ネオナチ自公と女マッド・サイエンティスト萌え〜!?
2007.10.18.19:50ころ
(2007.10.18.20:10ころ、この文字色の部分を追記。)
当ブログでは、自民党・公明党連立政権はナチスの後継者であるとの認識を皆さまに共有していただきたく、たとえばこちらのような記事を書いてきたわけですが、そこでは次のように説明しました。
嘘八百を連呼して、その嘘があたかも真実であるかのように信じ込ませていくって、ナチスお得意の宣伝手法です。しかも、その手法でスケープゴートをつくっていくという点で、「外国人犯罪の脅威」や「不法滞在者は犯罪の温床」などとデマを流して国民を洗脳してきた自民党は、まさに「ナチスの後継者」といえましょうか。
「北朝鮮の脅威」なんかを入れ替えてもそのまま通用するのが、自民・公明クオリティ、ってやつでしょうか。
【関連記事】ウソ、デマ、妄想お断り!非人道的ネオナチもどきもお断り!(2007.7.17)
これは政治手法というより煽動手法に着目した分析でしたが、自民・公明連立政権下では、さすがはナチスの後継者と言いますか、下記のような科学研究も、すいすいす〜いと、実現してきました。
●外国人犯罪を究明するための生体試料を用いた指標の開発(8KB)
●来日外国人犯罪の増加に対処するための新しい検査指標の開発(16KB)
いずれも、科学警察研究所のサイトにある文書(PDF版)です。前者が平成14年度(2002年度)の予算案などを示したもの、後者が、平成15年度から18年度(2006年度)までの予算案(?)などを示したものです。おそらく一連のものと思われます。
前者で記されている「施策の概要」は、
我が国においては、経済的、社会的な国際化にともない、外国人が被害者又は加害者となる凶悪犯罪事件が増加している。事件関係者の出身地を早期に識別することは、事件の早期解決に必要であり、犯罪関係資料からその関係者の出身地域を推定するための指標の開発が求められている。
そこで、民族の多様性を示す血液型、血清型、色素蛋白あるいは不顕性感染ウイルス等の各種生体物質の中から、識別能力の高い指標を選別・解析し、現場に残された被害者および被疑者の血痕や体液あるいは身元不明死体において、その関係者の出身地域を推定するための研究を行おうとするものである。これらの研究は、事件の早期解決に貢献し、国民生活の安全及び治安の確保に寄与しようとするものである。
「民族」とその「居住地域」「出身地域」さらには「国籍」なんかは、必ずしも結びつくものではありませんから、こんな研究結果を捜査に使おうとしたら、かえって事件の早期解決を困難にするかもと思うのですが、自民・公明政府のお偉方にとって「外国人犯罪」という言葉はもう「マジック・ワード」になっちゃってるのでしょう。こんな研究の予算案が、平成14年度だけで1086万9000円也。予算案どおり、通過したのでしょうか。
たぶん、したのでしょう。
後者の文書に記載されている予算案(?)は、研究予算と備品費込みで、平成15年度4140万3000円、平成16年度4439万円、平成17年度3273万円、平成18年度3525万円。しめて1億5377万3000円也。うち、生体指標分析関連の備品費用が5913万7000円です。
そして、後者で記載されている「研究計画の概要」は以下のとおりです。長いので、途中で赤色文字でツッコミを入れます。
(1) 研究課題の背景
来日外国人の増加に伴い外国人が関与する事件が増加しているが、特に偽変造パスポートや偽造外国人登録証などにより不法入国・不法滞在を行っている外国人の関係する凶悪事件が増加し、このような状態が、国際組織犯罪の温床になっているとの指摘もある。(デマに基づく「指摘」に基づいてはいかんでしょうが。)文書偽造犯は小規模なグループであるため、文書偽造手法の特徴から偽造犯を検索するための手法の開発が望まれている。(こちらの研究、ここではおまけっぽい記述ですが、むしろ有用性ありそうに思います。まあ、しょせんイタチごっこの気もしないではありませんが。)一方、犯罪関係者が偽造文書による不法入国や不法滞在者の場合は、関係者の身元が書類からは特定できず、捜査に支障を来しているため、これら事件関係者の民族(国籍)を明らかにすることが、望まれている。従って、これらを解決する新しい検査手法の開発が必要とされている。(もう一回、言いましょう。「民族」とその「居住地域」「出身地域」さらには「国籍」なんかは、必ずしも結びつくものではありませんから、こんな研究結果を捜査に使おうとしたら、かえって事件の早期解決を困難にするかも知れませんよ〜。)
(2) 研究項目とその概要
本研究では、パスポートの偽変造手法について分類し、偽変造手法の相違が偽変造犯検索の手がかりとなるかどうかについて検討する。パスポート偽変造手段については、拡大検査や光学的検査で得られる情報のほかに、機器分析を行い、機器分析結果の犯人検索における有効性についても検討する。更に、これらの情報を総合して偽変造手段のデータベース及び検索システムの構築も行う。データベース構築の過程においては、データベース構造、効率的な検索アルゴリズムについての検討も行う。(さあ、そしていよいよ、)民族識別指標に関しては、民族の多様性の原因と考えられる各種生体物質の中から、識別能力の高いと思われる生体物質を2次元電気泳動法や液体クロマトグラフ、キャピラリー電気泳動法などを用いて選別・解析し、民族識別指標としての有効性を検討する。例えば血液型ではルイス式やルセラン式血液型、血清型ではGm型など、ミトコンドリアDNAにおいては塩基配列のパターンの組み合わせ、消化酵素・分解酵素などの酵素活性の違い、皮膚や毛髪などの色素に関連する蛋白、不顕性感染ウイルスなどについて、その有効な検出方法を開発し、これらの指標についての民族による出現頻度データベースを作成し、その有効性を検証する。検査する各種体液や組織ごとに、有効性の認められた数種類の指標を組み合わせた多指標同時検出法を開発する。さらに、この検出法の有効性について検証する。(マニアックすぎてコメント不能(-_-;))
(3) 各研究年における研究細目
1年目は、拡大検査・光学的検査により、偽変造パスポートのフォントや印刷方法等について検査し、分類を行う。一方民族識別に関しては多指標同時検出に応用できるGm型及びルイス式血液型の検出法の開発並びに論文に出ている各国のミトコンドリアDNAのデータベースからその民族識別の可能性について検討し、有効な検出部位を確定しその検出法について検討する。また、2次元電気泳動を用いた色素蛋白や酵素に関する識別や脂肪酸組成による識別についての基礎的研究を行う。
2年目は、拡大検査・光学的検査を継続するとともに、素材の機器分析を行い、分析結果を分類する。民族識別に有効な指標をなるべく多く検索し、その性質や検出可能な体液や組織についての研究を行い、これらの指標の有効な検出法についても検討する。
3・4年目はさらに、拡大検査・光学的検査・機器分析結果を総合し、偽変造手法のデータベースを構築するとともに、効率的に偽変造犯を検索できるアルゴリズムを考案する。 民族識別については、各指標の各民族の頻度データベースを構築する。多指標同時検出法を考案する。(文書偽造関連にアンダーラインをつけてみましたが、やっぱおまけっぽいですね。)
研究担当者は、
●主研究担当者 坂井活子 生物第三研究室 室長
● 担当者 関 陽子 文書研究室 室長
の2人だそうです。
そこのあなた、「2人の女マッド・サイエンティスト、萌え〜!」なんて言ってる場合ではありませんよ。
この文書の感じだと、「民族識別指標の開発」だけだとさすがに非難囂々浴びせられそうなので、無理矢理、文書偽造関連の研究と一緒にしたような気がします。さすがに良識あるスタッフも科学警察署かその周辺にいたということかも知れません。となると、「2人の女マッド・サイエンティスト、萌え〜!」ではなく、「1人の女マッド・サイエンティスト、萌え〜!」が正しいことになるでしょうか。
いや、この坂井さん自身、嫌々この研究を強制されている可能性もあるわけでして、こらこらそこのあなた、ここで「萌え〜!」ちゃあアカンでしょう(-<>-;)。
いずれにせよ、人の「生物的」属性を「犯罪」と結びつけるこのような発想自体、極めて危険なものであることは言うまでもありません。
自民・公明連立政権はナチスの後継者であり、一刻も早く崩壊させ、政治の場から放逐せねばならない。
そう考える理由の一つが、ここにあります。
(2007.10.18.20:10ころ追記。
●外国人犯罪の増加に対処するための新しい偽造文書検査法の開発
を見つけました。平成14年度の予算額は1890万円だそうです。さすがに「生体指標」の研究よりもお金をかけてます、この年度以降は不明ですが。)

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