自公民&霞ヶ関やりたい放題にorz.../アリゾナ移民法違憲判決とWhat would YOU DO?
2012.06.26.18:00ころ
しょせん民主党が官僚いいなりの政権しかつくれないだろうことは、民主党が政権をとる直前の、入管法等の改定(官僚のつくったスケジュールに無理矢理合わせてなんら緊急性のない法案を自公政権が通すのに、「はいはいはい」と応じてしまった!)で、十分すぎるほどわかっていました。ぷんぷん!
いろいろ意見はおありでしょうが、おそらくは日本共産党か社民党あたりに政権とらせないと、たぶんこのまま日本はおしまいです。
スケープゴートをつくってはそれを叩いて大騒ぎするしか能のない橋下・維新の会なんかもってのほかですよ、はい。
まあ、それはともかく。
太平洋の向こう岸、アメリカ合衆国からのニュースです。
米アリゾナ州移民法に違憲判断、争点の条項は容認(2012年06月26日 12:15 発信地:ワシントンD.C./米国)
【6月26日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州が不法移民の取り締まり強化を目的に制定した新たな移民法について、米連邦最高裁は25日、大半の条項が違憲との判断を下した。
米オバマ政権は、移民政策は連邦政府の管轄下にあり、アリゾナ州の新移民法は連邦法への干渉だとして差し止めを求めていたが、その主張の大半が認められた。
一方、不法滞在が疑われる人物に対し、警官に身分確認を義務付ける条項が最大の争点となっていたが、この条項については違憲とまでは言えないとして容認した。
これについて、アリゾナ州のジャン・ブルワー(Jan Brewer)知事(共和党)は新移民法の「核心」の部分が合憲と判断されたことは「法的勝利」だと歓迎した。他方、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は、いかなる米国人も外見から疑いをかけられるようなことがあってはならないとし、懸念を表明した。(c)AFP
たしか、身分証明証の常時携帯を刑罰の威嚇で義務づけるとか、日本の入管法を真似て造ったんじゃないかと思えるような法案だったと思います。合憲とされた部分は施行されてしまうのかとか、詳報、知りたいですね。
判決原文pdfは、76ページもあって、すぐには読めません。ぷぎゃー!
【続報記事】「米アリゾナ不法移民取り締まり強化法 連邦最高裁判決」『しんぶん赤旗』の解説(2012.06.27)
これに関連して、アメリカの社会派ドッキリ番組をご紹介。
上記判決が「合憲」としてしまったらしい部分についてのものです。
John Quinones Goes Undercover for Racial Profiling Scenario(ABC NEWS, What would YOU DO?)
この企画は昨年、NHKのBS夜10時からのワールドなんとかで、紹介されていました。また放映してくれないかな。
ちなみに、上記ページは英語版です。
もはや日本語のみでは豊かな人生を生きてはいけない、そんな時代になりつつあるんだよなあ、なんて感じつつ。
それにしても、こういう番組、日本でつくっても、じみーで重苦しいものにしかなりそうにないですね。みーんな、黙り込んで、他人のふりをするだけ、あるいは警官の後押しをするばかり、となりそうな。SIGH...