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自己のルーツである文化などを学び、享有する権利(追記アリ)/『「ワーキング・プア」の現実』(週刊金曜日)/ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ

2007.1.21.01:50ころ
(2007.1.22.12:30ころ、この色の部分を追記)

こっそり謹慎部屋から抜け出して……。

玉川大学の対応がなぜ「人種差別」として問題になるか。
直感的に「これって差別じゃん」と思う人の方が多いと思うのですが、そうでない人も少なくないようなので、補足を試みるならば、
人権法の観点からは、前回のエントリーの基礎・前提として、こんなふうに話が必要だったかなあと思います。

マイノリティの子どもたちにも自己のルーツである文化などを学び、享有する権利があるという考えが今や国際人権法上の主流というよりもほとんど原則的な考え方でありまして、このような考えに基づいて国連自由規約委員会(1998年)や社会権規約委員会(2001年)、子どもの権利委員会(1998年)、人種差別撤廃委員会(2001年)などは、朝鮮学校卒業者の高等教育へのアクセスが制限されていることや朝鮮学校の法的取り扱いについて、日本政府に勧告やら意見やらを行なってきています

(2004年1月30日には、子どもの権利委員会が「マイノリティ・グループの子どもが自己の文化を享受し、自己の宗教を表明しまたは実践し、かつ自己の言語を使用する機会を拡大すること」を日本政府に勧告しています。『日本の中の外国人学校』(月刊『イオ』編集部編)より。玉川大学問題を考えるうえで、この本、超お薦めです。/なお、ここで紹介した以外にも、同様の勧告などがなされているかも知れませんが、きっちり調べておりませんので、ご了承を。)

最初にここから論じるべきだったのかもと、後になって気づいた次第です。

※関連記事
「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.11.13)
虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
玉川大学問題/文科省による「人種差別撤廃条約」等違反(修正しました2、赤っ恥orz)(2007.1.20)
自己のルーツである文化などを学び、享有する権利/『「ワーキング・プア」の現実』(週刊金曜日)/ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ(2007.1.21)

秘書課のダウンは「玉川大学問題」か「通常国会問題」か!?(2007.1.25)

謹慎部屋で、先週号と今週号の『週刊金曜日』を読みました。
「「ワーキング・プア」の現実」という特集連載(by平舘英明)が始まっていました。

第1回(2007.1.12、637号)では「劣悪なヘルパー労働」と題して介護労働の悲惨な現場が、
第2回(2007.1.19、638号)では「外国人労働者に強いる奴隷労働」と題して外国人労働者の置かれた悲惨で不安定な状況が、
各回わずか3ページの中に、これでもかといわんばかりの事例を詰め込んで、紹介されていました。

超お薦めです。次週以降にも期待が高まります!

ひき逃げの日系人起訴/ブラジル検察、代理処罰へ(京都新聞、2007.1.18)

【リオデジャネイロ18日共同】静岡県浜松市で1999年に女子高生がひき逃げされ死亡した事件で、ブラジルのサンパウロ州検察庁は18日、事件後帰国していた日系ブラジル人のヒガキ・ミルトン・ノボル容疑者(31)を起訴した。担当検事が明らかにした。
 日本政府は昨年12月、ブラジル政府に対し、同国当局が事件を捜査して処罰する「代理処罰」を要請。日本で殺人事件や交通死亡事故を起こしたブラジル人容疑者が母国に逃げ帰る例が相次ぐ中、日本が同国に代理処罰を求めた初のケースだった。
 事件は99年7月26日夜、ヒガキ被告が浜松市の国道で、落合真弓さん=当時(16)=を乗用車ではねて死亡させた。ヒガキ被告は事件の4日後にブラジルへ向け出国。事件の時効が今年7月に迫っていた。(共同通信)

ようやく、です。

※関連記事
「犯罪人引き渡し条約」ブラジル政府からの締結交渉申し込みを、日本の外務省は2003年から拒否していた(2006.9.29)
日系の子12人、違法雇用/外国人犯罪被害者救いたい 遺族がNPO設立へ(2007.1.2)

謹慎部屋へ、戻ります……。

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コメント

仲@ukiukiさん、いろいろと情報やコメント、トラックバックありがとうございます。

「玉川大学で勉強したいって言うんだから、受験させればいいじゃない。それで点数が悪ければ不合格になるだけなんだから」と言うだけでは納得しない人たちがけっこういてびっくりでした。

そのおかげで純度の高い(?)ヘイトスピーチの実例が収集できたわけですけど。研究に役立つと思われたなら、メールくださればいつでもお送りします。どっかに魚拓もあるみたいですけど。

村野瀬さん、こんにちは。

私もびっくりしました。排外的な声、なかでも「嫌韓」な声はブログの世界ではよく見るのですが、巡回先のコメント欄が荒らされるのを見るのは、今回が初めてだったので。

ともあれ、そろそろ意見も出尽くした感じですね。結局は、文科省がつくってきた制度の問題、そして玉川大学の対処の問題(その波及効果も含めて)に絞られるのでしょうか。あと、この現実を踏まえて何をすべきか、あたりに。
ヘイトスピーチを濾過した後だと、残るのはそれくらいでしょう(^^;)。

いろいろ勉強させてもらえて、感謝しています。
実例集の件、こちらの余裕ができたら、お願いのメールをお送りしますので、よろしくお願いいたします!

仲@ukiukiさん、はじめまして。
いつもトラックバックありがとうございます。

いつも返してたんですが、
なぜかうまく通らないみたいなので、
コメント残してみました。

これからもよろしくお願いします。^^

うさあさん、コメントありがとうございます。

イラストのかわいらしさとわかりやすさ、文章部分のわかりやすさ、そしてその組み合わせの妙に、「真似したいけどできないよなあ」と嘆息しながら楽しませていただいています(^^)。

トラックバック、通ったり通らなかったり、ほんとうに謎ですね。
コメント欄の処理も実は謎だということが判明しまして、ちょっと青ざめています。
先日、うさあさんのブログの「国民キャッチャー」の記事にコメントしようとしたら、「失敗しました」と表示されるばかりで、送信ボタンのクリックをしばらくしつこく繰り返した後、「どうも無理っぽい」とあきらめたのですが、今訪れてみると、いつの間にやらしっかりコメント残っているではありませんか!?
気づかぬまま大量に同じコメントを投稿してしまっていたのかもと冷や汗かいております……(^^;)。もしそうでしたら、どうかご容赦くださいm(__)m。

今後ともよろしくお願いいたします。

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