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カテゴリー「学問・資格」の25件の記事

【3月7日】サラ・ロイさんat東京/『ドキュメントにっぽんの現場』離れても“アミーゴ”〜滋賀 不況にゆれる教室〜/朝日新聞「声」欄」

2009.3.6.09:00ころ

サラ・ロイさんの京都での講演会、昨日だったの(;<>;)?

東京では、明日7日土曜午後にも集まりがあるようです。
ご都合のつく方は、ぜひどうぞ。


遊鬱さんに教えてもらった番組の紹介です。

(引用開始)『ドキュメントにっぽんの現場』NHK総合テレビ
●2009年3月7日(土)午後10:55〜11:24
■再放送予定:総合テレビ 2009年3月13日(金)午前3:40〜(木曜深夜)
離れても“アミーゴ”〜滋賀 不況にゆれる教室〜
「きのう工場を解雇された。娘の学費が払えない」。派遣切りの嵐が吹き荒れ、日系ブラジル人労働者の大量解雇が進む滋賀県。近江八幡市にあるブラジル人学校「日本ラチーノ学院」では、学校をやめる子供が相次ぎ500人いた生徒はこの4月で半減した。小学6年の日系3世、マコト・オノ君(10)もいつまで学校に通えるか心配な毎日を送る。昨年末、母親が工場を解雇され、「子供を大学まで行かせたい」と願う父親も近々解雇されることが決まっているからだ。担任のレジアニ・マエジマ先生のもとには、ブラジルの学校への転校手続きや授業料の減免など様々な相談が寄せられる。とくに気にかけているのが、学校をやめたもののブラジルにも帰れず、行き場をなくしてしまった子供たちだ。ブラジル人学校にカメラを据え、親の思いに応えようとがんばる子供たち、そして日本を「祖国」と考え厳しい現実に立ち向かって生きる家族の姿を描く。
※放送時間が通常と異なりますのでご注意下さい。
(引用ここまで)

当ブログの関連記事は、こちらです。
【自公とともに、立ち腐れゆく日本】(2)レイシズム、ゼノフォビアと排外主義に毒された文科省(2009.2.18)

朝日新聞の最近の記事は知りませんが、「声」欄はなかなか面白そうですね。

「『声』欄から庶民の実態感覚が聞こえる」(関係性、2009.3.5)

私も今日から京都新聞の「読者の声」欄に注目してみようと思います。
はっとさせられる視点に出会えるかも。


【署名のお願い】

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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「留学生政策のエアポケット」日本語学校

2008.1.10.12:00ころ

今日は京都新聞からローカルな、しかしグローバルなニュースを紹介します。京都の日本語学校「エリック」に関するニュースです。

未入学者に学費返さず 京の日本語学校でトラブル(京都新聞朝刊、2008.1.7)

 京都市下京区の日本語学校が、日本への留学を希望するアジア各国の人たちから学費を受け取りながら、実際には希望者が入国できないなど、トラブルになっていることが6日、京都新聞社の調べで分かった。
 ラオス、中国、バングラデシュ、ネパールの41人が先月時点で、計1200万円余りの被害を訴え、返金を求めている。ラオスでは現地の警察が詐欺事件として捜査している。
 この学校は「ELIC京都校日本語科」(エリック)=三浦光道校長(42)。大津市長等1丁目の宗教法人「定光坊」が設置する。
 関係者によると、同校は2006年1月、ラオス駐在の同校の日本人教員(35)を通じて短期留学生(3カ月コース)を1人あたり3400ドル(39万円)で募集した。少なくとも5人の希望者が同5月に授業料など計1万7000ドル(197万円)を払ったが、来日に必要なビザ(査証)が日本大使館から交付されず入学できなかった。
 5人は返金を求め、うち2人に、計5000ドル(58万円)が戻っただけで、直後に首都ビエンチャン市にあった同校の拠点は閉鎖された。このため、5人が地元警察に「金をだまし取られた」と届け出たという。
 駐日領事館や留学仲介機関の話を総合すると、ラオスのほか、中国、バングラデシュ、ネパールの36人が06年3月ごろからエリックに送金した計1134万円の返金を求めている。
 一般に海外の学生が日本語学校への入学を希望する場合、ビザ申請の手続きと並行して学費を学校に前納する。ビザが交付されない時は、学費を返すことが日本語学校の認定機関である財団法人「日本語教育振興協会」(東京都)のガイドラインで定められている。
 エリックは協会の認定校で、1992年に円満日本語学舎(大津市)として開校し、その後に移転、校名変更した。アジア各地の提携校や留学仲介機関を通じて学生を受け入れている。定員は140人だが、現在は4人しか在籍していない。
 ■14人分と認識 「エリック」校長
 三浦校長は授業料などが返金できていないことを認め、14人分の616万円との認識を示したうえで「留学希望者から預かるなどした600万円を四国で日本語学校をしている知人に預けて戻ってこないため、返済が遅れている。早急に返したい。ラオスにはすでに送金を指示した」と説明している。
【日本語学校】 外国人を対象に日本語を教える民間教育施設。日本の高等教育機関(大学など)に在籍する外国人留学生の50−60%が日本語学校を経ているとされ、大学進学へのステップの一つとなっている。設置基準は専修学校に準じるが、株式会社や個人でも開校できる。文部科学省、法務省、外務省が共同所管する財団法人「日本語教育振興協会」(東京都)が審査・認定する。全国に約380校ある。

「知人に預けた金が返ってこないので返済が遅れている」って、ドラマなんかでもよく聞く言い訳の気がします。結局その預けたお金は返ってこない、という展開の……。

あっ、「貸した金と青春は二度と戻らないんだ!」って誰の絶叫でしたっけ?? 『うる星やつら』で誰かが叫んでいたと思うんですが……。

話がそれましたm(_ _)m。
校長が返金実現を目指していそうなところがせめてもの救いだと思いたいですが、京都新聞社が調べた被害状況が記事にイラストとして掲載されています。それによると、

中国 18人で615万円
ネパール 4人で131万円
バングラデシュ 14人で387万円
ラオス 5人で139万円
合計41人で総額1,273万円

の被害が出ているそうで、校長の主張とはあまりにかけ離れています。真相はどうなんでしょうか。

そして、翌日の続報では、

エリック、留学希望者から保証金 日本語学校の自主規定に違反(京都新聞、2008.1.8)

 京都市下京区の日本語学校「ELIC京都校日本語科」(エリック)をめぐる学費未返金問題で、同校が日本語学校の自主ガイドラインで禁じられている「保証金」を留学希望者から受け取っていたことが8日までに、京都新聞社の調べで分かった。同校側は「日本で不法就労や逃亡などの問題を起こさなければ卒業時に返金する」などと説明していた。
 学生の納付金については、日本語学校の認定機関である財団法人「日本語教育振興協会」(東京都)がガイドラインで、教育の直接の対価でない金品を学校側が受け取ったり、預かったりすることを一切禁じている。
 関係者によると、ラオスの男女5人が2006年5月、それぞれ3カ月分の授業料1400ドル(16万円)とは別に、エリックの現地校の求めに応じて保証金2000ドル(23万円)を払った。現地校は、滞在中に犯罪、違法行為などがない場合に返金すると約束した預かり証を渡した。5人はビザ(査証)が取れず、実際には入学できなかったが、授業料も保証金も先月時点で、同校から返してもらっていない。
 モンゴルでは保証金の代わりに、同校に関係のある現地会社の名義で入学希望者の自宅を担保にとったケースがあった。
 同校の関係者や元学生によると、卒業時に返金を拒まれた中国人学生数人が「返すまで帰国しない」と学校に抗議するうちにビザが切れ、不法滞在になったケースもあるという。
 三浦光道校長(42)は「保証金はあくまで寮に関して預かった。部屋の原状回復費を差し引いて返している」と主張している。

日本語教育機関の状況については、『外国人の定住と日本語教育〔増補版〕』の第2章「在日外国人の概況とその教育——日本語教育の周辺」で田中宏さんが、次のように批判し、提言しています。

 業者団体の色彩がぬぐえない日振協(←文部科学省、法務省、外務省が共同所管する財団法人「日本語教育振興協会」として最初の記事中にある団体です。ブログ主・注)に設けられた審査委員会が、仲間の日本語学校を審査することにはおのずと限界があろう。審査料は、新規校が一校三〇万円、初回更新審査は一四万円、二回目以降の更新審査は七万円となっている。学校の審査は責任ある公的機関が無料で行うべきである。文部科学省は省令として「日本語学校設置基準」を定め、それに基づき知事が学校を認可し、監督を行う方式が考えられる。留学生に良質の日本語学校を保障する方策を打ち立てることが急務である。
 「日本語学校は、留学生にとって“水先案内人”の役割をもつのに、日本の留学生政策のエアポケットになっている。留学生を対象としては、授業料の減免(私立大授業料は三割減額)、医療費の八〇%補助、留学生宿舎への入居、(財)内外センター(〇四年四月以降、日本学生支援機構)の各種斡旋などあるが、いずれも就学生は対象外とされている。二〇〇〇年度から、ようやく学習奨励費(月額五万二〇〇〇円)の支給対象に加えられたが(〇三年二五〇人)、日本語学校への公的助成はない。日本語学校への財政支援や就学生の処遇改善には、やはり同校の設置形態の見直しは不可欠である。(下線はブログ主が付けました)

「日本語学校は、留学生にとって“水先案内人”の役割をもつのに、日本の留学生政策のエアポケットになっている」という指摘は重いです。

また、ウェブにはありませんが、1月7日の京都新聞朝刊には、下記ルポルタージュが掲載されています。

貧しい私たちからなぜ/ラオスの被害者 日本に不信感/39万円、年収の3倍もエリック 学費未返金(京都新聞朝刊、2008.1.7)

 ラオスには、年収の3倍もの借金を抱えた家族がいた。将来設計が台無しになった若者が日本への不信感を募らせていた。京都市下京区の日本語学校「ELIC京都校日本語科」(エリック)をめぐる学費未返金問題。「なぜ豊かな日本人がわれわれから金をだまし取るのか」。昨年末に被害者を訪ねると、ラオスの淡い青空の下、若者らのため息がひときわ重かった。

 広がる畑と森。首都ビエンチャンから、牛の群れに進路を阻まれつつ車で北へ約3時間のビエンチャン県ノンナーク村。マカー・ファトゥーサイさん(21)と家族の住む小学校兼自宅が舗装の傷んだ道沿いにあった。小さな穴の目立つTシャツ姿のマカーさん。定職に就けず、父親の営む学校の事務を時々手伝う。
 大学2年だった2006年、都心の銀行ビル内にあったエリック直営の日本語学校で、日本人教員(35)から留学を持ちかけられた。「経済発展を遂げた日本での経験は、母国での就職に箔が付く」。そう思い、同年2月に大学をやめて、この日本語学校に通い出した。
 「99%留学できる」。こんな学校側の説明をマカーさんの父親は信じた。知人から金を借り、3カ月分の留学費3400ドル(39万円)を教員と三浦光道校長(42)に手渡した。マカーさんと父親はエリックの入学許可証を手に、日本大使館へ何度も行き、ビザ交付の可否を尋ねた。だがビザは出ず、教員の行方はわからなくなった。
 父親は警察に相談する一方、親類宅を回って金を集め、知人への借金を返した。マカーさんは不定期の仕事で賃金を得ると、返済の足しにと家族に渡している。大学をやめなかったら、と悔やむ時もある。
 「ラオス人は約束を守らない」。マカーさんは留学費用を一括で納めなかった際、教員の放った言葉を忘れない。「あべこべです。教員と校長は謝罪し、対応を話し合うべきだ」とマカーさんは力を込めた。
 首都西部にあるメコン川沿いのシソムソン村。土ぼこりの激しい道沿いに三輪タクシー運転手バンパイ・ソムセンバンさん(39)と家族が暮らしていた。エリックに支払った3400ドルをタクシー業で稼ぐには3年かかるという。「なぜ、貧しいわれわれを食いものにしたのか」とぼやいた。
 村で兄弟が経営する民宿には日本語を話せる従業員がいない。日本人観光客に利用してもらう上で、留学のメリットは大きい。バンパイさんは蓄えと兄弟からの借金で留学費用をそろえた。しかし留学できず、借金だけが残った。兄弟はふびんに思い、利子を免じてくれた。それでも完済は遠い先だ。
 ラオス外務省は、詐欺事件とみており、財産を返還させるため教員を再入国させるよう、日本外務省に協力を求めている。

日本への留学を志す人たちは、少なくとも日本に興味か何らかの好印象を抱いている人たちでしょう。そんな彼・彼女たちを、受入政策・受入態勢(日本語教育機関やその支援制度、受入大学など)の不備のせいで「日本嫌い」にしてしまうとしたら……。
「日本国」については自業自得でしょう。「反日」「嫌日」の種をあちこちに蒔き、その果実は「日本国」に返ってくるのですから。
しかし、その返ってくるものを直接受けることになる「個々人」にとって、話はそう単純ではありません。そして何より、夢を抱いて留学を決意し、母国の物価を考えれば目が飛び出るような金額を集め、捻出してた人たち、実際に渡航してきた人たちのことを思うと、「日本嫌い」にするとかどうとか言う以前に、あまりに残酷過ぎます。

日本語教育機関について、その歴史などさらに詳しい情報については、「お買い得にもほどがある!」『外国人の定住と日本語教育〔増補版〕』を、どうかご一読ください。

実は、今回のエリックの一件の背景には、NPO法人の認可にかかわる問題もありそうです。

学生集めにNPO利用か エリック学費未返金問題(京都新聞夕刊、2008.1.7)

 京都市下京区の日本語学校「ELIC京都校日本語科」(エリック)がアジアの人たちから学費を集めながら、留学希望者が入国できずに返金を求めている問題で、三浦光道校長(42)が国際親善・援助を掲げる5つのNPO法人(特定非営利活動法人)の理事長を兼務していることが7日までに、京都新聞社の調べで分かった。
 実質的な活動が最近ないのに、留学希望者のビザ(査証)申請のため大使館に提出した文書に、NPO法人を通じて国際交流を推進していると説明しており、同校が海外での学生集めに利用していた可能性も出ている。
 5法人は、日本モンゴル文化協会(北区)▽PDA JAPAN(下京区)▽関西ラオス協会(大津市)▽スリランカ国際親善協会(同)▽プラの会(同)。「PDA」とプラの会はタイの教育や保健支援を、ほかの3法人も同様の海外援助や文化交流を掲げている。1999年から2007年にかけて設立され、京都府や滋賀県などの認証を受けている。
 設立1年未満の「PDA」を除く4法人の06年度収支報告書によると、日本モンゴル文化協会とプラの会は支出ゼロ。関西ラオス協会は通信費のみの支出で、実質的な事業費は計上されていない。スリランカ国際親善協会は未公表で、報告書の修正中という。
 5法人が事務所として行政に届けている建物を訪ねても、スリランカ国際親善協会を除いて看板や表札は見当たらず、法人の常駐スタッフはいなかった。
 京都新聞社が入手した資料によると、エリックが学生募集に当たって、ネパールの日本大使館に06年夏に提出した書類には、三浦校長がこれらのNPO法人の理事長を務め、国際交流活動を推進していることが校長名で記されていた。こうした書類が学生のビザ取得に有利に働くとの見方もある。
 ■「学生集めでない」と三浦校長
 三浦校長は「活動が最近できていないNPO法人もあるが、プラの会はタイに古着を送るなどしている。ビザ申請で(NPO法人活動を記した)文書は出していない。学生集めのためにNPO法人をやっているのではない」と話している。
 ■報告以外の実態把握せず 京都府・滋賀県
 京都府と滋賀県は「法的要件を満たす団体から申請があれば認証を与えている。各法人には毎年報告書の提出を義務付けて公表しているが、その内容以外の実態については把握していない」としている。

ただ、私にはこちらの方面は知識も資料も不足しておりまして、しかも時間もありません。
ここらで、逃げるように記事を終わらせていただきたいと思います。ご容赦くださいませ。とんずら!


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連立の行方!? 公明党、外国人学校支援へ前向き。

2007.12.7.12:20ころ

レイシズムや排外主義の煽動を続けている自民・公明連立政権は、ご承知の通り、当ブログ主にとっては倒すべき敵であり、その議員さんたちがとっとと国政の場から放逐されてしまいますようにと毎晩星に願いをかけたいものだ、と考えているような私ではありますが、連立の一方、公明党には、実はこんな動きがあることは報告しておかねばなりません。

他民族共生社会めざして 校舎・校庭の無償貸与など外国人学校から要請受ける 党教育改革本部、文科部会(公明新聞、2007.11.15)

 公明党の教育改革推進本部(本部長=浜四津敏子代表代行)と文部科学部会(富田茂之部会長=衆院議員)は14日、国会内で外国人学校の関係者らと会い、同学校が抱える問題について、話を聞いた。これには多くの衆参国会議員らが出席した。
 外国人学校は現在、学校教育法で定める正規の学校とは認められておらず「私塾」の扱い。公的支援も受けられないため、運営は各校とも厳しい。席上、茨城県下妻市でブラジル人学校の校長を務めるヨシダ・シズコさんは、「日本の学校で使わなくなった楽器や備品の寄付があれば、とても助かる」と訴えた。また、生徒・児童についても、「通学定期の割引が受けられず、通学費用だけでも大変な負担」と述べた。
 一行は、休廃校となっている校舎・校庭の無償貸与実現などの支援を要請。浜四津代行は「子どもたちの教育の機会に国境はない。日本も成熟した多民族共生社会をめざしたい」と述べた。

記事の標題は、「多民族共生社会をめざして」が正しいのかと思います。ここでのミーティングは、「多民族共生教育フォーラム2007東京」に山下栄一参院議員が出席したのを契機に開催されたようです。

そしてこのミーティングはさらに、下記のブラジル学校訪問につながったようです。

子どもたちに就学支援を 埼玉・鴻巣市 在日ブラジル人学校を視察 山下、西田、浮島氏ら(公明新聞、2007.11.30)

 公明党の山下栄一参院議員は28日、埼玉県鴻巣市の在日ブラジル人学校「シエシー・セントロ・エドカシオナル・カナリーニョ」(吉村ジュリエタ校長)を訪ね、幼児から高校生までの各クラスを視察した。これには西田実仁、浮島智子の両参院議員、地元の鴻巣市議会公明党の議員らが同行した。
 1997年に設立された同校は、ポルトガル語を教育言語とし、日本語、英語も教えている。往復6時間かけて通学する生徒もいて、吉村校長は「通学定期の学生割引が適用されないこともあり、今年(2007年)は4人が経済的な理由で退学した。学生割引の適用をお願いしたい」と述べた。
 また、生徒からは「両親が残業で忙しく家族で食事をする時間がない」といった切実な声が多く寄せられた。その上で、(1)バレーボールのネットなど中古スポーツ用品の寄贈(2)鉄棒の設置(3)運動場、体育館の無償提供――などの要望があった。山下氏は「皆さんが日本とブラジルの友好を担う人材になってほしい」と強調するとともに、「関係機関に働き掛け、就学支援をしていきたい」と述べた。

公明党が外国籍住民の支援に地方では積極的な傾向がある、との話は聞いていましたが、その流れだと言えましょう。

選挙で票田にもならない人たちの至極正当な利益のために動こうとしているあたりに私は強い共感を覚えるわけですし、「関係機関に働き掛け、就学支援をしていきたい」という嬉しい言葉が発せられたのは事実としても、レイシズムや排外主義を煽動する自民党政治の存続に力を貸し、外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムなどという危険で差別的なシステムまで導入させてしまったことの落とし前をつけてもらえぬうちは、まだまだ冷ややかな目線しかおくれません。

あるいは、自民党に付き従うばかりの連立の虚しさ、愚かしさに、支持者が離れつつあり、しかも大連立騒動では自民党から切り捨てられる一歩手前に追いやられていたとの話も耳にします。本来目指していたところへ帰らねば党の存続すら危うくなる。そんな危機感が、この動きに影響しているのかも、とも思います。

なんにせよ、平和だの福祉だののために結党されたのであれば、自民党との連立などあってはならぬものだったはずです。

公明党が今後どのような道へ進もうとするのか、生暖かく見つめていこうと思います。きっちり落とし前つけて出直すんなら、いずれ「うさエール」を贈る日が来るかもしれませんが、はてさて、どうなっていきますやら。
支持者の少なからぬ人たちも、似た目線、いや、もっと厳しく冷たい目線を向けはじめているでしょうし、そういう方たちと連帯できる日が一日も早く訪れることを、心から願っています。


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「青い目、茶色い目」/暖冬、『不都合な真実』と人の移動

2007.1.30.06:40ころ

「いわいわブレーク」のコメント欄でivanatさんに教えてもらった「青い目、茶色い目」の実験の話。

ググってここここを読んで、非常に興味を覚えたのですが、実験を紹介したNHK特集(「ワールドTVスペシャル 青い目 茶色い目〜教室は目の色で分けられた〜」1988.04.29放映)はNHKアーカイブスでは公開されていないようです。
(ご意見は、「NHKアーカイブス」(日曜よる11:10)へのおたより募集コーナーへどうぞ!)

実験をしたJane Elliottさんのサイトでは有料の画像配信もあるようですが、英語版のようですし、ちょっと今はつらい。

そうこうするうちに、『青い目茶色い目—人種差別と闘った教育の記録』(ウイリアム ピータース (著), 白石 文人 (翻訳) )という本が出版されているのを知りました。1988年。う〜ん、絶版っぽい。

ともあれ、この本を探してみたいと思います。

ペンギンズ・デイ PD22(1997.1.30、UkiUki TRUE? LIES JOURNAL)

10年前の私のしていたことって、なんたる阿呆……。
というあたりには、触れないでくださいませ。m(__)m

ここで紹介している写真を見ると、この冬がいかに暖冬であるか、実感できる気がいたします。

温暖化がますます進めば、各地の気候変動のため、住んでいる土地を失う人もいるでしょうし、これまでの生計の手段を失う人もいるでしょう。その結果、これまで以上に大きな人の移動が生じることは確実です。
日本が今以上に多くの難民や移住者を受け入れねばならなくなる可能性は先進国としておおいにありますし、
日本人だって、どこかへ移動せねばならなくなる可能性がゼロではありません。

そんなわけで、映画『不都合な真実』

『それでもボクはやってない』と合わせて観に行きたい映画ですが、さあ、時間がつくれるか!?
微妙な模様になってきています……(ため息)。

 

Usagimasters

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【書籍紹介】『単一民族神話の起源—「日本人」の自画像の系譜』(小熊英二)/(追記アリ)

2007.1.26.07:00ころ
(2007.1.27.05:50ころ追記:人工樂園さんからコメントをいただき、紹介した記事を読み返したところ、肝心の一行を読み落としていたことに気づきました(汗)。最近、冷や汗をかくことが増えているような(大汗)。風邪でもインフルエンザでもないのに(汗汗)。ウェブに限らず議論ではこういうお間抜けな間違い〜自分がこれまでに見てきた何かに目の前にある文章をひきつけて解釈してしまうこと、要するに早とちりの勘違いをしてしまうこと〜が多々あり、場合によっては議論をこじらせ大混乱に陥れることもあるが、そうでなくとも赤っ恥をかくことがある、その他山の石として、前半部分はお読みいただければ幸いです。なお、この「冷や汗事態」、後半以降、本論の書籍紹介部分には関連していませんので、念のため)

人工樂園さんのエントリー、
「私」の思考は「私」のものか(2007.1.26)
で知ったのですが、玉川大学問題をレイシズムと結びつけて語った当ブログの記事の一部が、どこぞで曝され、嘲笑されているようです。

あんな形で曝されたりすると「アクセスがギュ〜んとアップしたんじゃないの?」とやっかんでくれる向きもあるかも知れません。でも実際は、日にせいぜい100増えたかどうかといったところです。
こんなマイナーな関心事をテーマに据えている弱小ブログにとっては少なくない数字のようにも思いますが、やはり世間の関心が薄いテーマなのか、議論も「コップの中の論戦」に留まっているというのが現状なんでしょう。

それはさておき、
とーぜんのように全知全能ではない私ですから、やはり勘違いはしますし、人をからかったりするのが根は好きな人間ですので、上記のような形で記事の一部をからかいたくなる人の心情はわかります。初めてこのブログを訪れた方にとっては私の書き方が不親切だった気がしないでもないですし。

ですが、上の書き込みをした人! 当ブログの記事をチェックしていて自分の間違いに気づいたのなら、フォローの書き込みをしてくれてなきゃ、さすがに困りますよ。せっかくなので、人種差別撤廃条約の宣伝にご協力くださいね。よろしくお願いします。

コメント欄でのやりとりをきっかけに存在を知り、この年末年始に読んだのが、
『単一民族神話の起源—「日本人」の自画像の系譜』(小熊英二・著)
です。

内容をおおざっぱにまとめると、大日本帝国時代に主流だった日本=「多民族国家」論がどのように語られていたのか、それが敗戦後に退けられ「単一民族神話」が表舞台に出て受け入れられていった、その現象はなぜ起きたのか。この疑問への問いを求めて、膨大な量の言説が収集、紹介され、分析されていく。そんな一冊です。(詳しくは、他の方によるアマゾンのレビューなどをご参照ください)

本自体に収められた情報量がかなりのもので、非常に内容が濃く、しかも読んでいるうちにこれまで考えてもみなかった領域への好奇心も湧いてきてしまうという、何とも厄介な(うれしい意味で)一冊でした。

しかし、そのうれしい意味での厄介さゆえに、きっちり内容を紹介する記事をアップしようと思って読みはじめたのですが、どうにも私の手には余る、というのが正直な結論です。

やはりこの書物は、読者一人ひとりに読んでもらい、あれこれと思考をめぐらすきっかけにしてもらうのが一番だと思います。

とりあえず、読了直後の率直な感想を1月2日の記事のコメント欄に書いたものと、同書の「結論」パートの一部を、引用して推薦文に代えることが、今の私にできる精一杯です。
まずは、私の1月3日付のコメントです。

自らの内心を投影して作り上げた「神話」に頼ることの危険性、が終局的なテーマなのだと思いますが、そう言い切ってしまうには、取り上げられている情報、言説のかずかずがあまりに興味深いと言うか……。
特に印象的だったのが、柳田国男の項にあった、「日本でも明治期の列島内部の地方語の違いは著しく、上京時には東京弁が理解できなかった新渡戸稲造や内村鑑三などは、英語で教育を受けたため、若い時は邦語より英語での読み書きのほうが楽だったという。」という一節です。いずれエントリーを立てて紹介したいと思いますが、う〜ん、できるかなあ。なかなか手強そうです。

以下、同書よりの抜粋です。

同化と差別、服従と「和」、権力を顕在化させない支配という、矛盾をおおいかくすのが家族国家論の役割だった。(p386、結論)


家族国家論のなかでは、明確な他者や自己はなかった。前述した社会学のエスニック研究をはじめ、多くの研究は、差別は自他の分離から始まると考えてきた。だが家族国家論による日本の同化政策論は、自他の明確な分離を前提としたものではない。戦前の京都学派をはじめ、西欧哲学のはらむ分裂や矛盾をのりこえる可能性が日本にあると考えて、東亜の協同体などという主張をなした者は少なくない。高群逸枝や宮沢賢治をはじめ、自由と平等の相克を求めた論者が国体論に心酔したのも、そうした理由からだったろう。だがそれは、矛盾を解消する論理ではなく、他者を無化することで矛盾を自覚させない論理だった。(p387-8、結論)

この先にある、小熊氏が語るところの「真の結論」も紹介したいのはやまやまですが、それは、やはり皆さまに書店なり図書館なり購入して自宅かどこかで読んでももらうのが一番でしょう。
とても重要な話が、最後の2段落、わずか7行でストレートに、そしてカッコ良く、語られています。引用したいけど、それはちょっとやはり失礼に思いますので、読んでのお楽しみということで。

最後に、もう一言。
時間をかけても読む価値のある本だと思います。

ただし、長時間、手に持ったまま読むのは禁物。
極めて重いです、はい。

※本書紹介の続編、と言えるかも。
 多みんぞくニホン、ナチス、自由民権運動(2007.3.3)

※関連記事
 虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)

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秘書課のダウンは「玉川大学問題」か「通常国会問題」か!?

2007.1.25.06:40ころ
(200.1.25.11:00ころ、この色の部分を追記。)

ブッシュ大統領の一般教書演説のお後を受けて、今日から通常国会が始まるそうです。
もしかして「指示待ち」くん? @ずいぶん遅い通常国会開幕は、ブッシュさま一般教書演説の翌日の符合「ぬぬぬ?」2007.1.24)

改憲国会だとか共謀罪国会などと物騒な呼び声とともに懸念が高まる中、この大事なときに、秘書課さんのサーバーが一昨日よりダウンしているようであります。なんたること!!
(とむ丸さん開発の国会議員ウオッチはまだ作成途上です(衆院民主党分が完成しているあたりは、さすがです!))
(わんばらんすさんのエントリー■日本の政治便利帳からTBいただきました。非常に使いやすそうです!! TBありがとうございました!!)

ダウンの当日朝まで、秘書課さんのブログのコメント欄では、「玉川大学問題」について激しい応酬が続いていました。

紛れてくるヘイト・スピーチを濾過しながら読んでいた私の記憶するところでは、玉川大学の措置を差別だと見る側もそうでない側も、「差別はいけないよね」という前提に立ったうえで、

【オッケー側】玉川大学は文科省の定めたルールに従っただけで、措置は合法。差別はしていないぞ。

【オッケーじゃないよ側】文科省の定めたルール自体が出自による差別を行なうものなのに、それに則った措置が差別でないと言われてもなあ。玉川大学のとった今回の措置は出自による差別そのものでしょうが。


といったあたりに議論が集約されつつあったように思います。

当然、私は後者の側に立つわけですが、私なりに補足するとすれば、

玉川大学は、文科省の定めたルールの範囲内で、受験資格を認める自由が十分にあったのに、今回の措置があえてとられてるんだから、文科省による差別に加担したとして非難される理由も十分あると思いますわん。自己のルーツである文化などを学び、享有する権利の重要性を考えるとなおさらですにゃん。

といったところでしょうか。

この問題は、法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つにトラックバックをくれた「法治国家」ではダメ(津久井進の弁護士ノート、2007.1.22)で述べられている「法の支配」「立憲主義」の意義とも関わってきます。
立憲主義については、やはりトラバをいただいたluxemburgさんのところお玉おばさんのところでも話題になっており、危うげな改憲論議のうれしい効果(ひょうたんからコマ、人間万事塞翁が馬)みたいな気がします。

そして、政府や議会の定めたルールが必ずしも正しいとは限らないと考える私は、「ふっ。玉川大学の措置を批判する側の勝ちだな、これは」と勝手に軍配を上げていたので、今回のサーバー・ダウンは、「負けた側がちゃぶ台ひっくり返そうとして仕掛けたクラッキングか何かか?」と早合点しそうになったのですが、いよいよ通常国会が開始される直前というタイミングを考慮に入れると、別のどこかからのクラッキングの可能性が脳裏にぐぐっと浮上します。

まさか、まさか、まさか!????

秘書課さんには、国家議員や省庁、マスメディアに庶民が意見を届けるための貴重な情報が、山のように集積されていました

これらの読みが大外れであって単なる技術的トラブルが原因であることを、そして何より、
秘書課さんの一刻も早い復旧を祈っています。


※関連記事
「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.11.13)
虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
玉川大学問題/文科省による「人種差別撤廃条約」等違反(修正しました2、赤っ恥orz)(2007.1.20)
自己のルーツである文化などを学び、享有する権利/『「ワーキング・プア」の現実』(週刊金曜日)/ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ(2007.1.21)

秘書課のダウンは「玉川大学問題」か「通常国会問題」か!?(2007.1.25)


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自己のルーツである文化などを学び、享有する権利(追記アリ)/『「ワーキング・プア」の現実』(週刊金曜日)/ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ

2007.1.21.01:50ころ
(2007.1.22.12:30ころ、この色の部分を追記)

こっそり謹慎部屋から抜け出して……。

玉川大学の対応がなぜ「人種差別」として問題になるか。
直感的に「これって差別じゃん」と思う人の方が多いと思うのですが、そうでない人も少なくないようなので、補足を試みるならば、
人権法の観点からは、前回のエントリーの基礎・前提として、こんなふうに話が必要だったかなあと思います。

マイノリティの子どもたちにも自己のルーツである文化などを学び、享有する権利があるという考えが今や国際人権法上の主流というよりもほとんど原則的な考え方でありまして、このような考えに基づいて国連自由規約委員会(1998年)や社会権規約委員会(2001年)、子どもの権利委員会(1998年)、人種差別撤廃委員会(2001年)などは、朝鮮学校卒業者の高等教育へのアクセスが制限されていることや朝鮮学校の法的取り扱いについて、日本政府に勧告やら意見やらを行なってきています

(2004年1月30日には、子どもの権利委員会が「マイノリティ・グループの子どもが自己の文化を享受し、自己の宗教を表明しまたは実践し、かつ自己の言語を使用する機会を拡大すること」を日本政府に勧告しています。『日本の中の外国人学校』(月刊『イオ』編集部編)より。玉川大学問題を考えるうえで、この本、超お薦めです。/なお、ここで紹介した以外にも、同様の勧告などがなされているかも知れませんが、きっちり調べておりませんので、ご了承を。)

最初にここから論じるべきだったのかもと、後になって気づいた次第です。

※関連記事
「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.11.13)
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自己のルーツである文化などを学び、享有する権利/『「ワーキング・プア」の現実』(週刊金曜日)/ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ(2007.1.21)

秘書課のダウンは「玉川大学問題」か「通常国会問題」か!?(2007.1.25)

謹慎部屋で、先週号と今週号の『週刊金曜日』を読みました。
「「ワーキング・プア」の現実」という特集連載(by平舘英明)が始まっていました。

第1回(2007.1.12、637号)では「劣悪なヘルパー労働」と題して介護労働の悲惨な現場が、
第2回(2007.1.19、638号)では「外国人労働者に強いる奴隷労働」と題して外国人労働者の置かれた悲惨で不安定な状況が、
各回わずか3ページの中に、これでもかといわんばかりの事例を詰め込んで、紹介されていました。

超お薦めです。次週以降にも期待が高まります!

ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ(京都新聞、2007.1.18)

【リオデジャネイロ18日共同】静岡県浜松市で1999年に女子高生がひき逃げされ死亡した事件で、ブラジルのサンパウロ州検察庁は18日、事件後帰国していた日系ブラジル人のヒガキ・ミルトン・ノボル容疑者(31)を起訴した。担当検事が明らかにした。
 日本政府は昨年12月、ブラジル政府に対し、同国当局が事件を捜査して処罰する「代理処罰」を要請。日本で殺人事件や交通死亡事故を起こしたブラジル人容疑者が母国に逃げ帰る例が相次ぐ中、日本が同国に代理処罰を求めた初のケースだった。
 事件は99年7月26日夜、ヒガキ被告が浜松市の国道で、落合真弓さん=当時(16)=を乗用車ではねて死亡させた。ヒガキ被告は事件の4日後にブラジルへ向け出国。事件の時効が今年7月に迫っていた。(共同通信)

ようやく、です。

※関連記事
「犯罪人引き渡し条約」ブラジル政府からの締結交渉申し込みを、日本の外務省は2003年から拒否していた(2006.9.29)
日系の子12人、違法雇用/外国人犯罪被害者救いたい 遺族がNPO設立へ(2007.1.2)

謹慎部屋へ、戻ります……。

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玉川大学問題/文科省による「人種差別撤廃条約」等違反(修正しました2、赤っ恥orz)

2007.1.20.02:54ころ
(2007.1.20.03:54ころ、重大なる注記:ふと思えば、「人種差別撤廃条約」違反の制度や行為が「公共性」などを理由に正当化されることはなかったはず。大恥。。。たしか許される例外は「アファーマティブ・アクション(マイノリティなどへの制度的優遇措置)だけだったはず。赤っ恥。。。どーも何かの憲法判例とごっちゃにしちゃってたみたいです。そのあたりの私のふつつかを踏まえて、お読みください   orz。。。。。。。しばらく謹慎します。。。。。。/ちなみに教育の権利に関しては、5条e-vに規定されています)
(2007.1.20.04:32ころ、重大なる追記:妙な記事をそのままにしておくのは「事実の流通」という点からあまり好ましくないと考え、記事を修正しました。修正前のものをすでにお読みくださったごく少数の皆さま、御ご了承ください。ともあれやはり。。。。。。。しばらく謹慎します。。。。。。 orz)
(2007.1.20.04:56ころ、間違って消去していた分を修正して追加。。。。だいこんm(__)mらん)

昨日、取り上げた玉川大学の例の一件

秘書課さんのブログに寄せられている差別意識と偏見、レイシズムから飛び出したようなコメント(たぶん一部)を読んで、いろいろ考えさせられました。(コメント全部、いずれマジに研究させてもらおうかなあ……)

まず前提として、以下の点を理解してほしいと思います。

もともと大学受験資格は外国人学校卒業生に対して一律に否定されてきたのが、その後グローバル化を背景に国内投資環境を整える一環として、エリートビジネスマンが家族滞在できるよう2003年3月にいわゆる欧米系インターナショナルスクールのみ大学受験資格を認めようとした方針が出されたのです。が、当然その他外国人学校への差別だという猛反発を受け、方針が再検討されます。 (ここまで説明をまとめさせていただきました。)

ということで、朝鮮学校に的を絞った差別が今も行われています。
(大学が個別審査で認めた者については、大学受験資格を認めることになっています)
秘書課さんの記事より引用)

(大学受験資格問題に関する詳しい経緯はウェブでも簡単に調べられますので、省略します。記事を短くするために!)

文科省は、外国人学校のうち欧米系インターナショナルスクールなどの卒業生には大学受験資格を認めながらも、朝鮮学校の卒業生に限って、その認定を各大学に丸投げしているわけです。
「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」の締約国であるからには、やはりこれはちょっとおかしい。
丸投げしていれば今回の玉川大学のような例が生じることは、日本社会に根強く残る韓国・朝鮮人差別を考えれば、容易に想像できるはずだからです。

文科省の措置は「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」が撤廃を義務づける「民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限」(1条)の一種であると断ぜざるを得ません。((子ども権利条約自由権規約、社会権規約、憲法13条、14条、26条、98条などにも違反していると、これまた断ぜざるを得ません。)

【人種差別撤廃条約】 第1条 1 この条約において、「人種差別」とは、人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するものをいう。
第5条 第2条に定める基本的義務に従い、締約国は、特に次の権利の享有に当たり、あらゆる形態の人種差別を禁止し及び撤廃すること並びに人種、皮膚の色又は民族的若しくは種族的出身による差別なしに、すべての者が法律の前に平等であるという権利を保障することを約束する。 (e)経済的、社会的及び文化的権利、特に、  (v)教育及び訓練についての権利

私立学校法1条は私立学校の「公共性」を高めることによって、私立学校の健全な発達を図ることを目的に掲げています。

玉川学園のとった受験拒否という措置は、は文科省ルールに従った形とはいえ、「人種差別」を禁止・撤廃することがいまや政府の義務となっているこの日本社会で、「公共性」という観点から見たとき、肯定できるものなのか。
税制その他で優遇されているはずの学校法人として、法的問題はさておき、はたしてこれが社会的に正しい態度なのか。「人種差別撤廃条約」を批准した日本政府が認可する学校法人として、こんなのがふさわしいのだろうか。疑念はつきません。
これはちょっとおかしいぞと感じた市民が声を上げ、届けようとするのは、それほど不自然なことではないでしょう。

朝鮮学校のカリキュラムや授業内容を理由に「拒否は当然」とするコメントも見ました。
しかし、はたして、朝鮮学校のカリキュラムや授業内容が、大学受験資格の認定と言う局面に関して、あえて他の欧米系インターナショナルスクールなどと区別しなければならないようなものなのか? これについて、きちんと現状を踏まえて述べられた説明を、私は見た記憶がありません。むしろ、日本の学校教育に近いカリキュラムになってきている、との話の方をよく見聞きします。

だいたい、授業内容やカリキュラムなどに重大な問題があるのなら、文科省は朝鮮学校の卒業生に限って、その受験資格の認定を各大学に丸投げなどするのではなく、認めちゃダメ!と全大学に指導しているはずではないでしょうか。

朝鮮大学の応募資格をあれこれ揶揄するコメントも散見しましたが、朝鮮大学校が日本の法律上どのように位置づけられているか時間のある方は一度調べてみてください。在日朝鮮人子弟以外で、わざわざ通いたがる人、子どもを通わせたがる人、あまりいないと思います。
また、応募資格が限定されるその理由、歴史的背景をよく調べてみてください。応募資格は将来的にはゆるやかになっていくのではないかと個人的には思いますが、今の時点でこのような制限があるのは、無理からぬことだとも思います。


※関連記事
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玉川大学問題の本質/人の多様性に合わせた社会デザインを

2007.1.19.05:00ころ

先週末から仕事でコンピュータ画面とにらめっこする時間が続いており、息抜きの時間にはコンピュータの前からトンズラしたい心境なわけですが、そうもいかずにぷらぷらとブログ探索をしておりました。
するとどうにも、気になって仕方がないのが、玉川大学の例の一件です。

お世話になってる秘書課さんのブログなど、女性と思ってなめられてるのか、差別意識と偏見、レイシズムから飛び出したようなコメントが、まあ地道に掃除されてるせいかそんなに多いようには見えないのですが、次から次に舞い込んでいます。さながら、嫌韓流ヘイトスピーチ・オンパレードといった趣で、現代日本におけるレイシズムの表出について研究するとき役に立つかもなんて、ちょっと不謹慎なことを考えてしまいました。村野瀬さん、すみません...m(__)m。

この「玉川大学受験拒否問題」に関しては、非国民通信さんが、「学力よりも気になるものがあるらしい」と題して、毎度のことながらツボをビシリと押さえた記事を書いてくれています。
未読の方は、ぜひお読みください。
また、翌日の「K-1では異例の重い処分」という記事も、門外漢の私にはまったく意外な部分で上の記事と関連しておりました。いや、びっくり。

「玉川大学問題」の本質からはちょっと外れますが、昨春の入管法改定に関して私が怒りのキャンペーンを展開するきっかけとなったのと似たような状況が、『季刊教育法』(N0.138、2003年9月号)に掲載された「朝鮮学校卒業生等への国立大学入学資格付与問題」(張學錬弁護士)という論文の末尾で次のように指摘されています。

 また、多くの人が見落としている事実として、文科省の言う外国人学校は、必ずしも法律的な意味で外国人学校ではないという実態がある。既に東京中華学校では過半数が日本国籍の生徒であるし(血統的民族的に全くの日本人さえ通学している例もかなりある)、朝鮮学校においてもかなりの割合で日本国籍を保有する生徒が含まれている。いわゆる外国人学校は既に多国籍化しており、もはや専ら外国人を対象としているとは言い難いのが現状である。そうであれば、外国人学校・民族学校に対し私学助成が及んでいないという問題は、すぐれて日本人の教育問題であり、教育を受ける自由(教育機関選択の自由)との関わりという側面もあることを併せて指摘しておきたい。

大学入試受験資格に直接関わる文脈ではないとはいえ、子どもの教育の問題にやはり結局は関わってくる点についての、現実を踏まえた指摘です。

もちろん、
「日本人の教育問題であり、教育を受ける自由(教育機関選択の自由)との関わりという側面」があろうがなかろうが、大学受験資格に関する玉川大学の、そして文部科学省の差別的取り扱いが許されない
ことに変わりはありません。
国際人権法の観点からもおかしいし、インターナショナル・スクールなどとは違う差別的取り扱いがなされるようになった経緯は、ほとんどまったくこれまでのいじめの上に積み重ねられた新しいいじめみたいなものなんですから。こんな事態を放っておくわけにはいかないでしょう。大人として。

それでも張弁護士のこの指摘が重要だと思うのは、そこに日本社会の多様化の進展が、はっきりと表れているからです。
そして、こうした人の多様性を踏まえたうえでこれからの社会のあり方を論じていくことの重要性を強く感じるからです。

とまあ、そんな確信を新たにしたからと言って仕事が終わってくれるわけでもなく、よけい疲れてしまった我が身を「あほやなあ……」と見放しつつ、まだまだ仕事は続くわけです...... orz ....。


※関連記事
人間と、サイズの合わない棺桶(非国民通信、2006.6.18)

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☆緊急のお願いです(もうひとつ)☆

2007.1.13.17:00ころ

玉川大学が神奈川朝鮮高校の学生の受験資格を拒否(はにかみ草、2007.1.13)

をご覧ください。よろしくお願いします。

「連続して、なんて記事をアップするんだ」とお思いの方もおられるとは思います。私自身、そう思います。
しかし、くわしい記事を書く余裕がありません。ひらにご容赦を。そして、どうか、はにかみ草さんの記事をお読みください。重ねてお願いしますm(,_,)m

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