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カテゴリー「ウェブログ・ココログ関連」の8件の記事

【閑話休題】携帯アクセスに配慮しなくちゃと遅ればせながら思った、の巻

2009.3.4.08:00ころ

ここ1、2週間、携帯からのアクセスが増えていまして、PC経由と同じくらいになっています。

そこで、携帯でどんなふうに当ブログが見えるのか、知人の携帯で試してもらったのですが(私の携帯はネットにつなげていません)、表とかMMRのアスキーアートとか、まったくダメですね、やはり……。引用部分と本文の区別もわかりづらいし……orz。

だからと言って、完全に携帯向けの体裁にしてしまうと、使えなくなる機能がかなりあるのでもったいない気がします。

ですので、まずは、PCでも携帯でも読みやすくわかりやすいよう、文章や文字色を工夫せねばならんなあと、遅ればせながら思ったのでありました。

【署名のお願い】

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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R_bana_2←衆院総選挙、近づいてきたんですかねえ……?

憂き世を浮き世に!熱唱「イエロー・サブマリン音頭」!!

2008.9.14.19:00ころ

大相撲解雇訴訟とか、採り上げたいニュースもあったのですが、
サイドや本文中の書籍紹介リンクに切れているものがあるのを発見し、ここしばらく、その修正作業を行っていました。

その作業が一段落して、ふと気がついたのですが、サイドの一番下に、「検索フレーズランキング」が出現していますっ!

(」゜ロ゜)」 ナント

管理画面で見る他の検索エンジンを含めたアクセス解析とは違うぞ、と思っていたら、どうやらニフティの検索サービス(enhanced by Google)の利用記録みたいです。
昨日は「なんでこんなフレーズでうちに来るんだ?」と首を傾げるものが多かったのですが、今日は「こんなもんかなあ」という感じ。さあ、明日はどっちだ?
ちょっと楽しみ(^^)。

上記作業中に、「こんなのもあったなあ」と思い出したのが、昨夏よりスタートした「野党に♪うさエール♪」シリーズです。総選挙が迫ってきてるようなので、リンクだけ挙げときます。ご参考にどうぞ!!

♪ガンバレ♪小沢民主党♪世界平和へ、うさエール♪(2007.8.9)

( ̄ー ̄)b ナイス!

信憑性高まる? 小池防衛相「疫病神」説 ♪日本共産党に、うさエール♪(2007.8.17)
(  ̄ー ̄)ノ◇ ザブトン1マイブンダネ

「日本人でよかった」まるたまちゃんvs.「外国人参政権」?♪田中康夫に、うさエール♪「国際救援隊」もあるよ(2007.8.27)
ぐっ! d (-_^)

ドイツと重国籍。♪国民新党に、うさエール♪(2007.9.3)
イイネ |ー^)b

♪社民党に、おっきな、おっきな、うさエール♪(2007.9.4)
ミ凸ヽ(^_^ )太鼓判だね

信なくば立たず/小沢民主党に喝!うさエール、撤回!!(2007.10.11)
(●`ε´●) ぶー

『と学会年鑑ORANGE』の危機(!?)に「うきうき書房in理想書店」を思い出しつつ考える、ヘイト・スピーチと表現の自由。そして、福島みずほ議員と社民党にうさエール!(2008.3.14)
 d(^0^)b グッ!

極右と極左と妄想と。そして有村治子参院議員(含・民主党平岡秀夫衆院議員へのうさエール!)(2008.4.10)
 ((○(^▽^)○)) ウキウキ

MMRの悲劇!/「19世紀にカエル軍団」に社会民主主義で立ち向かワン!(2008.9.10)

(0゜▽゜)0 ukiuki
 (~ ̄∇)~ ( ̄∇ ̄) ~(∇ ̄~)

ついでに、入管法改定国会会議録を分析していて見えてきた「自公連立政権の罪と危険性」に関する記事と、戦争・自衛隊関連の記事も挙げておきます。

外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点
人の尊厳と、連帯と!(2008.02.06)

「入管法改定案に関する国会会議録より」シリーズ
1.【入管法問題】参院・衆院与党議員への宣戦布告(2006.05.09)
2.平沢勝栄議員の「テロ予告」!?(2006.09.22)

~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~
3.「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(2006.10.15)
4.共謀罪強行採決阻止のためのお役立ち情報、かも。(2006.10.20)
~( ̄△ ̄~)(~ ̄△ ̄)~
5.共謀罪審議に松島みどり議員が登場(2006.10.22)
6.教育基本法をイジる前に「外国人・民族的マイノリティ人権基本法」「人種差別撤廃法」の制定を!(2006.11.12)
~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~
7.「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(2006.11.13)
8.河野洋平・太郎父子、塩崎恭久&石原伸晃、議会制民主主義の破壊(2006.11.16)
~( ̄△ ̄~)(~ ̄△ ̄)~
9.「望ましい監視社会」!? 荒井正吾・参院「教育基本法に関する特別委員会」委員長(予定←変更アリマシタ)(2006.11.16)
10・外国人実習生への性暴力/植草一秀氏事件から見える「適正手続」問題(2006.12.27)
~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~
11.外国政府・メディア・市民に知られまいと日本政府が隠す目的(2006.12.30)
12. 「永住者」の扱いに関する立法事実と、政府による議会制民主主義の破壊(2007.1.10)
~( ̄△ ̄~)(~ ̄△ ̄)~
13.衝撃or当然(?)の検索フレーズ/政府と女性蔑視/国民投票法案バナー(by SOBAさん)(2007.1.28)
14.テロ犯と誤認、11億円賠償:カナダ首相、第三国移送で謝罪(2007.1.31)
~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~
15.テロの種まき、テロ対策!?(2007.3.17)
16.注釈「不法滞在、どう対応」/【逆転の提言】「労働」資格!(2008.8.19)

イェイq(・ q )イェイ(p・・q)イェイ( p ・)p イェイ

自衛隊について考える(記事とリンク集)(2008.02.22)
『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』

 (~ ̄∇)~ ( ̄∇ ̄) ~(∇ ̄~)

もひとつおまけに、「自公連立政権が、中央官庁と一体となり、外国人集住都市会議を利用して推進しようとしている、人の尊厳と未来のこの国この社会で暮らす人びとの人権意識にとって「悪夢」と呼ぶ他ない悪辣な計画に関する記事も挙げておきます。

「外国人住民台帳制度」創設よりも「住民基本台帳法」の外国籍住民への適用実現を!簡単だし目的達成にはこれで十分!!(2008.01.24、2008.09.03追記アリ)

怒怒怒 (`´)怒怒怒

末期色(まっきいろ)与党の総裁選パフォーマンスとか、いろいろうっとうしいことも多い憂き世でありますが、
うきうき楽しい浮き世とすべく、懐かしい一曲をどうぞ。
フルバージョンでないのが残念ですが、
「異文化混淆」「多文化主義」の賜物とも言える(大げさ(^^;)?)クールな熱唱です。
いざ、真っ黄色の潜水艦、出航!!

イエロー・サブマリン音頭(金沢明子)
歌ってるとこ、初めて見ました。時代を感じます……(^^)v。
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R_bana_2歌って、踊って、食欲の秋!!

好感度アップ大作戦!

2008.9.5.21:00ころ
(2008.9.6.朝、記事本文中でも書いたようにサイドの文字色が気になるので、もう一度テンプレートを変更しました。それにしても、本文記事の文字色が勝手に深緑になるのは、なぜなんでしょう。前から気になってはいたのですが……。問い合わせしてみます。)

すでにお気づきの方もおられると思いますが、テンプレートを変更してみました。

すると案の定、表や画像が切れてしまう現象が発生してしまいました。

この現象を避けて、ずっとシンプルなフォーマットを利用してきたのですが、
うさちゃんのテンプレートが新発表されたと聞いて、試してみたところ、当ブログの案内文などがうまく表示されませんで、
その適用はギブアップ(;<.>;)。

でも、そのチャレンジの際、「引用文を含む長文を読んでもらうにはココログ提供のテンプレートを使う方がよさそうだなあ」と、今さらながらに思い、変更に踏み切ったというわけです。

これまで読みづらいので流し読みしたり避けちゃってた記事も、これを機に、よかったらお試しくださいませ。掘り出し物があるかも知れませんよ〜。

ちなみに、うさちゃん騎士団には、うさちゃん以外にも多くの生き物たちが参加しておりますので、テンプレートが「たれぱんだ」であっても何の不思議もありません。

表や画像が切れてしまう現象については、ひとまずの対処方法を、必要と思われるところに書いておきました。でも、他の方法も探してみようと思います。

サイドの文字色が白なのも気になっていますので、これもどうにかならないものか、方法を探してみようと思っています。

ではでは、
テンプレートを刷新した当ブログを、今後とも、どうぞよろしくお願いします!!

 

Usagimasters

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R_bana_2むしむし暑い〜、きょうもまた〜。夕方からは涼しいけれど……。

【回顧休題】アクセス状況から考える(当?)ブログの限界と可能性

2007.12.21.18:00ころ

今年も残すところ、あとわずか。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、やり残したことが山積みになっていて、目眩がしている今日この頃です。毎度のこととはいえ、困ったもんです。鬱。

さて今回は、ちょっと早い気もしますが、今年の本ブログへのアクセス状況を振り返り、ちょっとした考察を展開してみたいと思います。題して、↑表題部分↑にあるとおり、です。うき!

圧倒的にアクセスの多かった記事が、

イラク派兵で暴走しだした「軍の論理」と、「滅びの美学」を追求する「美しい国」内閣?(2007.8.11)

でした。

訪問者数が1200人超(トップページ経由でアクセスしてくれる常連の皆さまは含まれません、のはず)というのは、ここのような零細ブログでは驚異的な数字であります。今年前半からあるアクセス数の多い記事の倍かそれ以上の訪問者が、ほんの1、2カ月間であったわけですから。いや、本当に驚きです。

「ヒゲ佐藤」発言の関連記事

関連記事
イラク派兵で暴走しだした「軍の論理」と、「滅びの美学」を追求する「美しい国」内閣?(2007.8.11)

信憑性高まる? 小池防衛相「疫病神」説 ♪日本共産党に、うさエール♪(2007.8.18)

「朝青龍じゃなくて自衛隊は国内謹慎だ!ニホンから出すな!」と言ってみる(2007.9.7)

「対テロ戦争」のウソ。政府の自作自演の恐怖(2007.9.16)

「テロとの戦い」の成れの果て→忍び寄るネット・通信「監視」の目(2007.9.22)

信なくば立たず/小沢民主党に喝!うさエール、撤回!!&「先住民族の権利に関する国連宣言採択:国際NGO合同声明」(2007.10.11)

シビリアン・コントロールを担う立法府の議員としての自負・責任感があるのなら、それこそ与野党すべての国会議員が怒り狂って追及していくべき問題(2007.10.13)

【回顧休題】アクセス状況から考える(当?)ブログの限界と可能性(2007.12.21)

R&Rで「駆けつけ警護」をKO!「むしむし軍歌」と「すてごま」by甲本ヒロト(2007.12.25)

発言の重大性はもちろんとして、この発言を取り上げたブログ記事の中では当ブログが最初のグループに入っていたらしく、その影響もあったのでしょう。


驚く一方で、この数字には、いろいろと考えさせられました。

(1) まず、必ずしも本ブログのメイン・テーマとは言えない話題の記事の方が、記事単体としては圧倒的にアクセス数が多いわけでして、なんだか寂しさを禁じ得なかったというのが、正直なところです。

あほぽっぽ発言とか新・入管システムの話とか、当ブログのテーマに密接に関連してしかも世間で話題になっているものよりも、「ヒゲ隊長の便乗参戦発言」の方がネット世界では圧倒的的に関心が高いのかもと思えまして、やはり当ブログの扱っているのは極めてマイナーなテーマなんだよなあ、と再認識した次第であります。ぐっすん。

しかしまあ、関連のなさそうな問題同士も思わぬところで密接に絡んでいたりするわけでして、京都市長選の話題とか、これまた思いがけず、関心を持っていただけたものもあります。

これはつまり、当ブログがネット世間の関心事からまったく孤立しているというわけではなく、この社会のあり方をあれこれ思索している限りは、どこかでつながってくるってことなんだよなあと、そこらあたりに喜びあるいは慰めを覚えている年の瀬であります。

短く言うと、
ビミョーな気分です。ハイ。


(2) 次に考えたのが、ブログの可能性と限界です。

マスメディアでも話題になっている新・入管システムやあほぽっぽ関連記事へのアクセスよりも、「ヒゲ佐藤の便乗参戦発言」に関する記事へのアクセスの方が(記事単体としては)圧倒的に多いということは、マスメディアが市民の関心に対応しきれていない現状を反映しているように思えます。

また、今回、「ヒゲ佐藤の便乗参戦発言」は、ウェブ経由で情報が伝わっていくなか、公開質問状を送る活動が始まったり国会で取り上げられたりと、ネットでの情報流通をきっかけに追及する活動が広がりました。その過程では、シビリアン・コントロールや自衛隊のあり方を根本から緊急に見つめ直すべき段階に入っていることを示唆する資料なんかも出てきました

これはブログやネットジャーナリズムの可能性を感じさせる動きでしたが、全体としては追及が(今のところ)不発に終わったとの印象がぬぐえません。

ブログでなされた問題提起を、どう現実社会の動きに結びつけ、広め、解決していくのか。そういう方策が見つかれば、世の中も少しは変わっていくんじゃないかと思います。

まあ、当ブログとしては、これまで通りいろいろ訴えたりお願いしたりしもするつもりではありますが、このマイナーな領域での情報を地道に蓄積しつつ公開していく。漢方薬的な効能を期待して。
なんてことに、ひとまずは重点を置いていくべきだろうなあと思います。

以下で見るようなアクセス数では、即効性のある何かを期待してじたばたしても仕方がなさそうですし(-_-;)。

もう一つ、今年のアクセス解析を振り返って興味をそそられたのが、あほぽっぽ発言関連記事を検索していて実感した「Google八分」なるものの存在です。

【関連記事】
【閑話休題】検索対策(2007.11.3)
【閑話休題】Google八分に対抗する記者会見(なんちゃって)(2007.11.11)
【閑話休題】MMR、Google八分を追え!!(2007.12.2)

何とも不思議な現象でした。検索ランキングの下位に回されちゃうのは、ブログ記事の構成とか何とかに問題があるのか、などと考えれば、なんとなく理解できるのですが、まったく関係のない記事が表示されるとなると、何か人為的な操作があったのではと、疑念と想像力をかき立てられます。

それに、何より悲しいのは、アクセス総数が、4月以降、減っちゃってることです。一時、休眠したことも響いているのだとは思いますし、徐々に戻してきてると言えるかも知れませんが、Google八分の影響もあるような気がして、やっぱ、寂しいなあ……。

2007akusesu

2007年1月~11月末まで

あれれ!? でもこうして月間のべ訪問者数とGoogle経由でのアクセス数の変化を見てみると、実はGoogle減ってもたいしたことない?? 場末のブログにとってはしょせん虚像の巨像あるいは巨像の虚像に過ぎなかったってこと??? いや、それよりひょっとしてうちへ検索エンジン経由で来る人ってもともと少なかった???? TBやよそでの記事紹介が主体だってこと、あったりするのかあ????? まさか、ブログ一般で検索エンジン対策を考えるって、実は見当はずれの空振りシュートぉ??????

いかんせん、Google検索結果の様子は「鳩山発言」以前にはチェックしてなかったので、ひょっとするとかなり前から怪しい状況があったのかも知れません。あるいは、YAHOO!とGoogleとで何らかの棲み分けをしていて(そんな記事をどこかで読んだ記憶があります)両者セットにして「八分」の状況を検討すべきなのかも知れません。

まあ要するに、Google検索の結果に「怪しさ」を感じつつも、上グラフのような数字をどう評価すべきか、相変わらず、よくわかりません……と(-_-;)。


ともあれ、最近では、晴天とら日和さんもGoogle&YAHOO!八分にあってるらしいそうで、とらちゃんところと似た状況に置かれてるとしたら、なんだか誇らしくもありまして、嬉しくってこんな替え歌をつくっちゃいました。

Google八分は 栄誉の印
自公相手に 闘〜えますか♪
ブロガーちゃーん ブロガーちゃーん
ちゃっかーり ブロガーちゃーん♫

「したたかに、かつ、ちゃっかり」歩んでいきたい、との思いを下線部に表してみました。他にもいろいろ違うバージョンをつくれそうな気がします。

そうそう、元歌は、これです。
さあ、皆さんもご一緒に、適当にアレンジしながら、どうぞ〜(^O^)/♪


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R_bana_2←オリーブ油が固まって 観念しました 冬の訪れ (ごま油は固まらないんですよね〜)

【閑話休題】Google八分に対抗する記者会見(なんちゃって)

2007.11.11.00:50ころ

【閑話休題】検索対策(2007.11.3)

を書いてから1週間が経ったわけであります。
相変わらず、GoogleからのアクセスはYAHOO!からのアクセスの3分の1程度で推移しております。

つまりこれは、私の友人の友人のブログがGoogle八分に認定されております。
いや、失礼、言葉足らずでした。友人の友人のブログがGoogle八分にされているというのは未確認認識でありまして、だからこそ、協力なGoogle八分対策が必要なわけです、Googleは恥部対策が。

そこでいかなる対策が有効であるのか。
友人の友人からアドバイスを受けておりました、私は。

その内容はと申しますと、Googleのウェブ世界での影響力を、当愚ログへのアクセスに比したものに引きずり下ろしてしまうのがよろしかろう、そのためにもGoogleの中心部にゆめゆめ近づかぬようにと、アドバイスを受けておりました、私は。

さらに、このアドバイスから一歩、勇猛果敢に践みだしまして、Google以外の検索エンジンの利用率を高めることが、Googleは恥部に対抗するのみのひと刺し、ダニのひと刺し、ミジンコの一バイトになるのでは内科と考えたのであります、私は。

そこで、当グログと板しましては、SEをしておられるという雑談日記のSOBAさんが自信をもってお勧めしてくれたブログサーチ(検索)エンジンのリストをご紹介して、皆さまにもGoogle以外の検索の道が広くあることに気づいていただきたいと考える次第であります。
巷には、すぐれものの検索エンジンがうようよしているわけですから、これを使わぬ手はないぞ、と。

お勧めブログサーチ(検索)エンジンです。自信を持ってご紹介お勧めします。(2007.10.30.雑談日記(徒然なるままに、。))

ただ、SOBAさんはこのリストを今後、最新情報を盛り込みながら随時更新していくということでありますので、ここでは当該リストの掲載されている記事へのリンクを貼るに留めたいと考える次第であります。ご理解のほど、お願い申し上げます。

このSOBAさん作成のリストですが、見たことも聞いたこともなかった検索エンジンがGoogleより上位に入っていたりして、私としては、ここでもまた目からウロコ、であります。さっそく、ブラウザの初期設定に導入して、コントロールバーのところにこれらの検索エンジンがズラリと並ぶ状態にしてみました。なかなか壮観でございます。

ここでちょっと思い出話をさせてください。
えっと……。失礼、忘れてしまいました。近頃、自分が何を言い鯛のか、何を言っているのか、それさえ藻わからぬことが増えておりまして……。

おっ、ありがたいことにと申しますか、そろそろ記者会見もオシマイの時間のようでございます。

皆さまにおかれましても、この試みの意義を誤理解いただき、さまざまな検索エンジンを活用してくださるよう、心からお願いする次第であります。


【関連記事】
【閑話休題】検索対策(2007.11.3)
【閑話休題】Google八分に対抗する記者会見(なんちゃって)(2007.11.11)
【閑話休題】MMR、Google八分を追え!!(2007.12.2)
【回顧休題】アクセス状況から考える(当?)ブログの限界と可能性(2007.12.21)


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R_bana_2←ウェブの世界、今もどんどんどんどん変化していってるんですね。ついていくのが大変!

衝撃or当然(?)の検索フレーズ/政府と女性蔑視/国民投票法案バナー(by SOBAさん)

2007.1.28.15:00ころ
(2007.2.15.10:30ころ、石関議員に関して、この色の部分を追加しました。)

アクセス解析を見ると面白いキーワードで検索してきてることがある!

という話を聞きつけて、試しにここ4カ月ほどの「検索キーフレーズ」ランキングを調べてみました。

ダントツで多いのが、「多国籍 多文化」で、437件。これはまあ、順当な結果でしょう。「多民族」とか「外国人」とかを加えると、さらにダントツ度が急上昇します。

次に多かったのが、ワーキングプア関連の147件です。そのうち「ワーキングポア」で検索して来た人が6人いました。やはり世間の関心は格差社会の現状に向いているということでしょうか。

その次が、『ウルトラマンメビウス』の「怪獣使いの遺産」関連の65件。
続いて、玉川大学問題関連が62件。
ドイツの巨大ウサギ、食用ウサギ関連が44件と続いています。

Usagimasters

(「世界最大のウサギ(?)、ヘルマンくん」 は↑ではなく、こちらからどうぞ)


特に印象に残ったのが、それぞれ1件ずつの、以下のふれーずです。

「慰謝料をもらった」
  ←何の慰謝料について調べていたのか、ちょっと気になります。
「キバヤシ」
  ←キバヤシさん御本人のアクセスであればひじょうに光栄でありますが……、まさか、「太陽の住人」からのアクセスってことはないですよね(^^;)。
「多文化共生 怪獣」
  ←「怪獣使いの遺産」あるいは『ウルトラマンメビウス』関連かも知れません。
「1」
 ←何かの間違いでしょう、きっと。

「穂人情報保護違反」
 ←誤入力の「わび・さび」でしょう。
「多文化強制」
  ←これも誤入力の「わび・さび」、だと思いますが、そうじゃないかも知れませんね。

最後に、強烈なのを1つ。

「入管 馬鹿」

  ←怒りがビンビン伝わってくる検索フレーズでありました。

そういえば、昨春の入管法改定に関する衆院法務委員会での審議(2006年3月22日)で、石関貴史議員(民主党:公式サイト)が、現在の入管行政の非人道性、人権侵害が常態化している実態、入国審査基準の不透明性が指摘されている点、入管窓口の職員への苦情が数多く寄せられている点などを追及(発言番号072以下)したうえで、次のように質疑を締めくくっています。

「まず、入管行政で、外国の方にもしっかり信頼をされる入管行政を現段階でしっかり行ってもらう。そのことがなければ、さらに外国の方にいろいろな不信を抱かせるような、今回の、指紋採取をしたり、こういった法改正によるいろいろな外国人の方への対応が変わってくるということは、到底私は受け入れられないというふうに思いますので、そのことをしっかり申し上げて、私の質問を終わりにさせていただきます」(発言番号082)

この石関議員、民主党からトップバッターとして登場したのですが、当時、衆議院議員1年目の34歳。
若いですが、郵政省出身で、伊勢崎市議会議員、群馬県議会議員を各1期ずつ務めたといいますから、「日本の議会政治」の素人ではありません。
いくつかの事実確認を進めながら、じわじわと前回期日の政府答弁の不自然さ追及へと駒を進めていく質疑展開には、地方議員としての経験が生きていたようで、会議録、読み応えがありました。
(石関議員についての、ちょっと気になる情報がこちら。まさかこの年代にこういう意識の議員が出てきているとは、思ってもいませんでした。特に靖国神社に関する部分で。)


「入管法改定案に関する国会会議録より」シリーズ
1.【入管法問題】参院・衆院与党議員への宣戦布告(2006.05.09)
2.平沢勝栄議員の「テロ予告」!?(2006.09.22)
3.「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(2006.10.15)
4.共謀罪強行採決阻止のためのお役立ち情報、かも。(2006.10.20)
5.共謀罪審議に松島みどり議員が登場(2006.10.22)
6.教育基本法をイジる前に「外国人・民族的マイノリティ人権基本法」「人種差別撤廃法」の制定を!(2006.11.12)
7.「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(2006.11.13)
8.河野洋平・太郎父子、塩崎恭久&石原伸晃、議会制民主主義の破壊(2006.11.16)
9.「望ましい監視社会」!? 荒井正吾・参院「教育基本法に関する特別委員会」委員長(予定←変更アリマシタ)(2006.11.16)
10・外国人実習生への性暴力/植草一秀氏事件から見える「適正手続」問題(2006.12.27)
11.外国政府・メディア・市民に知られまいと日本政府が隠す目的(2006.12.30)
12. 「永住者」の扱いに関する立法事実と、政府による議会制民主主義の破壊(2007.1.10)
13.衝撃or当然(?)の検索フレーズ/政府と女性蔑視/国民投票法案バナー(by SOBAさん)(2007.1.28)
14.テロ犯と誤認、11億円賠償:カナダ首相、第三国移送で謝罪(2007.1.31)
15.テロの種まき、テロ対策!?(2007.3.17)
16.外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(2007.9.4)


また、今、入管(出入国管理局)が警察なんかと協力して「不法滞在者」摘発部隊を構成し展開していそうでして、その関西方面の摘発部隊所属(?)ヒゲの入管職員が、「外国人パブ」などに潜入捜査。資格外就労している女性たちの胸なんかを触り回っている、という情報も耳にしています。
「公務の最中に何やっとんねん! と、同僚たちもさすがに叫び糾弾していると信じたいのですが、さて、どうなんでしょうか。

「女性と政府」関連で、先ほど知った、このニュースも追加しときます。
柳沢厚生労働大臣が、コピペするのも汚らわしいトンデモない暴言を吐き出したそうです。
女性蔑視発言の撤回と辞職を勧告します(広島瀬戸内新聞ブログ版、2007.1.28)

最後にビシリと、雑談日記(徒然なるままに、。)のSOBAさん作成の新作バナーのご紹介です。


当ブログは、平和&公正な選択 へいこうせん(ブログ版はこちら)に賛同しています。

※参考記事
「ワーキングポア」などを生まぬ社会へ!「平和&公正な選択 へいこうせん」& ASEANと移民労働者保護(2007.1.14)
「倒れてね!」アパ→安晋会→安倍内閣→自民公明連立政権(2007.1.26)

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虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か

2006.11.19.01:00ころ

当ブログを地道にチェックしてくれている「極右」ブログが2つあります。
一つは、侍蟻 SamuraiAri。もう一つは、極右評論です。「維新政党・新風」とか、「〜新しい風を求めて〜ネット連合」などと直接関わりのあるブログのようです。

前者は一度トラバをくれており、それなりに読ませる論理もあるので、ちょっと好印象を持ったのですが、
そこの主催の方が管理しておられるという「極右評論」には、理解できかねる部分が少なくありません。

それでも、どちらのブログからもいわゆる「荒らし」が大量に押しかけてきて当ブログのコメント欄が炎上するなどということもなく、その点については、ブログに言論の場を持つ者としての信頼感というか好意というかを、なんとはなしに、両ブログとその読者に対して、感じています。現在の立場や考えは強烈に違っても、ひょっとしたらあちらの読者にも、私の主張していることがいくらか理解しえもらえるのかも、とか。まあ、甘っちょろい期待かも知れませんが。

ともあれ、当ブログとは立ち位置と視点があまりに違いすぎて今もあまり読む気がしない両ブログですが、こちらにコメントをくれた佐倉さんは、このどちらかのブログを経由して当ブログに来られたようです。また、「侍蟻」さんのブログに、ちょっと気になる一文が最近掲載されました。この機に、佐倉さんへの返答を兼ねて、両ブログを眺めての雑感を書いてみます。

辛辣な内容になった気もしますが、それはお互いさま、言論・表現のブログを運営する者同士のこととして、きっとご理解いただけるでしょう。すべての記事をきちんと読んだわけでもないので勘違いなどあるかも知れませんが、それもまたお互いさまということで、ご容赦いただけるでしょう。

そして、後は読者の皆さまのご判断にお任せするのが、「言論の自由市場」で意見をぶつけ合う者として、最適かと思います。

最初、「極右評論」さんのところで当ブログの掲げる「多文化・多民族・多国籍」という言葉がどうも「スローガン」だと受け取られているようでびっくりしました(多国籍まで含めて掲げているところは、寡聞にして当ブログ以外に知りません)。
だって、これはスローガンなんかではない、単なる事実です。この日本社会に厳然として存在する現実です。

本ブログにスローガンがあるとすれば、「極右評論」さんがここで触れなかった「人として」の部分です。

「こんな現実があるんだから、それに合わせて、すべての人が尊重される、もっと人に優しい社会をに変えていこう。それが日本国籍を持つ人にとってもプラスになるし、人として当然目指すべき道じゃない?」

というわけですが、その目指すべき「人」のあり方が、「極右評論」さんや「侍蟻」さんと私とでは、まったく異なるようで、しかも、遠すぎるものを感じてしまいます。

目的だけでなく、そもそもの出発点、立脚点も異なります。

たとえば、「極右評論」さんの単一民族国家 それが日本社会だ!"というエントリーですが、明治以降の近代日本が歩んだ歴史を振り返ると、事実の一部のみをフレームアップして作った虚構だと断ぜざるを得ません。

そのエントリーでも紹介されている沖縄、アイヌの人たちの例を挙げればわかるように、近代国家としての日本は、その成立時からして、多民族国家でした。だからこそ、アイヌ民族に対する創氏改名(1876年)や伝統的な生活、生産手段の剥奪・破壊に始まり、琉球処分(1879年)後の沖縄でも同化教育が展開されていったのです。
そして、その後も、嫌、今でさえ、アイヌ民族、琉球民族に対する差別は厳然として存在してきました。
こちらで紹介されている書籍などをご参照ください。また、こちらで紹介した『人類館 封印された扉』も超お薦めです。)

「単一民族化」を押し進めるために日本政府が展開した「同化政策」をまったく無視して、「長年にかけて融和を図ってきた」などと主張するのは、虚構の上に作り上げた残酷な物語だと言うほかありません。

残念なことに、この手の言説を心地よい「癒し」として好む人が少なくないのでしょう。石原都知事の人気や、『マンガ嫌韓流』の書店での一時の平積み具合と同様の構図でしょうが、その構図は、どことなくカルトっぽいなあ、と思います。
(『マンガ嫌韓流』しかお読みになったことのない方は、『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ—まじめな反論 不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を!対話と協力で平和を!! 』をぜひお読みください。)

そして、いわんや、21世紀に入った現在においておや。

大日本帝国時代に日本本土に移り住んだ被植民地の人たちの子孫や、その他様々な理由でこの国に移り住んできた人たちやそのまた子孫たちが、すでにかなりの数、日本国籍を取得しています。そして、父母の国の文化を日本の文化と同様に自分たちの子どもに伝えようと、努力している人も大勢います。
そこを見れば、「日本は多民族国家」だという現実があらためて確認できるのではないでしょうか。

にもかかわらず、この国の「多民族性」を認めず、「日本は単一民族国家」であるという「架空の事実」にすがろうとするのなら、その姿勢は「その単一民族」に入りきらぬ人たちの存在を思考の上から排除・抹殺するものであり、きわめて残酷かつ危険です。

実際にアイヌ民族や琉球民族に対する差別撤廃を掲げて当事者が声を上げている事実自体が、「極右評論」さんには無視され、『すべては「在日朝鮮人」の姑息なまでの陰謀』だと単純化されています。
ナチスがすべての悪の根源としてユダヤ人をスケープゴートにしたのと同じ構図が、ここでは見えます。自民党のやり口と同じじゃん、と思えます。

「日本が多民族国家である」「日本は多文化・多民族社会である」という事実を認めることを拒絶して、「架空の日本(像)」を作り上げ、「事実を語ることは日本を破壊することだ」などと主張されると、なんだかカルトの伝道師に説教されてるみたいで、疲れてしまいます。せっかくの週末なのに……。

外国人犯罪や不法滞在者による犯罪に、とりわけ強い憎しみを抱く感情が心の底から湧いてきたとすれば、それはレイシズム、差別意識に心を蝕まれている証拠です。

そもそも、ある程度人生経験を積んできた人なら、わかるはずです。
集団とそこに属する個人とを同一視することが、いかに無茶な話であるのかを。

ただ、こうしたレイシズム、差別意識が、今のあなたや私の心の中にあるとしても、無理からぬことだと思います。

日本政府が率先して「外国人犯罪」「不法滞在者による犯罪」の脅威を煽ってきた昨今の社会状況を見れば、そして、それをマスメディアが補強し、さらに、真偽定かでない恐ろしげな情報がウェブにあふれ返っている今の日本の状況を考えれば、ある意味、一種の「ブレイン・ウォッシング(洗脳)」にあなたも私も曝されているわけですから。

問題は、その先です。

レイシズムや差別意識に強くとらわれると、社会の現実が見えなくなります。

「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」

というマスター・ヨーダの言葉を引用するまでもなく、
いわれのない差別や偏見を基に社会の現実を理解しようとすれば、間違った結論ばかりが導かれることになり、遂には、無実の他者に危害を加えることになってしまいます。
上記2つのブログ主は、今、そんな迷宮に入り込んでしまっているように見受けます。

社会の中で誰かに対して「強者の側」にいる人は、その誰かに対して危害を加えやすい立場にあるわけで、より一層の注意と自制が求められます。
いや、その「強者」「弱者」の関係はあくまで相対的なものなので、誰かにとっての「弱者」が別の誰かにとっては「強者」であることも、珍しくありませんから、私たちは皆、心に植え付けられてしまったレイシズムや差別意識に打ち勝つ努力を、常に続けねばなりません。

心に巣食ったレイシズムや差別意識を消し去る努力をするのが望ましいと個人的には思いますが、それが無理であれば、せめて、そのレイシズムや差別意識に基づいた行動をとることを避け、レイシズムや差別意識に基づいた現実があれば、その変革を目指す。そんな努力を続けることで、人は人間として成長し、成熟していくのです。

いわゆる「不法滞在」の人たちが、日本の出入国管理及び難民認定法に違反する状態にあるのは、否定できません。その点だけ、フォーラムにおける佐倉さんの「野次」は正しい。

しかし、「その言葉を使いたくない」「非正規滞在という言葉を使いたい」という報告者の姿勢も、極めて自然であって、正当性があります。

日本政府が「不法滞在は犯罪の温床である」などという悪質なプロパガンダを展開したおかげで、「不法滞在者」イコール「犯罪者またはその予備軍」というイメージが、日本社会には広まってしまいました。そのことは、内閣府の世論調査結果などに現れています(何度も紹介していますが、『治安ほほんとうに悪化しているのか』久保大・著や、当ブログのこちらのグラフなどをご覧ください)。
そんな社会の中で、「不法滞在者」イコール「犯罪者またはその予備軍」ではない、と知っている報告者が、そして、そういう立場の子どもたちを支援している報告者が、「不法滞在」などという言葉を避けようとするのは、ごくごく自然な話です。自然な人情です。

そして、それを知りつつあえてあのような「野次」を飛ばした佐倉さんは、人道という本来ならば法をも超越するものに則って活動をしている報告者に対して、この社会状況における「強者の立場」から、極めて底意地の悪い言葉を投げつけたのです。それは「ツッコミ」などと軽く呼べるものではとうていありません。

考えてほしいのが、いかなる出入国管理政策を日本政府が採用しようとも、この世界に経済格差が存在する限り、そして、日本の経済力が世界最下位にでもならない限り、日本に生活の場、生活の糧を稼ぐ場を求めて来る人は、合法・非合法いずれの形でもなくなりはしないだろう、ということです。

そして、その人たちがこの地で育んだ家族の中には、日本から追い出すのはあまりにも酷な結果になる子どもたちが、当然に生まれ、育ってきます。
そんな子どもたちを、親が「不法滞在」だからといって日本から追い出すことを正当化するのは、残酷過ぎるのではありませんか。

窮鳥懐(ふところ)に入(い)れば猟師(りょうし)も殺さず。

「これは中国の言葉なので、そんなものは日本では通用しない」などと言われてしまいそうですが、
そんな情けすら「不法滞在」という一言で消し去ってしまうのが、はたして人として正しいことなのでしょうか。

また、「不法滞在」というだけで、その人の生活の実態を見ずに、この社会から追い出してしまってよいとする主張は、冷酷過ぎるだけでなく、この社会の中に、人として当然認められるべき権利や保護を受けられない新たな「賤民」を生み出すという点で、極めて危険です。

夢を追う人たちの国境を越えた移動と国家による入管政策との軋轢から生まれる「不法滞在」は、いつまでもなくならないでしょう。
そうであれば、この日本社会には、一人前の「人権」を認められず「人の情け」にも保護されない「不法滞在者」という「賤民」層が、常に再生産されつづけることになります。

そんな社会が、はたして日本人にとっても住みやすい社会でしょうか?

自民・公明連立政権は、『悪夢のサイクル—ネオリベラリズム循環』によってこれからますます広げる国民の間のさまざまな格差が生むであろう不満のはけ口として、新たな「被差別民」「賤民」を必要としています。
そこで、日本国民はなることのない、いわば、日本国民からは安心して叩ける「被差別民」「賤民」として、また、国際的にも非難を浴びることが少ないだろうということで、「不法滞在者」が選ばれた。私にはそう思えます。
(今は北朝鮮政府も日本政府への不満をそらすための格好のスケープゴートになっていますが、こちらはいつまでもスケープゴートでいてくれるとは限りません。)

「不法滞在者」を非難していれば失政に対する国民の不満をそらし続けることがいつまでも可能なのですから、日本の権力者たちにとっては、こんな便利な話はないでしょう。そしてそれは、下層レベルに位置づけられた日本国民の生活の改善には、まったくつながらないという、まったく悲惨な結末にたどり着きます。
こちらのエントリーをご参照ください。)

佐倉さんのフォーラムでの発言を「野次」と呼んだのは、上に書いたような冷酷さを感じたからであり、また、報告の途中に無理矢理割って入る無粋なもの、フォーラムの進行を妨げるものだったからでもあります。

この佐倉さんの無粋さ、冷酷さをほめ讃える「侍蟻」さんは、来週のシンポジウムが「盛況になりそうだ」と、嬉しそうに記しています。

この一文は、「侍蟻」さんのお仲間が、シンポジウムの進行を妨げようとする「無粋」な行動か、「虚構」に基づいた「カルトで冷酷な言動」か、そのどちらかをシンポジウムの場でなそうとしていると、私にはそう読めます。

できれば、以前トラバをもらった時に感じた好印象を信じたいですし、
また、仮にも「侍」を名乗るブログのお仲間にそんなことをする人はいないと思いたいですし、
さらには、そんな冷酷さや無粋さこそが彼らの守ろうとしている「日本像」だとは思いたくありませんので、
この読解が誤りであって、
佐倉さんが無粋で冷酷でありながらもある面での「事実」を語ったような節度が、「侍蟻」さんのお仲間にあることを、そして、佐倉さんと違ってシンポジウムの進行を妨げないだけの成熟した節度を「侍蟻」さんのお仲間たちが持っているだろうという期待を、「侍」の名に託して、このエントリーを終えたいと思います。

私のブログが紹介したがためにシンポジウムが変な具合に荒らされるなんていうおそれを、黙って見過ごすわけにはいきませんので。

(おまけ)
「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他(2006.07.07)
『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白(2006.07.16)
『治安はほんとうに悪化しているのか』書評on読売新聞!!(2006.7.25)
在留許可求め、東京入管前でデモ/「治安悪化説に異論」(東京新聞インタビュー)(2006.09.24)
「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.15)
共謀罪審議に松島みどり議員が登場(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.22)
虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
「外国人犯罪」不安にどう立ち向かうか/「来日外国人」数の試算(2007.1.3)
「リピーター=凶悪犯」か?/人と人との連帯の可能性と素晴らしさと(2007.1.12)
法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)

コムスタカー外国人と共に生きる会

インターネット新聞『JANJAN』
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(2004/04/15)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第2回)(2004/04/16)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第3回)(2004/04/17)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第4回)(2004/04/18)

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【閑話休題】BLOGRANGER 4号 (782番)と安倍晋三リンクリスト「AbEnd」

2006.10.19.草木も眠る丑三つ時ごろ
(2006.11.03.00:40ころ、緑色字部分を追加)

皆さま、ご存知かも知れませんが、「安倍晋三リンクリスト AbEnd」というものがあります。
(随時アップされる関連ブログをこちらで読めます。)

「安倍内閣をどーこーすること」は本ブログの目的でも私の今の直接の目的でもありませんので、同リストの存在を知りつつも、これまでブログバナーの表示はもちろん、トラックバックの送信もしてきませんでした。ブログ記事を読むのに使わせてもらっているばかりでした。

ところが先日、「安倍晋三リンクリスト AbEnd」に参加されているらんきーブログさんが作成した「BLOGRANGER 4号 (782番)」(同ブログの右サイド・バーに居ます)が、先週11日から今週17日までの1週間、当ブログの「原因なくして結果なし、悲劇の結果を招かぬために、うさちゃん騎士団、GO! GO!」を、「安倍晋三・ブログランキング」の注目ブロガーの上位に並べてくれているのを、見つけました。

その存在に気づいてしばらくは、「安倍晋三関連ブログ」ではあるけれど、上位に食い込むようなアクセス数ではないし……と戸惑っていたのですが、よくよく考えてみれば、「BLOGRANGER 4号 (782番)」はアクセス数を基準に記事を選ぶ隊員さんではないみたいですので、記事の中味の意外さ(奇怪さ?)に注目してくれたということでしょう。そう思うと、なんだか光栄で、感謝の気持ちがこみ上げてきます。

しかも、「BLOGRANGER 4号 (782番)」の並べてる記事については、「安倍晋三リンクリスト AbEnd」を提唱したカナダde日本語さんもお薦めしてくださっているのを、読みました。

このまま黙っていては仁義がすたる……!

てなわけで、
そのお礼を兼ねてといいますか、「安倍晋三リンクリスト AbEnd」に同記事からトラックバックを送らせていただきました。先週の記事ですが、枯れ木のように山のにぎわいにでもなってくれれば、と。

爆弾投下予告(きっこのブログ、2006.10.17)
こんな国など信じられるか!(きっこのブログ、2006.10.18)
藤田社長からのメッセージ(きっこのブログ、2006.10.19)

なんて話を読んだところでもありますので、タイミング的にも悪くないでしょう。

てなわけで、今回はまったくの「閑話休題(それはさておき)」でありました。
ご勘弁を!


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