「水木さんの幸福論」と構造改革、「戦争はいけません。腹が減るだけです!」
2007.7.24.19:00ころ
先日、オランダの友人にプレゼントした「目玉おやじぷるぷる」。
ゆでたまごみたいな手触りが、なかなかナイスです。ぷるぷる!
『ビッグイッシュー』で紹介されていて知った
『水木さんの幸福論』(水木しげる・著、角川文庫)
を読み(巻末の解説 by 水木さんの娘さんが素晴らしいです!呉智英さんが「ほがらかなニヒリズム」と評したという水木さんの人となりが、短い中で見事に描き出されていて!!)、
また、書店でたまたま見つけた『フリーターズフリー』第1号(「フリーター≒ニート≒ホームレス」by 生田武志さん を読み読み中です) を読みながら、
自分のこれまでの人生、そして現在の状況を振り返りつつ思い出すのは、非国民通信さんの次の1文です。
誰もが自分の好きなことで収入を得ることは出来ないかもしれませんが、誰もが自分の好きなことを続けられる社会は不可能ではないはずです。今までは収入を得るための仕事が全てであり、それが人間を規定していましたが、収入のための仕事とは別の仕事、副業や闇労働の範囲を広げることで、もっと別の肩書きを見つけることは出来ないでしょうか。構造改革が目指すべきはこんな所です。(構造改革を考える、非国民通信社社説、2007.7.15)
あれこれ付け加えるのはやめにして、今日は、このへんで。
と思ったけど、ゲゲゲ、なんだ、このニュース!?
米紙「自衛隊が対北朝鮮開戦を想定して爆弾投下訓練を行なった」(低気温のエクスタシーbyはなゆー、2005.7.24)
「戦争はいけません。腹が減るだけです!」(by 水木しげる on 『妖怪大戦争』)
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» 二大政党制は格差社会の母 [BLOG BLUES]
書評の結びは、「日本でもそう遠くない」。
5月の終りの日曜日だったと思います。毎日新聞の書評欄からの切抜です。
これが、冷戦勝利後の米国社会の必然的展開だったのだろう。
もともとその内部に、左派勢力を持たない二大政党制国家ですからね。
東側をぶちのめした以上、対抗措置である修正資本主義なんぞ、
ちゃんちゃらおかしくって、やってられませんよってか。
震える魂、カート・ヴォネガットは言った。アメリカに社会主義を!
米国の格差社会は、ブッシュJr.政権の誕生とともに、訪れたわけで... [続きを読む]
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