今年、私の聞いたベスト・ソング/地方自治とICCで「戦争を抑え込める世界」へ、うさジャンプ!
2007.12.29.00:20ころ
今年もいよいよ終わりに近づいてまいりました。
昨年の『I am what I am』(昨年末の記事にYouTubeの動画などをリンクしました)に続いて、本日は、今年、私の聞いたベスト・ソングを、紹介したいと思います。
それは、「ウルトラセブンX」に登場したシンガーソング宇宙人が路上で歌っていた歌!
では残念ながらありませんで、やっぱりあれです、はい。
この歌詞とメロディーの身もふたもなさは、いやあ、衝撃でした。はい。
格差社会への怨嗟が、そのはけ口を求めて愚かしい排外主義や暴力に結びつきかねないのでは、なんてことさえ語られはじめた2007年でした。
しかし、戦争も、軍事中心社会も、人を幸せにすることはけっしてありません。
戦争が格差社会を流動化させるなんて馬鹿げた夢想です。現代の戦争において「ビンボー人」は戦場に送り込まれるだけ。ブッシュの戦争の裏側にスポットを当てた『華氏911』はそのことを狂おしいまでに描き出してくれました。
そして戦争は、人の絆、信頼を踏みにじり、切り刻み、破壊するだけ。人間性をも奪い去り、敵味方を問わず、命をも奪い尽くします。
そんなおぞましい事実を見据えて、日本国憲法が生まれました。
軍、そして国家の暴走。
それを食い止めるための知恵のひとつが、「地方自治」です。
人びとの暮らしに最も密接なかかわりを持つ「地方自治体」は、住民のために住民が組織する「民主主義」の基礎的組織として、国家の暴走を食い止める防波堤としての役割を担うものなのです。明治の頃の日本のような中央集権国家ではそうじゃあないんですが、少なくとも、第2次世界大戦後の日本国においては。
しかし、今年もまた、札束で人のほっぺたをひっぱたきまくっては、地域住民に分裂をもたらすという、自民党政権のお家芸が今も健在であることを教えてくれるケースが、また飛び出しました。
【参考サイト】
◆名護市・沖縄県・岩国市(2007.12.21、なごなぐ雑記)
◆岩国についてのメモ(1)(2007.12.23、なごなぐ雑記)
◆岩国についてのメモ(2)(2007.12.24、なごなぐ雑記)
◆岩国についてのメモ(3)(2007.12.25、なごなぐ雑記)
◆岩国市長辞職!(追記あり)(2007.12.26、なごなぐ雑記)
◆辞職表明の井原岩国市長が助成金カットについて語る〜NPJ動画ニュース第1回:ヤフーが削除、なぜ?(2007.12.27、情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊))
暗澹たる気持ちにさせる話ですが、一方では、この「アメとムチ」に対する強烈で新たなカウンターが市民の側から生まれでたのも、この2007年でした。
【参考サイト】
◆「岩国市新市庁舎建設を勝手に支援する会」の口座番号決定〜「基地誘致交付金」に抗議する寄付募集開始!(2007.12.23、情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊))
幸いなことに、日本政府は、2007年、国際刑事裁判所規程を批准しました。国際刑事裁判所を敵視してきたブッシュ米国の属国がどんなつもりで批准したのか、正直、はかりかねています。
しかし、日本政府の批准を、「戦争」を「法」によって抑え込もうとする試みを加速させるために活用することは可能なはずです。
戦争のない世界、戦争を抑え込める世界の実現へ向けて、さらなる一歩が踏み出されるよう祈りつつ、2008年を迎えたいと思います。
【関連記事】
◆多文化・多民族・多国籍社会と『戦争をなくすための平和教育 「暴力の文化」から「平和の文化」へ』(2006.1.10、ICCで「人間の安全保障」)
◆『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』
「ウルトラセブンX」に登場したシンガーソング宇宙人が路上で歌っていた歌。
今、あらためて聴いてみると、しっとりとして軽やかで、なんか、不思議な味わいあります。
年の瀬に聴くにはちょうどいい感じです。
ちなみに、歌詞は監督の梶研吾さんの作詞だそうです。“花に変えよう~ナタルのテーマ”っていう曲名なんですね。
梶監督のサイト掲載の歌詞に、番組から拾った部分を加えて、完全版をお送りします。
いえーい いえーい いえーい いえーい いえい
星が流れる時
いえーい いえーい いえーい いえーい いえい
悲しみも花に変えようつらい宿命(さだめ) 出逢った偶然
二人 果てない迷路 越えてく
ころび倒れ 傷を得て嘆いても
想う力があれば 愛が咲く
いえーい いえーい いえーい いえーい いえい
宇宙(そら)を見上げる今
いえーい いえーい いえーい いえーい いえい
明日への虹が見える
きみの笑顔 胸に守り
走り出そう
高い崖と険しい上り道
二人 無情の旅路 生きてく
まどい悩み 涙涸れ叫んでも
熱い心があれば 希望(ゆめ)が勝つ
いえーい いえーい いえーい いえーい いえい
宇宙(そら)を見上げる今
いえーい いえーい いえーい いえーい いえい
明日への虹が見える
きみの息吹(いぶき) そばに感じて
駆けて行こう
モッタイナイことに、セブンXのサントラには収録されてないみたいです。ザンネンムネン!!
というわけで、CD化を応援するべく、急遽、今年のベスト2に、決定しました。
ラブ&ピースに弱いんです、私も(^^)v

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コメント
今晩は、岩波が『読書のすすめ』って非売品を大きい本屋さんに置いてますね。その10号で、池澤夏樹さんの『インディアスの破壊・・』と『ギリシア恋愛小曲集』を取上げてて、読んでいるうちに、あ、これがヴェイユの言う、「イリアス』等古代と『吟遊詩人』やラシーヌとかの中世・近世との違いか!って思えました。
前に『お豆さんところ』で西村真吾氏批判コメを入れたときに気付いたんですが、結局、生活・活動地域がでっかくなると、多くの人にとって政治的機構は、ポリスのような都市国家=郷土ではなくなる。で、愛する対象はもっと限定された恋人(そして温かい家庭作り)へと局限して行く・・。
「でっかい領域の帝国で国家愛を叫ぶ」主力というのは、皇帝(システム)に忠誠を誓うことでしか安定(生存そのもの)を手に入れられない、『浮遊民』と(大小貴族・常民らから)蔑まれている人々。
ラス・カさすが報告したヨーッロ羽人の多くもそういった範疇の船乗りたちだったのでしょう。一発逆転を狙った無頼派と呼べるかもしれません。新地に布教を求めた極少数のクソまじめ神父さんらとは、大きく対立していたんでしょうね。
なんか、今も日常起こっている光景と言えそうで・・。げに凄い本たちです・・。
投稿: 三介 | 2007年12月30日 (日) 02時21分
こんばんは、うささん。
こちらにもTBできなくなっているようです。
仕方ないので、TBもどき作って貼っておきます。
「ハンがく事始」3 スケノ『方法的 模索』ハ気でキラナイ?
http://blogs.dion.ne.jp/ivanat/archives/6637123.html
「副題 『不射の射』第 三chann 話。
多様性とか、批判精神とか、エラソウナこと言うて、
ちっと厳しいこと誰かから言われると、
或いは相手には「批判の意図」さえないのに、ブログ
「棒に怒る日本人」さんが常々批判してはるように、
http://yahhoo.cocolog-tcom.com/goodwill/
「カチン」と来て「舞う」こと、僕にもよくありま・・」
本年は、楽しい突っ込みの数々、有り難うございました。
では、来年もよろしくお願いいたしま~す、ネ。
投稿: 三介 | 2007年12月31日 (月) 00時25分
三介さん、あけましておめでとうございます。
「でっかい領域の帝国で国家愛を叫ぶ」主力が「皇帝(システム)に忠誠を誓うことでしか安定(生存そのもの)を手に入れられない、『浮遊民』と(大小貴族・常民らから)蔑まれている人々」だという指摘、重たいですね。そうしないことには疎外感、無力感から逃れられない状況というのは、「陰謀論」に流れていく心情にもつながる気がします。一発逆転を狙う無頼派って嫌いじゃないというか、憧れちゃったりするところがあるわけですが(^^;)。
そこから生じる危険な状況を防ぐには、「安定(生存そのもの)」を確保していくことが、あるいは、そういう「叫び」を無力化できる知識や情報を広く流通させること、そういうあたりが必要になってくるんだと思いますが、後者はブログでもちょっとはできるのかなあ。。。
TB、お手数おかけして申し訳ないです。子年に入って、ちゅーちゅー素早く通ってくれるといいんですが、はてさて。
それはさておき、「ハン学事始」がえらい勢いで進んでいるんで、帰省から帰ってびっくりしました(^^)v。
ブログに寄せられるコメントの中にも、批判か批判でないか、どこを意図しているのか、わかりづらいことってありますよね。で、カチンと来ることもあります。そんなときでも、できればそこからも何かを汲み取れれば、なんて考えてあれこれ頭を働かせて、でも結局、大激突!てな体験もあったりして、どう対処するのがいいのか、なんとも悩ましいところです。
でもまあ、それもまた人の世、ブログの世界ということで、楽しみながらやっていければ、万事オッケーなのかも知れませんね。だいたい私もわかりづらい話をしちゃってること、記事でもコメント欄でも多々あると自覚しとりますので(汗)、お互いさま〜、でも今はういんた〜、の精神で。
と、駄洒落できれいに(?)しめたところで(^^;)、
今年もよろしうお願いいたしま〜す!(^O^)!
投稿: 仲@ukiuki | 2008年1月 3日 (木) 17時57分
こんばんは。
TB、好調tyuutyuuみたいですね。
あ、こないだ。モームスとかの所属しているpロだく所んが、たまたま別の検索で出て来まして、次々開いていくと、何だか欲送られて来るエロTBさんの造りとそっくり、ビックリ、どんぐり、ころりんでした。フォームも本文の言いまわしも。同じサービサ-が作っているのか、役所の〇〇財団同様、一つのマニュアルを使い回すことに、その業界くるみちゃんで取り決めているのか? それって芸無しちゃうのンとか、関係ないトコで突っ込みを入れてみたくなります。
あ、それだけです、新年早々・・。
投稿: 三介 | 2008年1月 3日 (木) 22時38分
三介さん、こんばんは。TB、好調でチュ〜。
さっきのコメントを書いた後で気づいたのですが、安定(生存)すら確保できない層の出現を、権力持ってる側は反対勢力のせいにしてしまえる、そう思い込ませることができる(or たやすい)っていあたりも、厄介ですよねえ。むう。。。
エロTBさんの謎に、ひょんなところからたどり着けそうですね。業界グルミの取り決めがあるとしたら、笑っていいのか寂しさを感じるべきなのか。エロはもっとじょうねっつなものではないのかあ!!なんて叫んでみたりして(^^;)。
投稿: 仲@ukiuki | 2008年1月 4日 (金) 00時00分
>安定(生存)すら確保できない層の出現を、権力持ってる側は反対勢力のせいにしてしまえる、そう思い込ませ
むーmm。この命題をペルーのフジモリ元大統領とその政敵に各々適用してみるなんていう思考実験は如何ですか。
F氏が大統領に成れたのは、やはり勤勉な日系移民の代表、多くの「成功夢」を有する貧民の期待を集めたのでしょう。
それが旧来の有力者には面白くない。それが第一の潜在的政敵可能性。で、次に、実際にF氏が大統領に成ったからといって、どっしりと根を張っている巨大農場やら地下資源・観光資源の利権構造が生み出す大多数の先住民の、またはその白人・有色人との混血の貧困はなかなか無くならない。たとえ本気でF氏が格差解消や農地改革等に取り組んだとしても・・。むしろ利権のアリ地獄に引きずり込まれて行き、もがけばもがくほど利権ネットワークからの魔の手が迫るシッョカー?! 左派からは過激な暴力革命・武装闘争の1の矢2の矢3の矢が・・。右派からも枕詞こそ違え、似たようなモノがエログロもろもろっと飛んで来る・・。こんな感じじゃないかしらん?
以上は総て、フィクションであり、登場する固有的普通名詞は実在のものと関係・・。
いずれにせよ、酷い貧困格差社会の中、子どもたちの生活・教育[生存ソノモノ]が脅かされていますから、とにかく食わしてくれるんやったら[&喰っていくためなら]何でもしてまうっていう状況下でしょうから、進むも留まるも地獄なんやと思います。ユニセフとかも色いろと手を尽くしているようですが、焼け石に水っぽい・・。
投稿: 三介 | 2008年1月 4日 (金) 22時28分
三介さん、こんばんは。
いわいわブレークのコメント欄で規制がかかって帰省関連のコメントができません(;<>;)/
で、デラックスプリンじゃないすが、別府駅で売っていた地獄蒸しプリン、えらくうまかったです。ブラジルのプリンにも似て。製造・発売元は、たぶん
http://www.okamotoya.net/sell/index.html
だと思いますが、チェックを怠ってしまいました。ぐっすん涙くん。
で、本題です。
ベネズエラのチャベス大統領、ブラジルのルラ大統領なんかもそうだと思いますが、やはり従来の支配層・富裕層・特権階級(ついでにアメリカ政府も)からの抵抗は避けられないんで、南米諸国の情報を読むときは、そのあたりに注意する必要がありますよね。タイのタクシン元首相なんかもそうでしょうか。F氏については、1期目は良かったのに、なんて話も聞きますから、長期化するにつれ利権ネットワークに引きずり込まれていった、っていうのは当たっているのかも知れません。一方で、日本大使館人質事件のときの犯人グループ殲滅作戦に見られるように、荒っぽく暴力的な解決を好む傾向もあったようですし(明治維新を理想にしてたとか)、そのあたりはチャベスやルラなんかとは同列に語れないところだろうなと思います。
ここ数日、深夜にNHKで「民主主義」をテーマにしたシリーズ物を放映していますが、考えさせられることが多いです。
どんな地域についてであれ、それまでのその地域の歴史や現在の経済状況をふまえてこそ、今、必要とされる政治のあり方が論じられるんでしょうけど、その一方で、どこかよその地域での痛ましい経験の数々を経て得られた、長い歴史を経ればおそらくは普遍性が認められるだろう価値、なんてものもあって、それが「規範」として外部あるいは内部から要求され、「今、必要だと為政者が考える政治」とは対立する、なんてこともまた珍しくはない。
複雑怪奇に世界は進んでる、ってことなんでしょうけど、清濁合わせ飲みながら、しかし(これぞという、ってどういう?って突っ込みはなしにしてください(^^;))一線は越えずに対処していく、そういう政治家が望まれる国や社会、今でも少なくない気がします。
投稿: 仲@ukiuki | 2008年1月 5日 (土) 00時47分
こんにちは、うささん。
>コメ・・不能
そうだったのですか、嫌がらせ攻撃ですね、また。「IVANATの日記」の方へも書けませんか? もしそうなら、DION&HATENA経堂での嫌がらせ、『ナットのお豆』
http://blog.livedoor.jp/ivanat/
の方もなら、ライヴドアーのお仲間ってことになります・・。
>一線は越えずに対処・・政治家が望まれる国や社会・・少なくない
これが『パリコンミューン』&レーニンの『(臨時)護民官』≒独裁問題の核心ですね。10月革命で政権取って、秩序を急速に形成する際の『一線』とは? 『好き勝手略奪・強姦・私刑』している「ごろつき」をどう革命側に落ち着かせるか? そこらに反革命的な煽動はやはり在るし、此処で多くの実践家は『股裂き状態』に苛まれる。その『究極の孤独』を真の改革者は乗り越えなアカン。けど、やはり「神」じゃない。これが天武やレーニンに窺えるからこそ藤田省三君は等しく尊敬していたんやろうし、不可能やと悟ったからこそ、神話やファンタジー(昔話)の世界(主題の奥深さ)を再発見した。で、『笑いの本願』(柳田国男)≒道化の知恵でしょう。ここらに漬け込むのが広告代理店とかは確かに上手いけど、素人も上手いトコが在る。否、何処でも素人も上手いんですよ、『水を得た魚状態』の時は。
それが方言をもっと活かせ~!
業界の殻の中での隠語をもっと潰してしまえ~!
『知的財産権』なんていう格差増祝制度にダマあされるな~!
ははh。だいぶ予告してしも歌。
これらが『再生へ』の大きな方向性です。
投稿: 三介 | 2008年1月 5日 (土) 13時06分
ああ、肝心のお話し忘れてました。実はこっちの方が元々の目的やったのに・・。
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200712280012.html
結局、国交省の指紋認証は、密入国「大作や!」いう気がこの記事読んでてしましたね。それと流通業(此処が人モノかねっていう究極の情報の実態部分やから)、ネットとか電波の『血清化』された『魂』とは違って。ネック(急所)を抑えておきたいってことやね。
投稿: 三介 | 2008年1月 5日 (土) 14時16分
↑「実体」が「実態」になってしまいした。訂正します。
投稿: 三介 | 2008年1月 5日 (土) 14時18分
三介さん、こんばんは。
「一線」、難しいですよね……なんて軽く評すべき問題ではない気もしますね。むむむ……。
革命のとき以外でも、たとえば内戦の終結を目指す場合、和解への道も探らねばならない、その一方では、人道的に許されないことをした勢力なんてものがあればそれを無罪放免にすることも難しい。しかし、その勢力が、軍事的に強大な力を持っていたりしたら、どうすべきなのか。
ともかく和解を優先させて他の問題を一時棚上げしちゃい、ひとまずの安定を目指すのも、一つの道なんだと思います。軍事政権が終わった後、過去の清算に向かった韓国みたいな道を、意図して目指す、とか。
国交省のこのシステム、入管の「自動化ゲート」を強制的に利用させるみたいな感じですね。密入国対策としては、でもこれでもまだまだ穴だらけだと思います。結局、すべての網は抜け穴だらけにしか仕上がらないっていことを受け入れて、リスクを引き受けていくしかないと思うんですが、官吏は管理したがるっていう習性、抜きがたいんでしょうねえ……。それに、お金が動けば天下り先も確保できるし、なあんて。
『再生へ』の記事、期待してます!!
投稿: 仲@ukiuki | 2008年1月 6日 (日) 01時17分