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2009年1月

【開催迫る!】国連・自由権規約委員会の勧告に沿って、管理でなく共生のための制度を!(2009.1.24Tokyo)

2009.1.22.18:00ころ

いよいよ明後日です!
いよいよ明日24日(土曜日)です!

Banner20080124
↑クリックどうぞ!→in English

今回、スペイン語版の案内も準備されていました。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
24 de Enero del 2009(Sabado) p.m. 2:00〜5:00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Por un sistema que no sea de control sino de "Convivencia"!
−Concentracion Conjunta de ciudadanos extranjeros y japoneses en
contra de la reforma negativa de la ley de migraciones al sistema de
Tarjetas de Residencia−
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
┏━━━━━━━┓
┃ Programa ┃
┗━━━━━━━┛

1.Proyeccion del video: "Frente al MInisterio de Justicia 20 de nov. 2007"
2. Informe (1) Hacia donde va el control de los extranjeros: Hatate Akira(Comite Libre de DD. HH.)
3. Informe(2)Que es el "Registro del poblador" : Nishimura Tohru(Comite contra la red del registro basico del poblador)
4. Informe(3)Critica Absoluta a las tarjetas de estadia:Namba Mitsuru(Abogado)
5. Exposiciones en posta de ciudadanos extranjeros
6. Pronunciamientos en posta de las ONG:Watanabe Eishun(Representante de IJYUREN)/Tanaka Hiroshi(Prof. de la U de Ryuukoku) /Niwa Masao(Abogado)/Otros
7. Informe especial: Observaciones finales de la Comision de reglamentacion del derecho a la libertad, frete al informe No. 5 presentado por el Japon (Omagari Yukiko (IJUUREN)
8. Pronunciamiento especial:Red por los Derechos de los Aprendices Extranjeros
9. Aprobacion del "Pronunciamiento Conjunto en contra del sistema de tarjetas de estadia
┏━━━━━━┓
┃ Organizacion ┃
┗━━━━━━┛
▼Organizador:
Comite Organizador de "No a la tarjeta de estadia"
(Convocantes:oordinadora por la ley de DD.HH. de los extranjeros
http://www.g-jinkenho.net)
▼Fecha y hora: 2009年1月24日(土)Sabado 24 de Enero del 2009 2:00 a 5:00 pm
▼Lugar: YMCA AJIA SEISHONEN Center Hall subterraneo
(-Chiyodaku-Sarugakucho 2-5-5)
*A 6 minutos de la Estacion JRSuidobashi 、9 minutos de la estacion
Ochanomizu, A 7 minutos de la estacion JIMBOCHO del subterraneo
〔Mapa〕http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/
▼Costos de materia: 500円(Traduccion simulatanea en ingles)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【Detalles】

◆在日韓国人問題研究所-Centro de Investigaciones de la problematica de
los residentes
coreanos en Japon-(RAIK) raik@abox5.so-net.ne.jp
◆移住労働者と連帯する全国ネットワークRed Nacional de Solidaridad con
los migrantes (IJYUREN)
http://www.jca.apc.org/migrant-net
03-5802-6033 fmwj@jca.apc.org
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ただ、スペイン語通訳の準備はできなかったとのことで、

Lamentablemente no podremos alistar traductores al espanol para la concentracion del dia 24, pero, luego de algunos dias podemos hacer envio de la traduccion de las ponencias que se lleven a cabo en la concentracion. En caso deseara obtenerlas en espanol, favor de comunicarse a la Secretaria General de IJYUREN.

だそうです。

どうぞふるってご参加ください。

私はやはり行けそうにありません(;<>;)。

【関連記事】
入管一元管理で賤民をつくろうとする策謀に、うさキック!うさキック!うさキック!(2007.2.13)
「人種主義とたたかい、外国人人権法と人種差別撤廃法の実現をめざす全国ワークショップ」共同アピール(2007.2.16)
【聞きかじり】外国人集住都市会議の恐怖。【口直し】韓国から学ぶワークショップ(東京)とシンポジウム(大阪)(2007.11.30)
「外国人住民台帳制度」創設よりも「住民基本台帳法」の外国籍住民への適用実現を!簡単だし目的達成にはこれで十分!!(2008.1.24)
外国人登録法と住民基本台帳法(2008.2.27)
アニメ・キャラと住民登録、「単一民族幻想」(2008.3.4))
日本政府、国民からの指紋採取とICカードによる個人情報「一元」管理へ(『ワツントン・ポスト』)(2008.4.1))
弱い立場に置かれた人たちのために奮闘してくれる議員こそ!日本版US-visit廃止へ向けた請願署名と院内集会(2008.11.14))
飛べ!「宙船」連帯!!「今年、私の聞いたベスト・ソング」&署名のお願い、院内集会レポート(2008.12.31))
「外国人台帳制度に関する懇談会報告書」を読んで脱力し、予算ムダ遣いの予感に襲われる、の巻(2009.1.2)

滋賀県のブラジル学校・愛知県の公営住宅。「連帯」の旗を懲りずに!

2009.1.22.12:00ころ

TBをいただいた記事をまずはご紹介します。

外国人労働者とも連帯を(Afternoon Cafe、2009.1.20)

紹介されている銀座のデモには、日系ペルー人や中国人研修生も参加していたそうです。
また、「年越し派遣村」に外国人が助けを求めてやって来たかどうかはわかりませんが、名古屋での年末か年始の炊き出しに、日本語のおぼつかないブラジル人数名がやって来ていたと聞いています。ほとんどが日本人の炊き出し会場だったそうで、そこに日本語もわからないまま顔を出すのは、かなり勇気が必要だったのでは(つまりそれだけ追いつめられていたのでは)と推察します。今はまだそれぞれのコミュニティでどうにか吸収できている危機的状況も、今後はますます大変なことになっていくのではないかと、暗い気持になってしまいます。。。

しかし、そんな時こそ、分断の罠を断ち切り、連帯で乗り切っていかねばと思います。Afternoon Cafeさんのひとつ前の記事、

管理教育は、連帯せず分断しやすい国民を作る(Afternoon Cafe、2009.1.17)

もぜひお読みください。

関西ローカルのニュースです。

景気悪化 ブラジル人学校は(NHKニュース、2009.1.20)

景気が急激に冷え込み、滋賀県にある4つのブラジル人学校では、解雇された日系ブラジル人の保護者が学費を支払えないため、4校の生徒数が先月から今月にかけて34パーセント、160人余りも減っていることがNHKの調べでわかりました。

滋賀県には西日本で最も多い1万4000人あまりの日系ブラジル人が暮らしており、民間人が経営し日本の小中学校の年齢の子どもが通う4つのブラジル人学校があります。
ところが主に派遣労働者として働く保護者が解雇され月4万円ほどの学費を支払えず、学校をやめる生徒が相次いでいます。

NHKの調べによりますと4つの学校には、去年12月の時点ではあわせて470人が通っていましたが、
20日までに162人が学校をやめて生徒数は34パーセントも減ったことがわかりました。

このうち愛荘町にあるサンタナ学園では、今月に入って20人が学校をやめ、生徒数は去年8月の、80人から30人にまで減りました。

この学園では食費や送迎費用を含めて月に3万5000円の学費がかかりますが、中には学費を支払わずに来る子どももいて厳しい経営状態が続いています。

学園の近くに住む日系ブラジル人の奥村ミチコさん(36)は夫と共働きで6歳の次女と暮らし、先月、彦根市の工場を解雇され、学費を払えなくなりましたが、次女は学校に行っています。
奥村さんは「きょうは学校で預かってもらいましたが、学校にお金が払えないので今後、娘はわたしといっしょに家にいることになります。かわいそうですがしょうがないです」と話していました。

学園では、教員の給料を3分の1から4分の1にまで引き下げたり、燃料費を節約するため1つの教室を分けて2つの授業を行ったりしています。

サンタナ学園の中田ロザリンダ・ケンコ校長は「子どもから勉強が大好きと言われれば帰れとは言えません。
今は先生が集まって生徒を家族だと思って頑張ろうとしています。かわいい子どもたちのためにも学校はやめられません」と話していました。

また外国人学校やめた生徒は自宅で過ごしているケースが多くなっています。
愛荘町愛知川に住む日系ブラジル人のアンデルソンさん(24)は、妻と両親と兄弟4人、それに弟の妻のあわせて9人で暮らしていますが、4か月前に弟とともに仕事を失いました。
妹3人はサンタナ学園に通っていましたが、学費を払えなくなったため、学校をやめてほとんど家で過ごしています。
アンデルソンさんは、「学校に行けば、いろいろと勉強できるのに、自分が仕事をできずに学校にいけなくてかわいそうです」と話していました。

滋賀県では近く外国人学校の現状を把握して自宅で待機している子どもたちが県内の公立学校に通うことを希望した場合の、受け入れ態勢づくりを検討していくことにしています。

公立学校で受入担当者を増やしたりするのにかかる時間や予算を考えると、ブラジル学校を直接支援するのが一番即効性があって、一番効果的だと思うのですが。。。
滋賀県の対応方針には首を傾げざるを得ません。

もう一つ、首を傾げざるを得ない地域ニュース。こちらは愛知県です。

入居制限でブラジル人反発 愛知・豊田の県営住宅(NHKニュース、2009.1.20)

 自動車関連産業などで働くブラジル人らが多く住む愛知県豊田市の県営保見住宅(1350戸)で、県が「外国人が増加すると生活習慣の違いなどからトラブルが増えかねない」として空室の新規募集を抑制、入居を希望する外国人の反発が高まっている。

 県は住居を失った失業者向けに、昨年末から空きのある県営住宅を緊急提供しているが、空室が約380戸もある保見住宅で募集したのは21戸だけ。支援団体は「住まいに困っている外国人も平等に救済してほしい」と主張している。

 20日午前、保見住宅の入居を求めるブラジル人らが県庁を訪れ、約450人分の署名を提出した。提出者の1人でコンピューター関連工場の派遣社員ロジメイレ・フレイタスさん(37)は「母子家庭なので家賃の安い県営住宅に入りたい。空いているなら貸してほしい」と訴える。来月以降の雇用は未定という。

 県は保見住宅の外国人入居を拒否しているわけではないが、新規募集すると希望者の大多数が外国人となるため、募集制限が事実上、外国人制限になっている。不況になる前も年間募集は60戸に抑えられていた。

保見団地って前からそういうところと言われればそうだった気もするのですが、愛知県のコメントとして紹介されている言葉に目を疑います。「外国人が増加すると生活習慣の違いなどからトラブルが増えかねない」だなんて、外国人労働者が県内でおおぜい暮らすようになってどれだけ時間が経っていて、どれだけ県内経済や県の収入に貢献してきたのかとかを考えると、絶望的な気分に陥らざるを得ない身勝手な論理です。これまでの無為無策、そして経験の蓄積の無さを自ら告白しているという点では、非常に率直な述懐なんでしょうけど。

これも一種の植民地主義なんだと思います。

【署名のお願い】

NEW!Creation of a Special Tribunal to try Israeli War Criminals(「イスラエル戦争犯罪特別法廷」設置を国連総会に求める署名)

ガザ封鎖解除のために、日本政府が積極的に働きかけるよう外務大臣に求めるオンライン署名(集約期限は2009年2月28日、アムネスティ・インターナショナル日本、パレスチナ子どものキャンペーン、ピースボート、ユナイテッドピープル株式会社・共同よびかけ)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(2)助けて、ドラえもん!じゃなくって、コメントに答えつつ、負けない夢を心に誓う!

2009.1.1819.23:00ころ
(記事の↑日付を間違えていたのに気づき、修正(-_-;)。2009.1.20.00:10ころ……orz)
(2009.1.21.22:00ころ、在留特別許可を求める署名、続いていました(大汗)。これまでに署名された方は無理かも知れません。まだの方でご協力いただける方は、どうぞよろしくお願いします。)
(2009.1.21.22:30ころ、JANJANニュースなどへのリンクを追加。)

「佐藤優現象」金光翔さんによる追加分析も気になりますが、当ブログとして今、緊急を要するテーマはやはりこれでしょう。

人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!(2009.1.15)

のコメント欄に、カルデロン一家に在留資格を与えることに異を唱える、つまり自民・公明政権下にある法務省入国管理局の「お達し」に賛意を表するコメントが、いくつかありました。

また、昨年の国籍法改正反対運動を「世論」扱いしたココログニュース秋井貴彦記者こちらの記事にも、同様のコメントがいくつか寄せられています。

それらの主張に、コメント欄だけでは読者も少ないでしょうから、ここで各別に反論しておきます。
以下、コメント欄で書いたことを補足しつつの反論・回答です。

●カルデロン一家に在留特別許可が認められたら、不正入国した人たちは、仕事もそこそこに子どもを生みまくる。

そうなれば少子化対策も一気に解決し……じゃなくって(-_-;)、

仕事しないでこの高物価の日本で子どもを育て上げるなど、なかなか難しいと思います。共働きの日本人でさえ大変ですし、現行制度では未認可滞在の人たち、生活保護の対象外です。

この反論を受けて、

 だからこそ犯罪に走る。

と推測する声もありましたが、犯罪に走ると検挙される危険性が目に見えて大きくなるのですから、それだけ強制送還される可能性が大きくなります。
今回のケースのように子どもが日本社会に溶け込んで大きく育っていく前に、犯行が原因で強制送還されてしまいやすくなるだけです。

ですから、「カルデロン一家に在留特別許可を認めること」が、日本で子どもを出産することで在留資格を得ようとする不法入国者増大につながる、ましてやそういう人たちが犯罪に走る、という因果関係はないと思います。

●正規の在留資格を得るためにいろいろつらいことをガマンしている外国人が不満を持つ。

このような声を当の外国人から私は聞いたわけではありませんので、何とも言葉を選びづらいのですが、「カルデロン一家に在留特別許可を認めること」が、正規入国している他の外国人の権利を縮小させるものではない点を確認しておきたいと思います。

むしろこの非人道的な措置を見て、『ブリジット・ジョーンズの日記』に登場する主人公の母親の言葉そのままに、日本人のことを「cruel race!」(残酷な人種)なんて思う人の方が多いんじゃないでしょうか。私の周囲には、この非人道的な措置に異を唱える在日外国人の方が多いですし。

(ブリジットの母親のあの台詞、映画では字幕化されていませんでした。話の核にかかわるエピソードと関係する台詞なんですが、まあ、なくっても話の展開上問題はない台詞だと判断されたんでしょう。日本の観客が引いちゃうんじゃないかとも。あの発言を引き出したと思われる「cruel」な行為にイギリス人も関わっていたという落ちでもありましたし。ただ原作は読んでませんので、別の意味が原作では与えられていた可能性があります。)


このコメントを読んでいて思い出したのですが、正規の滞在資格を奪われるのが怖くて、夫のDVに必死で耐えている妻のケースとか、耳にすることがあります。そういう状況に置かれた女性は、カルデロン一家に在留特別許可が下りれば、羨むかも知れませんし、妬むかも知れません。

しかし、そういう女性が直面している問題は、また別のアプローチで解決すべきことでしょう。そもそも、ある人に対する人権侵害が現実にあるからと言って、他の人に対する人権侵害、非人道的な措置が許されるわけではありません

●親は犯罪者。強制送還は当然。違法入国者に人道的対処は不要。  日本人の雇用を不当に奪っている。  本国で命の危険があるわけでもない。

犯罪者と言っても、日本国内で問題になるのはせいぜい「出入国管理及び難民認定法」違反でしょう。行政法違反であって殺人や傷害などの刑事犯とは性質が違います。反論が来そうですが、ある意味、(国家以外に)被害者のいない犯罪という側面・特殊性もあるわけです。
しかも、その「出入国管理及び難民認定法」自体が、違反を犯して退去強制処分を受けるような者に対しても法務大臣が自由裁量で在留特別許可を与えることができると規定しているのです。
(コメント欄で、私が同法違反を軽くとらえているように見えるのが気にかかるとの声がありましたが、私の意見は、同法のこのような仕組みや性質を踏まえたものです。)

不法なこと、よろしくないことをした場合に罰を受けるのは当然だとしても、その罰は罪に応じた「相応の罰」でなければなりません。

そこで「出入国管理及び難民認定法」の上記のような性格を考えると、同法違反の場合に課される罰は刑事罰よりももっと制限されても良いと思いますし、「法務大臣が特別に在留を許可すべき事情があると認めるとき」(同法50条第1項第4号)に法務大臣の自由裁量で在留特別許可が出されるものなら、今回の子どもが直面させられるあまりにも残酷な将来を、人道上の見地から、あるいは子ども権利条約の精神から、「特別に在留を許可すべき事情」と認めて、在留特別許可を出すことは無理な話でも法外な話でもないはずです。

どうしても処罰感情が抑えられないという人たちを説得する必要があるのなら、たとえば一定期間の社会奉仕活動を義務付けるといった条件を付けるという手とか、知恵の働かせどころはいろいろあると思います。自由裁量なら、こうした条件を課すことも可能なはずですし。

違法入国者に人道的対処は不要、なんてことを、勢い余ってかも知れませんが書き込む方もいるわけですが、刑事犯の場合だって犯人に人道的対処が求められるのは、現代刑法体系・刑事政策の基本ですし、命の危険さえないならどんな過酷な状況に子どもを追い込んでもかまわないなんていう論には、やはり賛同しかねます。

また、日本人の雇用を不当に奪っているとの説ですが、どれだけの日本人が、この両親がやって来た仕事に進んで志願していたんでしょうか。
今なら、親たちを強制送還させたいがために、両親の雇用先に雇ってほしいなんて持ちかける極右さん、少なくないかも知れませんが、そんな人、きっと長続きしないでしょう。
また、不況が深刻化するにつれて志願する日本人も増えていくかも知れませんが、不況が来たからというのを今回在留特別許可を認めない理由にするのは、ちょっと悲し過ぎます……。

●子どもの今後は「日本人」ではないので日本国の問題ではない。

子ども権利条約を批准した国として、この国内にいる子どもの最善の権利のために配慮し措置をとる責任が日本国にはあります。仮に子ども権利条約を批准していなくても、人道上の配慮をなす道を選択すべきだろうと私は思います。

ココログニュースのコメント欄で「法務省入国管理局のお達し」に賛意を表している方たちも、基本的に同じような論調ですね。
そんな中で、ちょっと面白いなと思ったのが、これです。

●海外支社に配属になった日本人の子どもが、現地の学校で教育を受け、日本語を話せない。ところが、その本店が倒産または海外支社がなくなった。そんなときに、この一家のように滞在資格を認めるなんてことはないでしょう。

おお、そういう場合にも、在留特別許可、事情次第では使えますね。思いもしなかった方法を教えてもらえて得した気分です。

ただ、コメントで提示されている事例を、今回のケースと比較してあれこれ論じるのは、思考実験としてはともかく、現実への取り組みとしては問題があります。
と言うのは、今回のケースは、あくまで具体的なケースへの対処が問題になっているわけです。抽象論、一般論では片付かない具体的状況への対応が論じられているわけですから。

それに、コメントで提示されている事例では、一家の生活の基盤が日本にあるのか、実際には移民と呼べるような状況だったのかとか、カルデロン一家のケースとは大きく異なっていると思われます。単純に比較して考えるのは問題がありすぎます。

ところで、上のコメントの中にある次の説明、趣旨には関係ないでしょうが、間違ってます。

しかし、日本の法律では子供は日本で生まれているため滞在できます。

そうなればいいのになと思いますが、
日本の国籍法は出生地主義をとっていません(-_-;)。

ここで参考資料として、出生地主義を採用しているアメリカ合州国における非正規滞在者の合法化(アムネスティ)や、非正規滞在の親の退去強制に関するEU諸国の状況について、参考サイトを挙げておきます。前回の記事に追記したものに、もう一つ追加したものです。

【参考資料】
超過滞在者の在留許可  ◇EU情報  ◇正規化の基礎データ

韓国、先を行く。そして、酷暑の季節にぴったりの、ぞ〜っとするお話。(2007.8.17)

イギリスの移民労働者受け入れ制度/イギリス政府の非正規労働者を保護するための政策/「移民」と呼ばない日本の実情〜これは遠い世界のできごと?(映画『この自由な世界で』公式サイト)

他に、村野瀬さんの記事のコメント欄を見ていると、

フィリピンに家族一緒に送り返して、そちらでの教育支援を日本政府が行えばいい。

なんていう論もあるようですが、非効率ですし、ちょっと現実的な話には思えません。そんな負担を子どもに課すより、慣れ親しんだ環境で子どもの可能性が開花するような支援の方が、よっぽど人道的でしょうし、そんな形の支援をなすために必要な資源を考えたとき、在留特別許可を出すことの方がはるかに合理的だと思います。
だいたい、子どもにとって、フィリピンは見たこともない外国でしかないのですし。

それに、すでに同様のケースで退去強制された子どもたちが大勢いて、大変な状況に置かれています(その苦境は以前NEWS23でも報道していたと記憶しています)。そういった子どもたちの支援をなそうともせず、上のような提案でお茶を濁そうとすることは、すでに荒海で溺れ苦しんでいる子どもたちを眼前にしながら、別の子どもを「これから救命ボートや救命胴衣をつくるからね」と言いつつ、荒れ狂う海に突き落とす、、そんな行為でしょう。しかも、しかも、救命ボートや救命胴衣をつくるという約束が守られるとも作られた救命ボートなどが本当に役に立つとも限らないのです。

怒怒怒 (`´)怒怒怒


【関連コメント欄】

人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!  (by 仲@ukiukiさん)のコメント欄

【関連ニュース&ブログ】
カルデロン家3人と友人達の願い「日本で暮らし続けたい」埼玉県蕨市(JANJAN、荒木祥、2008.11.28)
日本で暮らし続けたい、在留特別許可を求め続けるカルデロン家(JANJAN、荒木祥、2009.1.16)

カルデロン・アラン・クルズ一家に在留特別許可を!

強制退去という結果になったときに彼女が受けるだろう精神的ダメージや、待ち受けているだろう未来の困難さ(日本にいられた場合との落差とか)を思うと、言葉すら絞り出せそうにありません。

また、こうやって彼女たちを見捨てて追い出してしまう、そんな社会、日本国に対して、署名活動を展開したり協力したりしてサポートしてきた同級生や近所の人たちが抱くであろう絶望感にも胸が痛みます。人間不信、国家不信に陥るんじゃあるまいか、とも思います(おっと、「国家不信」は、立憲主義国家ではある程度ないと困るんですが)。

そして、知恵も知識も、困難に直面している人を手助けするために、使っていかなきゃなあと、

負けない夢を 心に誓う!

ここ数日でありました。。。



タンポポの詩 THE ALFEE

(フルコーラスはこちらで。歌詞はこちら


【署名のお願い】

ガザ封鎖解除のために、日本政府が積極的に働きかけるよう外務大臣に求めるオンライン署名(集約期限は2009年2月28日、アムネスティ・インターナショナル日本、パレスチナ子どものキャンペーン、ピースボート、ユナイテッドピープル株式会社・共同よびかけ)

イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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人道的な「もう一つの日本」へ、カルデロン一家に正規の滞在資格を!!

2009.1.15.08:00ころ
(肝心のものを忘れてましたm(_ _)m。2009.1.16.22:30ころ、「在留特別許可」担当の森 栄介法務大臣のサイト(連絡先記載あり)を追加。)
(2009.1.17.11:30ころ、資料を追記。)
(2009.1.21.22:00ころ、在留特別許可を求める署名、続いていました(大汗)。これまでに署名された方は無理かも知れません。まだの方でご協力いただける方は、どうぞよろしくお願いします。)

当ブログでも署名のお願いをした、カルデロンのり子ちゃん一家の、続報です。

自民・公明党政権下にある法務省入国管理局の「お達し」は、

「家族と一緒にいたいなら帰れ」「両親については帰れ」

だそうです。

退去期限のフィリピン人少女、再延長(TBSニュース、2009.1.14.16:44。今なら動画あり)

 日本にいたいと訴えるフィリピン人少女。14日、滞在期限の1か月延長が認められました。しかし、入国管理局は、少女だけ残るか、家族で帰るかどちらかだとして、一家全員で日本に残すのは難しいとの姿勢を示しました。

 「この時間が止まってほしい。友達のみんなも言ってます。1月14日が来てほしくないって」(カルデロンのり子さん 13日夜)

 両親の不法滞在を理由に国外退去を命じられているフィリピン国籍の少女、カルデロンのり子さん(13)。

 再び滞在期限を迎えた14日、両親が東京入国管理局に出頭しました。

 入国管理局は滞在期限を1か月延長したものの、「のり子さんだけ残るか、家族一緒に帰るか、どちらかだ」として、一家全員で日本に残すのは難しいとの姿勢を示したということです。

 「(入国管理局は)“家族と一緒にいたいなら帰れ”と。“あなた方は帰れ、両親については帰れ”と」(一家を支援する 渡辺彰悟 弁護士)

 「日本で家族3人で暮らしたい。のり子にも普通の中学1年生の生活をさせてあげたい」(父 アランさん)

 のり子さんの両親は、家族3人で一緒に日本に残れるよう、もう一度お願いしたいとしています。

アミネさん一家カジャスさん一家のときと同じ「お達し」ですね。

いったいどうしたら、こんな血も涙もない決定ができるのか

まさに鬼、悪魔の所業ではありますまいか!!

この問題を報じた昨夜のTBS『NEWS23』によれば、不法滞在(オーバーステイなど)の子どもたちが全国で約5万人ほどいると見られているそうです。そして、番組中で、この問題に詳しいという近藤敦・名城大学教授は、(人権尊重を国是の一つに掲げる先進国なら、という条件付きの話なのかも知れませんが)次のように述べています。

「人道上問題があると思われる場合、または家族とかの結びつきがもうすでにあるという場合には、退去強制しないで在留(資格)を正規にするという国がほとんどです」

資料を追記しておきます(2009.1.17.11:30ころ)。

【関連資料】

超過滞在者の在留許可

 ◇EU情報

 ◇正規化の基礎データ



韓国、先を行く。そして、酷暑の季節にぴったりの、ぞ〜っとするお話。(2007.8.17)

日本政府も、こうした場合に在留資格を正規化する、アムネスティと呼ばれる措置を、一刻も早く実施すべきだと思います。
そして、その第1号に、カルデロン一家を、向こう一カ月中に選ぶべきです。

だいたい、日本は今、国連人権理事会の理事国になってるんでしょ?
人権理事会理事国にふさわしい人道的な対応を、今すぐ実施すべきじゃあないんですか??????
でなけりゃ、今すぐ、理事国を辞退すべきでしょう、やっぱり。

そして、非人道的な形ですでに退去強制をさせられた子どもたちとその家族、そしてアミネ・カリルさん一家やカジャスさん一家のように家族の分断を強いられた家族全員にも、正規の在留資格だなんてケチくさいものではなく、日本の永住権あるいは国籍を無条件で取得できる法改正を実施するなどしたうえで、再び日本で、今度は安心して暮らしつづける機会を持てるよう、人道上の措置(来日費用を日本政府が負担するとか定住支援の施策とか)を実施すべきだと思います。

移民受け入れがどーこー言う前に、まずこうした人道的施策の実施から取り組むべき、でしょう。

担当大臣のページ
森 栄介法務大臣
 (tel、fax、e-mailの連絡先あります。)

自民・公明政権にそれが無理だというのなら、間もなく訪れるであろう政権交代直後にでも、ぜひ。

今のうちから、野党各党に、強く要望していこうと思います。

人道的な国家として、日本を再出発させるために。

賛同くださる方で、可能な方は、ぜひご協力ください。よろしくお願いします。

政党別の連絡先
民主党
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
FAX:03-3595-9961
メール・フォームでのお問い合わせ

社会民主党
〒100-8909 東京都千代田区永田町1丁目8番1号
ウェブからのお問い合わせ

日本共産党中央委員会
〒151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7
TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358
メールでのお問い合わせ

国民新党 〒102-0093 東京都千代田区平河町2丁目14番7号 平河町コハセビル3階
 TEL 03-3239-4545  03-5275-2671  FAX 03-5275-2675
メールまたはウェブからのお問い合わせ

新党大地
〒060-0061 北海道札幌市中央区南一条西5丁目17-2 プレジデント松井ビル1205号室
TEL 011-251-5351(代表) 

【参考サイト】
「秘書課広報室」の国会議員名簿の目次と使い方 (2008年3月4日更新)(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
マス・メディア 問い合わせ用 リンク集(News for the People in Japan)

人道的な「もうひとつの日本」は可能だと、今こそ示したいっす。

(在留特別許可の関連記事(一部))
1.【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
2.「リピーター=凶悪犯」か?/人と人との連帯の可能性と素晴らしさと(2007.1.12)
3.法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)
4.長勢甚遠法務大臣の不信任決議さらには辞職、そしてアミネさん一家への真に人道的な措置を求めるお願い(2007.2.14)
5.まだまだ続くよキャンペーン!(長勢甚遠法務大臣の不信任決議さらには辞職、そしてアミネさん一家への真に人道的な措置を求めるお願い)(2007.2.16)
6.大豆ジャパン/私は知っている。ヒビノ・ミライという青年を!/署名のお願い(2007.3.20)
7.再開ですう!緑のうさちゃん騎士団!/ウソ、デマ、妄想お断り!非人道的ネオナチもどきもお断り!(2007.7.17)


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イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

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国連・自由権規約委員会の勧告に沿って、管理でなく共生のための制度を!(2009.1.24Tokyo)

2009.1.13.19:00ころ
(2008.1.14.16:10ころ、英語版のイベント案内文を追記。同日17::00ころ、NOOをNGOに修正(^^;)。同日23:20ころ、報告者の名前のミスを修正。)

村野瀬玲奈の秘書課広報室さんの、シリーズ「国籍は誰のもの?」の第2回が、外国人台帳制度創設の動きを取り上げてくれました。題して、

★< a href="" target="_blank">国籍は誰のもの? (2) (そして、「外国人台帳制度」への疑問)」(村野瀬玲奈の秘書課広報室、2009.1.12)

村野瀬さん、感謝です!!

それにしても、毎度のことながら、解説や論理が、当ブログの文章よりも説得力があるよなあと感じてしまうのは、なぜでありましょうか(-_-;)。

えっ!? 文章ににじみ出る人柄の差が歴然!????

"/(;-_-) イテテ・・・

気を取り直して、外国人台帳制度を含めた、導入計画が薦められている新たな在留管理制度について、情報をまとめたページをご紹介します。

2009年法改定 新たな在留管理制度についてのQ&A

Q&Aの内容は、現在検討が進められている日本政府の公開資料などにもとづいていて、随時改定追記していくのだそうです。

皆さま、どうぞご活用ください。

外国人台帳制度に関する前回の記事では触れていませんが、セットで導入が予定されているIC在留カードの刑事罰付き常時携帯義務制、外国人登録法から受け継がれる罰則ですが、これ、日本国民には義務付けられていないのに外国籍住民だけに課すのは差別だから撤廃すべきだと、国連・自由権規約委員会で勧告受けているんですよね。

さすが、国連人権理事会でのイスラエル非難決議を棄権した日本政府、なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。

あれれ、EU加盟国も棄権してんのかよ(-_-;)。
日本政府と同一行動って、ヤバイ方向に向かっていると自覚すべきだと思いますよ……。

おっとっと、こんな一文に人柄がにじみ出て……(大汗)。

前回の記事で紹介したイベントの案内バナーが上記Q&Aのページにあったので、使ってみます。

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英語版案内、もうすぐ出てくると思います、はい。

英語版の案内文は、下記のとおりです。(前回の関連記事にも追記しました。)

【転載歓迎】

---------------------------------------------------------------------

Public gathering against the government's new plan
to introduce "Zairyu Kaado (resident card)" system

We want a system for a multi-ethnic, multi-cultural society, but not for control!
---------------------------------------------------------------------

Date: Saturday, 24 January 2009
Time: 14:00 - 17:00
Venue: B1F, YMCA Asia Youth Center
2-5-5 Sarugaku-cho, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0064, Japan
JR Suidobashi sta. 6min, Ochanomizu sta. 9min, Subway Jimbocho sta 7min
http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/
Admission: 500 yen
Simultaneous translation service available (Japanese-English)

Organized by: NGO Committee against the introduction of "Zairyu Kaado (resident
card)" system.

For further information:
Research-Action Institute for The Koreans in Japan (RAIK)
TEL: 03-3203-7575 raik@abox5.so-net.ne.jp
Solidarity Network with Migrants Japan (SMJ)
TEL: 03-5802-6033 fmwj@jca.apc.org
http://www.jca.apc.org/migrant-net/

Program
1. A short documentary video on a public action in front of the Ministry of Justice
against a new fingerprinting system on 20 November 2007
2. Report 1 Framework of the new Immigration Control System
By Mr. Akira Hatate(Japan Civil Liberties Union: JCLU)
3. Report 2 Overview of the 'Jumin Touroku (Residents Registration
System)'
By Mr. Tohru Nishimura (HanJukinet Renrakukai)
4. Report 3 Problems and concerns over 'Zairyu Kaado (resident card)'
By Mr. Mitsu Nannba (Attorney)
5. Relay talk by foreign national citizens
6. Relay appeals by NGOs:
7. NGO joint statement against the "Zairyu Kaado (resident card)" system

******************************

The Ministry of Justice is currently pressing forward measures aiming at integrating personal information of foreign residents in Japan. A revised bill of the Immigration Control and Refugee Recognition Act is expected to be discussed during the ordinary diet session in 2009 to abolish the current 'Gaikokujin Torokusho’ (alien registration card)' and introduce a new 'Zairyu Kaado’ (resident card), which will be issued directly from the Ministry of Justice.

However, we, NGOs are concerned that once a 'Zairyu Kaado' is introduced, control over foreigners would be more tightened. We particularly fear that foreign residents without VISA status such as overstayers would be excluded from the new resident registration system (“Gaikokujin Daicho Seido”) and lose access to most of public services including education and medical care. Thus the system would make these people socially invisible.

In this public gathering, we, NGOs and foreign national citizens, will discuss the framework of the bill (abolishing the 'Gaikokujin Torokusho'and introducing a 'Zairyu Kaado') and the issues that might occur when the new system is introduced. We will also propose a new system toward a true Multi-Ethnic, Multi-Cultural Society in Japan.

ご都合のつく方は、ふるってご参加くださいませm(_ _)m。


【関連記事】

入管一元管理で賤民をつくろうとする策謀に、うさキック!うさキック!うさキック!(2007.2.13)

「人種主義とたたかい、外国人人権法と人種差別撤廃法の実現をめざす全国ワークショップ」共同アピール(2007.2.16)

【聞きかじり】外国人集住都市会議の恐怖。【口直し】韓国から学ぶワークショップ(東京)とシンポジウム(大阪)(2007.11.30)

「外国人住民台帳制度」創設よりも「住民基本台帳法」の外国籍住民への適用実現を!簡単だし目的達成にはこれで十分!!(2008.1.24)

外国人登録法と住民基本台帳法(2008.2.27)

アニメ・キャラと住民登録、「単一民族幻想」(2008.3.4))

日本政府、国民からの指紋採取とICカードによる個人情報「一元」管理へ(『ワツントン・ポスト』)(2008.4.1))

弱い立場に置かれた人たちのために奮闘してくれる議員こそ!日本版US-visit廃止へ向けた請願署名と院内集会(2008.11.14))

飛べ!「宙船」連帯!!「今年、私の聞いたベスト・ソング」&署名のお願い、院内集会レポート(2008.12.31))

「外国人台帳制度に関する懇談会報告書」を読んで脱力し、予算ムダ遣いの予感に襲われる、の巻(2009.1.2)

ふと思い出したので、「外国籍住民は納税していない」というデマを子どもたちに刷り込む日本政府のプロパガンダ政策についても、関連記事を再掲しておきます。

極右と極左と妄想と。そして有村治子参院議員(2008.4.10)

うう、なんか、スッゲー腹が立ってきました、ますます今日も。

暗黒面に落ちたら だ(ё_ё)めっ!


【署名のお願い】

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イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

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ユダヤ人による抗議行動とホロコースト・サヴァイヴァー。アジアの両端の国の類似性、そして「国際刑事裁判所」

2009.1.10.15:00ころ
(2009.1.13.22:30ころ、「テロリスト」を育て「テロ」を生み出しているのは誰なのか(遠方からの手紙)、佐藤優のイスラエル擁護に嫌悪感を抱かないリベラル・左派の気持ち悪さ(私にも話させて)へのリンクを追加。)

イスラエルと聞くと、佐藤優を思い出すなあ、なんてことを思いながら、前回の記事の関連情報です。

[AML 23367] [Fwd: [anti-hkm 9854] 【転送・転載歓迎】イスラエルの侵攻は、トーラーのあらゆる教えに反している]
(2009.1.10)

紹介されているリンク先に行ってみました。

Jews protest against Israeli invasion of Gaza(interfaith、2009.1.8)

おお! 「世界中のユダヤ人たちが、すでに650人以上のパレスチナ人の命を奪ったというイスラエルのガザ攻撃に対して、抗議を続けている、そして、アメリカ、イギリス、そしてイスラエルで行われたが主流のメディアからは無視された抗議行動においては、シオニズムや、シオニズムによるパレスチナの占領、そして中にはイスラエル国家自体に反対するかなりの数のユダヤ人の姿が見られた」、とあります。

さらに、「今日も超正統派(ultra-Orthodox)ユダヤ人数十人が今日もエルサレムにプラカードを持って立った。そこには、『シオニスト・テロリストたちのガザでの虐殺を止めよ』と書かれていた」そうでして、パレスチナやイスラエルもちろん、世界各地で肩身の狭い思いをさせられているユダヤ人やユダヤ系の人たち、少なくないんだろうなあ、と思います。

記事の内容に興味を惹かれた方は、上の 【転送・転載歓迎】イスラエルの侵攻は、トーラーのあらゆる教えに反している]をお読みください。記事の日本語仮訳が掲載されています。

そうそう。原文の方でもうひとつ「おお!」と思ったのが、「神」を「God」という単語を使いながらもそれとは違う形で表記しているところです。文字表記できないという教えがたしかあったんでしたっけ……?

世界各地でユダヤ人、ユダヤ系の人たちが上げる抵抗の声に意識を向けるとき、2005年に発刊された『声を刻む 在日無年金訴訟をめぐる人々』(中村一成・著、インパクト出版会)で紹介されているユダヤ系米国人のパレスチナ経済研究者、サラ・ロイ氏のエッセイ「ホロコーストとともに生きる ホロコースト・サヴァイヴァーの子供の旅路」が思い出されます。アウシュビッツの生還者を両親として生まれた彼女は、イスラエル兵が占領地で日常的に行っているアラブ人への残虐行為を挙げて、次のように書いているのだそうです。

「わたくしが生きる上で母がこれまで幾度となく語ってくれたことですが、イスラエルでは暮らさないという母の決断は、戦時中の体験から母が学びとった強い信念に基づいていました。それは、人間が自分と同類の者たちのあいだでしか生きないならば、寛容と共感と正義は決して実践されることもなければ、広がりを見せることもないという信念です。母は言います。『ユダヤ人しかいない世界でユダヤ人として生きることなど、私にはできませんでした。そんなことは不可能でしたし、そもそも望んでいませんでした。私は、多元的な社会でユダヤ人として生きたかった。ユダヤ人も自分にとって大切だけれども、ほかの人たちも時分イとって大切である、そのような社会で生たかったのです。』」(岡真理訳)

そして、カルカッタ生まれの文学者、ガヤトリ・スピヴァック氏の日本とイスラエルに対する指摘を記した後、著者の中村さんは、次のように続けます。

 自らがいったい、どのような歴史の上に打ち立てられているのか。その汚濁の歴史の証人と証拠を徹底的に憎み、亡きものにしようとする。そして、隣人を「内なる他者」として執拗に差別し、外部化して、「西洋」になろうとし続ける。アジアの両端にある二つの国の類似性を、私はここで痛感せずにはいられない。限りなく均一な国民による共同体を志向し、閉じた世界の中で安定を志向し続ける。他者と生きることを徹底して拒み続け、閉じていくこの「哀れな国」は、そこに住む私たち自身の尊厳をも傷つけ続けている。

ここに続く文章と、ここに至る文章は、皆さま、



でお読みくださいませm(_ _)m。

もひとつ追加で、関連情報を。


国際刑事裁判所への提訴(Global Watch/Paris、2009.1.9)


[AML 23328] 国際刑事裁判所への提訴(maeda akira、2009.1.10)

↑なんでこの二つ、投稿番号が同じなのか、不思議です。



『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』



「テロリスト」を育て「テロ」を生み出しているのは誰なのか(遠方からの手紙、2009.1.13)



佐藤優のイスラエル擁護に嫌悪感を抱かないリベラル・左派の気持ち悪さ(私にも話させて、2009.1.13)

【署名のお願い】

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イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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イスラエル、日本。国境を越えて、奇跡を今こそ。夢と3億円事件

2009.1.9.07:00ころ
(2009.1.9.20:00ころ。忘れてたリンクと解説を追加。この文字色部分です。)

昨日はとうてい夢物語だとしか思えなかったことを、今日、明日、明後日、それは無理でも、もうちょっと先にでも実現したい。
なあんてことを夢見つつ、まずはこちらを。





夢 THE BLUE HEARTS

何のアニメかはわからないのですが(^^;)、曲のリズムによく合ってる気がします、はい。


ガザ関連のニュースを見ては、暗黒面に飲みこまれそうな日々の続く未熟者の私ですが、ここで踏ん張らねばと、連帯の道を求めて、今日はこんなニュースをご紹介です。

イスラエル国内でガザ侵攻に反対して10万人以上がデモ(zenshin.org、2009.1.6)
イスラエル国内でもガザ侵攻に反対デモ(フンニャロメ日記、2009.1.7)

詳しい情報が他にないかと、英語の記事をググってみました。

イスラエル北部の町Sakhninでパレスチナ系イスラエル人15万人が参加した抗議運動をはじめ、世界各地でのガザ攻撃に対する反対運動について、アルジャジーラが報道した記事が、
Worldwide protests denounce Israel(Al Jazeera English、2009.1.3)。

そして、そのSakhninでのデモ参加者のうち約1千人のアラブ系市民がバスに乗ってイスラエルの首都テル・アビブにやって来て参加したデモの模様を伝える、イスラエルの平和組織「Gush Shalom」のウェブの記事が、
MASSIVE DEMONSTRATION AGAINST THE WAR + continuing protest(Gush Shalom - Israel Peace Bloc、2009.1.3)。

このGush Shalomの記事、岡真理さんが翻訳してくれています。
[AML 23249] ガザ テルアビブで1万人が反戦デモ(3日)(OKA Mari、2009.1.7)

参加者約1万人というと、人口比率をもとに日本の人口規模で考えると、約18万人!にあたるそうです。そのインパクト、かなりなものがありそうですが、どうなんでしょう?
岡さんの翻訳から一部、と言っても長いですが、ちょっと引用してみます。

「「選挙戦は子どもたちの死体の上でするものじゃない!」参加者はヘブライ語で韻を踏みながら叫んだ。「孤児や未亡人を選挙宣伝に使うな!」「オルメルト、リヴニ、バラクーー戦争はゲームじゃない!」「全閣僚が戦争犯罪者だ!」「バラク、バラク、心配するなーーハーグ〔国際刑事裁判所〕で会おう!」「もうたくさんだーーハマースと話し合え!」
デモは警察との衝突のあとで始まった。警察は、右翼の暴徒がデモ隊を攻撃するのを抑えることができないからと言って、デモを禁じるか、少なくとも制約しようとしたのだった。なかでも警察は、デモの組織人たちに、参加者がパレスチナの旗を掲げるのを禁じるよう求めた。組織人たちは高等裁判所に請願、裁判所は、パレスチナの旗を合法と判断し、警察にデモ隊を暴徒から守るよう命じた。
デモの実施は、グシュ・シャロームと、平和のための女性連合、壁に反対するアナーキスト、ハダシュ、オルターナティヴ情報センター、ニュー・プロファイルなど20団体が決定した。メレツとピースナウは公式には参加していないが、多くのメンバーがデモに現れた。〔イスラエル〕北部から約1000人のアラブ系市民が20台のバスを連ねて到着した。彼らは、サクニーンで行われたアラブ系国民主体の一大デモを終えてその足でやって来たのだった。
組織人たち自身にとっても、これだけの規模の参加者があったことは驚きだった。「第二次レバノン戦争開始の1週間後、私たちが反戦デモの動員に成功したのは1000人だけだった。今日、1万人もの人々が参加したという事実は、今回の戦争に対して、はるかに強い反対があるということの証だ。もしバラクが自分の計画を続けるなら、世論は数日で全面的に戦争反対に転じるかもしれない。」
グシュ・シャロームの巨大な旗にはヘブライ語とアラビア語と英語で次のように書かれていた:「殺人を止めろ!封鎖を止めろ!占領を止めろ!」参加者たちは、封鎖の解除と即時停戦のスローガンを訴えた。

その後、警察が一時、右派暴徒による嫌がらせを放置したこと、そのため、当初の計画では行進の最後に行われる予定だった市民集会もスピーチもできなかったことがつづられています。また、Gush Shalomの用意したスピーチ原稿がアップされています。その末尾のあたりを、岡さんの翻訳から転載します。

私は要求する、オルメルト、バラク、リヴニに:
兵士たちをガザに送るな!
お前たち3人みな、戦争犯罪人として告発されるだろう!
お前たち3人みな、この代価を支払うだろう!

今、お前たちに敬礼しているイスラエルの大衆は
明日、お前たちを罰するだろう。
第二次レバノン戦争で起こったことが、
今度もまた起こるのだ。


そしてここに立っているみなさん、
女たちも男たちも、
若者も老人も、
ユダヤ人もアラブ人も、
この身の毛のよだつ戦争に
最初の日から、
最初の瞬間から、
孤立し毒づかれながら、
抗議していたあなたたちこそが、本当の英雄だ!

誇りに思ってください、 心から誇りに。
あなたがたは、ヒステリーと無知の嵐の只中に
立っているのだから、
その風に吹き飛ばされることなく!
家のなかだけでなく、ここ、街頭においても、
正気を失うことなく!

世界じゅうの何百万という人々があなたがたに敬意を表しています。
あなたがた一人ひとりに。

一人の人間として、一人のイスラエル人として、一人の平和を求める者として、
私は今日、ここにいることを誇りに思います。


この記事が掲載されているGush Shalomのページには、岡さんが翻訳してくれた記事に続いて、続報が掲載されています。Jebaliyahにある学校が攻撃されて40人の避難民が殺されたとのニュースを受けてJaffaで1月6日に行われた抗議行動の様子です。ざっと翻訳してみます。

 Jebaliyahにある学校が攻撃されて40人の避難民が殺された2時間後、アラブ系ユダヤ人がJaffaでこの戦争に対する抗議活動を行った。これは、イスラエル全土で毎日行われている数多くの反戦デモの一つである。

 数百人のアラブ系イスラエル市民が、Zedaaka organizationとJaffa listの呼びかけを受けてYephet通りに集った。そこにユダヤ人抗議者たち、たとえばGush Shalom、Anarchist Against the Wall、the Women's Coalition for Peaceなどの活動家たちが合流した。アラブ人デモ参加者は、特にアラブ諸国の指導者に対して、イスラエルによるガザでの虐殺に協力しているとして怒りを向けていた。そのスローガンの一つは、「(エジプトの)ムバラクはアメリカ合衆国とイスラエルのエージェントだ」というものだった。

 アラブ人とユダヤ人のデモ参加者たちの中には、イスラエルの旗とパレスチナの旗を並べたGush Shalomのエンブレムを高く掲げる者たちもいた。ヘブライ語で次のように書いたポスターを掲げる者たちもいた。「ユダヤ人とアラブ人は敵同士にさせられるのを拒否する!」。最も多かったスローガンは、「バラクよバラクよ、国防相よ、今日までに子どもたちを何人殺してきた?」と「すべての閣僚は戦争犯罪人だ!」だった。アラビア語とヘブライ語のポスターは、こう訴えていた。「戦争犯罪をやめろ」「未亡人と孤児は選挙の道具ではない」。

抵抗運動に対する警察の弾圧については、やはりGush Shalomのサイトにアップされている、
Tel Aviv demonstration, Saturday, January 3 - Stop the Killing! No to the Siege!(Gush Shalom - Israel Peace Bloc、2009.1.1)
の「注記」事項として、「これまでの1週間で、民主的な抵抗の権利を行使していたパレスチナ系イスラエル市民が大勢逮捕されてきた」との記載があります。Gush Shalom のサイトの中だけ探すだけでも、他にも情報が見つかるのだろうと思いますが、余裕がありません……。

そして、反戦運動は今も続いているようです。
Demonstration against the Madness(Gush Shalom - Israel Peace Bloc、2009.1.9)。

【当ブログ的関連ページ】
パペから学ぶ歴史認識と多文化共生(早尾貴紀、パレスチナ情報センター)
[AML 23105] Re: イスラエル首脳を国際刑事裁判所に訴追しよう!(maeda akira、2009.1.4)
[AML 23146] Re: イスラエル首脳を国際刑事裁判所に訴追しよう!(maeda akira、2009.1.5)

国境を、民族を、宗教をも超えた連帯で、奇跡を起こせ! 

というわけで、本日は、The ALFEEのアルバム『ARCADIA』から2曲、ご紹介します。

ARCADIA(THE ALFEE)

♫ WOW 国境を越えろ! やすらぎを求めて!

  誰もが探しつづける 聖地 Arcadia!!!♫

歌詞どす


誰もが憧れるような、自由と寛容とに満ちあふれ、国境も国籍も超えて人が人として尊重される理想郷、この国、この列島につくりあげられないものでしょうかねえ……。
この国で花を咲かせようとしている子どもたちを、見ず知らずの国へ放り出すような、そんな腐った社会でいいんでしょうか。


Flower Revolution『AUBE2004』(THE ALFEE)



♫ 奇跡は起こる Flower Revolution

  世界は変わる 悲しみへのWarning



  時代は変わる 喜びへのTurning ♫


歌詞どす

悲しみで世界を塗り尽くそうとする小鬼たちには 警告のイエローカードとレッドカードを。

昨日なら「あり得ない」と笑われたような奇跡を起こす、
そんな今日を、明日を、実現すべく、さあ、皆さんもご一緒に、
うさぴょん、ぴょん。

【署名のお願い】

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東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

さあ、ここまでお読みいただいたあなたに、THE ALFEEのライブから、ちょっと愉快なコミック・ソングを!

作詞・作曲は山本正之という方による3億円事件がテーマの歌でして、この曲が発売中止になってしまい「やってられん!」と思ったのかどうなのか、レコード会社を飛び出してインディーズ(?)として地道に活動を続けたことが、アルフィーにとって、やがては大きく花を咲かせる未来につながった、とのことのようです。



まあ、そんな能書きはともかく、どうかご堪能あれ。



府中捕物控(THE ALFEE)

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ザルの「テロ対策」。今こそ世界人権宣言が提示する「テロをなくす方法」への転換を!

2009.1.4.12:30ころ
(2009.1.4.14.20ころ、署名の紹介を追加しました。2009.1.6.22:15ころ、更に追加。)

外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(「入管法改定案に関する国会会議録」より)(2007.9.2)


こんなバカげたシステムを導入しても、どうせすぐにイタチごっこが始まるだけで、壮大な予算の無駄遣いに終わるだろうな、と予想してはいましたが、意外に早く破られていました。でも、指紋認証技術がすでにさまざまな分野で使われていることを考えると、当然の早さだったんでしょうね。

仮に目の光彩で認証することを検討するとしても、ますますもって「テロリスト」とやらがそんなものをあちこちに残しているわけはないので(指紋だってそうですがそれ以上に)、テロ対策の代替案にはなりませんしねえ。ま、外国人の生体情報を可能な限りたくさん集めることが本来の目的なら、こんなザルのシステムでも、このまま継続利用していくんでしょう。

ムカ・・・(-_-メ)

おっと、ボヤキの前提になる、肝心のニュースを紹介するのを忘れていました。

まずは今朝の京都新聞に掲載されていた記事です。

指紋認証素通り 韓国人女性再入国「特殊テープ張る」

 不法残留で強制退去処分となった韓国人の女が二〇〇八年四月、指紋を読み取り照合する「生体情報認証システム」による入国審査をかいくぐり、再び入国していたことが一日、法務省への取材で分かった。同省は、女の再入国は四カ月後に発覚し、不法入国で摘発された女は「特殊なテープを指に張りつけ、読み取り装置にかざした」と供述した、と説明している。

 東京入管の調べに対し、女は「ブローカーから偽造旅券を購入し、青森空港から入国した。入国審査では、ブローカーから受け取った特殊なテープを使った」などと供述。実際に入国審査を通過した記録が残っていた。

この最後の一段落が、47NEWSの共同通信配信記事では、次のようになっています。

 認証システムは07年11月に導入された。過去に強制退去処分を受けた外国人や警察の指名手配者らの指紋などを登録するデータベースと照合し、一致すれば入国を拒否したり、警察に通報する。


 法務省によると、女は長野市でホステスとして働いていた07年7月、不法残留を摘発され、強制退去処分を受けた。5年間は再入国できないのに、長野市に戻っていることが08年8月に判明し、東京入国管理局が再び摘発した。
(2009.1.1.16:50)

ウェブで検索してみると、読売新聞の記事が詳しいですね。
ひょっとすると読売の記者さんや上層部、マジに「テロリスト」の入国阻止に役立つと信じていたのにこんなニュースが出てきちゃって、驚愕している
ということなんでしょうか(-_-;)???

「生体認証」破り入国、韓国人女がテープで指紋変造(YOMIURI ONLINE、2009.1.1.03:04)

 不法滞在で強制退去処分になった韓国人の女(51)が2008年4月、入国審査時に指紋照合で本人確認する生体認証(バイオ)審査をくぐり抜け、不法に再入国していたことがわかった。


 再入国が発覚したのは同8月で、女は再び東京入国管理局に摘発されると、「特殊なテープを指にはって指紋を変造し、審査を通過した」と供述した。東京入管は、女の再入国に韓国人ブローカーが介在したとみられることから、「同じ手口で、相当数の韓国人が不法入国した恐れがある」とする報告書を法務省に提出、同省も実態解明に乗り出している。


 このシステムはテロリストの入国阻止を主な目的に40億円以上をかけて導入された。比較的単純な手口で破られた可能性が浮上したことで、入国審査のチェック体制とともに、テロ対策についても見直しを迫られることになりそうだ。


 入管関係者によると、問題の女は観光目的で来日したにもかかわらず、滞在期限後も長野市内でホステスをして働いていたとして、07年7月中旬に摘発され、5年間は日本への再入国を禁じる強制退去処分を受けて韓国に送還された。


 しかし08年8月初め、「同じ女が長野にいる」という情報が寄せられたのをきっかけに、東京入管が同市内のアパートで暮らしている女を発見、入管難民法違反容疑で再び摘発した。


 女は偽造旅券を所持しており、同年4月末、この偽造旅券を使い、青森空港で入国審査を通過した記録が残っていた。同入管が女を追及したところ、〈1〉韓国人ブローカーから偽造旅券を購入し、青森空港行きの航空券を買うよう指示された〈2〉ブローカーからは特殊なテープも渡され、青森空港の入国審査場で、テープをつけた人さし指をスキャナーにかざして審査を通過した――と供述したという。


 同入管が実験した結果、市販のセロハンテープなどではスキャナーに指紋が映らずにエラーが表示されるため、審査を通過できないことが判明。このため特殊なテープが使用された可能性があるとみて女の取り調べを続けたが、テープの素材や、ブローカーの特定につながる供述は得られず、同9月中旬、強制退去処分にした。同入管は処分後、法務省に報告書を提出。バイオ審査をくぐり抜ける特殊なテープが出回っている可能性や、ブローカーが同じ手口で多数の不法入国を仲介している可能性を指摘した。


 同省によると、青森空港の記録には、女が審査を通過した際の指紋の画像は残っていたが、不完全な指紋で、詳しく調べても女のものとは一致しなかった。同省入国在留課は「女が不法入国した経緯について調査を続けている段階。事実が解明でき次第、必要な対応を取りたい」としている。

このシステム導入に40億円以上かけたと記載がありますが、国会の法務委員会審議では70億円から100億円必要(年間の維持・運営費は除く)、との発言がありました(2006年3月22日衆院法務委員会、民主党平岡秀夫議員への答弁)。意外と(?)安く仕上がったみたいですね、導入に関しては。


生体認証破りで入国の女、ブローカー介在を証言…一問一答 「テープは肌色でゴムのような感触だった」。【ソウル=前田泰広】
(YOMIURI ONLINE、2009.1.2.06:53)

 テロリストの入国阻止をうたって導入された最新の「生体認証(バイオ)審査」をかいくぐり、強制退去処分を受けた韓国人の女(51)が不法に再入国していた事件。女は再入国が発覚して強制送還された後、今は韓国南部の都市で暮らしている。「入国審査官も気づかなかった」。女は読売新聞の取材に応じ、指紋を変造するため指にはった特殊なテープについて、特徴を具体的に語り、同じ手口で不法入国を請け負う韓国人ブローカーの存在も証言した。


 ――初めて日本に行ったのはいつか


 1999年9月。観光目的で入国し、滞在期限が切れた後は、長野で飲食店の皿洗いやスナックでの接客をしながら、ずっと暮らしていた。2007年7月に不法残留が発覚して韓国に送還されたが、交際していた日本人男性が忘れられず、日本にどうしても戻りたかった。


 ――どうやって日本に再入国したのか


 最初の強制送還の時、東京都内の入管施設で知り合った韓国人女性に依頼して、08年4月中旬、ソウル市内の喫茶店でブローカーの男と会った。指に指紋の模様がついたイミテーションテープをつける方法で、多くの人を日本に入国させていると教えられた。ブローカーの携帯電話には「うまく(日本に)着いた」などという電話が5、6件かかっていた。自分より3日前に同じ方法で日本に入った韓国人もいるようだった。


 ――ブローカーには、いくら支払ったのか


 1300万ウォン(当時のレートで約130万円)。出国当日の4月末、喫茶店で偽造旅券と交換した。そこで両手の人さし指にイミテーションテープをつけてもらい、仁川(インチョン)空港から青森行きの便に乗った。


 ――成田や関西ではなく、なぜ青森だったのか


 ブローカーは一つの空港に集中すると危険だから、日本各地の小さな空港を使っていると言っていた。「小さな空港は審査が厳しくない」とも教えてくれた。日本のゴルフ場か温泉にでも行くふりをして、荷物を少なくしろと指示された。青森空港では入国カードに「観光目的」と書いた。


 ――テープは、どのようなものだったのか


 グニャグニャしたゴムのような感じ。皮膚の色と同じだった。ぱっと見ただけではわからない。入国審査官も気づかなかった。イミテーションテープは空港を出てから、丸めて捨ててしまった。


 ――ブローカーとは連絡が取れるか


 日本に再入国してから1週間ほどは「ほかに日本に行きたい人はいないか」と電話がかかってきた。今は、携帯電話の番号が変わったようで連絡が取れない。

まあ、テロ対策でこんなことやってもムダだということ、少しは実感できてよかったんじゃないでしょうか、読売上層部の方たちも。

世界人権宣言が提示する「テロをなくす方法」(『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』)
テロとの戦いには政治の増派で。海外派兵より綱紀粛正・膿の出し切りを!(2008.10.20)


ということで、この記事に関連する内容も含めて、署名のお願いです。ガザ・イスラエル関連、一つ増やしました。ご賛同いただける方は、よろしくお願いしますm(_ _)m。

【署名のお願い】

ガザ封鎖解除のために、日本政府が積極的に働きかけるよう外務大臣に求めるオンライン署名(集約期限は2009年2月28日、アムネスティ・インターナショナル日本、パレスチナ子どものキャンペーン、ピースボート、ユナイテッドピープル株式会社・共同よびかけ)

イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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「外国人台帳制度に関する懇談会報告書」を読んで脱力し、予算ムダ遣いの予感に襲われる、の巻

2009.1.2.18:00ころ
(2008.1.4.12:10ころ、署名の紹介を追加しました。14:20ころにも、もう一つ。2009.1.6.22:15ころ、更に追加。)
(2008.1.14.16:10ころ、英語版のイベント案内文を追加。同日17::00ころ、NOOをNGOに修正(^^;)。同日23:20ころ、報告者の名前のミスを修正。)

新年です。

今年も皆さま、うしちゃん騎士団、
じゃなくっって、うさちゃん騎士団SCとそのなんちゃって分室たる当ブログを、
どうぞよろしくお願いします。

1月5日に開会される通常国会に、外国人台帳制度を導入する法案が提出される見込みだそうです。

【参考記事&サイト】
「外国人住民台帳制度」創設よりも「住民基本台帳法」の外国籍住民への適用実現を!簡単だし目的達成にはこれで十分!!(2008.1.24。2008.09.03.追記あり)
とても危ない「在留カード」——2009年「改定法」批判(外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会ニュースレターpdf版)
日本版US-Visit法から1年、院内集会に参加して(IST請願の会)
《パンフレット 監視社会の壊し方 ノート II》入管システム最適化計画の構想と問題点 「予防型アルゴリズム的監視」と府省庁間「情報共有」に向けたテストケース (電子政府・電子自治体問題ライブラリー)

その導入を求める「外国人台帳制度に関する懇談会報告書」というのが先月発表されました。

読んでみて、ますますもって、なぜ外国籍住民を住民台帳制度に載せる方向に進めたくないのか、非常によくわかりました。そんな方法では、

オーバーステイの人たちや未認可滞在者などの非正規滞在者たち、つまり入管法に現在違反している人間を、住民サービスから排除する、それが徹底できないから、

です。そういう人たちを住民サービスから排除し、さらにはいつでも日本社会から排除できるよう法制度を整えたいというそのためだけに、この新たで大掛かりなシステムが導入されようとしているのです。

またしても差別を強化・固定化するために予算の壮大な無駄遣いが押し通されようとしている。そうとしか思えません。

【参考記事】
注釈「不法滞在、どう対応」/【逆転の提言】「労働」資格!(2008.8.19)
星を見上げてSAY NO TO RACISM/国籍法改正/犯罪対策と非正規・未認可滞在者、外国人(2008.12.07)

同報告書の4〜5ページにかけて、現行制度の課題が挙げられています。

まずは在留管理制度に関するもので、そこでは、

(1)外国人の管理が入管法と外国人登録法による二元的管理がなされており、在留外国人の居住実態を十分に把握できていないということ

(2)多くの外国人が日本国内に居住するようになりその転出・転入が増加していること

を挙げて、だからこそ法務大臣が在留外国人の管理に必要な情報を一元的・正確かつ継続的に把握する制度を構築する必要がある、としています。

これは要するに、入管行政が外国人の情報を今以上に正確かつ継続的に把握・管理したい、ということですね。

案の定と言いますか、今以上に精緻で厳密な把握・管理が必要とされる立法事実は示されていませんが、お役所というのはそういうものだという性質を考えると、そんな欲求もあるのだろうなあ、とは思います。そんな欲求に有権者、国民が付き合わねばならぬかは、また別の話ですけど、もちろんのこと。

次に、外国人住民に対する各種行政サービス提供時の課題として、

(1))外国人登録制度には住民基本台帳制度とは異なり市町村長による職権修正などが認められていないため、実態と乖離していても情報を修正できないケースがあり、そのため、市町村が各種行政サービスを提供するにあたり、外国人登録原票の情報を活用できない事態が生じている。

(2)入管行政を司る法務省との情報の連携が十分に行われていないため、

→(a)外国人住民の出国情報について郵送で送られタイムラグが生じ
たり、

→(b)在留資格の変更・在留期間の更新といった情報についても、外国人住民があらためて市町村に変更登録しない場合は市町村で把握できないという問題があったり、

→(c)在留資格の変更・在留資格の更新がある場合、外国人住民は地方入国管理局と市町村窓口の両方に出向かねばならず、外国人住民の負担になっている。

と指摘しています。というか、出て来た課題はこれだけ、です。

行政サービスに関して挙げられた課題の(1)は、言うまでもなく、外国籍住民を、一般住民と同じ住民基本台帳法の適用対象とするという非常にシンプルな方法で、簡単に解決できるものです。
住民基本台帳の文字データベースに、たとえば在留資格などの記載欄を新設すれば(法定事項にするなら法改正が必要ですが)、速攻で解決します。あとは外国人登録原票のデータをそちらへ移管させる事務をすれば良いだけで、大きな予算を新たに組む必要もないでしょう。

行政サービスに関して挙げられた課題の(2)(a)は、「そんなものネットを使って送るようにしろ!」の一言ですむ話です。

(2)(b)は、在留資格によって適用されない住民サービスがあるのであれば、そのサービスから彼・彼女らを除外するために必要でしょう。実際、今、難民申請者やオーバーステイになっている人たち(「不法滞在者」と呼ばれることもありますが、在留特別許可を受ける可能性もあるので「未認可滞在者」あるいは「非正規滞在者」「超過滞在者」と呼ぶ方がふさわしいのではとの意見もあり、私はその意見に与します)に生活保護は適用されていません。そして、そのような現行の施策に問題がないという前提に仮に立つとしても、オーバーステイの人たちに対する生活保護などの行政サービスの提供が問題になっているという事実がどれほどあるのか、背景となる立法事実はここでも示されていません。おそらく、現行制度でも、そのようなサービス提供は、十二分に阻止されているのではないでしょうか

結局、この(2)(b)からうかがえるのは、「不法滞在者は治安悪化の温床」だというデマ、プロパガンダを活用して「不法滞在者半減計画」を押し進めてきた入管行政が、オーバーステイになっている人たちをこの社会からいつでも排除できるシステムをつくりたいという、そういう欲求だけです。
その先に見えるのは、在留資格で人を分断・差別する構造が深く根付いていく、日本社会の未来図です。

そして、そのような事態からもたらされる人権意識の摩耗が日本社会にどんなおそろしい未来をもたらすかは、外国人労働者の置かれた労働問題を黙認してきたことが日本人全体の労働環境を蝕んできたここ20年近くの歴史と今の日本社会を吹き荒れる「派遣切り」の嵐を見れば、理解してもらえるのではないでしょうか。

(2)(c)は、そのくらいの手間、忍んでもらってもいいのでは、と思います。この社会に、在留資格で人を分断・差別する構造を持ち込まないための、必要な負担として。

報告書の続きも、読んでいてバカバカしくなってしまいました。
新制度については「住民基本台帳と同様に」というようなフレーズがあまりにもあちこちで出てくるので、苦笑するしかありませんでした。

住民基本台帳法の適用対象に外国籍住民も入れればすむ話って認めてるようなもんじゃん、と。

そのあたりを国会の論戦で野党各党には徹底して追及していただきたいのですが、その際、ぜひトコトン突き詰めていただきたいのが、

●外国人台帳を住民基本台帳と別にしなくてはならない具体的な立法事実としてどのようなものがあるのか?
●外国籍住民を住民基本台帳の適用対象とする場合と、新たに外国人住民台帳を創設する場合との、メリット・デメリットの比較必要予算の比較はなされているのか?

です。

この「外国人台帳制度に関する懇談会」とやらにも、 予算、どれくらい使ったんでしょうねえ……(-_-;)


「外国籍住民にも住民票を!」という運動は、長年にわたり、あちこちで繰り広げられてきました。その原動力となったのは、差別的処遇に対する「No!」という思いです。

今回、住民基本台帳制度とは別に外国人台帳制度を新設するとなれば、言葉の上では「住民サービスのため」などと白々しいことが言っているとしても、その実は、新たな差別制度の創設に過ぎません。

外国人を治安悪化の要因と見なすようなプロパガンダで強化されてきた差別が、一昨年には、外国人からのみ指紋などの生体情報を強制的に採取し終生にわたり蓄積・管理・利用するシステムの導入につながってしまいました。これ以上、国籍による差別を強化し固定化する動きには、断固として反対せねばなりません
外国籍の家族を持つ日本国籍者の一人としては、なおさらです。

最後に、もう一度、繰り返しておきます。
人に対する差別を強化し固定化し、人権保障の枠組みから排除するような動きは、上でも述べたように、その対象ではないマジョリティの日本国籍市民にも、いずれはじわじわと跳ね返ってきます。
そんな未来も、断固として食い止めねばと思います。私は。



青空 - THE BLUE HEARTS


以下、関連イベントのご案内です。
英語版が見つかったら、またあらためてご紹介します。

【転載歓迎】

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
   2009年1月24日(Sat)  p.m. 2:00〜5:00
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   管理ではなく「共生」のための制度を!
   −入管法改悪「在留カード」制度に反対する
             外国籍&日本籍市民の共同集会−

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□

┏━━━━━━━┓
┃ プログラム ┃
┗━━━━━━━┛

1. ビデオ上映 「2007年11月20日 法務省前」

2. 報告(1)「外国人管理は何処へ」:旗手 明さん(自由人権協会)

3. 報告(2)「住民登録」とは何か:西邑 亨さん(反住基ネット連絡会)

4. 報告(3)「在留カード」徹底批判:難波 満さん(弁護士)

5. 外国籍市民のリレートーク

6. NGOのリレーアピール:渡辺英俊さん(移住連共同代表)/
  田中宏さん(龍谷大学教授) /丹羽雅雄さん(弁護士)/ほか

7. 特別報告「自由権規約第5回日本報告書に対する
  自由権規約委員会の最終見解」 :大曲由起子さん(移住連)

8. 特別アピール:外国人研修生権利ネットワーク

9. 「在留カード制度に反対するNGO共同声明」採択

┏━━━━━━┓
┃ 開催概要 ┃
┗━━━━━━┛

▼主催: 「在留カードに異議あり!」NGO実行委員会
    (呼びかけ団体:外国人人権法連絡会 http://www.g-jinkenho.net)

▼日時: 2009年1月24日(土) 午後 2時〜5時

▼場所: 在日本韓国YMCAアジア青少年センター 9Fホール
 (東京都千代田区猿楽町2-5-5)
 *JR「水道橋」駅徒歩6分、「御茶ノ水」駅徒歩9分、地下鉄「神保町」駅徒歩7分)
  〔地図〕http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/

▼資料代: 500円

┏━━━━━━┓
┃ 開催趣旨 ┃
┗━━━━━━┛

戦後一貫して続いてきた出入国管理法(入管法)と外国人登録法(外登法)の二法による在日外国人管理体制が、今大きく変わろうとしています。
外国人の出入国と在留管理を全て法務大臣(入管法)の下に一元化して、新たに「在留カード」を導入するとともに、外国人登録法を廃止し「外国人台帳制度」を新設するというのがその大きな柱です。
来春、通常国会に関連法案が提出されます。
この変化は、決して在日外国人の人権保障を意図したものではありません。
とくに、これまでは外国人登録の対象であった非正規滞在者(オーバーステイ)らが「外国人台帳制度」から排除されることで、基本的人権がさらに侵害されるという重大な問題を孕んでいます。
この集会では、直接の当事者である外国籍市民と、いつ当事者になるかわからない日本籍市民が共になって、いま政府が進めようとしている法制度改悪の問題を明らかにし、あるべき制度のあり方を提示することを目的にしています。
多くの方のご参加をお待ちしています。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 【お問合せ先】
 ◆在日韓国人問題研究所(RAIK)  raik@abox5.so-net.ne.jp
 ◆移住労働者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
    http://www.jca.apc.org/migrant-net
    03-5802-6033   fmwj@jca.apc.org
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【転載歓迎】

---------------------------------------------------------------------

Public gathering against the government's new plan
to introduce "Zairyu Kaado (resident card)" system

We want a system for a multi-ethnic, multi-cultural society, but not for control!
---------------------------------------------------------------------

Date: Saturday, 24 January 2009
Time: 14:00 - 17:00
Venue: B1F, YMCA Asia Youth Center
2-5-5 Sarugaku-cho, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0064, Japan
JR Suidobashi sta. 6min, Ochanomizu sta. 9min, Subway Jimbocho sta 7min
http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/
Admission: 500 yen
Simultaneous translation service available (Japanese-English)

Organized by: NGO Committee against the introduction of "Zairyu Kaado (resident
card)" system.

For further information:
Research-Action Institute for The Koreans in Japan (RAIK)
TEL: 03-3203-7575 raik@abox5.so-net.ne.jp
Solidarity Network with Migrants Japan (SMJ)
TEL: 03-5802-6033 fmwj@jca.apc.org
http://www.jca.apc.org/migrant-net/

Program
1. A short documentary video on a public action in front of the Ministry of Justice
against a new fingerprinting system on 20 November 2007
2. Report 1 Framework of the new Immigration Control System
By Mr. Akira Hatate(Japan Civil Liberties Union: JCLU)
3. Report 2 Overview of the 'Jumin Touroku (Residents Registration
System)'
By Mr. Tohru Nishimura (HanJukinet Renrakukai)
4. Report 3 Problems and concerns over 'Zairyu Kaado (resident card)'
By Mr. Mitsu Nannba (Attorney)
5. Relay talk by foreign national citizens
6. Relay appeals by NGOs:
7. NGO joint statement against the "Zairyu Kaado (resident card)" system

******************************

The Ministry of Justice is currently pressing forward measures aiming at integrating personal information of foreign residents in Japan. A revised bill of the Immigration Control and Refugee Recognition Act is expected to be discussed during the ordinary diet session in 2009 to abolish the current 'Gaikokujin Torokusho’ (alien registration card)' and introduce a new 'Zairyu Kaado’ (resident card), which will be issued directly from the Ministry of Justice.

However, we, NGOs are concerned that once a 'Zairyu Kaado' is introduced, control over foreigners would be more tightened. We particularly fear that foreign residents without VISA status such as overstayers would be excluded from the new resident registration system (“Gaikokujin Daicho Seido”) and lose access to most of public services including education and medical care. Thus the system would make these people socially invisible.

In this public gathering, we, NGOs and foreign national citizens, will discuss the framework of the bill (abolishing the 'Gaikokujin Torokusho'and introducing a 'Zairyu Kaado') and the issues that might occur when the new system is introduced. We will also propose a new system toward a true Multi-Ethnic, Multi-Cultural Society in Japan.

【署名のお願い】

ガザ封鎖解除のために、日本政府が積極的に働きかけるよう外務大臣に求めるオンライン署名(集約期限は2009年2月28日、アムネスティ・インターナショナル日本、パレスチナ子どものキャンペーン、ピースボート、ユナイテッドピープル株式会社・共同よびかけ)

イスラエルに軍事行動中止を求めるWEB署名(「戦争に正義は存在しません—ガザ空爆—」鳥居正宏のときどきLOGOS、2009.1.3)

ガザ地区停戦国際署名和訳(【追記】イスラエル軍による動画配信が!)(Like a rolling bean (new) 出来事録、2008.12.31)

東村高江【通行妨害仮処分】緊急署名(第1次集約期限2009年1月26日、なごなぐ雑記、2009.1.3)

すべてのアフガニスタン難民に在留資格を(第1次集約期限2009年2月19日、RAFIQ)

日本版US-Visitシステムの廃止を要望する国会請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、国際結婚を考える会、IST請願の会)

複数国籍の容認を求める請願署名、電子署名(集約期限2009年8月31日、IST請願の会)

他にもサイドバーにいろいろあります。賛同いただける方は、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m


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