでは「差別と排外の煽動にうさキック!レイシズムにもうさパンチ!」なんてことを主張しているわけでありまして、このようなブログを運営していると、「さまざまな妨害工作に襲われてるのではないの?」と心配してくださる方が少なからずいらっしゃいます。
たしかに、ブログ界では極右のレイシスト系言論がかなり幅をきかせているようですし、そもそも現政権がその類いの思想に染まっちゃってる一団なわけでして、しかも「現政権はナチスの後継者だ」などと批判していたりするわけですから、そういうご心配をいただくのもムリないことだと思います。
実際、「反戦」や「平和」を訴えるブログが悪質な「荒らし」に見舞われ、その対応にさんざん苦労させられた挙げ句、とうとう閉鎖に追い込まれてしまった、そんなケースも耳にしますし。
ところが、当ブログは、意外や意外(?)、これまで大掛かりな妨害工作や荒らしに襲われたことはありません。
嫌がらせらしいものがあったとすれば、お薬関係の営業コメントか、エロトラバ(盗撮やら芸能人のマル秘の映像やらのあの類い)くらいでしょうか。このうち圧倒的に多いのが後者で、お薬コメントは『ICCで「人間の安全保障」』に書き込まれるのがほとんどだったと思います。
しかも、エロトラバが圧倒的に多いと言っても、数でいえば極少なく、あやふやな記憶に頼ってみるなら、これまででも日にせいぜい5〜10件程度送られてくる時期があった程度ではありますまいか(正確な数字を調べようと思えば調べられるんですが、めんどくさいんでご容赦ください)。
そして、最近ではエロトラバすら、ほとんどありません。
ひょっとすると、こんな弱小ブログ放っておいてもかまわんわい、と思われているのかも知れません(-_-;)が、ココログのブロック機能が強力だからだと考えるのが、最も自然な気がします。
何せ、ブログ主の私がコメント欄にコメントしようとしたときでさえ、スパム防止システムが働いて手間をとらされてしまうなんてことが多々あるくらいなのですから。
さらにひょっとすると、今年の3月くらいからでしたか、サイドメニューに「迷惑トラバー(迷惑トラバを送る人)さんのお気に入り」コーナーを設けて、これまで特に頻繁に迷惑トラバが送られてきた記事をまとめて掲載している、これが幾ばくかの効果を上げている面もあるのかも知れません。
このコーナーは、迷惑トラバは「こういう記事を書くなよ」という警告としてが送られてきてるような気がして、「それなら、裏をかいていつでも読めるようにしてあげませう」と考えて設けたものでありまして、思えば、このコーナーを設けて以降、迷惑トラバが減ったような印象もあります。まあ、気のせいかも知れませんけど(これも確認は可能ですが、面倒くさいのでパスします。ご容赦ください)。
ともあれ、「荒らし」的行為からは比較的自由に過ごせていた昨今の当ブログですが、今月上旬、突如、エロトラバが集中した時期がありました。
それは、新・入管システムに関するこちらの記事をアップロードして間もなくでした。
立て続けに、その記事めがけて、エロトラバが送られてきたのです。
もちろん、エロトラバーの「集中攻撃」と言っても、せいぜい日に4〜5件程度だったと記憶しています。これも確認可能ですが、やはりパスしますね。
「これは、ひょっとするとこの記事を「迷惑トラバーさんのお気に入り」コーナーに入れてほしいと思ってる何者かの仕業なのか?」
裏の裏を読もうとして、そんなことをとっさに考えた私です。
しかし、よくよく考えるまでもなく、当ブログの従来の主張を補強する記事なわけでして、この記事にだけエロトラバが集中する理由がわかりません。
ともかく、その一連のトラバを削除しつづけることにしました。
当ブログは「キッズgoo」では表示されないようなアダルト・ブログではありますけれども、万一にもお子様が迷い込んできた事態に備えて、エロトラバは存在に気づき次第、速攻で削除するようにしているのです。
ところがと言いますか案の定と言いますか、その後も同じ記事を目がけて、エロトラバが送られてきます。
「何考えてるんだろうなあ?」
めんどくさいので一旦、その記事だけトラバの受付を停止し、数日後、あらためて受付開始をしようと、思い立ちました。そしてブログの管理画面にアクセスして記事一覧を見たとき、私は初めて気づきました。
「げげ、この記事、2回アップしちゃってるよ〜!?」
はたと思い出しました。この記事を公開するとき、いったん公開ボタンを押してから、記事の送信中に「トラバ送信先を変更しよう」と思い立ち、「戻る」ボタンを押したことを。そしてその後、あらためて公開ボタンを押したことを。
そして、思ったのです。
「まさかエロトラバー(エロトラバを送る人)さんは、このことを伝えようとして、エロトラバを送り続けてくれていたのかぁ!?」
重複していた記事の1つを削除して、1つにまとめた後、トラバ受付を再開しました。
その記事へのエロトラバは、もう来ませんでした。いや、1回だけ来たっけ? 確認するのは面倒なので、ご容赦ください。
私は、なんとも不思議な気持ちになっていました。
エロトラバーさんの仕事によって大勢のブロガーさんたちがイヤな思いをさせられているのは、きっと間違いありません。
私の巡回先のブロガーさんも、日に何百も送りつけられて、かなり憤慨しておられました。いや、闘志をさらに燃やしていたというべきでしょうか。なかなか強者なお方であります。でも、ブログ主もそういう方ばかりではないのが現実でしょう。
それを思うと、エロトラバーさんたちの日々の仕事は、極めて罪作りな、悪質な仕事だというほかありません。
しかし、エロトラバーさんたちも、好きでこんな仕事をしているわけではないのでないか。生活のために、やむなく今の作業を機械的にこなしているだけではないのか。この社会で暮らす、多くの人たちと同様に。
そしてその中のおそらくは一人が、ココログの強力なブロック機能をかいくぐり、エロトラバーなりのやり方で、当ブログ主にブログ管理の不手際があることを教えてくれた……。
そんなことを不意に考えさせられてしまい、さらには、
うき世を生きる人の哀しさ、やさしさ、そしてこの世のややこしさとを感じさせられた、秋の一幕でした。
えっ、妄想激しすぎ!?
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TBいただいた政治家は人を幸せにしなきゃダメ! −政治家の使命と自覚−(鳥居正宏のときどきLOGOS、2007.11.22)から、ステキなひと言を紹介します。
「政治というのは、人びとが幸せになるための仕組み」by 福島みずほ・社民党党首
←迷惑トラバに、うさキック!
←エロトラバに、うさジャンプ!いや、ジャンプしない(汗)!
←エロトラバーさんにも勤労感謝の日?? 人の世、憂き世を、うきうき浮き世にしたいもんです。