複国籍PT


2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

あわせて読みたい

  • あわせて読みたいブログパーツ

« エースの願い | トップページ | デマはイヤ »

現代世界の対立軸/お願い4たび

2007.2.18.22:00ころ

まずはお願いです。

ベトナム人一家の在留を支援するための署名が続いています。

署名の趣旨に賛同してくださる方は、どうかよろしくお願いします。
(この一家、後日、強制送還されてしまいました……。orz……。)

(参考記事)
法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)

先日、入手したばかりの『憲法は誰のもの』(福島みずほ・著)に、全ギリシア社会主義運動PASOK党首ゲオルギオス.A.パパンドレウ氏の社会主義インターナショナル議長就任のスピーチ(2006年1月30日、社会主義インターナショナルアテネ理事会)が一部抜粋されていました。

どのような理念が対立しているのか、私たちはどのような社会をつくりたいと考えているのかを、とてもわかりやすく力強く伝える演説」

だという福島氏の紹介文、まさにそのとおりだと思います。

ただ、これは保守主義者、社会民主主義者との対比で語られている演説なのですが、それぞれの国や地域の社会状況に合わせて、他への置き換えは十分に可能だと思います。
私見ですが、たとえば日本の場合、「保守主義者」の中にもここで語られる「社会民主主義者」と同様の立ち位置にいる人が、少なくないんじゃありますまいか。
だからこそ、国会などにおいて、社民党と民主党・国民新党などとの連携がちらほら見え始めているのではないか。そう思うのです。

いずれにせよ、述べられている理念に激しく共感したので、意味がさらにくみとりやすくなるよう、ちょっと手をほどこしたうえで、引用してみます。
(文字色を変えたのは、もちろん私です。
 また、下線付き部分をちょっと修正してみました。意味は変わらず、わかりやすくなっているはずです。原文は、その後に【 】書きで添えておきます。)

まず最初に、保守主義者は彼らの価値を世界に押し付けようとしています。 私たち社会民主主義者は、私たち自身の価値の周りに人びとを結びつけるよう試みなければなりません。

彼らは恐怖について話します。
私たちはセキュリティについて話します。

彼らはについて話します。
私たちはかけ橋について話します。

彼らは衝突について話します。
私たちは対話について話します。

彼らは自由市場について話します。
私たちは自由な人びとについて話します。

彼らは国家や宗教の善悪について話します。
私たちは政策の善し悪しについて話します。

彼らはテロに対する戦争について話します。
私たちは暴力の恐怖について話します。

彼らはおそれを通じて感情を束縛するために話します。
私たちは誠意を通じて感情を解放するために話します。

彼らは人びとをグローバリゼーションに合わせようと話します。
私たちはグローバリゼーションを人びとに合わせるように話します。

彼らは天上の神について話ます。
私たちは人びとの間にある神について話します。

彼らは「小さな政府」について話します。しかしそれはごくわずかな人間に利益をもたらす大きな政府のことです。【彼らは小さな政府と話します。しかしそれはごくわずかな人間に利益をもたらす大きな政府のことです。】
私たちはそれとは違う政府について話します。多くの人びとを元気づける政府のことを話します。【私たちはちがう政府のことを話します。それは多くの人びとを元気づける政府のことです。】

彼らがテロからの保護について話すとき、彼らはしばしば私たちの自由を取り上げようとします。
私たちがテロからの保護について話すとき、それは民主主義と市民的自由を強めることを意味しています。【私たちがテロからの保護について話すとき、私たちにとっては民主主義と市民的自由を強めることを意味しています。】

彼らがリーダーシップについて話すとき、彼らはそれを権力として理解しています。
私たちがリーダーシップについて話すとき、私たちにとってそれは信頼を意味しています。

(参考記事)
与野党、新たな対立軸!「人の多様性をどうとらえるか/国家と人間の関係をどうとらえるか」(2007.2.9)

当ブログは、

格差社会の中では、この社会のマイノリティはさらに悲惨な状況に追いやられるだけだ、

戦争なんかに巻き込まれたらなおのこと!

という考えから、平和&公正な選択 へいこうせんに賛同しています。
(ブログ版「へいこうせん」はこちらです)

 

Usagimasters

Banner2←人の連帯を断ち切る試みに、うさキック!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ←新たな社会の創造目指して、うさジャンプ!

« エースの願い | トップページ | デマはイヤ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

戦争・平和」カテゴリの記事

外国人労働者・移住労働者」カテゴリの記事

差別、排外、レイシズム」カテゴリの記事

多民族国家ニホン」カテゴリの記事

お願い」カテゴリの記事

ワーキングプア、格差社会」カテゴリの記事

連帯でGO!」カテゴリの記事

コメント

今晩はウキウキさん。
一言、いい演説ですね。
この演説の内容のように生きることは、案外みんながやっていることに過ぎないんでしょうけど、そうじゃないと何も出来ないんですけど、
何なんでしょうね? 守っているつもりが自分から潰している。必ずしも、権力者に限ったことではなく、批判する中で、相手の土俵を盛り上げてしまう、数字(多寡)偏重主義に吸い込まれてしまう。質とか、別「次元」とかの存在、そもそも、其処が大事なんですけど、それを認識できないが故なんでしょうか? 「無い」ものなら、それを失い得ない。在ることが否定されていること、厄介ですね、確かに。抵抗権が、そういった『無視されていることへの』怒りに根ざすこと。
でも、多くの『攻撃性』(ネット上に蠢くそれも含めて)が、そうでしょうから、もう一つ厄介なんでしょうね。
もはや、一種どころか、多種多様の『妖怪変化』ですから、何もかもが・・。
ついつい議論が不成立としても、怒れないんです。冗談じゃなくて・・。うちでも夫婦間でさえも論理的な議論としては、滅多に成立していません。ただただ信頼し合うとしか言いようがない。論理を否定はしないんですけど、「+アルファ」が何なのか?さっぱり分かりません。幾つかの共有体験のような気はしますけど・・。
ああ、何かいてんだろう?廻ってます?
ほな~またね~。

仲@ukiukiさん、こんにちは。
久方振りにTBが通りました。(^^)v
何か便秘(失礼)が治った感じで・・・スッキリしました。

ivanatさん、こんばんは。

批判する中で相手の土俵を盛り上げてしまうというのは、非常に陥りやすい罠、ドツボの気がします。玉川大学関係のスレのやり取りをみていて、しみじみと思いました。私とは反対の立場からあれこれコメントしてくる人がもちろんいるわけですが、デマを信じ込んでそれを基にこちらを攻撃してくれるおかげで、こちらはそれがデマだという根拠を探そうとするモチベーションを獲得できるとか。めんどくさいんで、ふだんはそんなことしないでいるんですが。もちろん私も陥るおそれのあるドツボなので、注意が必要なんですが、デマや虚構と事実を確信をもって区別するって、けっこうしんどいんですよね。

『無視されていることへの』怒りに根ざす。
ああ、まさにそれが、私にも、私とは対立する主張を展開しているブログの管理人さんたちのかなりにも、共通しているのではないかと思います。
その辺を感じるので、一時あれこれ非常に敵対的なコメント人をくれていた某氏なんかも、次のコメントが来たら速攻で削除するつもりであってもあまり嫌いになれないのですが、しかしそれにしても、出てくる主張の天と地ほどの違いはどこに根ざすのか。
同じく五島勉氏の著作のファンでありながら、オウム真理教に突っ走った人たちとそうでなかった人たちとの違いを究明するのと同じくらいに価値のあるテーマに違いない、と思うのですが、まあ、そんなこと考えてる余裕がありません(^^;)。

>ついつい議論が不成立としても、怒れないんです。冗談じゃなくて・・。うちでも夫婦間でさえも論理的な議論としては、滅多に成立していません。ただただ信頼し合うとしか言いようがない。論理を否定はしないんですけど、「+アルファ」が何なのか?さっぱり分かりません。幾つかの共有体験のような気はしますけど・・。

わが家では、けっこう議論してる方かも知れません。お互いに日本ではなぜこうだとかブラジルではなぜこうだとか、説明する義務を負ってるみたいなところがあって、そこから始まったせいかも知れませんし、また、妻や私が受けてきた教育のせいかも知れません。議論が不成立になるときって、お互い疲れてるときとか、あるいは共有してる情報がぜんぜん違ってたときとか、そんな感じかなあ。
もちろん年中議論してるわけではないんですが。

う〜ん、雑談になっちゃいましたかも(^^;)。

makuriさん、TBありがとうございます!

どうもココログのシステムの問題のようなので、@niftyに情報をフィードバックしてみます。

便秘が解消した気分となると、心身ともにますます快調ですね(^^)。
今後ともよろしくお願いします!

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 現代世界の対立軸/お願い4たび:

» 「憲法を捨てイマジンでいこう」…何ものでもないワタシでありたい [dr.stoneflyの戯れ言]
♪なんにもない なんにもない まったく なんにもない 生まれた 生まれた 何が生まれた 星がひとつ 暗い宇宙に生まれた 星には夜があり そして朝が訪れた なんにもない大地に ただ風が吹いてた♪... [続きを読む]

» 柳沢「健全」発言について思うこと(1) ~ 結婚、出産が義務だったような時代に戻らぬために ~ [日本がアブナイ!]
 6日に書いた「やはり柳沢氏は厚労大臣には適格ではない!<結婚&子供複数は健全 発言を受けて>」という記事に、多数のコメントを頂いたのだが<感謝です。m(__)m>、 実は、まだレスをアップしていない。<すみません。m(__)m>  一気にアップしょうとして、少しずつレスを書き貯めていたのだが。コメント欄では、 私の考えがうまく書き表わしにくいので、記事として書くことにした。 で、書き始めたら、どんどん書きたいことが出て来たのだが。とりあえず、要旨を先に 書いて、あとから長々と?私... [続きを読む]

» 国家少子化対策に企業側からの貢献? [Like a rolling bean (new) 出来事録]
友人からのメールで、このニュースを知りました。 不妊治療は、精神的にも肉体的にも(特に女性)、もちろん経済的にも苦しいものなので、生みたくても経済的な限界があって困難を感じている人に、そんなことお構いなしの国に代わって、企業が福利厚生の暖かいまなざしを注ぐの... [続きを読む]

» サヨナラ!石原都知事 [薫のハムニダ日記]
(当然といえば当然ですが)韓国でも評判がヨロシくない石原東京都知事の三選に関する記事が2月11日のハンギョレ新聞に出ていたので翻訳してみました。それにしても「右翼の中の右翼」って・・・。ププっ。ちなみに、この特派員は最近日本に赴任したようですが、まだまだ甘いな。今後に期待。それではどうぞ。 “傍若無人な右翼”三選への道は霧の中 石原慎太郎東京都知事 在任中、無節操な権力乱用 80近い年齢も障害要因 右翼の中の右翼、マッチョの中のマッチョと呼ばれる石原慎太郎東京都知事(75)*は... [続きを読む]

» じーく・じおん [tsurezure-diary]
貴公はヒ○○ーの尻尾だな。 「閣僚や官僚は首相に絶対忠誠を」と中川・自民幹事長(読売新聞) - goo ニュース 「自民党の中川幹事長は18日、仙台市で開かれた宮城県連大会で講演し、「(閣議前に)首相が入室した時に起立しない、私語を慎めない政治家は美しい国づくり内閣にふさわしくない。自分を最優先する政治家は内閣や官邸から去るべきだ」と訴えた。  また、「閣僚や官僚は首相への絶対的な忠誠や自己犠牲の精神が求められる」と強調し�... [続きを読む]

» 徳無き者と徳無き者。 [酔語酔吟 夢がたり]
「徳無き者が徳を説く」これいかに? この無理問答?は成り立つでしょうか。 [続きを読む]

» 戸倉多香子さんを応援しよう! [喜八ログ]
幣ブログは戸倉多香子(とくらたかこ)さんを「勝手に」応援します!   ←ランキング投票をお願いします! ご存知の方も多いと思いますが、戸倉多香子さんは来る2007参院選に山口選挙区民主党公認候補として立候補されることが決定しています。 戸倉多香子さんを何としても国会に送り込みたい。 こ...... [続きを読む]

» 自民党お笑い劇場。トンビもクルリと輪を描いて逃げて行くホーイのホイ〜 (「私はいま、権力の頂点にいる」の段!) [晴天とら日和]
「私はいま、権力の頂点にいる」方がなんだか尊敬されてないご様子。 この方は、《 主権在民 》という言葉を御存知ないようです。 この方のことを、あの方が、この方に対しての絶対的忠誠心、自己犠牲の精神がないと怒ってらっしゃる。自民党お笑い劇場の最たるオハナ....... [続きを読む]

» 契約書作らず映画制作 裁判員制度PRで最高裁 [不動産鑑定士半兵衛の権力との闘い]
はじめてのかたは、トップページもお読み下さい訴訟を審理して、罪となるかならないか [続きを読む]

» 聞いて!聞いて!!【へんな改憲手続法】 [Some Kind of Wonderful]
ミュージシャンのZAKIさんが、国民投票法案反対!と力いっぱい歌っています。【へんな改憲手続法】です。ZAKIさんがMP3の音源を提供してくれました。ぜひ聞いてくださいね。ここをクリックするとダウンロードが始まり、再生ソフト(Windows Media Playerなど)が自動的に起動します...... [続きを読む]

» じわじわ進む人類家畜化計画-東京マラソン電子チップシューズ [ミクロネシアの小さな島・ヤップより]
話題とはまったく関係のない写真が好評のミクロネシアの小さな島・ヤップですが(笑)、今回はニホンでもヤップでもフツーに見かけるルソン・ヒトデ(Echinaster luzonicus)に出演してもらった。 このヒトデは、腕の数もてんでバラバラで(4本から7本の個体が多いが)、切れちゃった腕からも簡単に増殖するし、柔軟な精神は柔軟な肉体に宿るを実証するように、ひっくり返されてもすぐに立ち直れる。 ああ、わたしも、ここんとこサボってるストレッチを、また始めなきゃ...柔軟な思考は柔軟な肉体に宿る!... [続きを読む]

» ボロ機械「柳沢ボロコン」発言撤回 [競艇場から見た風景]
あら、あら、出来損ないのボロ機械「柳沢ボロコン」が、15日の参院厚生労働委員会で共産党の小池議員の質問に答えた「工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事。もう労働時間だけが売り物というようなところでなく働いている方々の現実に着目した労働法制をつくることが..... [続きを読む]

» 自民党お笑い劇場。トンビもクルリと輪を描いて逃げて行くホーイのホイ〜 (柳沢伯夫の失言続きにボクちゃん困ちゃったの段!)1と2 [晴天とら日和]
北海道新聞 2007年2月20日 「柳沢氏、辞めればよかった」 森氏、本音ぽろり 自民党の森喜朗元首相が十九日夜、女性を「産む機械」に例えた柳沢伯夫厚生労働相について、民主党の小沢一郎代表らにこう打ち明けた。閣僚の失言を批判する森氏だが、自らの発言の軽さも相変....... [続きを読む]

» ある不法移民の話 (アミネ・カリルさん一家支援のためにふたたび考えること) [村野瀬玲奈の秘書課広報室]
「国によるいじめ もしくは 血も涙もない「美しい国」」と、「長勢甚遠法務大臣、これを「日本人の優しい思いやり」と言わないでください (アミネ・カリルさん一家支援キャンペーン)」の続きです。 イランへの強制送... [続きを読む]

» 七色の風よ吹け [そいつは帽子だ!]
今日はアースデー(地球の日)だそうです アースデー世界協議会等が主催。 1970(昭和45)年、アメリカの市民運動指導者で、当時大学生だったデニス・ヘイズが提唱。 地球全体の環境をまもる為、ひとりひとりが行動を起こす日。 1970(昭和45)年から1990(平成2)年までは10年に1度..... [続きを読む]

» 党首討論というB級映画 [花・髪切と思考の浮游空間]
今朝のNHKニュースは、昨日おこなわれた党首討論のもようを伝えていました。自民、民主の党首討論で、その内容のすべてが伝えられているわけではありません。なので即断は危険なのでしょうが、率直にいえば、B級映画をみせつけられた思いです。9・11テロリズム以後、アメリカ社会での大きな変化の一つにメディア規制がありました。それについて「美しくないもの」の排除でふれましたが、放送自粛曲リストなるものがつくられ、そこには163曲にのぼる楽曲がふくまれていました。その中にはイマジンも。一方で、愛国主義的な報道や番組... [続きを読む]

« エースの願い | トップページ | デマはイヤ »