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「対テロ戦争」のウソ。政府の自作自演の恐怖

2007.9.16.17:00ころ

友あり遠方より不始末の後始末をおしつける。。。ば、ば、ばっきゃろー!(;<>;)!

てなわけで、今週に入って野暮用に押しまくられ、更新が滞ってしまいました。
その間、アホシンゾーの辞意表明とかなんとか、空虚なニュースが世間を賑わせていたようです。

以下、どこへ行く、日本。(自民党の悲願「戦後体制からの脱却(=戦前・戦争体制への回帰)」を自民・民主は捨てられるか)さんのブログから、気になる記事をいくつか紹介します。今春の当ブログ休眠中のものもあります。未読の方は、どうぞ、すべて直接お読みくださいませ。

1.イラク戦争と統計──推定死者数122万人【TUP-Bulletin】(2007.9.16)

TUP-Bulletinからの転載と、その関連記事です。
当ブログの関連記事といえば、
テロの種まき、テロ対策!?(2007.3.17)
あたりでしょうか。
「朝青龍じゃなくて自衛隊は国内謹慎だ!ニホンから出すな!」と言ってみる(2007.9.7)
もそうですね。

それにしても、こんな戦争を支持する仏教徒の政党、「公明党」。
仏罰、恐れてないんでしょうか。

以前、公明党の選挙ポスターのキャッチコピーで「公明党がやる」とか謳ってるのがあったと記憶していますが、あれをもじって膨らませるなら、

「公明党が殺(や)る! イラクの女・子どもを殺(や)る! 米軍を使って殺(や)る! 自民党と一緒になって殺(や)る! 虐殺する!!」

とでも言いたかったのかも、なんて思ってしまいます。そんなこと、ないっすよね??

2.孤立に始まり抹殺に至る なぜ若者は自爆テロ犯になるのか――フィナンシャル・タイムズ(対訳版)(2007.7.12)
3.テロリストは犯罪者/「戦争」は対策にならない 元NATO司令官ら【NY Times】(2007.8.10)

「対テロ戦争」の「役立たずっぷり」が、「国際社会」では実は自明視されつつあるのではないか、そんなことを考えさせる記事二つです。前者はタイトルのとおり。後者は、「しんぶん赤旗」の今年8月10日の記事の紹介と、その元になったニューヨークタイムズ紙の英文記事です。

前者の記事からいくつかの段落を引用してみます。

Publicity helps to provoke governments into overreaction and turns terrorists into media stars, and heroes in their own milieux, he says. Mr Atran’s conversations with children in the poor neighbourhood of Mezuak in the Moroccan city of Tetuan, show they dream of becoming either Ronaldinho, the Brazilian footballer, or Osama bin Laden.

テロ攻撃が起きると世間が注目する。政府は過剰反応する羽目になり、マスコミはテロリストをスター扱い。テロ犯は仲間内で英雄となる。アトラン氏がモロッコの都市テトゥアンで低所得層の住むメズアク地区を取材し、子どもたちに話を聞いたところ、子どもたちは将来、ブラジルのサッカー選手ロナウジーニョになりたい、さもなければオサマ・ビンラディンになりたいと答えたという。

But becoming an Islamist is not the same as turning to terrorism. Apart from any other factor, one determinant is opportunity.

とはいえ、イスラム主義者になることは、テロリストになることと同義ではない。ほかのあらゆる要素をさておき、何よりも決定的な要因となるのは、チャンスだ。

Unfortunately, they do not suggest a typology in which those at risk of turning to terrorism can be picked out. “There is no predictive model,” says one British counter-terrorism official.

しかし残念ながら研究者たちは、どういうタイプの人間がテロリストになりやすいのか、特定しようとしない。「こういう人間がテロリストになる、などと最初から予測できるタイプなど、ない」。英国の反テロ対策担当者のひとりは、こう断言した。

やはり「テロ行為」の根元になる、あるいはそれにエネルギーを補給してしまうような現在の社会構造を変革するために力を注ぐことこそ、最大・最適のテロ対策ではないか。そう思います。

関連記事
第2章 ICCの傘に入って軍備オフ〜国際救助隊・国際人道支援隊を結成せよ!/【豆知識11】世界人権宣言が提示する「テロをなくす方法」(『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』)

4.<真の対抗軸は常に強い風圧に晒される 菅生(すごう)事件が教えるもの(2007.6.16)

当ブログが春眠していたころの記事です。
紹介されている国家権力による自作自演策略事件の実例 「菅生事件」、まったく知りませんでした。1952年のことだそうですが、いや、驚き。ナチス、ヒトラーのやり口そのまんまの事件です。

平沢勝栄議員の国会での発言が、ちょっぴり思い出されちゃったりして。


「ヒゲ佐藤」発言の関連記事

関連記事
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コメント

お久しぶり、う、きっきーさん。
>仏教徒の政党、「公明党」。仏罰、恐れてないんでしょうか。
小・中と同級生だった学会員の人は、理屈が「たね切れ」になると、「現世利益」を持ち出してました。
「仏罰」を凌ぐ、余程有り難い「利」があるのでしょう。

>対テロ戦争」
田中 宇* 2007年8月29日 * 孤高のアメリカニズム 
米単独覇権主義に翻弄される英軍イラク撤退
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070827/133214/

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070827/133214/?P=2

結構上手くいっていたイラク南部も、泥沼化しているのに、
イランへも戦争を拡大したがるブッシュの「利権的思考(妄想)」も、神の天罰を怖れるどころか、自分たちこそがその執行者[神の代理人]だと思っているみたいですから・・。

暴走する僭称者を喰い止める国際秩序、早急に要りますね~。

三介さん、お久しぶりです!

最後はなんと「現世利益」ですか。いろいろ宗派はあるんでしょうが、なんか、仏教とは違う方向に行ってしまっているような。どっちかというと、八百万の神様に「現世利益」を叶えてと祈る、そんな感じなのかなあ。

>結構上手くいっていたイラク南部も、泥沼化しているのに、
>イランへも戦争を拡大したがるブッシュの「利権的思考(妄想)」も、神の天罰を怖れるどころか、自分たちこそがその執行者[神の代理人]だと思っているみたいですから・・。
>
>暴走する僭称者を喰い止める国際秩序、早急に要りますね~。

同感です。そういった僭称者が出て来るのはある程度やむを得ないとして、そういう連中に暴走させない、暴走しはじめても速攻で抑え込んでしまえる、そんなシステムが必要だと思います。国連ってそういう目的もあってつくられたと思うんですが、まだまだ限界がありますので、たとえば日本周辺についてはまずはEUみたいに地域での安全保障を国際交渉で確立していき、それを国連システムにつなげていく、あるいは両立するものとして機能させていく、そんな大ざっぱな絵柄を私は描いてるんですが、これでも時間はかかりそうだしアメリカが暴走しようとするときに抑止力になるとは必ずしも限らないのがつらいところです。

今はアメリカにイラン攻撃い踏み切るほどの余力はないだろう(やっても惨敗するだけだろう)と希望的観測を抱いて祈りつつ、そんなアメリカの暴走を後押しすることになるようなテロ特措法は延長させないぞと叫んでみる、そういうことしかできないわが身のふがいなさに、じっと手を見る。いや、見てても何も前には進まないわけですが。

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イラク戦争と統計──推定死者数122万人(TUP-Bulletin) http://www.asyura2.com/07/war95/msg/656.html 投稿者 gataro 日時 2007 年 9 月 16 日 09:42:26: KbIx4LOvH6Ccw http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/750 から転載。 イラク戦争と統計... [続きを読む]

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