保守・前衛、列島社会と日本・日本人
2007.3.8.13:00ころ
(2007.3.15.16:20ころ<、この文字色の部分を追記)
ここ4、5日、
多みんぞくニホン、ナチス、自由民権運動(2007.3.3)
のコメント欄で、非常に考えさせられるコメントのやりとりを続けてきました。(まだまだ続くかも知れませんが、ひとまずここでは完了形で。)
(その後、もう少しだけ続き、一部が、こちらに移動しました。)
びっくりするような発見があったり、自分の立ち位置を見つめなおすきっかけになったりと、何とも刺激的なやりとりです。(と言っても、けっして「荒れた」ものではありませんので、ご安心を。)
書き込まれる他の方々の意見を自分なりに解釈しながら、お互いにコメントを返していくわけですから、私に誤解があるかも知れませんし、相手の方も私の考えをすべて理解してくれているとも限りません。
とくに私のコメントについては確信を持って言えるのですが(胸を張っては言えませんが)、いろいろ強い刺激を受けながら、これまであまり考えたこともなかったテーマについて考えながらコメントを書き進めていますので、どこまで自分の考えをきちんとまとめられたか、いや、それ以前に、他の皆さんのコメントをきちんと理解して、しっかり考えを進めることができているのか、自信はありません。
それくらいに刺激的なやりとりだったわけです、私にとっては。
そして、本ブログを訪れてくれている皆さまの多くにとっても、刺激的で有意義なやりとりが展開されていると思うのですが、アクセス解析を見ると、読んでくれている人は、訪れてくれた人の1割にも満たない感じです。
そこで、このエントリーを立てて、そのコメント欄を紹介することにしました。
とはいえ、あれこれ私が編集するのも上に書いたような理由で危険がありますし、ここにコメントをずらっとコピーするのもなんですので、まさに「紹介」だけにとどめます。
「なかなかコメント欄までは読む機会がない」という未読の方は、ぜひ一度、のぞいてみてください。
新しい世界が、そこから広がっていく可能性が、おおいにあるんじゃないかと思います。
読んだ後で、「こんなの常識、別に今さら驚くことなどなかったよ〜!」と思われた方がいらしたら、「人生、こんなこともよくあるさ。年中行事だねえ」と、近づく春の気配に思いをはせて、どうかご容赦くださいまし。Por favor!(←ポルトガル語の「お願い!」です。音を表記するなら、「ポ(ル)・ファヴォー」かな?)

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最初に答えてしまうと、属国という現実を受け容れそれに利があると考えている支配層の動きは、どんな形容句が用いられていようとも、国家主義や民族主義の表現である「右翼思想」はなく、心情的国際主義者である「左翼」ともども、“彼ら”の世界支配強化... [続きを読む]
» 「右翼」や「左翼」について [晴耕雨読]
■ 「右翼」や「左翼」について
「右翼」や「左翼」という概念が一人歩きしている状況は、物事をわかりにくくするまずいことだ思っています。
前回の内容も、概念規定を怠ったまま「右翼的動き」と断罪すればいいという左翼的雰囲気を問題にしたもので、右翼思想がいいとか右翼思想を復興すべきという話ではありません。
端的には、ファシズム・ナチズム・戦前日本的思想(陸軍&革新官僚)が悪魔視されたり無効化され、先進国支配層の価値観や政策から廃棄されていながら、支配手段としては国家(国益)が持ち出されている現実の... [続きを読む]
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