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代理処罰へ、ブラジルで初公判

2007.2.7.19:00ころ

女子高生ひき逃げ「許し請いたい」 /ブラジル人被告が初公判(京都新聞、2007.2.7)

【サンパウロ6日共同】1999年に静岡県浜松市で女子高生落合真弓さん=当時(16)=がひき逃げされ死亡した事件で、過失致死などの罪に問われた日系ブラジル人ヒガキ・ミルトン・ノボル被告(31)が6日、サンパウロ州裁判所での初公判後に記者会見し、遺族に対し「許しを請いたい。ごめんなさい」と謝罪した。
 罪状認否で、被告はカステロ裁判官の「ひいたのか」との質問に「はい」と答え、起訴事実を認め「(外国人への)差別が頭に浮かび、怖くなって逃げた」と述べた。
 ヒガキ被告は記者会見で「事件の責任から逃げたくない」と反省した様子を見せる一方で「日本では公正な裁判が受けられないと思った」と主張。事件から4日後の出国にも「以前から計画していた」として、捜査から逃げようとしたのではないとあらためて訴えた。
 公判は約20分で終了。担当のサルボ検事は早ければ1年、最長でも3年で判決が出るとの見方を示した。(共同通信)

刑事・民事を問わず、裁判の場になれば誰しも自分に有利になりそうだと考えることを言うものでしょう。
ですから、ヒガキ被告の発言すべてをそのまま受け入れるかとなると、話は単純ではありません。

それでも、

「(外国人への)差別が頭に浮かび、怖くなって逃げた」
「日本では公正な裁判が受けられないと思った」

という部分については、かなり信憑性があるのではと思います。

ヒガキ被告が実際にいろいろな場面で「外国人に対する差別」を感じたことは少なくなかっただろうと想像できますし、また、

いざ交通事故に巻き込まれたときにどうも日本人よりも自分たちが不利に扱われているらしい、現場検証に来た警察官の態度が日本人相手とはどうも違うし、過失の認定とか保険料の算定とかで保険会社も日本人に妙に有利に動いているみたいだ、という印象や認識が、在日日系人の間ではひょっとすると一般的になっているのかもと思わせる話を聞いたことがありますし、さらにさらに、

日本の刑事裁判のおそろしさは、『それでもボクはやってない』を観ていない在日日系人の間でも、ひょっとすると知れ渡っているのかも、と思わせる話を読んだこともあるからです。

京都新聞の本日付夕刊では、代理処罰が定着することで、ブラジル人容疑者の逃亡(帰国)が減るのでは、との期待が記されていました。

その期待がかなうには、少なくとも交通裁判に関する限り、日本の交通裁判が外国人に対しても公正に運営されているとの認識が彼・彼女たちの間に確信をもって広がることが必要なのではないか。そんなことを、考えてしまいます。


※関連記事
「犯罪人引き渡し条約」ブラジル政府からの締結交渉申し込みを、日本の外務省は2003年から拒否していた(2006.9.29)
外国人犯罪被害者救いたい 遺族がNPO設立へ(2007.01.02)


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コメント

今晩は。あっという間に、お久しぶりになる、この目まぐるしさに、時々ボーとなりそうです。

そうですね、70年代位は、結構家族で食事取るのが当たり前で、親子や時には三世代でさえ、同じTV見ながら、食卓を囲む家庭が多かった。それでも今の若いもんは分からんという声が普通でした。
でも80年代以降、かなりのペースで、大衆が「分衆」化したんでしょうか? 視るもの、聴くもの平凡な家庭でも、主に男性の長時間勤務や女性のパート労働が進み、そのおかげで消費力や住宅ローン負担力は増すんですけど、一層世代間ギャップや性的分業は増大したんじゃないですかね?
もう自分の家族なのに、何しているのか、何喰って、何を観て、誰とよく喋りしているのか、解からなくなっていく、子どもは塾通いが増えていきますし、一層。

ですから、ほんとに基本的な言葉に対するイメージでも、引用するテレビのキャラクターや有名なタレントさんの名前でも、古い諺を知っている度合いでも、幅が広がり、会話が益々成立しにくくなっていく。しかも隣近所と交流する時間も減り、子育ては孤立、長時間労働の憂さ晴らしで、ゲームやパソコンにはまるオタク化や、或いは孤独な専業主婦さんでもパチンコ依存症やキッチンドランカーが増加したりとか、色んな局面でも爬行する『孤独』っていうのがあるんじゃないでしょうか?
これを価値観の多様化っていうのには僕は抵抗ありますけど、こういった孤独も踏まえて、新しい関係作りが渇望され、築かれて行くんでしょうね。多国籍結婚の諸困難、ホスト国・ニッポン人の意識の変化も、ゆっくりながら、やはり進んでいくと思います。入管や警察、マスコミが企業の論理や国家の論理で、色んなバイアスをつけて、意識誘導しようとするでしょうけど、個々の濃い関係作りを進めテイクなかで、反撃体制を整えるしかないような気がします。じれったいですけど、友好にも『王道』は無さそうなので。『憎悪煽動』に対する強靭な『免疫力』をつける道は、そこにしかないという気がしますね。職人って、道具にさえ、愛情込めて扱います。精密機械を作る場合も、やはり愛情込めないと、いいものは出来ません。
ましてや人間関係を作るのって、機械相手どころじゃないはずなんですけど、どうもええ加減で、おざなり(あれ?なおざり、だっけ?)にしがちですよね。時給幾らのお友達なんて計算しても意味がないのに、知らず知らずにしちゃっているのかも? 
どう考えたって、人類史の中では、こっちの方が正当派やと思いますけどね。分け隔てなく天や地の恵みを分け合うてことの方が、ひっきりなしに奪い合い、囲い込み合っている状態よりも。それとも単位面積当りの個体密度が高すぎて、過剰ストレス状態なんでしょうか? 適度に棲み分けするには狭すぎる?
そうやとすると、かなり精巧で高度な儀礼方(ルール)を、やはり考案せなアカンのでしょうね。
ああ、超長く、しかも取りとめがなくてすみません。
まあ、ボチボチ、へこたれんと行きまひょう。

ivanatさん、おはようございます。

世代間ギャップの拡大というのは、あるでしょうね。ライフスタイルの変化は急激に進んでいますし。子どもが夜遅くまで塾に行ってる姿を見かけると、私の子どもの頃にはありえなかったと愕然としながらも、今の公教育システムや受験制度の下ではそうせねばならない子どもも少なくないんだと考えて、なんだか絶望的な気分になったりします。今の日本の都市部で子どもを育てるって、私には無理かも、なんて。

>個々の濃い関係作りを進めテイクなかで、反撃体制を整えるしかないような気がします。じれったいですけど、友好にも『王道』は無さそうなので。『憎悪煽動』に対する強靭な『免疫力』をつける道は、そこにしかないという気がしますね。職人って、道具にさえ、愛情込めて扱います。精密機械を作る場合も、やはり愛情込めないと、いいものは出来ません。

そう思います。じれったいし、しんどいし、なかなかこちらが準備を整えられないうちに、「憎悪煽動」をつかって生体情報採取・蓄積・流用システムみたいなものをアチラ側が作り上げていってしまうというあたりにこれまた絶望しそうになるんですが、ここらがやはり踏ん張りどころなんだともいます。

>ましてや人間関係を作るのって、機械相手どころじゃないはずなんですけど、どうもええ加減で、おざなり(あれ?なおざり、だっけ?)にしがちですよね。時給幾らのお友達なんて計算しても意味がないのに、知らず知らずにしちゃっているのかも? 

「御座なり」で大丈夫みたいです。しかも、「なおざり」にも同じような意味が!! 辞書をひいてびっくりしました(^^;)。

>どう考えたって、人類史の中では、こっちの方が正当派やと思いますけどね。分け隔てなく天や地の恵みを分け合うてことの方が、ひっきりなしに奪い合い、囲い込み合っている状態よりも。それとも単位面積当りの個体密度が高すぎて、過剰ストレス状態なんでしょうか? 適度に棲み分けするには狭すぎる?
>そうやとすると、かなり精巧で高度な儀礼方(ルール)を、やはり考案せなアカンのでしょうね。

地球が狭すぎる、日本が狭すぎる、っていうのはあるかも知れませんね。
でも結局、人間はやはり人なわけで、共感できる部分は少なくないでしょう。いくら世代間ギャップがあっても、文化背景が違う子どもたちを観ても、やっぱ子どもらしいよなあとか、ぶつかってる悩みやややこしさは私らのころと似たとこあるじゃんとか、思うのといっしょで。ですから、あまり高度な儀礼方なんかでなくてもいいんじゃないかと思います。重要なのは、コミュニケーションと人間関係づくりではなかろうかと(あれ、最初のところに戻ってしまいました(^^;))。

とりとめがないどころか、私がつい日常の中で見落としがちなところに話を振ってくださり、感謝しています。
今後ともボチボチよろしくお願いします。へこたれんと!(←ひらがなで書くと、なんかカワイイですね)

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