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大阪市の棄民政策(続)

2008.2.5.18:00ころ

古い話になりますが、

大阪市の棄民政策(2007.2.26)
大阪市の棄民政策(再)(2007.3.1)

の続報です。

住民票問題のその後も、やはり「棄民をつくる政策」に対抗する闘いが現地では続行中なわけですが、今の自分に直接関わらない問題という理由もあって、日常の暮らしが忙しかったりいろんな問題が次々に目の前に飛び出して来たりして、ついつい目が離れていってしまってます。

そんなとき、こんな情報が流れてくることは、非常にありがたい。

というわけで、きっと皆さまもそうであろうと思い、AMLから「転送歓迎」とのことですので、転載します。

Kさん不当逮捕を許すな!抗議声明

 大阪府知事選の前日、1月26日(土)に大阪・西成の釜ヶ崎労働者、Kさんが逮捕されてから、はや十日間が経つ。逮捕容疑は「屋外広告物条例」違反とある。名目は仰々しいが実際のところ、大阪府知事選への投票を呼びかけたビラを電柱に貼っていただけのことである。町に氾濫するピンクチラシや広告ビラを普段全く放置していながら、このような微罪で1人の労働者を狙いうちで逮捕したのだ。

 大阪府警・西成警察署はいい加減にしろ!Kさんを今すぐ釈放しろ!不当な逮捕・勾留を許さないぞ!

 何故、Kさんは逮捕されたのか。10人もの刑事に取り囲まれて!
 それは、Kさんが住民票消除との闘いを最先頭で闘い続けてきたからであることは疑いない。

 大阪市は昨年3月29日、2088名もの釜ヶ崎労働者や野宿労働者の住民票を奪った。住民票を奪われた労働者は、選挙権をはじめ社会的諸権利を剥奪されたうえ、身分証の提示を求められる現場で働くこともできない。携帯電話の契約や銀行口座の開設もできず、日常生活を送る上でも著しく制限がある。住民票は、そんな当たり前の生活をしていくうえで不可欠のものだ。住民票消除とは、これら社会制度からの押し出しであり、市民権の剥奪である。
 住民票を奪われた多くの人々は、不安定な就労形態を強いられているが故に、安定した住居を持つことができないでいた。そのためにこそ住民票を奪われている。この住民票取り上げは、すべての不安定な仕事・不安定な居住を強いられている仲間に向けられた攻撃だ。
 日本で生まれ日本に暮らしながら、就労が不安定で収入が少ないが故に選挙権を行使することができないのであれば、日本ではいまだに“普通選挙”が行われていないということである。前時代的な“制限選挙”に他ならない。誰もが中学生のときに習う、日本国憲法に明文化されている“法の下の平等”はどこにあるのか。そもそもこの国の“普通”選挙制度は、長きにわたり暮らしこの社会の一部を担ってきた在日コリアンすら排除した差別制度ではなかったか。

 こんな仕打ちに対し、怒りをもって行動に移るのは当たり前のことだ!
私たちは大阪市や国に対して、権利や生きるための条件を回復するために繰り返し抗議してきたが、現状は何ら改められることなく、そればかりか一般の市民でも「現住所と住民票記載の住所と一致していない」という理由で、なし崩し的な住民票消除が繰り返されている。
 Kさんはこの住民票消除に反対し、消除差し止めの仮処分裁判を起こし、勝訴判決を勝ち取った当事者である。彼の裁判結果により、大阪市の当初の思惑は大きく揺るがされ、多くの釜ヶ崎・野宿労働者が昨年夏の参議院選挙においても選挙権を行使することができた。それ以降もKさんは、住民票消除反対をかかげて一貫して運動の先頭に立ってきたし、闘いの過程で起こった市が雇った警備員による暴行事件を告発する裁判や、他の当事者との共同して住民票消除に異議を唱える裁判を継続している。逮捕のその瞬間も、釜ヶ崎労働者に選挙権を行使し、民主的な社会を実現することを呼びかけていた。
 今回、大阪府警・検察・裁判所が強行した逮捕・勾留は、彼が中心となって展開している闘争を妨害を狙ったものであることは明白だ。
住民票消除について、本当に責任を取るべきなのは誰だ!それは釜ヶ崎・野宿労働者でもなければ、Kさんでもない。大阪市行政はもとより、不安定な仕事、不安定な住居を生みだしているやつらこそ被告台に上らせなければいけない!

 だいたい、電柱へのビラ貼りなど「注意」程度で済むはずだろう。ましてや、10人の刑事も10日間の勾留もなんの必要もない。そもそも、金持ち連中が新聞やテレビなどのメディアを使ってデマを垂れ流すのに対抗して、私たちがビラでも何でもばらまいて労働者に訴えようとするのは当たり前のことだ。

 私たちは大阪府警・大阪地方検察庁・大阪地裁に強く抗議するとともに、Kさんの即時釈放を求める。


2008年2月5日
Kさんを支える会(仮称)
連絡先:長居公園仲間の会


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