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『週刊ポスト』連載「厄人天国ニッポン」解体新書/STOP!法務省の暴走!

2008.1.3.19:05ころ
(2008.1.4.17:30ころ、「厄人天国」解体新書の第4回目タイトルを追記。すぐ上のアップ日時の「年」も修正。2007年にしちゃってました…新年早々、orz
2008.1.15.21:30ころ、最終回のタイトルを追記。)

新年です! 今年もよろしくお願いいたします!!

帰省から帰って、あちこち巡回してましたら、おなじみ非国民通信さんの>昨年大晦日の記事で、びっくりするニュースに出くわしました。

判決前の強制送還に「遺憾」=異例の苦言−中国人女性の不法就労訴訟・東京地裁(gooニュース、2007.12.28。時事通信社)

 不法就労していたとして東京入国管理局に摘発された中国人女性(28)が強制収容の差し止めを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。定塚誠裁判長は不法就労には当たらず、収容令書の発付を違法と認定した。しかし、女性は判決期日指定後に強制退去させられたため、訴え自体は却下。裁判長は「違法な手続きで、遺憾」と異例の苦言を呈した。
 定塚裁判長は、女性が週に28時間以内の労働に従事できる許可を得ていたと指摘。「女性が実際に接客していたのは、認められた時間内だった」と述べ、不法就労には当たらないとした。
 その上で、判決前に入管が女性を強制送還したことについて、「違法な手続きが強行されたことは、遺憾であると言わざるを得ない」と批判した。

国連マンデート難民をトルコに追い返したのに匹敵する、そして、「日本にいる外国人を煮て喰おうと焼いて喰おうと勝手」の精神を法務省が今も堅持していることを、アピールしたいかのような愚挙、暴挙です。もはや日本は法治国家ですらない、「厄人天国」になっちゃってる、その証でもありましょう。

【関連記事】
自民党の限界と内閣府「人権擁護に関する世論調査」(2007.8.29)

今年中には始まる予定の「法務大臣によるテロリスト認定・退去強制システム」の運用にも、また、すでに稼働している「指紋・顔写真採取・蓄積・流用システム」の運用にも、不信が募ります。
さらに、こんな役所に「人権擁護」のための部局を新設するような「人権擁護法案」、百害あって一利なしだと断言できるんじゃないでしょうか。

【関連記事】
新・入国審査システム稼働1カ月。法務省、人権擁護法案、鳩山法相スキャンダル。在日「障害者」無年金訴訟最高裁判決(2007.12.27)

おそらく法務省は、

「外国人の在留の許否は国の裁量にゆだねられ、わが国に在留する外国人は、憲法上わが国に在留する権利ないし引き続き在留することを要求することができる権利を保障されているものではなく、ただ、出入国管理令上法務大臣がその裁量により更新を適当と認めるに足りる相当の理由があると判断する場合に限り在留期間の更新を受けることができる地位を与えられているにすぎないものであり、したがつて、外国人に対する憲法の基本的人権の保障は、右のような外国人在留制度のわく内で与えら れているにすぎないものと解するのが相当」

としたマクリーン事件判決を根拠に、「入管行政」は「司法権」の外にある、とでも考えているのでしょう。

しかし、このマクリーン事件判決のあった翌1979年、日本政府は、国際人権規約を批准しています。この条約の遵守を、日本政府は(その一部に過ぎない法務省も含めて)、国際的に約束しているわけです。ならば、その限度で、マクリーン判決の「上記部分」を変更する「法令や行政指針」の変更があったと見なすべきはず。

そして、その国際人権規約の1つ、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(自由権規約)には、次の条項があります。

第13条【外国人の追放】 合法的にこの規約の締約国の領域内にいる外国人は、法律に基づいて行われた決定によってのみ当該領域から追放することができる。国の安全のためのやむを得ない理由がある場合を除くほか、当該外国人は、自己の追放に反対する理由を提示すること及び権限のある機関又はその機関が特に指名する者によって自己の事案が審査されることが認められるものとし、この為にその機関又はその者に対する代理人の出頭が認められる。
第14条【公正な裁判を受ける権利】 1 すべての者は、裁判所の前に平等とする。すべての者は、その刑事上の罪の決定又は民事上の権利及び義務の争いについての決定のため、法律で設置された、権限のある、独立の、かつ、公平な裁判所による公正な公開審理を受ける権利を有する。(略)

今回法務省がとった措置が、この下線部分に反すること、明らかじゃないでしょうか。

そうだ、ついでにこれも挙げておきましょう。

第16条【人として認められる権利】 すべての者は、すべての場所において、法律の前に人として認められる権利を有する。

あんまりむかついたので、『週刊ポスト』の連載記事を紹介しておきます。
題して、「厄人天国ニッポン」解体新書。これまで、3回続いています。皆さま、ぜひお読みください。(2008.1.4.17:30ころ、4回目を追記。)

『週刊ポスト』バックナンバー一覧
第1回 「薬害肝炎局長」は250万円! 悪徳官僚の「高額ボーナス」(2007.12.14号)
第2回 明治政府の「永久官の特権」が平成日本で大暴走!(2007.12.21・28号)
第3回 キャリアVSノンキャリ「犯罪を生み出す残酷な壁」に法的根拠なし!(2008.1.4・11号)
第4回 キャリア官僚「天下り」で国民は6兆円損している!(←手元にないけど、たしか「半年で6兆円の損」だったと記憶してます。2008.1.18号)
最終回 「官僚は大臣より偉い!」閣議さえ支配する「主権在官」の構造——いかにして事務次官は政策決定への「拒否」という特権を手にしたか(2008.1.25号)

by 武冨薫と本誌取材班

『週刊ポスト』「在日韓国人・朝鮮人「住民税 極秘半減」の免税密約を撃つ!」( ̄ー ̄)ニヤリ。そして、この秋、小学校教科書に登場したウソ( ̄_ ̄|||) どよ〜ん(2007.12.17)

で取り上げた記事もそうでしたが、長いスパンで因果の様相をきっちり見つめたうえで、現在起きている事象をとらえようとする。そんな姿勢が、この連載でも貫かれています。

今年の『週刊ポスト』に、皆さま、どうぞご注目とご声援を!!

(アダルトな情報も豊富な雑誌なので、お子様はゴメンね!!)


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コメント

年頭早々、TBありがとうございました。まだしつこく例の連載を続けています。すみません。ところで、この記事の内容もとても腹が立ちますねえ・・うさキックを何発もかましました。
今年もよろしくお願いします。

アルバイシンの丘さん、こんにちは。
賛同のうさキック連発、ありがとうございます。

あの連載、「平和指向勢力の分断」につながる、なんて声もあるようですが、そんなことはないと思いますよ。いろんな声が表に出てくるのがウェブやブログの良いところですし、もし分断を恐れて言いたいことを言えないでいるとしたら、そんな状況を見たとき、たいていの読者は引いてしまうでしょう。それこそ「平和指向勢力」への信頼が失われかねません。
それに、「嘘も方便」で他人を誘導して利益を得るような手法は、ブッシュらと同じく危険きわまりなく、見逃すわけにはいかないものだと私も思っていますし。

今年もよろしくお願いします。

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