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カテゴリー「芸能・アイドル」の8件の記事

人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(2)助けて、ドラえもん!じゃなくって、コメントに答えつつ、負けない夢を心に誓う!

2009.1.1819.23:00ころ
(記事の↑日付を間違えていたのに気づき、修正(-_-;)。2009.1.20.00:10ころ……orz)
(2009.1.21.22:00ころ、在留特別許可を求める署名、続いていました(大汗)。これまでに署名された方は無理かも知れません。まだの方でご協力いただける方は、どうぞよろしくお願いします。)
(2009.1.21.22:30ころ、JANJANニュースなどへのリンクを追加。)

「佐藤優現象」金光翔さんによる追加分析も気になりますが、当ブログとして今、緊急を要するテーマはやはりこれでしょう。

人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(2009.1.15)

のコメント欄に、カルデロン一家に在留資格を与えることに異を唱える、つまり自民・公明政権下にある法務省入国管理局の「お達し」に賛意を表するコメントが、いくつかありました。

また、昨年の国籍法改正反対運動を「世論」扱いしたココログニュース秋井貴彦記者こちらの記事にも、同様のコメントがいくつか寄せられています。

それらの主張に、コメント欄だけでは読者も少ないでしょうから、ここで各別に反論しておきます。
以下、コメント欄で書いたことを補足しつつの反論・回答です。

●カルデロン一家に在留特別許可が認められたら、不正入国した人たちは、仕事もそこそこに子どもを生みまくる。

そうなれば少子化対策も一気に解決し……じゃなくって(-_-;)、

仕事しないでこの高物価の日本で子どもを育て上げるなど、なかなか難しいと思います。共働きの日本人でさえ大変ですし、現行制度では未認可滞在の人たち、生活保護の対象外です。

この反論を受けて、

 だからこそ犯罪に走る。

と推測する声もありましたが、犯罪に走ると検挙される危険性が目に見えて大きくなるのですから、それだけ強制送還される可能性が大きくなります。
今回のケースのように子どもが日本社会に溶け込んで大きく育っていく前に、犯行が原因で強制送還されてしまいやすくなるだけです。

ですから、「カルデロン一家に在留特別許可を認めること」が、日本で子どもを出産することで在留資格を得ようとする不法入国者増大につながる、ましてやそういう人たちが犯罪に走る、という因果関係はないと思います。

●正規の在留資格を得るためにいろいろつらいことをガマンしている外国人が不満を持つ。

このような声を当の外国人から私は聞いたわけではありませんので、何とも言葉を選びづらいのですが、「カルデロン一家に在留特別許可を認めること」が、正規入国している他の外国人の権利を縮小させるものではない点を確認しておきたいと思います。

むしろこの非人道的な措置を見て、『ブリジット・ジョーンズの日記』に登場する主人公の母親の言葉そのままに、日本人のことを「cruel race!」(残酷な人種)なんて思う人の方が多いんじゃないでしょうか。私の周囲には、この非人道的な措置に異を唱える在日外国人の方が多いですし。

(ブリジットの母親のあの台詞、映画では字幕化されていませんでした。話の核にかかわるエピソードと関係する台詞なんですが、まあ、なくっても話の展開上問題はない台詞だと判断されたんでしょう。日本の観客が引いちゃうんじゃないかとも。あの発言を引き出したと思われる「cruel」な行為にイギリス人も関わっていたという落ちでもありましたし。ただ原作は読んでませんので、別の意味が原作では与えられていた可能性があります。)


このコメントを読んでいて思い出したのですが、正規の滞在資格を奪われるのが怖くて、夫のDVに必死で耐えている妻のケースとか、耳にすることがあります。そういう状況に置かれた女性は、カルデロン一家に在留特別許可が下りれば、羨むかも知れませんし、妬むかも知れません。

しかし、そういう女性が直面している問題は、また別のアプローチで解決すべきことでしょう。そもそも、ある人に対する人権侵害が現実にあるからと言って、他の人に対する人権侵害、非人道的な措置が許されるわけではありません

●親は犯罪者。強制送還は当然。違法入国者に人道的対処は不要。  日本人の雇用を不当に奪っている。  本国で命の危険があるわけでもない。

犯罪者と言っても、日本国内で問題になるのはせいぜい「出入国管理及び難民認定法」違反でしょう。行政法違反であって殺人や傷害などの刑事犯とは性質が違います。反論が来そうですが、ある意味、(国家以外に)被害者のいない犯罪という側面・特殊性もあるわけです。
しかも、その「出入国管理及び難民認定法」自体が、違反を犯して退去強制処分を受けるような者に対しても法務大臣が自由裁量で在留特別許可を与えることができると規定しているのです。
(コメント欄で、私が同法違反を軽くとらえているように見えるのが気にかかるとの声がありましたが、私の意見は、同法のこのような仕組みや性質を踏まえたものです。)

不法なこと、よろしくないことをした場合に罰を受けるのは当然だとしても、その罰は罪に応じた「相応の罰」でなければなりません。

そこで「出入国管理及び難民認定法」の上記のような性格を考えると、同法違反の場合に課される罰は刑事罰よりももっと制限されても良いと思いますし、「法務大臣が特別に在留を許可すべき事情があると認めるとき」(同法50条第1項第4号)に法務大臣の自由裁量で在留特別許可が出されるものなら、今回の子どもが直面させられるあまりにも残酷な将来を、人道上の見地から、あるいは子ども権利条約の精神から、「特別に在留を許可すべき事情」と認めて、在留特別許可を出すことは無理な話でも法外な話でもないはずです。

どうしても処罰感情が抑えられないという人たちを説得する必要があるのなら、たとえば一定期間の社会奉仕活動を義務付けるといった条件を付けるという手とか、知恵の働かせどころはいろいろあると思います。自由裁量なら、こうした条件を課すことも可能なはずですし。

違法入国者に人道的対処は不要、なんてことを、勢い余ってかも知れませんが書き込む方もいるわけですが、刑事犯の場合だって犯人に人道的対処が求められるのは、現代刑法体系・刑事政策の基本ですし、命の危険さえないならどんな過酷な状況に子どもを追い込んでもかまわないなんていう論には、やはり賛同しかねます。

また、日本人の雇用を不当に奪っているとの説ですが、どれだけの日本人が、この両親がやって来た仕事に進んで志願していたんでしょうか。
今なら、親たちを強制送還させたいがために、両親の雇用先に雇ってほしいなんて持ちかける極右さん、少なくないかも知れませんが、そんな人、きっと長続きしないでしょう。
また、不況が深刻化するにつれて志願する日本人も増えていくかも知れませんが、不況が来たからというのを今回在留特別許可を認めない理由にするのは、ちょっと悲し過ぎます……。

●子どもの今後は「日本人」ではないので日本国の問題ではない。

子ども権利条約を批准した国として、この国内にいる子どもの最善の権利のために配慮し措置をとる責任が日本国にはあります。仮に子ども権利条約を批准していなくても、人道上の配慮をなす道を選択すべきだろうと私は思います。

ココログニュースのコメント欄で「法務省入国管理局のお達し」に賛意を表している方たちも、基本的に同じような論調ですね。
そんな中で、ちょっと面白いなと思ったのが、これです。

●海外支社に配属になった日本人の子どもが、現地の学校で教育を受け、日本語を話せない。ところが、その本店が倒産または海外支社がなくなった。そんなときに、この一家のように滞在資格を認めるなんてことはないでしょう。

おお、そういう場合にも、在留特別許可、事情次第では使えますね。思いもしなかった方法を教えてもらえて得した気分です。

ただ、コメントで提示されている事例を、今回のケースと比較してあれこれ論じるのは、思考実験としてはともかく、現実への取り組みとしては問題があります。
と言うのは、今回のケースは、あくまで具体的なケースへの対処が問題になっているわけです。抽象論、一般論では片付かない具体的状況への対応が論じられているわけですから。

それに、コメントで提示されている事例では、一家の生活の基盤が日本にあるのか、実際には移民と呼べるような状況だったのかとか、カルデロン一家のケースとは大きく異なっていると思われます。単純に比較して考えるのは問題がありすぎます。

ところで、上のコメントの中にある次の説明、趣旨には関係ないでしょうが、間違ってます。

しかし、日本の法律では子供は日本で生まれているため滞在できます。

そうなればいいのになと思いますが、
日本の国籍法は出生地主義をとっていません(-_-;)。

ここで参考資料として、出生地主義を採用しているアメリカ合州国における非正規滞在者の合法化(アムネスティ)や、非正規滞在の親の退去強制に関するEU諸国の状況について、参考サイトを挙げておきます。前回の記事に追記したものに、もう一つ追加したものです。

【参考資料】
超過滞在者の在留許可  ◇EU情報  ◇正規化の基礎データ

韓国、先を行く。そして、酷暑の季節にぴったりの、ぞ〜っとするお話。(2007.8.17)

イギリスの移民労働者受け入れ制度/イギリス政府の非正規労働者を保護するための政策/「移民」と呼ばない日本の実情〜これは遠い世界のできごと?(映画『この自由な世界で』公式サイト)

他に、村野瀬さんの記事のコメント欄を見ていると、

フィリピンに家族一緒に送り返して、そちらでの教育支援を日本政府が行えばいい。

なんていう論もあるようですが、非効率ですし、ちょっと現実的な話には思えません。そんな負担を子どもに課すより、慣れ親しんだ環境で子どもの可能性が開花するような支援の方が、よっぽど人道的でしょうし、そんな形の支援をなすために必要な資源を考えたとき、在留特別許可を出すことの方がはるかに合理的だと思います。
だいたい、子どもにとって、フィリピンは見たこともない外国でしかないのですし。

それに、すでに同様のケースで退去強制された子どもたちが大勢いて、大変な状況に置かれています(その苦境は以前NEWS23でも報道していたと記憶しています)。そういった子どもたちの支援をなそうともせず、上のような提案でお茶を濁そうとすることは、すでに荒海で溺れ苦しんでいる子どもたちを眼前にしながら、別の子どもを「これから救命ボートや救命胴衣をつくるからね」と言いつつ、荒れ狂う海に突き落とす、、そんな行為でしょう。しかも、しかも、救命ボートや救命胴衣をつくるという約束が守られるとも作られた救命ボートなどが本当に役に立つとも限らないのです。

怒怒怒 (`´)怒怒怒


【関連コメント欄】

人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!  (by 仲@ukiukiさん)のコメント欄

【関連ニュース&ブログ】
カルデロン家3人と友人達の願い「日本で暮らし続けたい」埼玉県蕨市(JANJAN、荒木祥、2008.11.28)
日本で暮らし続けたい、在留特別許可を求め続けるカルデロン家(JANJAN、荒木祥、2009.1.16)

カルデロン・アラン・クルズ一家に在留特別許可を!

強制退去という結果になったときに彼女が受けるだろう精神的ダメージや、待ち受けているだろう未来の困難さ(日本にいられた場合との落差とか)を思うと、言葉すら絞り出せそうにありません。

また、こうやって彼女たちを見捨てて追い出してしまう、そんな社会、日本国に対して、署名活動を展開したり協力したりしてサポートしてきた同級生や近所の人たちが抱くであろう絶望感にも胸が痛みます。人間不信、国家不信に陥るんじゃあるまいか、とも思います(おっと、「国家不信」は、立憲主義国家ではある程度ないと困るんですが)。

そして、知恵も知識も、困難に直面している人を手助けするために、使っていかなきゃなあと、

負けない夢を 心に誓う!

ここ数日でありました。。。





タンポポの詩 THE ALFEE



(フルコーラスはこちらで。歌詞はこちら


【署名のお願い】

ガザ封鎖解除のために、日本政府が積極的に働きかけるよう外務大臣に求めるオンライン署名(集約期限は2009年2月28日、アムネスティ・インターナショナル日本、パレスチナ子どものキャンペーン、ピースボート、ユナイテッドピープル株式会社・共同よびかけ)

イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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韓国ピンチ!江戸、南米そして印度!踊るショウグン!!

2008.9.22.12:30ころ

「軍事的緊張の最前線」にありながら(あればこそ?)国際刑事裁判所規程をいち早く批准した国であり、こちらこちらで当ブログ主が羨望の思いを記したあの国、そう、「脱・戦争や人権尊重の社会システム構築へ向かううえで東アジア唯一の希望だ、牽引車になってくれ〜」なんて期待していたあの韓国が、李明博政権に代わってから、どうも激しくおかしいようです。

どこまでいく?李明博政権による言論掌握(薫のハムニダ日記、2008.9.22)

上掲以前の記事もお読みください。「保守派の復讐により‘政治の日本化’が進む」って、「シスの復讐」を彷彿とさせるタイトルが意味深ですし、いや、そんな『スターウォーズ』ファンの戯言は脇に置いても、進んでいる事態が危うすぎます!!!

いったいなんでこんなことになっちゃうのか。諸行無常の響きに感慨おぼえてる……場合じゃないですね。まずはこっち(日本側)を何とかしなくちゃ。ううっ、頭痛いっす……orz。
次の衆院総選挙、いろんな点で、踏ん張りどころになること間違いなし、なのでしょう。

危機感を覚えつつ(汗)、ばたばた忙しい毎日に追われながら(涙)、
息抜きと元気づけを兼ねて、今回も楽しい映像作品のご紹介です。

 

マツケン 踊るショウグン

タイトルからして、映画『踊るマハラジャ』の音楽が使われているのでしょうか。前回に続いて、多文化主義、異文化混淆の賜物(?)とも呼ぶべき音楽を求めて、マツケンサンバ(II)を探していたとき、偶然見つけたのがこの作品です。

生まれも育ちもブラジルの相方は、「マツケンサンバ(II)はサンバじゃない」と不満顔を浮かべるのが常ですが、たしかにこの作品を観る限り、インド音楽(ですよね?)の方が、見事すぎるくらいに合ってるかも(^^;)。

SHOGUNをご期待の皆さま、m(_ _)m。

 

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R_bana_2←一瞬、松平健さん本人がヒンドゥー語で歌ってるのかと思いました(-_-;)。

♫『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』♫と、「信仰に基づく政策」「エビデンス(科学的根拠)に基づかない対策」

2008.1.13.18:10ころ

新年早々、年末恒例の「今年、私の聞いたベスト・ソング」の超強力候補に出会いました。

『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』
(歌:み~こ/作詞・作曲・編曲:柏森進。歌詞全文

たんぽぽのなみだ〜運営日誌:水からの伝言(4)のコメント欄で知りました。
試聴できたのは一番だけですが、もう大爆笑!第16回日本トンデモ本大賞特別賞受賞とのこと、深〜く納得です。

このままだと、「今年、私の聞いたベスト・ソング」が2年続けて色物(?)になりそうな予感がしますが、

「細かいことは気にしないの! わたしO型だから!」(笑)

疑似科学が政策決定の基礎になっちゃうことの危険性については、今さら言うまでもないと思います。

この機会にあらためて訴えておきたいのは、「妄想」が政策決定の基礎になっちゃうことの危険性です。

ここ数年でも、さまざまな「妄想」が政策決定の基礎になされてきましたし、未だに「妄想」に基づいた政策決定がなされていこうとしています。

当ブログで取り上げたうち、さっと思いつくものだけでも、「少年犯罪凶悪化・低年齢化・増加」「外国人犯罪の急増」「不法滞在者は犯罪の温床」とか、「極めて同質な国」の「人権メタボ」などという認識を持っている文部科学大臣(現・自民党幹事長)とか、(義務教育で支給される)「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、国民の税金によって無償で支給されています」なる教科書の文言とか、京都で実施された『ジュニア日本文化検定』とか、まあ、いろいろあります。

そう言えば、虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」かなんて記事を書いたこともありました。あのとき、批判の対象としたブログ言説をなしていた人物、今は疑似科学関連ビジネスに走ってるらしいです。水が低きに流れるがごとき、自然な流れだったんでしょうか。

次は、以前に書いた記事から引用したものです。

「エビデンス(科学的根拠)に基づかない治安政策」は、処方を誤った薬オカルトチックな疑似科学に基づく治療法のようなものです。
私たちの暮らしを破壊してしまう恐れの方が、まぐれ当たりで望ましい結果を生む確率よりはるかに大きい。

中略

おそろしいことに、「信仰に基づく治安政策」「エビデンス(科学的根拠)に基づかない治安対策」は、学校でのイジメ問題や、有害図書規制・有害ゲーム規制などについても展開されているようです(冬枯れの街などをご参照ください)

また、今春(ブログ主註:2006年)の「入管法改定」に関する国会審議でも、永住者の扱いなどについて、実は同じように「信仰に基づく法改定」が主張され、「エビデンス(科学的根拠)」は提出されぬまま、改定がなされてしまいました。
おそらく、
今の日本における政策の大半は、「エビデンス(科学的根拠)」に基づくのではなく「信仰に基づくもの」ではないかと、私はその会議録を分析した体験から疑っております。

ちょっと暗澹とした気分になっているかも知れないあなたに、ここでもう一度お送りします。

『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』
(歌:み~こ/作詞・作曲・編曲:柏森進。歌詞全文

え、くどい!?

でも、

「細かいことは気にしないの! わたし 実はB型だから!」(爆)

 

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R_bana_2←押し寄せる 電波ゆんゆん くぐり抜け 笑顔でKO 新たなトンデモ (なんちゃって)

R&Rで「駆けつけ警護」をKO!「むしむし軍歌」と「すてごま」by甲本ヒロト

2007.12.25.21:30ころ
(2008.2.22.21:10ころ、YouTube版THE BLUE HEARTS 【すてごま】を追記しました。)

今日、たまたま、ザ・クロマニヨンズの「むしむし軍歌」という歌を聴く機会に恵まれ、「うお〜、さすが、甲本ヒロトとマーシーたち。やってくれるじゃん!」と、爆笑しながら感激しました。オープニングを聴いた時には、NHKの「みんなの歌」にでも登場したのかと思ったのに〜(^^;)。

YouTubeには、

むしむし軍歌/ 勝手にPROMO

なんてのがアップされています。可能な方は、ご堪能ください。

ちなみに、歌詞は、

むしむし軍歌 ザ・クロマニヨンズ/歌詞情報 - goo 音楽

で、読むことができます。

で、「戦争国家」化へと流れる世相をおちょくるようなこんな歌を聴いてしまうと、思い出すのは、やはり「すてごま」(THE BLUE HEARTS)です。

こちらも甲本ヒロト作詞・作曲。歌詞は、

すてごま THE BLUE HEARTS/歌詞情報 - goo 音楽

で読むことができます。

まるでヒゲ隊長の「便乗参戦(駆けつけ警護)」秘密の大計画!を題材にしたかのようなこの歌、1993年発売のアルバム『STICK OUT』に収録されています。「夢」「旅人」「テトラポットの上」「台風」「月の爆撃機」「1000のバイオリン」など、個人的にお気に入りの曲満載のお得なアルバムでして、そのオープニングを飾るのが、この「すてごま」です。

検索すると、ニコニコ動画にライブ映像がありました。

THE BLUE HEARTS - すてごま (ちょっとヤバイです)

かっこいいっすよ〜。
たしかに、ちょっとヤバゲな動きをしてますけど(ヒヤリ)、まあ、年齢による閲覧制限は不要でしょう。
(YouTubeにもありました。どうぞ!
THE BLUE HEARTS 【すてごま】

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五山の送り火とカーネル・サンダース

2007.8.16.07:00ころ

今夜の京都は、五山の送り火。

Daimonjikfcweb

ジェダイ・マスターカーネル・サンダーイモンジ登場!!


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夫か妻が外国人の夫婦、30年で割合10倍/異文化激突!? 傑作コメディ『ダーマ&グレッグ』

2007.1.27:15:10ころ
(2007.1.27:18:00ころ、この文字色部分を追記。)

夫か妻が外国人の夫婦、30年で割合10倍・厚労省統計(NIKKEI NET、2007.1.27)

 厚生労働省は26日、約10年ごとの「婚姻統計」を発表した。2005年までのデータを分析した結果、この30年で夫か妻が外国人の夫婦の割合は約10倍となったほか、妻が年上だったり、妻の姓を名乗ったりする夫婦も2—3倍に増加、結婚の多様化が浮き彫りになった。全体の傾向としては、高齢化などで夫婦数の自然減が続いている。
 再婚も含めた結婚時の年齢は、1975年は夫が27.8歳、妻が25.2歳だったが、05年は夫31.7歳、妻29.4歳で、近年の晩婚化が裏付けられた。ただ、20代前半の若い層の結婚数は、05年6月から下げ止まっており、同省の担当者は「20代の失業率が改善し始めた時期と重なる。生活が安定しはじめたのではないか」と分析している。
 75年に結婚した夫婦のうち、夫か妻が外国人のカップルは0.3%ずつで計0.6%。05年には、夫が外国人は1.2%、妻が外国人は4.6%で計5.8%となった。妻の国籍は、10年前には25%だった中国が05年は約35%となり、2位から首位に。“嫁不足”を背景に、農村部の男性と中国人の女性が結婚するケースが増えているためとみられる。

たのみこむで注文し、昨年末に届いていた『ダーマ&グレッグ』第1シリーズのDVD、ようやく観はじめました。

ヒッピー・カップルの1人娘(犬のトレーナー&ヨガの講師)と、ハイソな実業家夫婦の1人息子(検察官)が、一目惚れして恋に落ち、会ってその日にいきなり結婚!
ライフスタイル、育った環境、そしてもちろん性格も、もう何から何まで違うラブラブな2人の激突が生む可笑しさに、その両親同士の激突まで加わって、爆笑の渦を巻き起こしてくれる必見の傑作コメディです。

今回のDVD化は、NHK放映時の声優スタッフ(ここがツボです)を再結集して行なわれており(英語版・字幕版も入ってます)、吹き替えしている声優さんたちのテンションや演技(?)もパワーアップしてる感じで、ファンとしては実にうれしいDVDデアリマス。

私と相方とはいわゆる国際結婚なわけでして、異文化背景があるせいか、あるいはお互いの性格やライフスタイルが異なるためか、一緒に暮らしはじめて最初の頃は、「なんでこんなことにこだわるの!?」「なんでそこでそう行動するか!?」と、(たぶんお互いに)理解に苦しむことが少なくなかったように思います。

そんな時期に、『ダーマ&グレッグ』を観ては大爆笑して、「もともと他人だった人間同士がいっしょに暮らすって、なかなか大変だけど、愛があれば乗り越えられるってことか?」と、妙に納得していたものです。
友人たちとハウスシェアしていたときの「衝突」「激突」とはまた違った感じなのは、「愛」の深さの違いゆえでしょう。

でも、よくよく考えると、「愛」などと抽象的な言い回しではなく、「互いを理解しようとする心」「互いに歩み寄ろうとする心」と言う方がふさわしい気がします。

さすがに最近では、いっしょに暮らしはじめた当初のような衝撃は少なくなりましたが、それでも目が点になること、やはり皆無とは言えません。
日本人同士のカップルでも、きっと似たようなものだと想像しますが、さて?

※参考サイト
ふたりは最高!ダーマ&グレッグ推進委員会

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「怪獣使いの遺産」雑感/【書籍紹介】『人類館 封印された扉』

2006.11.11.23:00ころ

前回のエントリーで紹介した、「怪獣使いの遺産」(ウルトラマンメビウス)を、風邪の熱にうなされながら、観ました。

番組の長さの関係か、ちょっと展開が荒っぽく感じるところがありながらも、ぐっとくる台詞がいくつかあったり(「許可なく地球に入ったのは悪かったかも知れないが、それが命を奪われねばならぬほどの罪なのか?!」とか「理屈でわかっても、憎しみがどうしても消えないんだ!」とか。うろ覚えなので、正確な台詞はたぶん違います)、ゾフィー隊長と思しき人物の演技に妙に説得力があったりと、涙腺の弱い私はそれなりに涙ポロポロしちゃったわけでありますが、どーにもどこか釈然としないものが残りました。

『怪獣使いと少年—ウルトラマンの作家たち 金城哲夫・佐々木守・上原正三・市川森一』(切通理作・著。文庫版)で読んだ「怪獣使いと少年」のエピソードとは、かなり違った印象を感じたからです。

で、話題の無料サービスYouTubeで、観てみました、「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使いと少年」のエピソードを。小学校以来かなあ。

今回の「怪獣使いの遺産」は、「怪獣使いの少年」の完全な続編と言うよりは、設定を借りてきたパラレル・ワールドっぽい話、と解釈するのが妥当のように感じました。

たとえば、良くんの地球人に対する絶望が、いつの間にやら未来への希望に昇華されちゃってるあたりに。
まあ、それは良くんの姿を子どもの頃に観た「現在の園長先生」が思い出を美化してただけっていう解釈ができないこともないのですが、

昔、警官に殺されたメイツ星人(地球名:金山老人)が、実は生前、怪獣を念力で封じ込めて地球人を守ってくれていた(実はウルトラマンと同じじゃん)っていう部分が消え失せて、どうもその怪獣を彼が地球に連れてきていたんだ、みたいな話になってるあたりも、ちょっと別の話かなあ、と。

思えば、前作との間に完璧に整合性を持たせようとするには「ウルトラ・シリーズ」の内容はかなりバラエティに富んでいるんで、そのへんをあまり厳しく追及をするのは野暮なんでしょう、きっと。

何にせよ残念だったのは、「怪獣使いと少年」の劇中で非常に印象的な役割を果たしたパン屋の娘さん(30年後)が登場しなかったこと、でしょうか。個人的には。

2ちゃんねるのスレでは、「怪獣使いと少年」のインパクトというか陰鬱さがあまりに強烈だったせいか、今回は脱力してしまった人が少なくないようです。

もっともな話だと思いますが、その一方で、「怪獣使いの遺産」は、ウルトラ・シリーズの定番的な内容に「憎しみを超克することの困難さ」を加味して現代向けに仕上げているあたりや、「困難かも知れないけれど希望は未来に託されているんだ」という前向きなエンディングあたりは、子ども向けの番組としては、まあ、悪くなかったんではないでしょうか。

しかし、返す返すも残念だったのはパン屋の娘さん以下同文……。

大元になった「怪獣使いと少年」の脚本を書いた上原正三氏は、沖縄出身で、切通氏の上掲書を読む限り、今で言うところの「植民地主義」的なものへの異議申し立てを作品に埋め込んできた方のように思えます。

そこで、最近読んだ、差別と植民地主義に関する、お薦めの書籍を紹介しておきます。

人類館 封印された扉(演劇「人類館」上演を実現させたい会編著、アットワークス発行)

野村浩也氏や知念ウシ氏も登場しており、読みどころがあまりにも盛りだくさんなので、内容についてはまたいずれご紹介できればと思います。こちらで、ほんの一部分ですが、紹介しました。2006.11.14付記)

では皆さま、くれぐれも風邪にはご注意を。


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Fw:「フィエスタ・ラティーナ〜特に報道関係の方」/レバノン市民を救え!署名サイト

2006.7.23.07:00ころ。

1)
来週の日曜日(7月30日)、横浜でのイベントのお知らせです。

フィエスタ・ラティーナ〜特に報道関係の方(「いしけりあそび」、2006.7.16)

ど〜ぞ!

2)
クリントンの後がブッシュにならず、当初の予定通りにイスラエルがICC規程(国際刑事裁判所規程)を批准していたら、こんな事態は起きなかったのでは……。
そう思える写真がいくつもアップロードされているサイトを紹介します。

From Israel To Lebanon

爆撃の惨状がもろに出てきますので、ご覧になる方は、その旨、ご覚悟を。
でもひょっとすると、これでもまだ穏やかな部類の写真なのかも、とも思えます。

その手の写真は苦手という方も、
どうかこちらの請願署名にご協力ください。
Save the Lebanese Civilians Petition


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