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2007年11月

【京都市長選】2極対立へ、自民・公明・民主が門川氏を推すことに

2007.11.30.18:00ころ

京都市長選、結局、自民・公明も民主と並んで門川氏を推すことになったそうです。これまたorz...

門川氏が委員を務める「教育再生会議」については、おなじみ冬枯れの街さんがずっと追及してくれています。最新の解説テンプレートがこちらの記事にありますので、これだけでもぜひぜひお読みください。爆笑する、目を疑って固まる、椅子から転げ落ちる、立腹する、などなどいろんな反応に、これを読んだ私は見舞われました。さあて、あなたは、どうなるでしょうか(^^;)??


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【聞きかじり】外国人集住都市会議の恐怖。【口直し】韓国から学ぶワークショップ(東京)とシンポジウム(大阪)

2007.11.30.17:40ころ

私の友人の友人が、いや、冗談ではなく今回はマジな話でして、外国人集住都市会議みのかも2007に行ってまいりました。

その友人の友人、ブラジルでは友人の友人は友人だ、というような言い回しがあるそうなのですが、その伝によってもよらなくても実は私のその友人の報告によりますと、いやはや、おそろしい会議に成り下がっちゃってたみたいです、はい。

たとえば、滋賀県湖南市の市長さんは、「外国人の子どもの教育を受ける権利を保障することは、場合によっては日本人の子どもの学習権を阻害することがある」などと、地方自治体の首長というより極右グループのアジテーターとでも評するべき発言を堂々としていたとか。<(T◇T)>わぁああああ!

あるいは、いろんな自治体からの報告では、正規の在留資格を持たない人たちへの公的サービスを打ち切りたい、打ち切りたい、というような内容のものが相次いで、それに便乗する形で法務省入管局の人間が、「IC在留カード」の導入に向けて進んでいるので安心してね、みたいなことを言ったとか。雇用通知制度もその一環なんでしょうねえ。\(@;◇;@)/ぴぃぃぃぃぃぃ

それにしても、地方自治体がこんな感じで地域住民を選別し見捨てはじめることのおそろしさや重大性に、参加者の皆さん、気づいてないんでしょうか。そういう自治体で育つ子どもたちに、いったいどんな思考を植え付けてしまうか、とか。もうこれだけで十分鬱になりそうですが、その前に、ひとまずorz...

関連して「秩序ある多文化共生社会」をめざす大泉町に学ぶなんていうイベントもあったようですが(友人の友人はそちらには行っていません)、長谷川洋ってまだ町長やってたんですね。ってことは、再選されちゃったってことかいな……(この町長については差別大国ニッポンの記録(うさちゃん騎士団、2003年5月1日)をご覧ください)。ますます鬱に近づいてきました……orz。

唯一の希望は、友人の友人はもうあまりに腹が立ってしまい、途中で会場を後にしたってことです。
その後、何か修正がなされていれば、と願うのですが、願うだけバカな気がします。

もうひとつ驚かされたのが、友人の友人が持ち帰ったプログラムです。
ウェブにもあるように、

「多文化共生社会をめざして」〜すべての人が参加する地域づくり〜

などとたいそうご立派なことが謳われているわけですが、多言語によるパンフレットすらなく、案内も日本語のみだったとか。
今月初めに市民グループによって開催・運営された多民族共生教育フォーラム2007東京なんかは、英語、ポルトガル語、スペイン語での翻訳がパンフレットに掲載されていたり、当日もこれらの言語の通訳の方が活躍しておられたのですが、それとの落差に愕然とします。

「すべての人」って言ってもその実態は、政治家さんや自治体職員、せいぜい言って「日本人だけ」なのかも知れません。そう考えれば、上の発言なんかも納得できます。件の発言をした人たちにとっては、日本人が集まって外国籍住民の悪口を言って鬱憤を晴らす場であり、しょせん外国籍住民はそこからは排除されてしかるべきもので、正規の在留資格がない「不法滞在者」なんかはその最たるものだ、ってことである、と。そして、そうした賤民層を生み出し、それを最下層に組み込んだのが、「秩序ある多文化共生社会」だ、と。

そうでないことを望みたいけれど、外国人集住都市会議については、前から抱いていた大きな危惧がもう危惧のレベルを超えちゃってる、って考えざるを得ない話ばかりで、もう完璧に鬱気分……。浜松宣言、どこへ行っちゃったんだろう……(T△T) アウアウ〜。

【関連記事】
外国人集住都市会議「規制改革要望書」に対する危惧、そして……(2006.2.20)
「犯罪人引き渡し条約」ブラジル政府からの締結交渉申し込みを、日本の外務省は2003年から拒否していた(2006.9.29)
入管一元管理で賤民をつくろうとする策謀に、うさキック!うさキック!うさキック!(2007.2.13)
「人種主義とたたかい、外国人人権法と人種差別撤廃法の実現をめざす全国ワークショップ」共同アピール (2007.2.16)
大阪市の棄民政策(2007.2.26)
R2はイタリアに腰を据え、日本政府は「ビッグブラザー賞」と差別の固定化へ猪突猛進する
【聞きかじり】外国人集住都市会議の恐怖。【口直し】韓国から学ぶワークショップ(東京)とシンポジウム(大阪)(2007.11.30)
「外国人住民台帳制度」創設よりも「住民基本台帳法」の外国籍住民への適用実現を!簡単だし目的達成にはこれで十分!!(2008.1.24)
外国人登録法と住民基本台帳法(2008.2.27)(2006.11.19)

ここらでちょっとお口直しにみのかも、じゃなくて、なるかも、のイベント情報です。当ブログでも幾度か紹介してきた韓国の外国人政策。

【関連記事】
韓国、先を行く。そして、酷暑の季節にぴったりの、ぞ〜っとするお話。(2007.8.17)
韓国、先を行く(2)& 在日ブラジル人から見るニホン(2007.10.19)

その報告ワークショップとシンポジウムが、韓国・国家人権委員会から講師を招いて、東京と大阪で開催されます。紹介が遅れて申し訳ないっす。明日、明後日なんです。今週いろいろ忙しくて……。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
    12/1東京ワークショップ / 12/2大阪シンポジウム
    国内人権機関と人種差別撤廃法の実現をめざして
       〜韓国・国家人権委員会のとりくみから学ぶ〜
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□

┏━━━━━━┓
┃ 開催趣旨 ┃
┗━━━━━━┛

 日本でも外国人人権基本法、差別禁止法など、マイノリティの人権を守るための法・制度の実現を求めるとりくみが各地で進められています。
 一方で、韓国では国家人権委員会が差別禁止のための法・制度の整備が重要な課題であるとして2003年から「差別禁止法制定推進委員会」を設置し、NGOなどとも協力しながら独自の法案の策定にとりくみ、その結果2006年7月に国務総理に対して「差別禁止法」の制定が勧告されました。また今年の5月には「外国人処遇基本法」が制定され、外国人の人権保障のための制度が整備されつつあります。
 韓国のこれらの動きは、日本国内での差別禁止のための法・制度を整備していくにあたって、また国内人権機関の役割を考えるにあたっての貴重な先行事例であるともいえます。
 このたび、長年にわたってNGO活動をおこない、現在国家人権委員会人権委員として活動されている鄭康子(チョン・カンジャ)さんをお招きし、韓国の経験を学びながら、日本における外国人、民族的マイノリティのこれからの人権保障のための課題についての理解を深めるために、東京・大阪でシンポジウムを企画しています。
 多くの方々のご参加をお待ちしております。

┏━━━━━━┓
┃ 講師紹介 ┃
┗━━━━━━┛

☆鄭康子(チョン・カンジャ)さん
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
長年、女性運動をはじめとする人権NGO活動に関わり、1987年に結成された「韓国女性民友会」の代表をつとめる。その後韓国国家人権委員会非常任委員に就任。その他に「最低賃金委員会」「貧富格差・差別是正委員会」「男女差別改善委員会」などの委員も歴任。
--------------------------------------------------------------------------
 −☆− 韓国の国家人権委員会の委員が来日します −☆−

●韓国国家人権委員会とは?●
 韓国国家人権委員会法 第1条
「この法は、国家人権委員会を設立し、すべての個人が有する不可侵の基本的人権を保護し、その水準を向上させることにより、人間としての尊厳と価値を具現して民主的基本秩序の確立に寄与することを目的とする。」
 2001年11月25日設立された国家人権委員会は、立法・司法・行政のどの機関からも独立した、国際人権法に基づいて作られた国内人権機関であり、私人間の人権侵害を救済するだけではなく、既存の権力機関による人権侵害を牽制・監視できる権限を持っている。また、韓国の国民だけでなく韓国内に住む外国人すべてをも対象としている。
 発足以来2500件を超える平等権侵害、差別行為に関わる申し立てを受理し、権利救済を図ってきた。2006年7月には国務総理に対して「差別禁止法」の制定を勧告した。また2003年3月にはイラク戦争に反対する公式意見書も発表している。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 12/1(土) 東京ワークショップ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ○講演)韓国における差別禁止法案の概要と市民社会との協働
   鄭康子さん(韓国・国家人権委員会常任委員)
 ○発題)日本のマイノリティの人権状況とNGOの取り組みと人権保障のための法・制度の現状
   田中宏さん(龍谷大学教授)
   渡辺英俊さん(移住労働者と連帯する全国ネットワーク共同代表)
   旗手明さん(自由人権協会)
   丹羽雅雄さん(弁護士)
 ○全体討論
  ※全体討論の時間は長く取りますので、会場からの意見も積極的にお願いします。

▼主催: 外国人人権法連絡会
▼日時: 2007年12月1日(土) 午後1時〜5時
▼場所: 在日本韓国YMCAアジア青少年センター スペースY(地下1階)
 (東京都千代田区猿楽町2-5-5/JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、地下鉄神保町駅徒歩7分)
▼資料代: 1000円
 ※日韓同時通訳で進行します。
▼問合せ先:RAIK(在日韓国人問題研究所)

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 12/2(日) 大阪シンポジウム ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ○基調講演)韓国の差別禁止法案の概要と外国人の人権保障のための法制度に向けて
   鄭康子さん(韓国・国家人権委員会常任委員)
 ○在日外国人の現状報告)
   旧植民地出身者、日系人、外国人労働者・研修生、外国人女性など
 ○質疑・討論
 
▼主催: (財)アジア・太平洋人権情報センター、(特活)コリアNGOセンター
▼後援:部落解放同盟大阪府連合会/平和人権センター
    /RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)
    /(特活)関西国際交流団体協議会
    /日朝日韓連帯大阪連絡会議(ヨンデネット大阪)
▼日時: 2007年12月2日(日) 午後1時30分〜5時
▼場所: アウィーナ大阪・金剛東
    (大阪市天王寺区石ヶ辻町19-12/近鉄上本町駅3分、地下鉄谷町9丁目駅8分)
▼資料代: 800円
▼問合せ先:(特活)コリアNGOセンター

私、行けそうにないんです……orz。


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R_bana_2←イベント、秋は多いですね……。そういや、うちの近所もようやく紅葉が見頃です。ちょっと後ろに時期がずれ込んでる感じ。

【長崎!東京!大阪!】難民をめぐる「入管問題」を考える3つのイベント

2007.11.27.19:20ころ

去る日曜日、京都大学の学園祭へ、ビルマ難民の方のお話を聴けるイベントに行ってきました。

そのとき耳にした話の1つが、こちらに掲載されています。日本のODAが、軍政翼賛団体に支出されており、しかもその団体は、2003年5月に遊説中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが襲撃されて死傷者が出た事件にかかわったグループらしい、という話です。先月、朝日新聞で報じられてたんですね。

もう1つは、日本政府の対ビルマODA支出に際しての為替レートは、市場レートが使われているのか、それともビルマ政府が定める公定レートが使われてるのか、そのどっちよ?ってお話。興味深いので調べてみたいけど、ちょっとしばらくはしんどいかなあ……。

ちなみに、めっきりニュースにも登場しなくなったビルマ情勢については、去る日曜日付で、アムネスティ・インターナショナル日本のサイトに、こんな報告がアップされています。
ビルマ(ミャンマー) : 新たな証拠が示す多数の拘禁、人質、拘禁中の死亡および失踪

さて、12月10日は世界人権デーです。
その前後に、まずは長崎で、次いで大阪で、難民をめぐる「入管問題」についてのイベントが開催されます。
まずは、12月8日(土)、長崎でのイベントの紹介です。

「入管問題を考えるシンポジウム」〜世界人権デーに向けて〜

◆日時:2007年12月8日(土) 13:00開場、13:30開演
◆場所:西諌早公民館
◆参加費:500円(資料代として)
◆内容:かつて、大村入管センターには、21名のビルマ(ミャンマー)難民申請者が収容されていました。彼・彼女らはどのような経緯でここに収容され、現在どういう処遇をうけているのでしょうか。長期収容者が抱えるストレスは深刻であり、また、家族とも分断させられ、孤独を強いられる毎日を過ごさねばなりません。
 今回、日本における難民の現状・入管センターの問題・医療の不備など、収容者の支援活動に携わっている長崎インターナショナル教会の牧師、柚之原寛史さんに報告していただきます。
 さらにシンポでは、CATネットワーク(※)のカウンターリポートの資料から、入管問題の核心に触れていきます。
◆主催;アムネスティ・インターナショナル いさはやグループ

次は、12月9日(日)、東京でのイベントです。

『日本にいる難民の人権は?ー日本の難民認定制度と収容施設の現状ー』

◆日時:2007年12月9日(日) 14:30〜17:00
◆場所:真生会館4階会議室(JR信濃町駅より徒歩1分)
◆参加費:無料
◆内容;アムネスティからの報告と問題提起、ドキュメンタリーDVD「壁の涙」、牛久入管収容所問題を考える会会員の講演、在日ビルマ人の講演等
◆主催;アムネスティインターナショナル30グループ

最後に、12月15日(土)、大阪でのイベントです。

【講演会】入管への難民収容は「拷問」か?〜拷問禁止委員会日本政府報告審査最終所見から〜(RAFIQ [在日難民との共生ネットワーク])

◆日時:2007年12月15日(土)18:30〜 ◆場所:大阪市生涯学習センター 第1研修室 大阪・駅前第二ビル5F ◆参加費:500円(資料代として) ◆講演:小川昂子さん(神戸大学院国際協力研究科博士課程)

詳しくはRAFIQのページを読んでいただくとして、以下に同ページから案内文の一部を転載します。強調のための文字色の変化は、当ブログ主によるものです。

【12月10日は世界人権デーです】 1948年12月10日に国連総会で「世界人権宣言」が採択され、1950年より毎年この日を「世界人権デー」とする決議がなされました。 また、「拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取り扱い又は、刑罰に関する条約」(拷問等禁止条約)は1987年に発効していますが、日本は1999年に加盟しました。第19条に基づく報告を2000年までに提出しなければならないのに、ようやく今年春になって提出し、4月末〜5月中旬、スイス・ジュネーブで開かれた拷問禁止委員会で、日本への「条約第19 条に基づいて締約国により提出された報告書の審査拷問禁止委員会の結論及び勧告」がなされました。 ここでは、司法、難民、代用監獄、刑事事件での取り調べ、刑務所での処遇、死刑、人権教育等多岐にわたって勧告されています。

ところで、西日本入管では、かねてより難民申請者の強制送還、医療問題、食事の問題、処遇環境などについて、収容者の生命や人権が全く守られていないことをずっと指摘しています。
多少の改善がみられても、根本的な問題は全く改善されない状況です。
つい最近でも、

給食の中に虫など、異物混入
異物混入を収容者が見つけても、入管側は交換しなかった
夜間・土日の医療体制
金曜日夜の急患に対し、知らせた収容者を隔離する
難民申請者の難民不認定結果に対し、「異議申し立て」の猶予なく、強制送還
手紙や難民立証の資料等を窓口で譲渡できたのに、突然できなくなった

などが起こっています。
これらと合わせて、世界人権デーを記念し、この勧告が示すものや私たちの課題を考えたいと思います。

上記RAFIQのページでは、参考文献の紹介などもなされています。ぜひぜひお飛びください。うさじゃんぷ!


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R_bana_2←オーストラリアに続いて動くのはビルマか、それともニホンか、えっ、どっちも厳しい!?

【署名のお願い】ウェルミーナさん母子の署名にご協力ください。

2007.11.26.02:45ころ

数多の古傷が痛むような、そんなお願いが舞い込んでまいりました。

ウェルミーナさん母子の署名にご協力ください。(カラカサン〜移住女性のためのエンパワメントセンター)

署名依頼文を転載します。

フィリピン国籍のMatriano Welmina Alejo(マテリアノ ウェルミナ アレホ)さんは、1993 年に来日しました。そして日本で出会ったフィリピン国籍の内縁の夫との間にレミーナちゃん、レジーナちゃん、レスティーン君の3人の子供が生まれました。家族は神奈川県平塚市内に住み、レミーナちゃん、レジーナちゃんは市内の小学校に通い、友人にも恵まれた楽しい生活を送っていました。
しかし、2004年に内縁の夫が入管法違反で摘発され、翌年強制送還されたことをきっかけに、同様に在留資格のない状態にあったウェルミナさん母子の違反調査が始まりました。内縁の夫からの暴力などにより、当時すでに関係を断つ決意をしていたウェルミナさんは、日本で生まれ育ち、文化に親しみ、日本の教育を受けてきた子供たちのために日本での在留を希望し、法務大臣による裁決を待ちました。しかし、2007年3月、ウェルミナさん母子に下された最終裁決は、在留特別許可を認めないとするものでした。そのため、母子は2007年9月、法務大臣による裁決と退去強制令書発布処分の取消しを求めて東京地裁に提訴しました。
裁決時には、小学校6年生だったレミーナちゃんは、2007年4月には平塚市内の中学校に入学しました。将来は福祉関係の仕事につきたいとの夢をもち、勉強に励む毎日です。レジーナちゃんは小学校5年生になり、たくさんの友人に囲まれた学校生活を送っています。ウェルミナさんは4歳になるレスティーン君の育児をしながら、一家を支えるために懸命に働いています。カトリック教会などを中心とした人々の支えの中で、母子は地域で着実に生活の基盤を形成しています。一方、フィリピンに帰国した内縁の夫との連絡はすでになく、13年の間一度もフィリピンに帰国をしていないウェルミナさんと子供たちにフィリピンでの生活基盤がないことは明らかです。
どうか、ウェルミナさん母子に在留特別許可を認めていただけますようお願いいたします。

この在留特別許可を認めるか否かは、まさに人道上の問題だと思います。

ウェルミナさん母子に在留特別許可を許さないとの裁決がなされたときの法務大臣は、カジャスさん一家の離散を決定づけ、また、死刑執行数を誇った、自分に優しく他人に厳しい金銭醜聞まみれの長勢甚遠でした。

そして、現在の法務大臣は、爆弾発言連発の鳩山邦夫氏です。

法相自身が外国特派員協会などでまきちらかしてしまった、外国人に対して差別的で冷酷なニホン、というイメージを取り除くためにも、また、バリ島爆弾テロの警告を事前に受けながらその情報をぼんやり見過ごしてしまった「無責任な政治家」「人道にもとる政治家」という汚名を雪ぐためにも、ここらで一発、前任者の裁決を覆してくれる可能性が高まっている、と考えうるかも知れません。

署名の趣旨に賛同いただける方は、どうかご協力ください。よろしくお願い申し上げます。


(在留特別許可の関連記事)
1.「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他(2006.07.07)
2.『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白(2006.07.16)
3.在留許可求め、東京入管前でデモ/「治安悪化説に異論」(東京新聞インタビュー)(2006.09.24)
4.虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
5.【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
6.【「外国人犯罪」不安にどう立ち向かうか/「来日外国人」数の試算(2007.1.3)
7.「リピーター=凶悪犯」か?/人と人との連帯の可能性と素晴らしさと(2007.1.12)
8.法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)
9.長勢甚遠法務大臣の不信任決議さらには辞職、そしてアミネさん一家への真に人道的な措置を求めるお願い(2007.2.14)

10.大豆ジャパン/私は知っている。ヒビノ・ミライという青年を!/署名のお願い(2007.3.20)

インターネット新聞『JANJAN』
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(2004/04/15)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第2回)(2004/04/16)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第3回)(2004/04/17)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第4回)(2004/04/18)

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よろしくお願いします。

「本能」か「刷り込み」か。ああ無常?

2007.11.26.02:34ころ

『ウルトラセブンX』見聞録(?)、もいよいよ第8話目!
今回もネタばれあり。下記のの間の部分に、どうかご注意ください。

いやまあ、何と言いますか。
前回前回と同様、今回も普通に楽しめてしまいました。20分ちょいで1話完結のお話として、うまく仕上がっているのではないでしょうか。
ホラー映画の上映館が、まさかヒッチコックのあの作品につながっているとは、ちっとも想像できませんでした。やられた〜。してやられた気分が、サイコーです。。。

さあ、では、小難しい理屈をこねくりだしてしまうという当ブログ主の「ウルトラ・シリーズ」鑑賞法に沿って記事を書くとすれば、今回のお話はどうなるでしょうか?

憎悪や暴力が暴走しはじめたときのおそろしさを主題にしたもの、と見るのが素直かと思いますが、それに加えて、「本能」か「刷り込み」か、というあたりにも、当ブログ主としてはあれこれ感じてしまいました。

記憶を消され、人間として生活している何とか星人(実数不明)。攻撃され、そのストレスが限界値を超えるとプッツンして何とか星人の姿が現れ、相手を殺害、さらに殺戮を繰り広げていく。そしてその何とか星人の殺戮行動を、DEUSとかいう地球防衛組織は、捕獲した一人の何とか星人に対する調査の結果、「殺戮本能」によるものだ、と判断している。

しかし、作中の登場人物たちが気づいているのかどうか、はたして脚本家が意図しているのかどうかもわかりませんが、DEUSのその判断が、実は「誤った決めつけ」ではないか、実は何とか星人の「本能」なんかではなく、どうも何者かに催眠術か何かで刷り込まれたものだったんじゃないか、そんな風に解釈してこそ初めて理解できるのが「赤いドレスの殺人鬼」の行動だと思えるのです。実際、「刷り込み」を思わせる証言が、捕らえられた何とか星人の口から発せられているわけですし。

ここで、シュワッチ! と、当ブログの主題に我田引水的に引っぱってみますと、私たちが「国民性」とか「民族性」とか「県民性」とかの言葉で語っているものも、実は社会的・文化的な刷り込みによるものでしかなく、「本能」とか「遺伝」とかとは無関係です。このことは、たとえば海外に移民した日系人の子孫たちが、「日本人らしさ」と呼ばれるような行動様式を必ずしもとるものではないことからも明らかでしょう。しかもその「〜性」は、時代環境、社会環境でそれ自体変化していく無常のものです。

そしてそもそも、「国民性」とか「民族性」とか「県民性」とかひとくくりにはまとめきれない多様な個性が、それぞれの中にわんさとある。

ここらでちょっと、

戦争は人間のサガ?(『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』)

も紹介しておきます。

Usagimasters

とまあ、小難しい話はさておき。今回の話を見終えて最も気になったことを最後に紹介します。

残すところ4話しかないこのシリーズ。
ジンの正体、セブンXの正体、「この世界の救世主」の意味など、きちんと謎を解決して終了してくれるんでしょうか。

今回のエピソードからシリーズ全体の謎に関わりそうな部分を拾うとすれば、「DEUSによる決めつけ」部分は私の主観が反映しまくりのひねくれ解釈のような気もしますのでひとまず外すとして、記憶を失って登場する何とか星人の境遇がジンに似ている、というあたりと、「あの宇宙人はセブンXに殺されることで救われた」なんていう謎の美女のセリフが「救世主」につながったりするのは勘弁して欲しいなあ……なんてと思っちゃったあたりでしょうか。

う〜ん、なんだか不安です。
ラスト2話くらいは、元祖セブンと同じように続き物になるのかなあ。
見事な職人技を発揮した結末を、強く期待しています。


エメリウム光線に怯える私と、心のストレッチ(2007.11.13)

で紹介したアクションが開始されました。
趣旨に賛同くださる方は、よろしくお願いします。

「岩国市新市庁舎建設を勝手に支援する会」の口座番号決定〜「基地誘致交付金」に抗議する寄付募集開始!(情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)、2007.11.21)


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R_bana_2←ウルトラの母の登場を今週も期待していました(ウソ)。

【京都市長選】民主党京都府連、「教育再生会議」委員を擁立へ(∇°;;;;) ゲゲのゲ!

2007.11.24.18:00ころ

来年2月に予定されている京都市長選挙。

すでに立候補を表明している中村和雄候補(共産党推薦。外国籍住民の支援グループにも関わっていた弁護士さんで、私の聞く限りではかなり信頼できそうな人です。ブログも興味深い記事、並んでいます)のほか、ムーンバット相談役の岡田登史彦氏が「共産対非共産」とは違う選択肢になりたいとして立候補の意向を語っているそうです。

そんな中、大阪市長選での平松候補の勝利を受けて、民主党京都府連が独自に擁立しようとしているのが、この人です。<(T◇T)>わぁああああ!

門川教育長に立候補要請へ 京都市長選 民主、実績を評価(京都新聞、2007.11.22.夕刊)

 来年2月に行われる京都市長選で、民主党京都府連は22日までに、京都市教育長の門川大作氏(56)に出馬要請する方針を固めた。門川氏も立候補に前向きな姿勢を示している。近く、正式に要請するとみられる。
 一方、自民、公明両党は統一候補の擁立を目指しているが、自民にも門川氏を擁立する動きが出ている。民主の方針に対してどう臨むのか、自民、公明の出方が注目される。
 これまで民主府連では、門川氏に出馬を打診してきた。
 府連幹部によると、「21日夜に協議し、府連として門川氏を擁立する方針を固めた。門川氏に確認し、腹を固めた」と話し、近く、正式に出馬要請するとみられる。
 門川氏は政府の教育再生会議委員などを務めており、教育改革の取り組みや行政手腕で評価を受けていることなどから、自民党などからも推す声が上がっている。
 門川氏は京都市出身。立命館大法学部卒。1969年、市教委に採用され、総務部長などを経て99年4月から教育次長、2001年4月から現職。

たとえ門川氏が自民・公明推薦の候補を破り勝利を収めても、大阪市長選における平松候補の勝利のように喜べるもんじゃあありません。いや、自民推薦候補が勝利したのといったい何が違うのやらと、沈む気分に襲われるのが、もう見えています。

だって、この門川教育長の下で、京都市ではトンデモない事態が進行してきたのですから。

「心の教育」はいらない!市民会議のホームページから、その一部を紹介してみます。

「草の根右翼団体」と京都市教委のおかしな関係 ---「モラロジー研究会」と「教育研究会未来」

京都府教委の『心の教科書』作成・配布に反対して---京都版『心のノート』

内閣府・京都市教委による「タウンミーティングイン京都」不正抽選問題

こんなん学校でやってええんやろか?京都市・市教委による「ジュニア日本文化検定」に異議あり!〜「日本を愛する子どもたちの育成」を目指した、京都版「つくる会歴史教科書」〜

最後の「ジュニア日本文化検定」については、

京都市教委『ジュニア日本文化検定』の問題点---「日本を愛する子どもたちの育成」を目指す財界に従属した公教育(北上田 毅(「心の教育」はいらない!市民会議)、心のノート ガラガラポン、2007.1.4)

がわかりやすくまとめてくれており、また、門川氏についての貴重な情報も教えてくれます。

これらの情報からうかがえるのは、「弱肉強食の思想」と「妄想の上に立つ復古的極右思想」です。

言葉を替えるなら「復古的教育制度への回帰」「格差拡大のための教育システムの導入と確立」の2つが門川氏の下で進められた京都市の教育施策を方向付けるものであり、そのための手段としての、国家による教育内容への介入と管理の強化、学校間競争の拡大だ、となりましょうか。

それはまさに、安倍晋三たちが血眼になって推進しようとしていた路線と軌を一にするものです。さらに京都出身のぬらりひょん、いや、そんなことを言ってはぬらりひょんに失礼か、人権ダメポな妄想系自民党議員、伊吹文明氏とも思想的背景を同一にするところが門川氏にはあると見るのが自然な気がします。

そして、だからこそ門川氏は、安倍晋三肝いりの教育再生会議の委員に任ぜられた他、以下に掲げるように、教育基本法改定案を審議する特別委員会などで「憲法否定の言動」を繰り返してきたのでしょう。

『モラロジー研究会で、京都市教育長が祝辞・講演会』の深刻な問題性(心のノート ガラガラポン、2003.11.15)

 今年の8月7日、モラロジー研究所の主催で行われました「第40回教育者研究会」に、門川大作京都市教育長が祝辞を述べ、講演を行ったことは、本HPで紹介したとおりです。「心の教育は、いらない!市民会議」のみなさんは、それに対し、強く抗議・申し入れをされ、10月24日に、京都市監査委員会へ、職員監査措置要求を出されました。(「京都市職員措置要求書」をご覧下さい。)

 またその後、11月11日の監査委員会で口頭陳述されました。

 以下、市民会議のみなさんの熱のこもった陳述をご覧下さい。

 この間の道徳教育の動きと、違法不当な公共機関の右傾化が、見事にリンクしている様子が現れているかと思います。
(以下略)

門川教育長の、教基法「特別委員会」での発言に抗議する!(京都 市教組、2006.6.9)

教育基本法に関する衆議院「特別委員会」での門川教育長発言について

2006年6月9日

京都市教職員組合中央執行委員会

 5月30日、教育基本法「改正」案を審議する衆議院特別委員会に、京都市教育委員会の門川教育長が与党側の参考人として意見陳述を行いました。その中で、学校や教職員の教育論議や合意抜きのトップダウン方式で一方的に進めてきた、「京都市の教育改革」の内容を自画自賛し、こうした押しつけの「改革」や行政施策の内容が、与党の「改正」案に含まれているとして、全面的な期待感を表明しました。

 具体的には、『道徳、家庭教育、伝統文化の尊重、郷土や国を愛する態度の育成・・中略・・などが国民の教育に対する目標、理念を共有するものとして改正されることは心強いことだ』、『京都の教育改革の取り組みは、改正案の内容と軌を一にする』、『改正案に盛り込まれている教育振興基本計画に多くの期待をしている』など、今、国会審議でも国民的にも議論が分かれ焦点にもなっている、教育基本法「改正」案の中心的な内容を、すべて歓迎するという姿勢を明らかにしました。今回、現職の教育長の肩書きで行われた意見陳述の内容は、今日まで憲法・教育基本法の遵守を教職員に求めてきた教育長として不見識であり、断じて容認されるものではありません。同時に、私たちとの交渉の席上で、「憲法・教育基本法にもとづく民主教育を実施する」ことを確認してきた姿勢を覆すものであり、京都市民や父母・教職員に対する重大な背信行為です。

 また、『徹底した論議をし、すべての学校で国歌君が代が立派に斉唱され、不起立の教職員は一人もいない』などと陳述していますが、これは全く事実に反するものです。1986年から京都市教育委員会による、卒・入学式に「日の丸・君が代」の押しつけが行われたとき、多くの市民、父母・教職員が押しつけ反対の声をあげ、様々な取り組みが行われました。しかし、こうした声を一切無視し、管理職を徹底的にしめつけて、式場の飾り付け、式次第の記載事項、日の丸の旗の設置、式場の座席配置の形式にいたるまで指導し、教職員には処分も辞さない姿勢で強制しているというのが事実であり、論議を尽くしてあたかも京都市のすべての教職員が、「日の丸・君が代」導入を容認しているかのような発言は許すことはできません。市教組は、市高教組とともに6月7日付けで門川教育長に対して文書による抗議申し入れを行いました。

 門川教育長は、今進めている京都市の「教育改革」が、あたかも教育基本法の理念に即しているかのような表現を行い、組合の交渉の席上でも「教育基本法を変えなくても京都市の教育改革は進められる」などとしてきました。しかし、市内中心部の統合校や西京中高一貫校に見られるように、一部の学校に巨額の財政支出を行い「モデル校」や「エリート校」づくりをおこない全国に宣伝し、他方で一律に学校運営費を削減し教育条件の低下を招いています。中でも、西京高校付属中学校では同じ公立中学校でありながら、入学選抜が行われ、カリキュラムも他の中学校とは異なるなど、まさに公教育による格差づくり・エリート教育が行われています。これらの「モデル校」・「中高一貫校」設置は、どこから見ても「教育の機会均等」を破壊するものです。

 これまで市教委は、すでに「格差」が解消しているにもかかわらず、同和地区児童・生徒のみを対象とした「学力向上を至上目標」にした同和施策を行い、現在でも同和奨学金を実施しています。こうした「格差解消」と称する教育施策と、今の格差拡大・エリートづくりの教育施策の関係をどう説明するのでしょうか。

 また、市教委は、この間の「二期制」・「授業日数205日以上」の規則化、「京都ジュニア検定」の一斉実施など、教育課程や教育内容に関わる課題を一方的に学校現場に押しつけるなど、教育の管理・統制を強化しています。京都市では、1986年の「日の丸・君が代」の学校への押しつけ以降、教育施策の一方的な押しつけや教育内容に対する管理・統制が強められ、子どもを中心にした自主的・創造的な教育実践が押しつぶされてきました。これこそ、教育基本法第十条が禁止している「不当な支配」と言わなければなりません。さらに、教育基本法には、「教育行政は必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない」とされ、国や教育行政の教育内容への介入を戒めています。こうしたことからも、京都市教育委員会の姿勢は明らかに教育基本法の理念に反するものであり、強権的な教育行政を直ちに改めるべきです。

 今、すすめられている京都市の「教育改革」が、与党・文科省が教育基本法改悪後にすすめようとしている、教育施策を先取りしたものであることが、今回の門川教育長の発言で明らかになりました。まさに与党・文科省と一体となった戦後の民主教育の破壊の動きを、京都市から全国に発信しようとするもので断じて許すことはできません。

 京都市教組は、多くの京都市民や全国の仲間にこうした京都市の実態を知らせるとともに、何としても教育基本法「改正」案の廃案と、京都市の教育行政の転換に向けて全教職員、父母・市民のみなさんとともに奮闘する決意です。

以上
(下線は当ブログ主)

門川京都市教育長、戦争肯定の催しに参加・発言(京都民報Web、2007.9.248)

 門川大作京都市教育長が9月1日、大阪市で開かれた侵略戦争を正当化・賛美し、日本国憲法否定を主張する団体の催しに提言者として出席。また同教委が催しの後援をしていたことがこのほどわかりました。

 京教市教職員組合(新谷一男委員長)と京都市立高等学校教職員組合(関民夫委員長)は27日、京都市教委にたいし、公平・中立の立場で公教育にかかわるべき市教委の後援が適否かどうか、教育長の公的参加を止めるよう求める抗議を行いました。

 門川氏が出席したのは、「取り戻そう日本の心 教育再生民間タウンミーティングin大阪」(日本青年会議所近畿地区大阪ブロック協議会主催、日本教育再生機構共催)。侵略戦争を正当化する「新しい歴史教科書をつくる会」元会長の八木秀次氏が理事長を務める「日本教育再生機構」が、その特異な主張を普及するために全国各地で開催しているもので、門川氏は、森田健作元衆院議員や西村眞悟衆院議員らとともに提言者として発言しました。

 抗議文では、同タウンミーティグで、戦争をすることや軍隊を持つことを当然の前提として、憲法9条の平和主義の理念や国民主権の原則を否定する議論が行われたことを指摘。タウンミーティグの内容やねらいが、京都市教委がかかげる「1人ひとりの子どもを徹底的に大切にする」とした方針にも反すると批判し、▽市教委の後援が適否であったかどうか、当日の主催者発言や提言者の発言に即して検証し市民的説明を行うこと。また後援の基準を明らかにすること▽憲法や民主教育を否定する団体や特定の政治勢力の催しなどに対して、後援や教育長の公的立場での参加をやめること、を申し入れました。


このような門川教育長の実績を評価する民主党っていったい……(-_-;)。

少なくとも京都市政に関する限り、民主党は自民党と大同小異、同じ穴のムジナと呼ぶしかなさそうです。

そして、実は国政においても「同じ穴のムジナ」がいることが、2007年11月23日の京都新聞朝刊の特集(ウェブには未掲載)からうかがえてしまって、ため息こぼれるばかりなり、です(-_-)。そこでは、民主党京都府連の福山哲郎会長と前原誠司常任顧問に対する報道陣の質問とそれへの回答の主なものが、次のように掲載されていました。

民主党単独の推薦か。
福山 前原氏と私で、民主の推薦を受けて市長選を闘ってほしいとお願いしている。単独が前提。今月に入って断続的にやってきた。ほぼ前向きにとらえていただいていると思っている。
理由は。
福山 京都の教育行政が全国的に注目されていること。地域とのつながりや人柄、自分の言葉で教育問題を語られる熱い思いも含めて、京都市政をお任せするのに適切な人物と判断した。
中央の対立や大阪市長選の結果が候補者選びに影響しているか。
福山 国の動きを持ち込むつもりはない。
候補者の一本化を望む声もある。
前原 大阪市長選で選択肢が増え投票率が10ポイント上がったことを考えれば、政党が押しつけ談合で候補者を選ぶことから京都もそろそろ卒業しなければ。市民の思いに応える意味で三極選挙をやりたい。

前原氏の最後の発言を受けて、現職の桝本市長は、「自公民が協力して幅広い市民に支援されると、政策実行のた担保になる。市政が混乱しないためにも、三極選挙はあってはならない」と、記者団に語ったそうです。前に財界からも同様の発言がありましたし、公明党は与党三会派(自民・民主・公明)での統一候補擁立を目指しているそうです。地方における「大連立」状況を、なんとしてでも維持したい、ということでしょう。それに期待を持たれてしまうような民主党京都府連っていったい……。

おそろしい話はまだあります。
『ジュニア日本文化検定』のテキスト『歴史都市・京都から学ぶジュニア日本文化検定テキストブック—ジュニア京都検定』は、なんと京都新聞の関連会社の発行だそうで、上掲の京都市教委『ジュニア日本文化検定』の問題点---「日本を愛する子どもたちの育成」を目指す財界に従属した公教育には、次のような指摘があります。

 さらに、このテキストの編集・出版についても多くの疑問があります。

 出版にあたって市教委は、多くの出版社に公平に声をかけるのではなく、当初からK社とだけ話をすすめてきました。入札などの手続もいっさい行われていません。

 普通、本を出版する場合、著者と出版社との間で文書による契約をかわします。しかし、今回は、出版社と市教委の間には、出版の条件等について何の文書もかわされていないのです。

 また、テキストの原稿は、ほとんどが京都市小学校社会科教育研究会の教員らが執筆したというのですが、その原稿をK社の関連会社が編修・校閲しました。しかし、執筆した教員からは、知らない間に原稿が大幅に変えられてしまったという苦情も寄せられています。

 市教委は、この出版社に原稿を無償で提供、さらに教育長による企業への協賛広告依頼や、2回にわたる6万部もの大量買い取りなど、同社はこのテキスト出版によって大きな利益がみこまれます。

 これは、市教委による特定の民間会社への過剰な便宜供与ではないでしょうか?

来る市長選に際して、京都新聞の報道が門川氏に有利なものになってしまうのではないか、市教委と京都新聞社との関連を思うとき、どうしても懸念が生じてしまいます。新・入管システムについては至極真っ当な社説を書いてくれた京都新聞ですが、地元の財界、政界、行政とのしがらみを断ち切ってジャーナリズムの本分を果たしてくれるのか。注意深く見守らねばなりません。もし懸念が杞憂に終わらないようなことになれば、それこそ京都市における住民自治の死を意味するでしょう。

ここらでもう一度、現在ニホンの政治状況の中で対立軸となるべきものだと私が考えるアレを掲げておきます。それは京都市政においても変わらぬものだと思いますので。

与野党、新たな対立軸!「人の多様性をどうとらえるか/国家と人間の関係をどうとらえるか」(2007.2.9)

ぜひとも忘れないでほしい視点であります。


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【閑話休題】エロトラバーさんが教えてくれた、うき世を生きる人の哀しさ、やさしさ、そしてこの世のややこしさ

2007.11.23.13:10ころ

当ブログでは「差別と排外の煽動にうさキック!レイシズムにもうさパンチ!」なんてことを主張しているわけでありまして、このようなブログを運営していると、「さまざまな妨害工作に襲われてるのではないの?」と心配してくださる方が少なからずいらっしゃいます。

たしかに、ブログ界では極右のレイシスト系言論がかなり幅をきかせているようですし、そもそも現政権がその類いの思想に染まっちゃってる一団なわけでして、しかも「現政権はナチスの後継者だ」などと批判していたりするわけですから、そういうご心配をいただくのもムリないことだと思います。
実際、「反戦」や「平和」を訴えるブログが悪質な「荒らし」に見舞われ、その対応にさんざん苦労させられた挙げ句、とうとう閉鎖に追い込まれてしまった、そんなケースも耳にしますし。

ところが、当ブログは、意外や意外(?)、これまで大掛かりな妨害工作や荒らしに襲われたことはありません。

嫌がらせらしいものがあったとすれば、お薬関係の営業コメントか、エロトラバ(盗撮やら芸能人のマル秘の映像やらのあの類い)くらいでしょうか。このうち圧倒的に多いのが後者で、お薬コメントは『ICCで「人間の安全保障」』に書き込まれるのがほとんどだったと思います。

しかも、エロトラバが圧倒的に多いと言っても、数でいえば極少なく、あやふやな記憶に頼ってみるなら、これまででも日にせいぜい5〜10件程度送られてくる時期があった程度ではありますまいか(正確な数字を調べようと思えば調べられるんですが、めんどくさいんでご容赦ください)。

そして、最近ではエロトラバすら、ほとんどありません。

ひょっとすると、こんな弱小ブログ放っておいてもかまわんわい、と思われているのかも知れません(-_-;)が、ココログのブロック機能が強力だからだと考えるのが、最も自然な気がします。
何せ、ブログ主の私がコメント欄にコメントしようとしたときでさえ、スパム防止システムが働いて手間をとらされてしまうなんてことが多々あるくらいなのですから。

さらにひょっとすると、今年の3月くらいからでしたか、サイドメニューに「迷惑トラバー(迷惑トラバを送る人)さんのお気に入り」コーナーを設けて、これまで特に頻繁に迷惑トラバが送られてきた記事をまとめて掲載している、これが幾ばくかの効果を上げている面もあるのかも知れません。
このコーナーは、迷惑トラバは「こういう記事を書くなよ」という警告としてが送られてきてるような気がして、「それなら、裏をかいていつでも読めるようにしてあげませう」と考えて設けたものでありまして、思えば、このコーナーを設けて以降、迷惑トラバが減ったような印象もあります。まあ、気のせいかも知れませんけど(これも確認は可能ですが、面倒くさいのでパスします。ご容赦ください)。

ともあれ、「荒らし」的行為からは比較的自由に過ごせていた昨今の当ブログですが、今月上旬、突如、エロトラバが集中した時期がありました。

それは、新・入管システムに関するこちらの記事をアップロードして間もなくでした。
立て続けに、その記事めがけて、エロトラバが送られてきたのです。

もちろん、エロトラバーの「集中攻撃」と言っても、せいぜい日に4〜5件程度だったと記憶しています。これも確認可能ですが、やはりパスしますね。

「これは、ひょっとするとこの記事を「迷惑トラバーさんのお気に入り」コーナーに入れてほしいと思ってる何者かの仕業なのか?」

裏の裏を読もうとして、そんなことをとっさに考えた私です。
しかし、よくよく考えるまでもなく、当ブログの従来の主張を補強する記事なわけでして、この記事にだけエロトラバが集中する理由がわかりません。

ともかく、その一連のトラバを削除しつづけることにしました。

当ブログは「キッズgoo」では表示されないようなアダルト・ブログではありますけれども、万一にもお子様が迷い込んできた事態に備えて、エロトラバは存在に気づき次第、速攻で削除するようにしているのです。

ところがと言いますか案の定と言いますか、その後も同じ記事を目がけて、エロトラバが送られてきます。

「何考えてるんだろうなあ?」

めんどくさいので一旦、その記事だけトラバの受付を停止し、数日後、あらためて受付開始をしようと、思い立ちました。そしてブログの管理画面にアクセスして記事一覧を見たとき、私は初めて気づきました。
「げげ、この記事、2回アップしちゃってるよ〜!?」

はたと思い出しました。この記事を公開するとき、いったん公開ボタンを押してから、記事の送信中に「トラバ送信先を変更しよう」と思い立ち、「戻る」ボタンを押したことを。そしてその後、あらためて公開ボタンを押したことを。

そして、思ったのです。
「まさかエロトラバー(エロトラバを送る人)さんは、このことを伝えようとして、エロトラバを送り続けてくれていたのかぁ!?」

重複していた記事の1つを削除して、1つにまとめた後、トラバ受付を再開しました。
その記事へのエロトラバは、もう来ませんでした。いや、1回だけ来たっけ? 確認するのは面倒なので、ご容赦ください。

私は、なんとも不思議な気持ちになっていました。

エロトラバーさんの仕事によって大勢のブロガーさんたちがイヤな思いをさせられているのは、きっと間違いありません。
私の巡回先のブロガーさんも、日に何百も送りつけられて、かなり憤慨しておられました。いや、闘志をさらに燃やしていたというべきでしょうか。なかなか強者なお方であります。でも、ブログ主もそういう方ばかりではないのが現実でしょう。
それを思うと、エロトラバーさんたちの日々の仕事は、極めて罪作りな、悪質な仕事だというほかありません。

しかし、エロトラバーさんたちも、好きでこんな仕事をしているわけではないのでないか。生活のために、やむなく今の作業を機械的にこなしているだけではないのか。この社会で暮らす、多くの人たちと同様に。

そしてその中のおそらくは一人が、ココログの強力なブロック機能をかいくぐり、エロトラバーなりのやり方で、当ブログ主にブログ管理の不手際があることを教えてくれた……。

そんなことを不意に考えさせられてしまい、さらには、
うき世を生きる人の哀しさ、やさしさ、そしてこの世のややこしさとを感じさせられた、秋の一幕でした。

えっ、妄想激しすぎ!?

TBいただいた政治家は人を幸せにしなきゃダメ! −政治家の使命と自覚−(鳥居正宏のときどきLOGOS、2007.11.22)から、ステキなひと言を紹介します。

「政治というのは、人びとが幸せになるための仕組み」by 福島みずほ・社民党党首


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【社説並べ読み】愛媛新聞、京都新聞、そしてあの「大本営」新聞

2007.11.23.12:50ころ

改正入管法 指紋・顔写真を治安改善に生かせ(読売新聞社説、2007.11.19)

上記リンク先でDEBITO.ORGさんがビシリと批判してくれています。当ブログの「Yokoso! JAPAN, 指紋を頂戴」システム批判シリーズをお読みくださっている皆さまには、読売新聞社説の大本営発表振り、よくおわかりいただけているんじゃないかと思います。だいたい「治安悪化」なんて、警察庁のお先棒を担いだ読売グループはじめマスメディアがばらまいた幻想にすぎないんですから、さすが、マッチポンプ式報道の大御所とでもいうべきかも。今月頭の大連立騒動も、読売が「マッチ」になって始まったそうですしねえ。「ポンプ」の報道は、民主党執行部の抵抗のおかげで恥をさらすだけの結果になっちゃったみたいですけど。

そういや、タレントの宮本和知って、読売巨人軍の元選手だったんですね。読売グループに関わった人間がみんなこんな考えの持ち主ってことはないんでしょうけど(ホークスの王監督なんて、まずそんなことないと思いますし)、なあんかイヤな感じ。

一方、地方紙の社説では、まっとうな批判が見られます。

ウェブで見つけた愛媛新聞の社説(2007.11.20)と、京都新聞の社説(2007.11.22)を掲載します。
(読売のはしゃくなので掲載しません。DEBITO.ORGでご覧ください。)

改正入管法施行 新たな外国人差別にならないか(愛媛新聞社説、2007.11.20)

 入国審査で外国人に指紋と顔写真の提供を義務付ける改正入管難民法がきょう施行される。

 十六歳以上が対象で、別人に成り済ましたテロリストの入国阻止などを目的としている。成果を期待したいが、採取した生体情報の保存期間が明らかにされていないのは気がかりだ。日弁連や人権団体などは「犯罪捜査に際限なく利用される」と批判している。新たな外国人差別にしないよう、慎重な運用を強く求めたい。

 新システムはスキャナーで両手人さし指の指紋を読み取り、続いて顔写真を撮影する。これらの生体情報は氏名などと一緒に電磁記録として保存するとともに、過去に強制退去処分を受けた外国人や警察による指名手配者など計八十万—九十万件の生体情報データベースとその場で照合する。

 指紋や顔写真の提供を拒めば入国は許可されない。情報がデータベースと一致した場合は強制退去や警察への通報などの処分を受けることがある。

 法改正は米中枢同時テロなどを受け、政府が策定した「テロの未然防止に関する行動計画」を踏まえている。十六歳以上の外国人でも▽在日韓国・朝鮮人ら特別永住者▽外交・公用での来日▽国の招待者—などは制度の対象外で、システム導入は米国に次いで二番目となる。

 テロリストの入国は阻止しなければならないが、関係者の間では新制度の実効性を疑問視する声もある。米自由人権協会は「テロとの戦い」で成果は上がっていないと手厳しい。間違った情報が蓄積されて入国拒否される人が相次ぎ、プライバシー漏えいの危険も指摘されているという。同じシステムのこれからが気がかりだ。

 日本在住の外国人からは「新たな差別だ」と反発の声が上がっている。犯罪にかかわっていないのに指紋採取などを強制されるのはやり切れないに違いない。「人権を侵害する」との声も聞こえる。外国人登録法の指紋押なつが在日韓国・朝鮮人らの長年の反対運動で廃止されただけに当然である。

 新制度は外国人をテロリストの疑いがあるとみるようなものだ。しかも指紋情報などは出国後も保存する。その期間を法務省は「当分の間」として明確にしていない。真の目的は外国人を管理し、犯罪捜査に活用するシステムをつくること、と思えてならない。

 日本人についても事前に指紋を登録し、出入国審査を短縮できるシステムが成田空港で始動する。これらの情報は将来的に外国政府と共有される恐れもある。テロ防止を名目にした監視社会は願い下げにしたい。

 多数の市民団体がきのう「個人情報を収集し、集中管理することはプライバシーを危険にさらす」などとする共同声明を発表した。政府は批判を重く受け止める必要がある。

 観光立国を掲げる政府は二〇一〇年までに外国人観光客を一千万人にするという。空や海の玄関で多くの外国人が不快感を訴えはしないか、心配になる。

> 新たな外国人差別にしないよう、慎重な運用を強く求めたい。

というところは、運用のいかんにかかわらずシステム導入自体が外国人差別であると考える私としては、納得いかない一文です。
でも、全体の文脈からは、このシステムが外国人差別を助長するという弊害を抑えるべし、との主張のようにも読めますので、そうとらえるなら、ひとまず満足できる私。読売の社説なんかと違って、自分たちできちんと調べ、考えてから社説を書いているという姿勢が伝わってきて、それもまた嬉しく思います。

そういう姿勢は、京都新聞の下記の社説にも感じます。

改正入管法施行  人権に不安、見直しを(京都新聞社説、2007.11.22)

 テロ対策を盛り込んだ改正入管難民法が施行された。来日外国人に対し、入国審査の際、指紋などの提供を義務付けたのが大きな特色だ。

 拒めば強制退去対象ともなるが、こうした「生体情報」採取システムは、米中枢同時テロ後に導入した米国に次ぎ二番目。

 テロなどの犯罪防止のため水際作戦を強化することは重要だが、政府は、提供情報の保存期間や、犯罪捜査への使用範囲などを明らかにしていない。

 恣意(しい)的運用の心配もぬぐえないだけに、日弁連や人権団体は外国人のプライバシー、個人情報を守るため、人権上の問題だと強く批判している。

 海外から「外国人差別だ」との批判をあびないためにも、政府は施行内容を明確にすべきだ。

 改正法は、三年前に政府が策定した「テロの未然防止に関する行動計画」に基づき、十六歳以上の来日外国人に対して、指紋と顔写真の提供を義務付けた。

 ただ、在日韓国・朝鮮人ら特別永住者や外交官、国の招待者などは除外した。

 特別永住者を除外したのは、かつて指紋押なつ制度を廃止した際、「犯罪者扱いするものだ」と厳しく抗議された経緯をふまえたと思える。

 来日外国人は年間約七百万人。その指紋と顔写真は、パスポート記載の情報とともに電磁記録で保存される。

 その際、過去の強制退去処分者や、警察の指名手配者など、入管のもつ情報データベースと照合される。

 もし生体情報が、入管のデータベースと合致すれば、審理の上、強制退去や警察への通報などの処分となる。

 改正法は大きなトラブルもなく滑り出したようだが、問題点は山積だ。

 テロ対策を柱としながら、テロ行為の定義は「公衆等脅迫目的の犯罪行為」と大ざっぱだ。これではテロと関係ない外国人まで対象になりかねない。

 また、電磁記録した情報は捜査当局が必要に応じて照会し、利用できるとしたが、法務省は保存期間については、「テロリストに有益な情報を与える」として明らかにしていない。

 犯罪捜査に使うとしても、期間も範囲も不明では、日常の外国人管理に使おうとしていると疑われても仕方がないだろう。

 提供情報を長い年月にわたって保存すれば外部流出の危険性も増す。出入国のチェックが済めば消去するのが筋だ。

 出国後にテロとの関係が判明した場合に備えるのなら、むしろ日ごろから各国との捜査協力の強化を図るべきだ。

 改正法は日本で暮らす一般永住者が出国すれば、来日外国人として扱われる問題などもある。

 関係者の間では、日本にはテロリストに関する情報はほとんどないとの指摘もある。改正法は、人権に配慮した上で、大きく見直すべきだ。

国際観光都市の地方紙として、やはりこんなシステム、放っておけないというわけでしょう。至極当然の発想だと思います。

愛媛新聞の社説も京都新聞の社説も、私としてはエールを送りたい内容です。
ただ、社説という字数の限られた文章のせいか、新システムが抱えるあまりにもたくさんんお問題点の一部しか挙げることができなかったようで、それだけが残念かも。

とはいえ、両紙に続いて、このバカげたシステムを廃絶すべしという至極まっとうな主張があちこちから湧き起こってくることを、強く、熱く、激しく願っています。


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勇気を振り絞って声を上げた彼・彼女らの訴え via JANJAN。そして、ウルトラの母登場!

2007.11.21.18:50ころ

改正入管法指紋提供義務に抗議:深い悲しみと憤り・さみしい国ニッポン(JANJAN、荒木祥記者、2007.11.21)

昨日、東京の法務省前の抗議集会に登場した巨大な「指紋風船」は、外国人登録法の指紋提供義務(2000年に廃止)に対する反対運動のためにつくられたものだそうです。どこかの倉庫に眠っていたんでしょうけど、まさか、再び日の光を浴びるときがくるなんて、他ならぬ風船自身、考えたこともなかったのではありますまいか。えっ、当たり前(^^;)?

余談はさておき。
こういう抗議集会に参加して声を上げるって、在留資格の更新の際とかに不利に扱われたり更新を拒絶されたり、まあ要するに、さまざまな嫌がらせを受けかねない在日外国人にとっては、かなり勇気のいることだと思います。

それでもあえて集まり、声を上げねばと考えた彼・彼女らの声を、おそらく一番数多く紹介してくれているのが、現時点では、この荒木記者の記事だと思います。皆さま、ぜひ、お読みください。

ちなみに私が知る限り、在日外国人にも海外で暮らす外国人にも、この入管システムの危険性については、ようやく情報が巡りはじめたところのようです。日本人の間でも同様かも知れません。今後、反対の声はますますあちこちから聞こえるようになるでしょう。

最後にJANJANの上記記事から、移住労働者と連帯する全国ネットワークの鳥井事務局長の発言に関する部分を紹介しておきます。

 「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)の鳥井事務局長は「9.11以後、日本ではアラブ系の人々に対する執拗な職務質問など、外国人に対する差別が深刻化した。10月1日からは、日本で働いている外国の人はすべて、職場とハーロワークを通じて法務省が個人情報を管理している。外国人から始まった監視社会の強化はいずれ日本人にも及ぶだろう」と指摘。
 鳥井さんは先行して導入され、入国時に生体情報の提供を義務づけた米国のUS−VISIT(関連記事)などについて「民主化以前のKCIAのデータによって、韓国籍の人が入国を拒否される、といった馬鹿げたことまでおきている」と語り、さらに「生体情報の国による管理には反対。一日も早くやめてほしい」とし「私たちのよき隣人として共生している外国人に対して、指紋や顔写真の登録を義務づけるのはおかしい。多文化共生や国際化の時代にも反する」などと、外国人差別を助長する新入管法の施行に抗議した。(「関連記事」へのリンクも当ブログ主が移植しました。)

一刻も早く、システム廃止、蓄積された情報の消去、そして監視と差別に塗りつぶされたのとは違う社会の構築に向かって走り出せるよう、皆さまもどうかご助力ください。よろしくお願いいたします。

閑話休題。
『ウルトラセブンX』見聞録(?)のコメント欄でちょいと触れた「ウルトラの母」。
ご存知でない読者のために、AAを見つけました。

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ちなみに、ウルトラの母については、ウルトラマンメビウスのサイトに詳しい(?)が解説あります。「銀十字軍」の隊長だそうです。な〜るほど。

それにしてもAA職人さんたちって、ほんま、すごいですね……。


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R_bana_2←日に記事3つって、新記録じゃないでしょうか。ちょっとフラフラ。

指紋採取「強制」。「誤認」、テロ対策と「不法滞在者」対策

2007.11.21.10:00ころ
(2007.11.21.18:20ころ、この文字色の部分を追記)

保坂展人のどこどこ日記でその存在が紹介されていた「課長通知」、毎日新聞が報道してくれました。

外国人指紋採取:「拒否者には強制力行使も」…法務省通知(毎日新聞、2007.11.21)

 テロ対策などのため、20日始まった来日外国人に指紋提供を義務付ける入国審査制度で、法務省入国管理局が、指紋提供と退去を拒否する外国人は収容し強制的に採取するよう地方の各入国管理局に通知していたことが分かった。同制度について、法務省は強制的に指紋採取はしないとして「提供」と説明してきたが、拒否者に対して強制力で臨む措置を指示した形だ。「外国人を犯罪者扱いする運用」との批判が強まりそうだ。

 指紋の採取や顔写真の撮影は、空港、港での入国審査時に実施し、その場で入管が保有する過去の強制退去者、国際指名手配犯などのリストと照合。一致した者は入国拒否され、提供拒否も国外退去となる。退去命令にも従わない場合、入管は強制退去手続きに移行し、身柄を空港内の収容場に収容する。その際に指紋を採るかどうかは明らかにされてなかった。

 ところが、今月上旬に出た法務省入管局警備課長通知は「保安上の必要がある時は身体検査できる」などの入管法の規定を根拠に、入国警備官に強制力をもって拒否者から指紋を採取するよう指示。同時にビデオ撮影することも求めている。

 その後、拒否者は運航業者に引き渡し、強制退去させる流れとなるが、永住者や日本人の配偶者がいるなど国内で生活する人は「戻る国」がなく、対応が問題になりそうだ。入管局幹部は「拒否者にも十分に説得を重ね、強制しなくてもすむよう努める」と話す。

 入管法に詳しい関係者によると、不法残留容疑などで外国人の違反調査を行い、指紋を採るのは任意が原則で、強制採取はほとんどないという。関係者は「拒否者は入国できない以上、危険が国内に持ち込まれることはない。さらに指紋を強制的に採取し強制退去者リストに保存する正当性はあるのか」と批判する。

 外国人の人権問題に詳しい田中宏・龍谷大教授は「全廃された外国人登録の際の指紋押なつ拒否についても、刑事罰のうえに再入国不許可という過剰な制裁を加えていた。今回の通知内容も法的根拠に乏しく、同様の発想による過剰制裁だ」と話している。

当ブログ前回の記事もご参照ください。
ほんと、法務省の英語名を「Ministry of Justice」から「Missing of Justice」あたりに変えるべきだ、なんて思っちゃいます。まったく!

読売新聞によると、昨日、入国拒否された人数が5人、その内訳は不明、とのニュースが流れた模様です。(2007.11.21.18:20ころ、追記。京都新聞の夕刊によると、やはり過去の退去強制者だったそうです。テロ組織がリストに載ってる人間を送り込んでくるなんて、『永田町徒然草』の白川勝彦さんが激しい怒りあふれる記事「国益を損なう愚挙!!」の中で書いているように、ちょっと考えられませんもんね……。)


これを「成果がさっそく出た!」と見るべきか、大本営発表のごときものと見るべきか。
まあ、手放しに称賛するのはマズイんじゃないでしょうか。

なぜなら、アメリカでの例にあるように、システムの性格からして誤認の可能性は否定できないし、「誰がテロリストを認定するのか」という問題もあるうえ、入国拒否をされた場合に本人が異議申し立てしようとしても手続保障は極めて脆弱なんですから。
早い話、「人違い」あるいは「でっち上げ」の可能性があり、それを検証するのは極めて困難である、というわけです。

まあそのあたりはさておくとしても、別の観点からもこのシステムの抱える問題点が見えてきます。

今回、入国を拒否されたのがテロリストのリストに載っている人か、過去に退去強制された人かは不明だそうなんですが、ここで疑問が生じませんか? 「テロ対策」目的でつくった「極めて人権侵害の程度が大きい」制度を、「不法滞在者対策」に使うというやり方、なんかおかしいんじゃないの?と。

だって、「不法滞在者」減らしたからって、ニホンの治安が回復する、なんてことはまずありえないんですし、そもそも「体感治安」が悪化してればどんな対策とってもいいのか、って話にもなってきます。

実は、「目的」と「手段」があまりにもバランスを欠いてるんじゃないかとか、なぜ「目的」に「不法滞在者対策」を入れないのかとか、国会審議でもあれこれ野党側が追及してくれたんですが、誠実さのかけらもない答弁が繰り返されるばかりで、結局、与党の圧倒的多数の前に突っぱねられて押し切られた、ってところでありまして(こちらの記事こちらでダウンロードできるPDFファイルなんかをご参照ください)、それを思うと、あの郵政選挙、ほんと、罪作りな話でした。郵便配達さんたちもえらい遅くまで配達してくれるようになってるんですが、人員削減でも進んでいるのか、皆、顔色悪い感じで、見ていてかなり心配であります……。


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R_bana_2←今日の花言葉は「誠実」。一休さんとトルストイの命日だそうであります。(今日は何の日?カレンダーヨリ)

いよいよ稼働……。今こそ自公打倒でシステム廃止へ、レッツらゴン!

2007.11.21.02:10ころ

先週に続いて今週も月曜、火曜と回線状況が良くありませんでございました。プロバイダに問題があるわけではなさそうなのですが、先週に続いて、日付が水曜日に変わって幾分マシになった気はしますが、それでもやっぱりムラがある感じ。ウルトラセブンXを巡って何らかの陰謀がネット回線内で渦巻いている! な〜んてことは、きっとないんでしょうねえ……。

とうとう始まってしまいました。「Yokoso Japan, 指紋を頂戴!」システム

どよ〜んと、脱力であります……orz。

かくなるうえは、このシステムに反対している民主党、共産党、社民党(そしておそらくは新党日本も)が力を合わせて、自民・公明連立政権に取って代われるよう、尽力していくしかありますまい。

およよ!?
そう覚悟を決めると、
うおおっ、なんだか知らんが力(ちから)が湧いてきたぞおっ!!

さらに、そこへ、
先ほどの『NEWS 23』の特集で、アムネスティ・インターナショナル日本の寺中誠さんが、「顔写真や指紋がとられているテロリストなんてどれほどいるのか」という趣旨の発言をして、「テロ対策」としての無意味さを浮き彫りにしてくれているのを見ましたら、
あっ、さらに、力(ちから)が!!

(ちなみに、世界人権宣言が掲げる「テロをなくす方法」は、こちらです。この掲げるところ、間違いないと思います。)

『NEWS 23』の上記特集、ポイントを押さえた、ありがたい報道でした。『NEWS 23』スタッフの皆さん、Good Job!

さらにさらに、おなじみ非国民通信さんも、鋭くウィットに富んだ、そしておそらくは自民・公明連立政権の意図するところをズバリと突いた記事を書いてくれているのを読みましたら、
ぬおおっ! ますます力(ちから)が湧いてきましたぞ〜ッ!!

と、気力がみなぎってきたところで、
これより関連情報&関連報道のいくつかを紹介したいと思います。いざ!

まずは、OhmyNewsの記事です。

指紋、顔写真は「NO!!!」 外国人らが抗議デモ 20日から新入国審査スタート(軸丸靖子記者、2007.11.20)

お昼の東京の法務省前で行われた抗議行動です。動画ニュースはこちらです(1分16秒)。

上記記事中で触れられている、アメリカにあってニホンにないもの、それは「外国人登録証の携帯義務」(刑罰付き)だというのは、私の相方にもけっこうプレッシャーになってるみたいです。家に忘れたってだけで、一晩、警察署に勾留された、なんて事例だってマジにあるのですから。

ここで1つ、情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)さんの昨日の記事「「暴行」刑務官の証言で遮蔽板を設置決定、代理人は忌避申立〜一方、外国人のプライバシーは丸裸…」から引用させていただきましょう。

「官天国ニッポンへようこそ。あなたの指紋は採取済みなので、いつでも罠にかけることができますので、日本滞在中、えん罪をかけられるスリルをお楽しみあれ。そうそう、あなたの国と違って日本では取調に弁護士は立ち会えないし、取調の全過程を録画することもありませんので、あしからずご了承下さい。あなたが警察官に暴行を振るったと訴えても、警察官は裁判所が守ってくれますので、くれぐれも無駄な抵抗はしないように」

東京の法務省前で抗議行動が行われていた同じ時間、私は大阪の入国管理局の前の路上におりまして、「指紋採取反対!」のビラ配りを手伝っておりました。NHKやブラジルのテレビ局など、取材に来ていましたが、はてさて、どんな風に報道されたのか。

急きょ決まったビラ配りということもあり、東京と比べると、さすがに人数もはるかに少なかったわけですが、場所が普通のオフィス街でしたので、通りがかった人たちにどんどん配れて、予定よりはるかに早く、ビラ切れとなりました。「うさちゃん騎士団SC」として準備して持っていっても良かったかも。うさ後悔。。。

と、ちょっと反省してみたところで、次は、反住基ネット連絡会が昨日出した声明です。

日本版US-VISITの停止と見直しを求める(反住基ネット連絡会、2007.11.20)

プライバシー・インターナショナルの声明と同じく、「プライバシー」の観点からの声明です。一部を抜粋してみましょう。下線は、当ブログ主によるものです。

US-VISIT(アメリカ)の実績が示したように、日本版US-VISITもまた、制度が目的とする「テロリスト対策」には無効であり、「移民」(移住労働者)のプライバシーを侵害することによって「外国人」への監視・管理を強化することになるだけでしょう。「US-VISIT」という「アメリカ政府によるグローバル・スタンダード」は、結局のところ「先進国」における労働力不足を補うために「外国人」を低賃金の移住労働者として管理・監視することが、本来の目的だと考えざるを得ません。

憲法上の規定がとくにあいまいになっている「外国人(在日・移住労働者など)の基本的人権(プライバシー)」は、すでに深刻な状況におかれています。「国民」に対しては実施していないと政府が言明する広範な「個人情報の一元的結合」による個人の監視・管理も、「外国人」に対しては、法務省の「出入国管理システム」ですでに実施されており、さらに「入管システム最適化計画」およびその後の外国人労働者受入政策の検討・法制化の中で拡大・効率化されることが示されています


米連邦議会行政監査局(GAO)はUS-VISITに対して、
 US-VISIT計画を支援するシステムには情報セキュリティ管理に関して重大な脆弱性があり、このため、個人の特定が可能なセンシティブ情報権限のない者読み取られ、改ざん、あるいは悪用、破壊され、場合によってはそのことが検知されることなく行われる恐れ増している。そうした脆弱性は、調査を行なったすべての管理領域、およびあらゆる種類のコンピューター機器に存在していた。アクセス制御およびその他のシステムの統制に欠陥があり、このため、大型コンピューター、ネットワーク設備、サーバー、ワークステーションなどが内外双方からの脅威にさらされている。

と指摘しています。

「IT最先進国」ともいえるアメリカの政府においてこのような状況にあることを踏まえるなら、アメリカ政府の情報セキュリティ管理水準を日本政府が超えていると考えるべき理由はないので、「日本版US-VISIT」もまた「システム内外からの重大なプライバシー侵害」の脅威を免れるものではありません。


……たとえば、現在具体化に向けた作業が進んでいる「外国人登録」事務のオンライン化によって、市町村の「住民情報データベース」は「入管システムデータベース」に外部接続され、情報が共有されることになると考えられます。したがってここでは、「住基ネット」と同じく、市町村のシステムにおける情報セキュリティ管理の水準が「入管システム」全体の情報セキュリティ管理の水準を決定するきわめて重要な要因になります。同様の問題は、外国人雇用状況報告が厚生労働省と法務省の間で相互共有(外部接続)されることになったことについても指摘できます。

2006年3月の「入管システム最適化計画」には、このような「外部接続/個人情報の相互共有」はすでに従来から、財務省・警察庁・APIS(民間)などとの間で行われていることが示されています。そしてこうした「相互接続」は、外国人労働者受入政策の具体化の過程で急速に拡大すると考えられます。

したがって、日本版US-VISITが「閉鎖的だから安全」であるとはいえず、そのプライバシーに対するリスクは今後急速に高まると考えることが現実的です。

ぜひリンク先の全文をご参照ください。ここでは紹介しなかった図(「次期入管システムの主要データ間結合関係」)や文中の注釈なども合わせて読んでいただくのが最善だと思いますので。

次は、11月20日付けの保坂展人のどこどこ日記が報じてくれた、おそるべき「課長通知」の存在です。

外国人「2本指紋拒否者」は「10本強制採取」して出国させる不条理(保坂展人のどこどこ日記、2007.11.20)

改正入管法が施行された。早朝の便から日本に入国する外国人の長蛇の列が出来た。日本版US-VISITの運用については、外国人が「2本の指」の指紋採取(電子データ化)を拒否した場合は、入国不可として帰国を促すことになっている。自発的に帰国していく外国人だけではないだろう。日本に家族や住居がある外国人の永住者も対象となるので、そもそも「帰国先」がないにもかかわらず「他国に送還」というケースも出てくる。自分は入国したいが、指紋採取は拒否するという場合にはどうなるのか。入国審査官が「退去命令」を出して、退去強制手続きに入るという。指紋を拒否し、出国をも拒否する外国人は入管施設に収容される。その際、なんと「10本の指」の採取を強制的に行うというのだ。こんなことは、入管法の審議にあたって一度も国会で説明されていない。この手続きが、施行2週間前に法務省入管局警備課長通達で決められたことが数日前にわかり、今日、緊急に質問主意書を提出した。ここに掲載することにする。(以下略)

ここで触れられている「10本の指を「強制採取」するという方針」、明らかに懲罰目的、嫌がらせ目的でしょう。

思い出されるのは、この「Yokoso Japan, 指紋を頂戴!」システム(読売新聞で見たところによれば、「J-VIS」とかいう名前があるらしいですね。US-VISITと違って「IT」が足らん、ってことでしょうか。「IT」って何かな〜?)の導入を審議していた昨年春の国会の会議録です。杉浦正健法務大臣(当時)は、こんなことを言っておりました。

「(生体情報提供の)義務づけも、我が国に上陸するためには指紋を提供しなければならないことをあらかじめ承知のうえで来られた外国人が、それにもかかわらず提供しなかった場合に、我が国への上陸を認めないというものでございます」(衆議院法務委員会、2006.3.22、 発言番号005)

永住者はもちろん、日本人の外国籍家族や、生活の本拠が日本に築かれている外国籍住民の事情についてさえ、まったく考慮する気がない旨を白状しています。そしてその悪質なる意思は、そのままこの「課長通知」にも受け継がれています。怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒!!!

ここでは引用しませんでしたが、保坂展人議員が提出してくれた質問主意署、実にありがたいです。読んでいて私、ちょっとうるうるしてきちゃいました。皆さま、ぜひこのリンク先でお読みください。

そして私からはあらためて、保坂議員、そして社民党に、おっきな、おっきなうさエール♪を送りたいと思います。
がんばれ!保坂展人議員&社民党!!

最後は、意外や意外、「New York Times」の記事です。
反住基ネット連絡会New Japanese Immigration Controls Worry Foreigners(MARTIN FACKLER, 2007.11.18)

全部はしんどいので、これまで当ブログでは触れてこなかった視点を紹介しますと、「厳しい入国管理は、観光客を遠ざけ、ビジネス拠点を日本に置こうとする意思を失わせるおそれがある」というあたりでしょう。
これについては、
欧州ビジネス協会など:外国人指紋採取に対する抗議文(DEBITO.ORG、2007.11.3)
も警鐘を鳴らしています。

まあ、「それが望ましい」なんていう人も、きっといるんでしょうけれども。


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R2はイタリアに腰を据え、日本政府は「ビッグブラザー賞」と差別の固定化へ猪突猛進する

2007.11.19.12:34ころ
(2007.11.20.08:20ころ、プライバシー・インターナショナルの声明(英語版)へのリンクを追記)

イ、イタリアで何が起きているんだあ!?

それはさておき。

毎年、監視社会に貢献した政府や民間企業を「表彰」する「ビッグブラザー賞」(「ビッグブラザー」って、オーウェルの『1984年』に出てくるアレです)授賞を行うなど、実にイギリス的なブラックユーモアにあふれる国際的NGO、プライバシー・インターナショナルが、日本版US-VISITの実施に対する国際抗議署名を集め、世界各地からおよそ70もの団体が署名し、鳩山法相宛に届けられた模様。現在、参議院議員会館で記者会見が行われているそうです。

プライバシー・インターナショナルの声明(英語版)
PI leads coalition of organisations against Japanese Government plans for fingerprinting at border

プライバシー・インターナショナルの声明は、プライバシー保護の重要性という観点から書かれたものですが、今回のシステムが、外国人一般のみを「テロリスト予備軍」「犯罪者予備軍」として認識して構築され運用されるものであること(イギリスのシステムとの対比をどうぞ。もちろんイギリスのシステムも批判されるべきものだとは思いますが)、つまり、そのような認識をいやがうえでも日本人、そして外国人にさえ強固に植え付けることになるという差別助長的側面を、私としては大きな声で訴えたいと思います(もちろん他の視点からの批判もカテゴリー「2006入管法改定」で展開してきましたように、とても重要なのですが)。

日本人のココロは言わずもがなでしょう。

一日入国管理局長:宮本さん、個人識別の手続き体験−−東京入管成田支局 /千葉(毎日新聞千葉版、2007.11.14)

 東京入国管理局成田空港支局は13日、タレントの宮本和知さん(43)を「一日入国管理局長」に招き、指紋などの個人識別情報を活用した新しい入国審査手続きを公開した。個人識別情報を出入国手続きに用いるのは、米国に続き世界で2番目。全国の空港や港湾で20日、一斉に導入される。
 新たな手続きでは、外国人旅客の両手人さし指の指紋採取と顔写真の撮影を実施。指紋情報をリストと照合し、テロリストや犯罪者の入国を防止する。事前申請と指紋提供をした日本人旅客を対象に、出入国審査の自動ゲートの運用も始まる。
 宮本さんは入国審査場で指紋採取などの手続きを体験。「外国人犯罪が減り、日本が安全になればベストだと思う」と話した。【倉田陶子】

こんな記事が掲載されてもろくに問題視されず、いや、そもそもこんな差別的なシステムが堂々と受け入れられてしまう日本社会なのですから。

一方、このようなシステムを嫌でも受け入れざるを得ない外国人は、入国審査のたびに自分たちが「テロリスト予備軍」「犯罪者予備軍」として認識されていることを意識せずにはおられません。

たとえば、生体情報の提供を義務づけられない15歳以下の子どもたちは、同伴する親たちが提供を義務づけられる姿を見て、どう思うか。けっして自己のルーツを誇りに思うようにはならないでしょう。運よくニホンの公立学校に進学できても、海外への修学旅行でもあった日には、帰国時に、自分だけが生体情報の提供を義務づけられるという状況に放り込まれる。

そんな中で大人にも子どもにも、前々回の記事でも書いたような萎縮が、どんどんどんどん拡大再生産されていくでしょう。「青い目、茶色い目」よろしく、新たな下層階級が生まれるおそれ、十二分にあります(低賃金労働力確保のため、意図的に生もうとしている!?)。現在でさえ、多くの在日外国人の置かれた状況は、極めて差別的な厳しいものであるのですから(『経済』12月号「外国人労働者と日本」などを参照くだされ。また、当ブログのおよそ1年前の記事ですが虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」かも)。

しかも、このような差別的システムを前提に、IC在留カードの導入などという、外国人管理の強化はタイムスケジュールにのせられてしまっている。

日本社会の「差別体質」を食い止めていたストッパーの1つが、いよいよ明日、外されてしまいます。。。


最後にちょいと、現在のトップ記事からの引用です。

【3】外国人からの指紋採取・蓄積・利用システムは 外国人差別、人種差別、民族差別を助長します。
  (ア) 外国人差別を日本政府が煽動してきました。
  (イ)指紋採取システム導入で差別と偏見が強化され、在日外国人の置かれた状況はますます悪化します。
  (ウ)日本には、外国人嫌悪や人種差別に対抗する法制度すらありません。
  (エ)正すべきはマジョリティの偏見であり、その責任は外国人ではなく日本政府にあります。


【参考記事】
カテゴリー「2006入管法改定」
教育基本法をイジる前に「外国人・民族的マイノリティ人権基本法」「人種差別撤廃法」の制定を!(2006.11.12)
「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(2006.11.13)


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R_bana_2←転がり落ちていくニホンの行く末を予感して、鬱。

【銀河を超えるラブ&ピース!】ワイロと地球を結ぶギターそして愛……

2007.11.19.01:30ころ

『ウルトラセブンX』見聞録(?)、もいよいよ第7話目!
全12話の半ばを過ぎて、シリーズの全貌が明らかになりつつあります。
そんなわけで、今回もネタばれあり。下記のの間の部分に、どうかご注意ください。

前回に続いて、「お、面白いじゃないの!!」

いや、いきなりフォークシンガーがギター片手に延々、街頭で歌いだして、1曲歌い終えるまでを映し出された日にゃあ、「おいおい、マジかよ!?」と目と耳を疑っちゃったのは事実であります。

だって、全12話しかないシリーズですよ!
しかも、1話で内容にさける時間は、せいぜい20分程度。そりゃ、セブンXが出てくるシーンが短いのも仕方がないよね……っていう話じゃ今はなくって、第7話に突入しちゃったこの時点でこれはありかよ! と思ってしまうのも、ムリないことだと思うのです、ワタクシ的には。

ところが、こんなことを仕出かしておきながら、エージェントKがエージェントD(仮面ライダー龍騎の悪徳弁護士ライダーさん?)の素性をとことん疑う場面などはきっちり丁寧に描かれていますし、さらには、「盗まれたウルトラ愛」もとい「盗まれたウルトラアイ」のピット星人のエピソードを彷彿とさせるシーンなんかも織り交ぜつつ、また唐突に登場した謎の美女にはシリーズの行方を予感させる言動までさせたうえ、きっちりセブンXのヒーロー物ならではの活躍シーンもつくってしまい、さらには、チューブから絞り出されるがごとき巨大怪獣(?)の出現シーンの奇抜さ(ワタシにとって)で意表を突き、 しかもしかも、エンディング間近にもう一回路上ライブを完結させてしまう!!

脱帽です。

ここまでやってくれるなら、ワイロ星人(そう聞こえちゃったのでこう書きます。地球人とは相性良さそうなネーミングだし、そこを狙ったとすれば、まさに絶妙)の戦闘員(?)たちの姿のしょぼさ、許しちゃいます。巨大怪獣(?)のあっけない最後も、当然当然、オッケーです。

で、何となくにおわされたシリーズ全体の行方ですが、ラスト直前のジンのセリフや、それを受けて謎の美女(最後はウルトラの母に変身するのでは!? との衝撃の説を広めたいっす)が初めて見せる微笑みから推察するに、宇宙人と地球人が何気ない暮らしの中で平和のうちに共存している世界へ向けて、セブンXが救世主となる、ってことになるのかなあ、と想像させられます。

当ブログ主としては、このような展開であれば非常に嬉しいところでありますし、まさに今現在の社会状況を反映した、今こそつるくべき「ウルトラセブン」だった! ということになるのでしょうが、
でもよくよく考えてみると、現実に侵略者として来襲してくる宇宙人たちが「わんさと」いる「らしい」この物語の世界の中で、そういう結末をきっちり説得力持たせて描けるのかなあと考えると、まったくの勘違いかも知れません。

とはいえ、想像はさらにぐねぐねと曲がりくねってゆきまして、振り返れば、元祖「ウルトラセブン」も、最後の最後ではダンとアンヌ、M78星雲のウルトラセブンと地球人のアンヌ隊員との感情的なつながり、ひょっとするっとあれって恋? っぽい場面が描かれていましたし、となると、今回のお話が「セブン」の新作でなくてはならなかった意味も、「40周年」以外に、「制作者がアイスラッガーやエメリウム光線を使いたかった」以外に、なんとなあく見えてくる気がします。そして、今回の第7話へのつながりも。

ともあれ、さらなる意表を突いた「わんだほー」な展開と、ますますの盛り上がりを期待して、次週を待ちたいと思います。

それでは皆さま、また来週、次回の『ウルトラセブンX』見聞録(?)でお会いしましょう。
でゅわっ!(って、Xは言ってませんよね、たぶん)


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在日外国人を萎縮させるプロパガンダ/見返り「産む機械」発言

2007.11.18.17:00ころ

中国から来た友人が、日本の外国人犯罪の中で中国人が一番多く、次がブラジル人だと聞いた、とのメールをくれました。在日中国人の置かれた状況がこれではよくならないのではないか、そんなふうに心配している様子。

たしかにこういうニュースを聞くと、おそらくたいていの人が、中国人は危ない、ブラジル人は危ない、とかの感想を抱くんじゃないでしょうか。でも、考えてみれば当然のことなんです。だって、警察庁がいう「来日外国人犯罪」(一般にいう「外国人犯罪」)の検挙者となりうる対象者を国籍別に見ると、中国人が第1位、ブラジル人が第2位、なんですから。(こちらに「来日外国人」の定義を載せてあります。興味のある方はどうぞ。)

上のようなセンセーショナルなニュースの影響で、当の在日外国籍の人たちがこの社会の中で肩身の狭い思いをして暮らしている、それが実状ではないでしょうか。

そもそも「●●人犯罪」なんていう呼称のいびつさ、悪質さは、日本国籍の誰かが海外で犯した犯罪(いわゆる戦争犯罪は除きます。実行者個人にのみ帰責して終われる話じゃない場合が多々ありますので)に「日本人犯罪」と名付けて大々的に報道される状況を考えてくれれば、理解してもらえると思います。「こんな犯罪を日本人が犯した」なんて現地政府が宣伝して、「日本人犯罪対策」への支持を呼びかけている状況とかを。
ところが、日本政府、いや、自民・公明連立政権は、このいびつで悪質な呼称を平然と使うだけでなく、こんな形で情報をまとめあげ、公開して悪びれない。
自民・公明連立政権を「ナチスの後継者」とでも呼ばざるを得ない所以であります。

で、再度宣伝しておきます。
『経済』12月号「外国人労働者と日本」をぜひお読みください。

ここらでちょっと、今年2月の記事へのリンクを貼っておきます。「産む機械」発言を受けた国会状況を受けて書かれた記事です。

与野党、新たな対立軸!「人の多様性をどうとらえるか/国家と人間の関係をどうとらえるか」(2007.2.9)

ぜひとも忘れないでほしい視点であります。


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R_bana_2←温暖化も困るけど、冬の寒さも困ったもんです、個人的には……。

労働契約法案追及/世界最初のメーデーは移民労働者が始めた

2007.11.14.18:00ころ

一昨日から今朝にかけて、妙にネットの読み込みに時間がかかっていたのですが、ひょっとしてココログ・メンテナンスの影響がネット回線全体に及んでいた、なんてことはあるんでしょうか。いや、まさかねえ……。

アメリカの労働運動活動家、ケント・ウォンさんの報告会が東京で開かれたそうです。

アメリカ労働運動の現在:移民労働者の組織化〜労働組合と労働者センター(レイバーネット、2007.11.13)

一部、抜粋してみます。

 昨年(2006)3月とメーデー(5月1日)にアメリカ議会で審議されていた「不法な」移民を規制する移民法案に反対して、全米100都市でラテンアメリカ系移民と支援者たち500万人が最大規模のデモを行った。3月25日にはロサンジェルスだけで100万人が市の中心部でデモを行った。その日、組合や教会、学校で、移民たちは「働かない、学校に行かない、買い物をしない」の3ない運動を行い、市役所を中心とするデモ以外の市内は静まり返った。デモ参加者たちは子どもたちを含む移民の家族たちで、白いシャツを着て、議案反対と書いたプラカードを持ち、「私たちは犯罪者ではない」のシュプレヒコールを叫んだ。

 アメリカでは政府やマスコミによってメーデーは社会主義や共産主義として排斥され、数十年間デモをしていなかった。ひるがえって世界最初のメーデーは1886年のシカゴでやはり移民労働者が8時間労働制を求めたデモに始まる。移民労働者が去年それを復活させたのである。メーデーデモは今年も続いている。

 現在アメリカで働く1200万人の非合法移民に市民権を与えることは拮抗する共和・民主党の政治バランスを変革する大きな政治的意味を持っている。共和党は移民たちの投票権を非常に恐れている。それゆえ移民の投票権は現在最大の公民権運動である。

移民労働者のデモからメーデーが始まった、とは知りませんでした。歴史は繰り返す、ということでしょうか。

日本において外国人労働者が置かれた苛酷な状況については、前に紹介した『経済』12月号の特集「外国人労働者と日本」をひとまずお読みいただくとして、ここでは、去年8月の記事へリンクをひとまず貼っておきます。

人として!(「もうひとつの日本は可能だ! 人間尊重の多文化・多民族・多国籍社会へ!」より)(2006.8.14)

やはり前に上記記事中で紹介した労働契約法(案)について。
働く女性の全国センター(Action Center for Working Women)のサイトに続報があります。

また、
最低賃金法改正案・労働契約法案における民主党の妥協(世界の片隅でニュースを読む、2007.11.9)
が、この法案がもたらすであろう結果とそれを生んだ政治状況について、
労働契約法 21世紀の企業社会にふさわしいものに(社会法の広場、2007.11.12)
が、この法案の問題点について法的観点から、わかりやすく解説してくれています。
「契約」が「契約」でなくなってしまう、なんともおそろしい事態、おそろしい時代の足音が聞こえてきます……。

そして、レイバーネットトピックとしてまとめてくれています。

皆さま、引き続きこの問題に関心をお寄せください。可能であれば、口コミで友人知人に伝えたり、参院野党やマスメディアに対して声を届けたりしててください。
その連帯が、新たな時代を連れてくるはずです。人が人として尊重される新たな時代を。

国会議員やマスメディアへの声の届け方に関する秘書課さんの記事へ、リンクを貼っておきます。ご活用ください。
「民衆を率いる自由の女神」が日本にいないのなら、民衆自身がそれを創りださなければ。 (追記あり)(村野瀬玲奈の秘書課広報室、2007.11.07)

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R_bana_2←メーデーは ひつじが鳴く日じゃ ないんだよ。メ〜〜〜〜。

「多民族共生教育フォーラム2007東京」から考える教育のあり方、教育支援のあり方

2007.11.14.12:00ころ

多民族共生教育フォーラム2007東京も無事、終了しました。
外国人学校への支援を求める提言が採択されたほか、民主党からは水岡 俊一・参議院議員、公明党からは山下栄一・参議院議員が出席し、超党派の勉強会か議員連盟を結成することを約束してくれたようであります。私、見に行ったんですが、うろ覚え(-_-;)。datte, nemu-katta n damono...orz

そんなお間抜けな私にとってありがたいことに、アメラジアン・スクール・イン・オキナワの浅野誠校長がフォーラムの報告を、ブログ(このリンク先の記事の後にも続きます)ホームページにアップしてくれています。ありがたや〜。

多様な文化的・民族的背景などを持つ学校の存在をサポートすることの必要性と同時に、公教育自体をもそういった多様性を尊重したものに変えていくことの必要性を痛感している私にとって、非常に示唆に富む報告です。

多様性を尊重し、かつ、子どもの自発性・自主性を引き出し、可能性を開花させていく教育とはどんなものなのか。
ニホンの公教育のあり方を考える際、海外の例に学ぶだけでなく、日々、悪戦苦闘している日本国内のさまざまな学校の現場にも、学ぶべきことは数多くあるのではないでしょうか。そんなことを、私もフォーラムに参加して、うつらうつらしながら(-_-;)考えておったわけであります。ポルトガル語とスペイン語が共通語になってる少人数での食事会 in 琉球料理店(日本生まれの日本人は私だけ。一人は日本人と結婚して日本国籍を取得してたかも)を、カタコトのポルトガル語で切り盛り(?)せねばならなかったという直前の体験が、ボディーブローのように効いていたのかも知れません。しかも、参加者の一人はベジタリアン、一人はムスリムでもないのに豚肉はダメだって!? 海ぶどうって、ポルトガル語でどう訳すんだ!? 英語でだってどう言うのかわからんぞ〜!? うわあ、なんでオレ、琉球料理店なんか選んじゃったんだよ〜(;<>;)!?

ちなみにこの食事会の落ちは、終了間際になって皆、英語をしゃべれることがわかった、という(-_-;)。
もう何も言いたくありません。。。

なお、フォーラムで採択された提言については、いまだフォーラムの公式ブログでも公開されておりません。
当ブログで紹介しようかと思わないでもないのですが、入力作業が大変ですので今しばらく考えさせてください。ひとまずフォーラムのブログにTBを送ってみたので、そちらで公開してくれると嬉しいなあ……。

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R_bana_2←新たなブログランキングに参加しました!(←まだ寝ぼけてるのか、ここ、書き換えるのを忘れてました(-_-;)。2007.11.14.12:15ころ、追記)

エメリウム光線に怯える私と、心のストレッチ

2007.11.13.00:00ころ

『ウルトラセブンX』見聞録(?)、今回でもう第6話目です。
ということは、すでに全12話の半分が終わっちゃったということでありまして、すでに名残惜しさを感じ始めている、暦のうえでは冬の毎日。さて、今回はどう語ったものか、これが実に悩ましい……。

ともあれ、前回に続いて今回もネタばれ気味の部分がありますので(下記のの間の部分に)、どうかご注意を。

今回の第6話について語ることがどう悩ましいかっていいますと、普通に楽しめちゃったら、もうあれこれ御託を並べる必要、まったくないではあ〜りませんか。

今回の話、密度も濃く、ムダもなく、実によくできていたと思います。途中でちゃっかり「なんとかプロジェクト」なるたぶんシリーズの鍵、主人公ジンの失われた記憶の鍵であるに違いないプロジェクトの存在をわざとらしく知らしめる場面を挿入しておきながら、それがあまり不自然には思えないストーリー展開、見事です。
しかも、ひょっとするとウルトラセブンXの正体と関連するかも知れない「宇宙の深淵を求めつづけるのが知的生命体として自然だ」みたいな話もストーリーの核の1つにしたうえで、ラストは爽やかさを感じさせつつ、しかし同時に、ほろ苦さも漂わせる大人風味のエピソード。いやあ、よくできてると思います。

ただ、私はどうもかなり心配性なのか性格がねじくれちゃっているのか、その爽やかなラストが訪れるまで、ハラハラドキドキしておりました。

ジンはいいヤツだと思うのですが、セブンXの顔つきのいかめしさが、どこまで彼を信用してよいものかと惑わせてくれまして、去り行く宇宙生命体をセブンXがエスコートするかのように追って飛び立つ姿に、「ひょっとして後ろから撃つつもりか!?」と不安が高まり、最後、セブンXが右手人差し指と中指を立ててそれを頭に近づけて、「ボン・ボヤージュ!」のあいさつをするんですが、その瞬間、「ま、まさかエメリウム光線を撃つんじゃないだろうな!?」と、心臓がとまりそうなくらいびっくりして青ざめる自分がおりました。

これがウルトラマンやウルトラマンマックスなら、素直に安心して見ることができたんでしょうが、こういうほのぼのとした展開にウルトラセブンは、ましてやウルトラセブンXは、ちょっと似合わない気がしたんであります。

まあ、その意味でも、今回のような挿話が入るのは、シリーズ全12話にとって重要な意味を持つような気がします。ジン、セブンXの性格を印象づけるエピソードとして。


しかしまあ、我ながらよくもこんなヒネた見方ができたものだと、ちょっと唖然としています。

外国人「だけ」から生体情報をとればテロも防げて安心だ、なんていうバカげたヨタ話がすんなり受け入れられてしまっているこの社会の差別状況の凄まじさに、あるいは、文民統制なんてなくって構わないと言わんばかりの自衛隊・防衛省の暴走「便乗開戦容認姿勢」にも厳しい追及が起きないこの国のあり方の異常さなんかに、日々当てられるうちに、どうにも疑り深くなってしまい、私の心、ねじ曲がり始めているのかも知れません。

これから週末まで、ココロのストレッチを心がけつつ、次週以降のウルトラセブンXを心待ちにしたいと思います。

防衛省と闘う岩国に1000万人が350円ずつ寄付しよう!〜防衛省のアメとムチ政策にノーを! (情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)、2007.11.12)

面白い提案だと思います。皆さまはどうお思いでしょうか?


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【閑話休題】Google八分に対抗する記者会見(なんちゃって)

2007.11.11.00:50ころ

【閑話休題】検索対策(2007.11.3)

を書いてから1週間が経ったわけであります。
相変わらず、GoogleからのアクセスはYAHOO!からのアクセスの3分の1程度で推移しております。

つまりこれは、私の友人の友人のブログがGoogle八分に認定されております。
いや、失礼、言葉足らずでした。友人の友人のブログがGoogle八分にされているというのは未確認認識でありまして、だからこそ、協力なGoogle八分対策が必要なわけです、Googleは恥部対策が。

そこでいかなる対策が有効であるのか。
友人の友人からアドバイスを受けておりました、私は。

その内容はと申しますと、Googleのウェブ世界での影響力を、当愚ログへのアクセスに比したものに引きずり下ろしてしまうのがよろしかろう、そのためにもGoogleの中心部にゆめゆめ近づかぬようにと、アドバイスを受けておりました、私は。

さらに、このアドバイスから一歩、勇猛果敢に践みだしまして、Google以外の検索エンジンの利用率を高めることが、Googleは恥部に対抗するのみのひと刺し、ダニのひと刺し、ミジンコの一バイトになるのでは内科と考えたのであります、私は。

そこで、当グログと板しましては、SEをしておられるという雑談日記のSOBAさんが自信をもってお勧めしてくれたブログサーチ(検索)エンジンのリストをご紹介して、皆さまにもGoogle以外の検索の道が広くあることに気づいていただきたいと考える次第であります。
巷には、すぐれものの検索エンジンがうようよしているわけですから、これを使わぬ手はないぞ、と。

お勧めブログサーチ(検索)エンジンです。自信を持ってご紹介お勧めします。(2007.10.30.雑談日記(徒然なるままに、。))

ただ、SOBAさんはこのリストを今後、最新情報を盛り込みながら随時更新していくということでありますので、ここでは当該リストの掲載されている記事へのリンクを貼るに留めたいと考える次第であります。ご理解のほど、お願い申し上げます。

このSOBAさん作成のリストですが、見たことも聞いたこともなかった検索エンジンがGoogleより上位に入っていたりして、私としては、ここでもまた目からウロコ、であります。さっそく、ブラウザの初期設定に導入して、コントロールバーのところにこれらの検索エンジンがズラリと並ぶ状態にしてみました。なかなか壮観でございます。

ここでちょっと思い出話をさせてください。
えっと……。失礼、忘れてしまいました。近頃、自分が何を言い鯛のか、何を言っているのか、それさえ藻わからぬことが増えておりまして……。

おっ、ありがたいことにと申しますか、そろそろ記者会見もオシマイの時間のようでございます。

皆さまにおかれましても、この試みの意義を誤理解いただき、さまざまな検索エンジンを活用してくださるよう、心からお願いする次第であります。


【関連記事】
【閑話休題】検索対策(2007.11.3)
【閑話休題】Google八分に対抗する記者会見(なんちゃって)(2007.11.11)
【閑話休題】MMR、Google八分を追え!!(2007.12.2)
【回顧休題】アクセス状況から考える(当?)ブログの限界と可能性(2007.12.21)


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R_bana_2←ウェブの世界、今もどんどんどんどん変化していってるんですね。ついていくのが大変!

ウトロにポン!4000万円、在日一世が寄付

2007.11.10.23:55ころ

ウトロ町内会にポンと4千万円寄付  「東京の李」 名乗る男性(京都新聞、2007.11.7)

 在日韓国・朝鮮人が多く住む京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区のウトロ町内会は7日、在日一世の匿名男性から現金4000万円の寄付を同日受けた、と発表した。「東京の李」とのみ名乗る男性が、町内会が現在進める地区内の土地買い取りの資金にと持参したといい、住民たちは同胞からの大きな善意に驚いている。

 町内会によると、男性は7日午前11時ごろウトロ地区を訪れ、面会した金教一会長ら町内会役員3人に「東京に一世の集まりがあり、30人からカンパが集まった。受け取っていただきたい」と現金を手渡した。

 役員たちが驚き、理由を尋ねると、男性は「同胞のため、少しでも足しに」と答え、「(土地問題が)全面解決したら30人の氏名を明かします」と述べて帰った。80歳前後で、九州なまりのたどたどしい日本語で、京都市内に親戚がいると話していた、という。

 ウトロ地区では約20年にわたり、地権者から住民が立ち退きを迫られるなどの土地問題を抱えており、10月27日に住民側が地区東半分を買い取る契約を結んだばかり。5億円のうち約4億4000万円は韓国政府の支援金や募金でめどが立っていたが、6000万円が不足していた。

 ウトロ町内会は、寄付金を住民が設立した中間法人で預かり、購入資金をはじめ今後のまちづくりに使う。金会長は「戦後、苦労されてきた一世の方とすぐ分かった。同胞を思う気持ちに感激している。大切に使いたい」と話している。

心暖まる、でも日本人の一人としては恥ずかしくも思う、そんな話がまた1つです。

関連記事
『ウルトラセブンX』始まる!&ウトロの新展開→京都新聞がおかしい(追記アリ)(2007.10.7)
「う」はウトロの「う」、植草教授の「う」(2007.10.17)

上記10月7日の記事で紹介したニュース、報道機関の間で、事態が確定するまでは報道しないとの申し合わせがあったけど、朝日新聞の記者がフライングしちゃった、という噂を聞いています。まあ、噂に過ぎないと言えばそうなんですが、そうとでも考えないと、地元紙がスクープ抜かれちゃうって妙ですもんね。

ともあれ、今回の寄付で、事態がまた大きく前進に近づきました。


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R_bana_2←今回は短くまとめました。これくらいの分量に収めることが年初の目標だったのに……。

『経済』12月号「外国人労働者と日本」/『経済』11月号、品川正治の小沢一郎評/「緊急声明 第2弾 労働契約法NO ! 労働基準法・労働組合法の強化を」(Action Center For Working Women)

2007.11.10.05:43ころ

記事3つに分けても良かったかなと思う、盛りだくさんな内容であります!

書かなきゃと思う話ばかりがどんどんたまってきてまして、しかもそれがいつしか忘却の彼方……(;<>;)なんてことも多々ある身なれば、思い立ったが吉日で、一気呵成に1つの記事にしてしまおう、と。
最近は控えてた(つもりの)方法ですが、解禁です。
ただしこれでもまだ、後ろの2つを見てもらえばわかるように、在庫はたまったままです(;<>;)。当ブログ本来のテーマではありませんので……。まあ、それでも相互に関連してる内容のはずです。

『経済』2007年12月号 No.147(新日本出版社、980円)

 特集は「外国人労働者と日本」。日本各地で急増する外国人労働者のすさまじい労働の現場、その無権利状態を明らかにします。誌上研究会「外国人労働者問題とは何か」は、月400時間という過酷労働に対して取り組む労働組合・研究者が政府・財界の対応も含め議論。出席は、寺間誠治、本多ミヨ子、山崎圭一、川崎俊二、永山利和の五氏です。また研究会出席者たちのリポート「外国人研修生・実習生制度の現状」「移住労働者の実態」に加え、「日系ブラジル人労働者」(中安俊文)、「トヨタを支える下請関連外国人労働者」(佐々木昭三)、「『治安悪化』のスケープゴートとされる外国人」(中島真一郎)などを掲載。

 ほかに論文で、前田寿夫「防衛省昇格で自衛隊はどう変わる?」、高木貞二「統計改革と統計法の改正」、前畑雪彦「マルクス計算貨幣概念と『ペイメントシステム』の電子化」を掲載。企画《NAFTA(北米自由貿易協定)の研究》では中本悟「アメリカン・グローバリズムとNAFTA」、松原豊彦「NAFTAと農産物貿易・アグリビジネス」があります。

外国人労働者の受け入れについて、人権の観点からまとめた経済誌の記事としては、私の知る限り初の試みです。政府も経済団体もこの問題になると、かなしいほどに「低賃金労働力確保による国際競争力確保」だけを追及しがちになっている昨今、貴重な特集だと思います。

誌上研究会だけでも、ぜひお読みください。
何を議論し、どこへ向かって進むべきか、労働の現場からの提言が説得力をもって迫ってきます。お薦めです。

機会があれば内容も紹介したいと思うのでが、当分、そんな余裕は持てそうにありませんので(;<>;)、。

ちなみに、この『経済』という雑誌、掲載されている広告などから見る限り、共産党系の雑誌のようです。

共産党というだけで毛嫌いする「アカの壁」は今も高くそびえているようですが、
共産党がこの号の「誌上研究会」で提示されているような方向へ動いてくれるのなら(ついでに党員の国籍条項なんかもとっぱらう覚悟を見せてくれるのなら)、今後の共産党はおおいに押しでしょう。
うさエール送っちゃいます♬
が、真実はいかに!?

この雑誌『経済』については、先月初めに、12月号では外国人労働者問題を扱う特集がある、コムスタカの中島真一郎さんも寄稿するらしい、との噂を耳にしていました。

しかし、そんな雑誌、気に留めたこともなかったので、まずはどこに売ってるか、どんな雑誌かを確認しようと書店に走り、見つけた瞬間、「品川正治・渡辺 治対談「日本の進路を問う時代に」」なる特集に惹かれ、いきなり11月号を買ってしまいました。

対談しか読んでいないのですが、実に興味深い内容でした。
たとえば、「東京の論理には従えない」という言葉が地方で流行りだしている、との品川産の証言(?)。
そして、品川さんの小沢民主党代表に対する下記の見方。

 細川内閣のとき、あの五五年体制がくずれたとき、小沢さんが『日本改造計画』を出して「普通の国」にするといった。小沢さんの本はベストセラーになったのですが、私などはそれが強く頭に入っているだけに、そのあと小沢さんは、本当は何をしようとしているのか、これがまったく読めない。小沢さんというのはいったい何者なんだろうという感じが強くあります。それは経済界にもあるんです。自民党の手の内はわかっているが、小沢さんに対しては何を言ったら有効なのか、読めないところに、経済界の、いまの民主党への姿勢の表れがあるのではないかと思います。

 どこに小沢さんの本心があるのかということに関しては、これは読めないですね。五党(自民党・新生党・新進党・自由党・民主党)を渡り歩いた人も珍しくはなくなった時代ですけれども、ものすごく大きな転換をしているのではないのかという感じがあるのです。
 しかも、彼が政権を握ったら、どうなるのかわからん、憲法改正は俺のほうができるんだ、みたいな感じがあるかもしれない。九条をなくす問題だって、俺が賛成すれば一気にできるよっていうような感覚が、どこかにありはせんかという警戒感が、私には抜けないのです。それは私の小沢評ですが、そんな感じを持っている人は多いのではないですかね。

大連立、代表辞任騒ぎをを経た今、深く納得する自分がいます。
また、小沢辞任騒動の醜態が地方の有権者にどんな影響を与えるのか、気になるところです。

「小泉改革」の化けの皮がはがれた今なら、岡田元代表とか、あの生真面目さがいい具合に働いて、老獪ぶってる福田首相なんか圧倒できそうな気がするんですが、民主党、小沢氏を慰留しちゃったもんなあ……。

と、ここは三介さんところにうまくコメントできなかったお話でした。

労働法関係は疎くて、いったい何が起きているのか、はっきり把握しているわけではないのですが、働く女性の全国センターが、下記の緊急声明を発しています。

緊急声明 第2弾 労働契約法NO ! 労働基準法・労働組合法の強化を

転送・転載大歓迎



みなさま、なんとか、参議院までも今週中に可決することは、
なくなったものの自民・民主が修正案合意をしたために、
参議院可決の見通しになってしまいました。
そこで、民主党を中心に下記のような内容を参考にしてFAXを議員に
今日から、いっせいに送って下さい。
下記のものに付け加えることも出来ます。
数が勝負です。ゆとりのある人は、このほかにも
参議院議員全員に送って下さい。(続きはこちらで)


この記事の前提として、【緊急声明】派遣やパートや女性や若者の意見を聞かないで
勝手に労働契約法を新設しないで!労働基準法・労働組合法の強化を!の一部を抜粋して、ここでは紹介したいと思います。

さて今国会で、政府が長期にわたって考案してきた「労働契約法」の審議が始まりました。

この法案は、企業が一方的に定めることを慣行としてきた就業規則を「労働契約」と位置付け、法的な規範を与えるものです。審議の中で、労働者委員が強く問題視した「解雇の金銭解決」や「労使委員会の活用」は見送られましたが、「就業規則による労働条件の不利益変更がいつでも可能」という制度は導入されます。ホワイトカラーイグゼンプションのようにマスコミが大きく取り上げ、世論の批判を浴びた法案については、政治的判断で取り下げられましたが、「労働契約法」についてはほとんど情報が行渡っていません。就業規則は労基法89条により、就業時間、賃金、退職事項、服務規程、出向、配転、懲戒など広範な労働者の権利義務全般について規定するものです。しかし就業規則は、「労働組合または労働者の過半数を代表する者の意見を聞く」必要はありますが、意見がどうであれ、企業側が一方的に作成したものを労基署に届け出るだけで事足りるのです。

政府案は、第9条で労働条件の不利益変更を禁止しつつも、第10条の但し書きで(1)労働者の受ける不利益の程度、(2)労働条件の変更の必要性、(3)変更後の就業規則の内容の相当性、(4)労働組合等との交渉の状況、(5)その他の就業規則の変更に係る事情に照らして「合理的」であれば変更できるとしています。民主党の対案においても、第5条では「合理的な労働条件の定めがあり、労働者に明示すれば使用者との合意を推定する」、第23条では、「使用者の権利の必要性と、労働契約の内容が合理的であれば変更可能」と謳っています。労働者の意見が率直に伝えられると期待することはできません。


政府や野党が示す「合理的」とは、使用者にとっての解釈であって、労働者の意志や労働実態とは無縁のものになりかねません。


ACW2が就業規則に付いてネットでアンケートを取った結果、就業規則を見たことがない人が30%以上、全く見ることができない人が25.2%でした。労働組合が男性主導であることと非正規労働者の増大により、女性が政策決定の場(団体交渉など)から排除されている現状から、就業規則に労働者の意見が反映されることは皆無に等しいといっても過言ではありません。

「労働契約法」が成立すれば、一方的な不利益変更が日常茶飯事になることは容易に想像できます。事実、ACW2が行っている全国一斉のホットラインでも、不利益変更は正規・非正規を問わず使用者側の当然の権利として行使されている実態があります。法制化は、労働者の現状を改善することはなく、一層悪化させる可能性が高いのです。労働者が望んでいるのは、現行の労働基準法・労働組合法の強化であり、大きな問題を抱えた労働契約法案が、今国会で廃案になることを強く要望します。



1) 就業規則の不利益変更の実態を知ってください。


労働相談ホットラインでは女性や若者、非正社員の労働条件が就業規則によって不利益変更された事例が多く寄せられています。


「産前産後の賃金保障が減額され、交通費のカットを提案された。異議を唱えたところ、退職勧奨と正社員からパートになれと雇用形態の変更まで迫られた」「多数労組が、妊娠した女性の意見も聞かず育児休業休暇の除外協定を会社と結んでしまった」以上のような労働基準法すら守られていない現状で就業規則変更によって不利益な労働条件が押し付けられている実態が数多くあります。すでに労働時間の規制緩和の中で労使対等決定原則の規制が緩和され(全員同意が必要ではなく不利益変更が可能)女性や非正規雇用の少数意見は黙殺されています。


2) 労働基準法、労働組合法の強化を提案する。


今、多くの非正社員が職場で孤立しています。安心してユニオンに加入し、意見を言うためには、労働組合法の強化が求められます。最近、若者たちが、自らの生存権をかけて「生きさせろ」とフリーターや日雇い派遣のユニオンを立ち上げ、果敢に企業の競争原理優先主義に歯止めをかけようとしています。労働契約法は様々なコミュニティ・ユニオンの正当な活動を封じ込め、組合民主主義の機能を停止させかねません。また、労働基準法すら守られていない現状を考えれば、労働契約法は「会社やりたい放題法案」とも言えるものです。このような労働契約法に反対し、まず労働基準法、労働組合法の遵守を義務付け、法律の更なる強化が必要であると思います。


なんかヤバイこと、国会で動きはじめてねえですかい?


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R_bana_2←デラックスプリン禁断症状発症中……。

ブレアの置き土産?英国のビザ申請手続きに関する重要な変更について

2007.11.8.07:50ころ

英国のビザ申請手続きに関する重要な変更について(英国大使館)

昨年春の入管法改定案に関する国会審議でちょこっと触れられていた、イギリスのビザ申請者に対する生体情報(指紋情報など)の提供義務づけが、本日から、いよいよ実施されるようです。

このシステムが米国のU-VISITそしてニホンの「Yokoso Japan, 指紋を頂戴!」システムと違う点を私なりにまとめてみると、


  • 国籍に関わらず生体情報収集(フィンガースキャン(指紋採取)及びデジタル写真)システムの対象とされるということ。(2009年以降、初めて成人として旅券を申請する際、あるいは、既存の旅券を更新する際、英国人全員に対し、生体情報(10指のフィンガースキャン(指紋採取)とデジタル写真)の提供が義務づけられる。←ニホンで今回導入される「自動化ゲート」〜とりあえずは希望者のみが生体情報を提供して使える〜みたいなもんでしょうか。)
  • ビザ申請時に提供して身元を確認するためのシステムであり、入国審査の都度、指紋情報と写真情報を確認するシステムではないということ。
  • イギリスでの滞在が6ヶ月未満で、入国に際しビザを必要としない短期滞在者は、提供を義務づけられないということ。

あたりでしょうか。

これをさらに要約すると、国籍に関わらず採取するという点では日米のシステムのように差別的ではないし、また、日米のシステムのように入国審査に時間がかかるということはなさそうである。しかし、情報流出の場合のダメージが極めて大きくプライバシー侵害のおそれがぬぐえないのは日米のシステムと同様であるし、もし例のテロリストのリストとの照合が予定されているのなら、誤認などの問題が生じるおそれがこれまたぬぐえないといったところでしょうか。まあ、システムの詳細がわかっていませんので、推測の域を出ませんが。

また、日本政府は「テロ対策」を名目にして対外広報をしているわけですが(こちらこちらこちらこちらをご覧ください)、実際にテロの被害が生じているイギリスの政府はそんなことはひと言もウェブに書いていないっていうのが興味深いですね。

いずれにせよ、生体情報を利用して人間を管理するシステムが、じわじわとひろがろうとしている、そんな懸念が強まります。

まあ、なんにせよ、興味のある方は、

詳細については、駐日英国大使館(代表:03-5211-1100)にお問い合わせください。


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※アップロード時のミスで、記事が重複してました(汗)。前の分を削除して、そちらへいただいたTBを下記に追記します。(2007.11.12.03:15ころ)

» 「大連立!」否定?けど「阿吽?」混沌・・0〇 [いわいわブレーク]
――『阿Q正伝』の主題・微考。或いは『格差』論の続き。 結論を云えば、前ログ「不気味な静けさ」で書いた懸念は、ほぼ確実なものとなった。 要するに、民主党は小沢流「解釈改憲[国連安保理決議・原則でなら武力行使可能!]をほぼ受容れ、与党[の随時例外として、その..... [続きを読む]

うようようようよテロリスト・リスト(トコトン阿呆どす鳩山法相)

2007.11.7.18:40ころ
(2007.11.7.22:00ころ、この文字色の部分を追記)

鳩山法相、「日本にテロリストうろうろ」と発言(2007.11.4、asahi.com)

 「友人の友人はアルカイダ」発言が波紋を広げている鳩山法相が3日、選挙区の福岡県久留米市で開かれた秋祭りであいさつし、「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」と話した。(以下略)

トコトン阿呆な鳩山法相、ひょっとすると私のようにこれから始まろうとしている外国人をテロリスト予備軍・犯罪者予備軍としてその生体情報を採取・蓄積・流用するシステムに反対している者にとって、非常に強力な援軍なのではないか、そんなふうに思えてきました。冬枯れの街さんにその旨を指摘されたときは、いくらなんでもそんなことはアルマジロと思っていたのですが、たしかに鳩山阿呆の発言一つひとつが、上記システムの深刻な問題点を説明するうえで非常に有益なネタを提供してくれちゃってます。感謝すべきなのかなあ(w)

この「日本にテロリストうろうろ」発言については、おなじみ非国民通信さんたちが、鋭いツッコミを入れてくれています。それをフォローする意味で、ここでは先月開催されたシンポジウム:どこまで強まる? 外国人管理 「テロ対策」と日本版US-VISITで、アメリカ自由人権協会のバリー・スタインハードさんが語った内容の一部を紹介したいと思います。アメリカ政府が「入国審査時に外国人から指紋を採取することでテロリストの入国を阻止する」と言って始めたUS-VISITシステムの実態についての講演です。

バリーさんの報告によれば、

アメリカ政府作成の「テロリストのウォッチリスト(ブラックリスト)」に、アメリカ国民の72万人、人口比で言えば500人に1人が、搭載されて、監視対象になっている。しかもその数はじわじわと増加中。(当ブログ主、要約)

なのだそうです。これはブラックリストのいい加減さ、役に立たなさ加減を物語るエピソードなんですが、ブラックリストの実態を無視して数字だけを真に受けて考えてみると、 「国民の500人に1人がテロリストの国!それがアメリカ!?」 ってことになるわけでして、いったいこれをどう評せばよいのやら。もはや、「すごい……」としか言いようがないのかも知れませんねえ……。

などと呆れてばかりもいられません。

何しろ「テロリストのウォッチリスト(ブラックリスト)」には、外国人も載っていて、反戦活動家や貧困撲滅運動、環境保護運動に関わっている人たちが、そのリストに載っているってことを理由に、アメリカへの入国拒否をされた例がかなりあるそうなのです。

講演で語られた例としては、人道的活動に対して何かを受賞してそのために訪米しようとして追い返されたポップシンガーのYusuf Islamさん(キャット・スティーブンスっていう名で知られてるそうです)、非暴力・平和主義のTariq Ramadanさん、Fernando Rodriguezさん、Waskar Ariさん、ニューヨークで博士課程院生として長年問題なく暮らしていたAdam Habibさん、航空会社の数十人のパイロットや他の乗務員たち、そして南アの元大統領Nelson Mandelaさん。マンデラ元大統領は、アパルトヘイト時代に投獄されていた関係でリストに載っていたのを、ひとまず10年の期限付きで解除して、入国可能にしたそうです。。

こういうアメリカのUS-VISITシステムの実態を見ると、「テロリストがうろうろ」発言に対する非国民通信さんたちのツッコミ、非常に的を射たものだと言わざるを得ないのではありますまいか。

そして、日本政府も同じリストを使うことになるでしょうから、同様の例は11月20日以降、ニホン各地の国際空港などでも起きていくと予測するのが自然です。
「美しい国」はアホ首相辞任後も健在っちゅーことでしょーか……orz。

ちなみにアメリカのUS-VISITシステムでは、これまでに7600万人の来訪者のデータを収集した挙げ句、入国時に「1800人の入管法違反者あるいは犯歴有る者」を見つけたよというのが、得られた成果であるそうでして、「鶏肉を牛刀で割く」って言い回しが思い出されますが、具体的には、
「入管法が複雑化したせいで間違って違反者に数えられた人も少なくないよ、すごいね!!」
「1人あたり830万ドルかけた計算になるよ、すごいね!!」
「軽微な過ちを犯したに過ぎない人もおおぜい含まれているよ、すごいね!!」
「あやまって追い返された人がたくさんいるよ、すごいね!!」
「カナダ、メキシコの陸路の国境ではノーチェックなんだけど、それでもテロは起きてないよ、すごいね!!」
「ほんまもんのテロリストは1人もつかまってないんじゃないの、すごいね!!」

などと、皮肉まじりに嘆息する方がふさわしそうです。
さらには、150億ドル使ってこのざまかい、と。

そもそも誰がテロリストになるかなんて、将来のことはわかるはずありません。
過去の実行犯が指紋を残してくれてる場合でなけりゃあ役に立たないチェック・システムなんであります、US-VISITもニホンが導入しようとしているシステムも。くどいようですが。

しかも、チェックに使うリストが、かなり不正確なうえ、時の権力者によってかなり恣意的につくられてしまう不公正なものになってしまってる。この傾向は、今後も変わらないと考えるのが自然でしょう。

しかもしかも、生体情報採取・蓄積・流用システムを導入するのと同じ法改正では、法務大臣(今ならトコトン阿呆な鳩山法相!)が「テロリスト」と認定した在日外国人を退去強制するシステムも、導入されちゃってます(2008年末日までに施行予定ですが、施行期日は未定です)。
この退去強制システムでは、「刑法で処罰される予備行為」にさえ当たらない何かをした、あるいはそのおそれがあると認定されただけでも、外国人は「国外追放(退去強制)」されてしまうっちゅー、おそろしいものです。

こんな具合に認定基準があいまいなので、言論・出版・集会といった表現行為が、テロリストを(精神的に)支援したなどとして、退去強制理由にされるおそれがあって、在日外国人の「表現の自由」や「行動の自由」の行使を抑制しかねず、個人の自由・自律に対する重大な脅威となります。
そのうえ、退去強制手続が開始した場合の「手続保障」も貧弱でして、日本籍市民の多くがここ数年、反対してきた「共謀罪」に類似の、日本から追放されてしまうという点ではそれ以上に重大な、人権侵害の危険性があるシステムなんです、これは。
(イギリスでは、同時多発テロ直後に制定された反テロリズム、犯罪及び安全保障法に、今回日本が導入するのと同様の、主務大臣の認定によるテロリスト容疑者の身柄拘束、退去強制が規定されていましたが、欧州人権条約の「人身の自由」「差別の禁止」に反すると、日本の最高裁に当たる上院上訴委員会が判断し、2005年には廃止されました。)

鳩山法相のおバカ発言に戻ります。

もし、今、鳩山法相が語るように、「テロリストがうろうろしている」のを本当に把握しているのであれば、彼・彼女らがテロ行為の準備にかかった段階で、警察力を使って十分に対処できるはずでしょう。別に記者会見でえらそーに語る必要などないことですし、そんな準備のそぶりすら見せていない人たちを「テロリスト」と呼んじゃう感覚明らかに常軌を逸しちゃってます
また、彼・彼女らの動静を法相さんたちはすでに把握できてるみたいなんですから、あえてこれから「テロリストの入国阻止」を名目にして「外国人から生体情報を採取するシステム」など導入する必要性がある、なんていう結論には結びつかないでしょう。

もともと無意味なシステムの必要性を主張しようとして、阿呆に輪をかけたところん阿呆な法相が暴走しちゃってる……。まあ、そんなところなんでしょうかね。ホンマ、トコトンアホやなあ……、この法相。こんなヤツが法相に居座れちゃうニホンって、いったいどんな国なんだい……orz。

なんだかもう、かな〜り脱力気分になってきました。
今日はこの辺で。

2007.11.7.22:00ころ、この文字色の部分を追記。
すでにテロ行為を行ったテロリストであれば、その動静を把握している日本政府はとっとと彼・彼女を逮捕すればよいだけです。だって鳩山法相が「そいつがおそろしいテロリストだ」と知ってるくらいなんだから、名指しされて指名手配されてるはずでしょう。

えっ、おとり捜査中?

そんなはずはありません。

2006年3月17日、外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの導入に関する入管法の改定案を審議する衆院法務委員会で、平沢勝栄議員が「テロリストを国内で泳がせる捜査をしてはどうか」という趣旨の提案(発言番号030)をしたところ、やはり阿呆で議会制民主主義の破壊者・河野太郎副大臣(当時)は、「泳がせている間に国民に危害が及ぶおそれがあるので、長期的な検討課題にしたい」旨を回答しています(発言番号031)。
少なくとも1年半ほど前の自民・公明政権では、テロリストの泳がせ捜査は考慮のうちに入っていなかったようなのです。オウム事件で泳がせ捜査が失敗した、なんて噂もあるくらいですから、その姿勢は評価すべきと思います。

まあそんな評価はさておくとして、河野太郎副大臣(当時)の発言を真実ととらえるにせよ、鳩山法相(現在)の発言を真実ととらえるにせよ、どちらか一方はウソ、あるいは妄想を語っていると考えるのが自然ではありますまいか。
長期的な検討課題のはずだったけど、わずか1年半でその「検討」が終わった、との可能性はなきにしもあらずですけど、いや、まさかそんなに急に??


【「鳩山爆弾発言」解読シリーズ】

やっぱこんなヤツかいな(鳩山邦夫法相の巻)(2007.9.5)

テロ予告と鳩山法相/世界に広がる衝撃恥(やっぱこんなヤツかいな(鳩山邦夫法相の巻part2))(2007.10.30)

鳩山記者会見映像(OhmyNews)でまたびっくり!罷免しないでいいんかいな、こんなヤツ。。。(2007.10.31)

私の友だちの友だちが、ある怪談……/世界に広まる!新・入管システムの危険性(2007.11.1)

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R_bana_2←小沢の辞任がどーこー騒ぐのも当然だけど、なんでこの法相は、辞任や罷免の騒ぎにならんの!?

党首密談とサブカル・パワー&「宇宙人に初めて同情しちゃったよ、おれ……」

2007.11.6.17:20ころ

先週の小沢、福田会談が、小沢氏の代表辞意表明につながったそうです。
真相はよくわかりませんが、両党首の会談が、「小沢氏は「大連立」などという大政翼賛会的構造をつくりだそうとしてるみたいだぞ」との疑念を広く国民の間に生んでしまったのは、たぶん事実なんじゃないでしょうか。

思えば、故・横山光輝さんのコミック『三国志』(吉川英治さんの小説がベースになっています)には、似たような話が描かれていました。

漢の政治を牛耳る丞相・曹操を伐つべく、西域で挙兵した馬超と韓遂。強い信頼関係で結ばれていた二人でしたが、韓遂は、旧知の曹操から双方単独での面会を申し込まれ、それに応じてしまいます。たわいのない世間話のみをして面会は終わったのですが、馬超の胸には「何か密約があったのではないか?」との疑念が生まれてしまいました。あとは、曹操は思うがままに、馬超と韓遂の信頼関係を破壊するための細工を施しつづけ、ついには両者を離間させ、まんまと勝利を収めたのでありました。

「大連立をしようという密約が小沢、福田にあったのではないか?」
あったとすれば、先の参院選で民主党に投票した有権者の大多数が民主党から離れていくのは目に見えています。なかったとしても、「あったのではないか」との疑念をぬぐい去るだけの強力な何かがない限り、やはり民主党から離れる流れは加速するばかりで、深刻な政治不信、政党不信が強まっていくだけでしょう。
民主党から離れた彼・彼女らがそのまま社民党や共産党、新党日本に流れてくれればそれもよしかなと思いますが、たぶんそうはならないのが、今の日本の政治風土のように思えます。

まあ、起きてしまったことは仕方がありません。これを機に民主党が、自民・公明政府との対決色を民主党が徹底し、そのためにはこれまで掲げてきた2大政党制なんてものはその危険性があまりにも明確になってきた今、ひとまず横へ置いておいて、野党共闘へさらに大きな一歩を践みだしてくれればと願います。単独で衆院過半数を取れなくても、そこは他の野党に取ってもらえりゃいいじゃないか、ってな思い切りをずど〜んと見せて。BLOG BLUESさんがおっしゃっておられるように。

いずれにせよ、小沢氏、あまりにお粗末さまでした。
『三国志』を、コミック版でも良いのですから、きっちり読んでいてさえくれれば……。

と、サブカル・パワーの素晴らしさを我田引水的に一席語ってみたところで、お約束どおり、すっかり恒例となりました『ウルトラセブンX』見聞録(?)、今回でもう第5話目でございます。前回に続いて今回もネタばれ気味の部分がありますので(下記のの間の部分に)、どうかご注意を。

昨夜、ようやく観ることができましたこの第5話。SM短編もとい、SF短編物語として、なかなか楽しめる話だったのではないでしょうか。

なんとか星系から戦禍を免れるべく、5年前に最後の戦争が終わった「Happy Planet」地球へ亡命してきた宇宙人たち。その地球人を装っての(?)生活のさまが、難民として日本で暮らす人たちの暮らしの困難さを彷彿とさせて、これまでのお話では「地球の平和を守るために宇宙人と闘う」という使命を微塵も疑うそぶりも見せなかったエージェントKをして、「宇宙人に同情するのは初めてだ」なんてセリフを吐かせます。

そうそう、これまでのエピソードでも劇中では終始「エイリアン」という単語が使われているのですが、「エイリアン」というとどうしてもあのシガニー・ウィーバーを襲った凶暴な「エイリアン」を彷彿とさせてしまいますし、日本では外国人のことを「Alien」と表記する場合がしばしばありますので、当ブログでは基本的に「宇宙人」という単語に置き換えて使っています。上のエージェントKのセリフも同様です。ご了承ください。

さて、そんな亡命宇宙人の暮らしぶりが描かれていながらも、私なんかは非常な不安に襲われつつ、この番組を観ることになってしまうわけです。大人しく弱々しいこの亡命宇宙人たちが、実は地球侵略の意図を隠して地球に潜入していたスパイだった、なんていう落ちになるんじゃあるまいか、と。今の日本に蔓延するゼノフォビア(外国人嫌悪)の風潮を身近に感じていると、ついつい不安になってしまうわけです。
聞けば、トコトンアホウな鳩山法相は、「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」などと語り、たぶんそれを真に受ける人たちも少なくないであろうと思えてしまうわけでありまして。

しかし、そんな展開では、1950年代風のあまりに安っぽい侵略ものSFになってしまいます。脚本家さんたちは、そこでなかなか味な落ちを用意してくれました。なんだか、星新一さんの作品とかにありそうな、「おおっ!」と思わせる結末を。はい、いい感じでした。

地球は平和っちゅーけど、いったい誰にとっての平和なんやろか?
なんていう、最後の独白の中での問いかけも、第3話の流れをしっかり受けているようで、今後の展開が楽しみです。

それにしても、亡命させた側の宇宙人のデザイン、何とかならんものでしょうか。
今風と言えば今風なんでしょうが……。ウルトラマン、ウルトラセブンの頃の怪獣、宇宙人のデザインが懐かしいです。まあ、好みの問題だんでしょうけど。

そうそう、エンド・クレジットに泉谷しげるさんの名前があるという件、照明助手をやっておられるようです。
さすが、多才な方だと感服した次第。

えっ、同姓同名の人!?

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R_bana_2←誰にとっての平和なの? 誰にとっての豊かな社会? 誰にとっての良い政治なの? なあんてことを、ちょっぴり考えるのにはいい季節かも知れませんね。

【閑話休題】検索対策

2007.11.3.03:00ころ
(2007.11.3.06:00ころ、「ハトヤマクニオ、トコトンアホドスナァ……サスガ、ジミンカンブ!」とその周辺のリンクを追記)

わんばらんすさんの記事を読んでいて、ここしばらく気になっていたことを思い出しました。

なんかどーも、検索のひっかかりが悪い気がします。とくに、7月以降、Googleからの訪問者数が寂しいような。
そんな気がするのです。

で、調べてみました。

Image001

このグラフは、2006年5月から2007年10月までの検索元サーチエンジンのデータから、GoogleとYAHOO!の数字を抜き出したものです。2007年の1月はランキングに参加しはじめた頃ですね。ぐぐっと伸びてます。ランキングとの相乗効果でしょうか。2007年4〜7月半ばまでは、ブログを休止していました。再開後、YAHOO!は休止前のペースにもどったかなと思うのですが、Googleは、あきまへん。

ひょっとして、検索にGoogleを使う人、減ってきてるんでしょうか。わんばらんすさんの記事を読んでしまうと、そうなっていても無理ない気がします。検閲かかってる検索エンジンなんて、使うのムダ、って思いますし。

気になって、「鳩山 アルカイダ」で先ほど検索してみました。さあ、当ブログの記事は何番目くらいに表示されますか!?

Googleでは、256位にようやく、しかもなんと「多文化・多民族・多国籍社会で「人として」: 保守・前衛、列島社会と ...」が登場です。こりゃ、Googleからのアクセス、伸びませんわな……。

ひょっとして噂の「Google八分」とやらにやられてるのかもと被害妄想にかられないこともないのですが、まあ、そもそもマイナーなテーマを扱う弱小ブログでありますゆえ、この順位は仕方のないことなのでしょう、と無理に自分を納得させるとしても、出てくるページが、う〜ん、渋すぎる……。個人的には重要な記事だと思うので、こういうところで出くわして「何これ?」と新たな読者が訪れてくれるとすればそれはそれで嬉しいのですが、いったい誰がこんな26ページまで検索を続けましょうや(^^;)。

一方、YAHOO!検索でも登場したのは81位がやっとです。でも、こちらは「多文化・多民族・多国籍社会で「人として」: テロ予告と鳩山法相/世界に ...」で、検索ワードときちんと対応しています。よかった!

と安心したのもつかの間、googleブログ検索でもYAHOO!ブログ検索でも、30ページ目(300位)まで見ても、出てきません(;<>;)。

こんな中、「鳩山爆弾発言」(新型が続々爆発中のようですね……( ゚д゚)ポカーン.ハトヤマクニオ、トコトンアホドスナァ……サスガ、ジミンカンブ!)に関する当ブログの記事を訪れてくれた皆さま、ほんとうにありがとうございます。今週火曜日にアップした最初の記事はなんともう、過去4ヶ月分の「人気記事ランキング」(サイドにあります)の第4位に入っているくらい、当ブログの記事の中ではかなりアクセスが多いのです。これはやはり、自EndをはじめとするTBパワー、そしてこれまでのブログつながり、そして「歴史修正主義に反対します」などの「はてなリング」などのおかげなんでしょう。ほんと、ありがたいです。

ともあれ、何か検索サイト対策を考えないとあかんのかも知れません。
この週末はブログの更新ができないのですが、その間に、ちょっと方策を考えてみます……と言いたいけれど、そんな知恵も余裕も無さげな悪寒(;<>;)。あら、風邪かしら。

季節の変わり目です。皆さま、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

そして来週、恒例の「ウルトラセブンX」シリーズでお会いしましょう!
Ate semana que vem!

【関連記事】
【閑話休題】検索対策(2007.11.3)
【閑話休題】Google八分に対抗する記者会見(なんちゃって)(2007.11.11)
【閑話休題】MMR、Google八分を追え!!(2007.12.2)
【回顧休題】アクセス状況から考える(当?)ブログの限界と可能性(2007.12.21)

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YouTube「移民と連帯する日」フランス市民の底力、自由・平等・博愛!

2007.11.2.00:00ころ

か、カッコええっ!!

移民と連帯する日(2分58秒、directed by 小山帥人、produced:2007/10/30)

2007年秋、フランンスでは、遺伝子検査を含む新移民法が、議論になった。10月20日は、移民と連帯する日とされ、リヨンでは無資格移民の正規滞在を求めて2千人がデモが行った。

何がカッコいいかは、まあいろいろと、としておきます。あとは観てのお楽しみ、で(^^;)。

参考までに、当ブログでのフランス関連記事を挙げておきます。未読の方は、こちらもあわせてご覧いただければと思います。

フランス郊外団地で火を噴いたものは何か/「ル・モンド・ディプロマティーク」(2005.12.26)

仏移民暴動:発生から1年/テュラム選手のちょっといい話(2006.10.28)

そして、テュラム選手関連の上の記事にご登場いただいている村野瀬玲於奈さんの秘書課広報室から、下記の記事をご紹介します。
「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(1) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)(2007.3.3)
「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(2) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)(2007.3.4)
「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(3) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)(2007.3.5)
「反人種差別運動は子どもの遊びから」 (フランス版エル誌から) (不定期連載『海外の記事を読む』)(2007.4.3、村野瀬玲奈の秘書課広報室)<


村野瀬玲奈の秘書課広報室さんのフランス情報はとても充実していますので、いろいろ検索してみると、他にもおもしろい記事に巡り会えると思います。

ちなみに、日本社会において広く信じられてしまっている「不法滞在者が犯罪の温床である」というデマ、差別を煽動する悪質極まりないこのプロパガンダについて、当ブログでは、最近だとアホの鳩山法相爆弾発言関連記事に、グラフ入りで情報をアップしています。未見の方は、ぜひぜひどうぞ!


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私の友だちの友だちが、ある怪談……/世界に広まる!新・入管システムの危険性

2007.11.1.03:45ころ
(2007.11.1.13:00ころ、【シンポジウム】バリー・スタインハードさん(米自由人権協会)を招いて〜どこまで強まる? 外国人管理 「テロ対策」と日本版US-VISITで採択されたアピールの英語版アドレスを追記)

私の友だちの友だちが、「ある怪談」を話してくれたんですね。
「怪談に、猫がおんねん(怨念)」
絶句しているところへ、「ある怪談」の彼から友人を通じて、「後ろに気をつけてね。だって、ある階段を、アルカイダん人が歩かないんだよ。走ってくるの」というアドバイスは受けておりました、私は。

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えっ、絶対にイヤ(;<>;)!?

先週末に東京で開催されたシンポジウム、バリー・スタインハードさん(米自由人権協会)を招いて〜どこまで強まる? 外国人管理 「テロ対策」と日本版US-VISIT(そこで採択されたアピールが アムネスティのサイトにあります。未読の方はぜひお読みください。英文はこちらです)について、日本のメディアが報道したのかどうか、たしかフジテレビのカメラが入ってましたのでフジ系列では報道されたんだと思いますが、私も、友人も、友人の友人も、確認できていません。

やはり取材に来ていたブラジルのCSチャンネルでは報道されたそうですが、私も私の友人も私の友人の友人もCSなんて持っておりませんので(T_T)、これまた確認できておりません。

それでも、ロイターの記事AFPの記事APの記事などを通して、このシステムの問題点や危険性(上記アムネスティのサイト当ブログのこちらなどをご覧ください)は、世界各地で報道されはじめています。また、ウェブでは読めませんが、中国語の新聞でも採り上げてくれたところがあったりします。
そうそう、「The Japan Times」もかなり前に採り上げてくれていたんですね。ありがたや〜。

ここでは、上記ロイターの記事「Anger as Japan moves to fingerprint foreigners」(「外国人から指紋を採取しようとしているニホン、燃え上がる怒り」とでも訳しましょうか)とのタイトルで掲載したオーストラリアの「The Age」紙に敬意を表して、同紙のサイトを読みながら、一部を訳してみます。

ニホンはアメリカと異なり、外国籍住民からも、旅行者と同様に、再入国時には指紋採取と写真撮影を行う。「ここで30年、40年と暮らしている人たちも、自分たちは基本的に平等な人間ではないのだと感じさせられることになるのは確実でしょうね」24年間ニホンで暮らしているビジネスマンのテリー・ロイドさん(オーストラリアとニュージーランド両国の市民権を持つ)は、言った。「ニホンで外国人がテロを行った例は1件もない。全部、日本人テロリストがやったんだ」

テリー・ロイドさんのコメントに、「またテロですよ!」(非国民通信)を読んでを紹介することで、賛同の意を表したいと思います。


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うさぴょんぴょん。

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