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「永住者」の扱いに関する立法事実と、政府による議会制民主主義の破壊(入管法改定案に関する国会会議録より)

2007.1.10.02:10ころ

昨春の入管法改定に関する国会審議において、議会制民主主義はどのように殺害されたのか

その手口として、河野洋平・太郎父子、塩崎恭久&石原伸晃、議会制民主主義の破壊では
「質問にまっすぐ答えず、自己の主張を延々と語ることで時間をつぶす」という手法を紹介しました。

今回は、その記事で予告しておいた、
「審議の前提となる重要な情報を隠して野党議員に教えない」という手法について、紹介したいと思います。
共謀罪審議でも、同様の手法が使われたようですね。
タウンミーティングで脚光を浴びたヤラセ、自作自演「質問にまっすぐ答えず、自己の主張を延々と語ることで時間をつぶす」と合わせて、もはや自民・公明政権のお家芸と言ってもよい手法かも知れません。こんな政権、やはり議会制民主主義の国にはふさわしくありません。

この「審議の前提となる重要な情報を隠して野党議員に教えない」という手法は、実は、上記の記事中の「塩崎恭久&石原伸晃」vs.高山智司議員(民主党:公式サイト)の項でも、使用例を紹介しています。

これから紹介するのは、それとは別の場面で使われたものです。
参議院法務委員会において仁比聡平議員(日本共産党:公式サイト、2010年改選)が追及した、外国人登録者の扱いの不可思議さに関する審議の中から、「永住者」に関する情報の隠蔽(もしくは偽装)工作を取り上げます。

まず前提として、「永住者」とは何か、説明しておきます。
これは、「出入国管理及び難民認定法」が設けた在留資格の一つでありまして、その認定基準について、問題の質疑が行われる一カ月ほど前の2006年3月31日に法務省が公表した「永住許可に関するガイドライン」は、


1. 法律上の要件
(1) 素行が善良であること:法律を遵守し日常生活においても住民として社会的に非難されることのない生活を営んでいること
(2) 独立生計を営むに足りる資産又は技能を有すること:日常生活において公共の負担にならず,その有する資産又は技能等から見て将来において安定した生活が見込まれること
(3) その者の永住が日本国の利益に合すると認められること:
   ア 原則として引き続き10年以上本邦に在留していること。ただし,この期間のうち,就労資格又は居住資格をもって引き続き5年以上在留していることを要する。
   イ 罰金刑や懲役刑などを受けていないこと。納税義務等公的義務を履行していること。
   ウ 現に有している在留資格について,出入国管理及び難民認定法施行規則別表第2に規定されている最長の在留期間をもって在留していること。
   エ 公衆衛生上の観点から有害となるおそれがないこと
 ※ただし,日本人,永住者又は特別永住者の配偶者又は子である場合には,(1)及び(2)に適合することを要しない。また,難民の認定を受けている者の場合には(2)に適合することを要しない。
2. 原則10年在留に関する特例
(1) 日本人,永住者及び特別永住者の配偶者の場合,実態を伴った婚姻生活が3年以上継続し,かつ,引き続き1年以上本邦に在留していること。その実子等の場合は1年以上本邦に継続して在留していること
(2) 「定住者」の在留資格で5年以上継続して本邦に在留していること
(3) 難民の認定を受けた者の場合,認定後5年以上継続して本邦に在留していること
(4) 外交,社会,経済,文化等の分野において我が国への貢献があると認められる者で,5年以上本邦に在留していること。
 ※「我が国への貢献」に関するガイドラインを参照して下さい。

としています。
つまり「永住者」とは、かなり厳しい条件をクリアしたうえで、しかも法務大臣および法務官僚の気が向いてようやく、初めて許可が下りる在留資格なのです。

こうした条件の厳しさや日本社会での定住度合いを考慮してのことでしょう。警察庁の定義する「来日外国人」から、永住者は除外されています。

「永住者」の中には、旧植民地出身者とその子孫が取得できる「特別永住者」という在留資格もあるんですが、その取得にもいろいろ陰湿な制限があると噂に聞いています。たとえば、以前、外国人登録法上の指紋提供義務(2000年に廃止されました)に反抗した者は、特別永住者としては認められないとかなんとか。

それでも、この「特別永住者」は、今回の入管法改定が定める生体データの採取対象から外されています。
何でも、「危険性の程度が低いこと、配慮の必要性の程度が高いこと」が認められるからだそうです(杉浦法務大臣(当時):2006年5月9日発言番号060など)。
審議全体の印象からすると、「うるさそうだから、今はひとまず外しておけ」となったのでは?と思えます。私見ですが。

一方、それ以外の外国人は、「永住者」(本記事では、「特別永住者」以外の「一般永住者」をこう表記します)であれ「日本人配偶者」であれ何であれ、みな、入国審査時に生体データの提供を義務づけられることになります。(ただし、16歳未満の者も「特別永住者」と同じ理由で、提供義務を免除されます。政府関係者などにも例外があります)。

その結果、たとえば、日本国の利益に合致するとして永住を許可されて生活の本拠が日本にある「永住者」も、いったん本国に里帰りし、その後日本に帰ってこようとした場合、指紋提供を拒否すれば、それだけで上陸を拒否されるという著しい不利益が課されることになります。

ちなみに、「永住者」は、「アメリカでは移民の方が我が国の永住者に近い立場になるんだろうと思います」(三浦入管局長、2006年3月22日)とか「アメリカでは永住権取得者に該当する」(難波満参考人:2006年5月11日、発言番号006)とも位置づけられる定住外国人です。

そして、アメリカのUS-VISITという生体データ採取・保管システム(日本が今回導入するシステムのひな形)では、移民(永住権取得者)は入国審査時の生体情報提供義務を免除されています。

ただ、上と同じ発言中の三浦入管局長の説明によれば、アメリカでは「移民」も「永住権取得」手続きで指紋を採取され、それがUS-VISITと「同じシステムのもとに保管されているというふうに承知しております」だそうでして、アメリカと日本とではいつどこでどんなふうに指紋を採取するかが違うだけだ、と言いたいようです。、

しかし、どうもこれは後付けの理由くさいです。なんとならば、杉浦法務大臣(当時)は、こんな発言を繰り返しているからです。

「義務づけも、我が国に上陸するためには指紋を提供しなければならないことをあらかじめ承知の上で来られた外国人が、それにもかかわらず提供しなかった場合に、我が国への上陸を認めないというものでございます」(2006年3月22日、発言番号005/2006年5月9日、発言番号054も同様)

なんともあからさまに、日本人の家族や、生活の本拠が日本に築かれている人たちの事情についてさえ、まったく考慮する気がない旨を白状しているわけでして、私が怒り狂うのも無理はない、ですよね?

おっと、またしても記事が長くなってきました。

以下に、国会審議に表れた「永住者」の扱いに関する情報をまとめていきます。
その過程で、「審議の前提となる重要な情報を隠して野党議員に教えない」という手法が登場しますので、どうぞご注目ください。

昨春の入管法改定で、特別永住者と16歳未満の者などを除くすべての外国人に入国審査時の生体情報提供が義務づけられることになりました。このシステムは2007年11月23日までに稼働予定です。

上で述べたように、このシステムは入国時の生体情報提供義務を、US-VISITでは免除されている「移民」に相当する「日本の永住者」や、2007年導入予定の「EUの査証情報システム」で免除されるであろう「観光、商用等の短期滞在者」にも課すものであり、その対象の広範さは世界に類を見ない厚かましい(傲慢な)ものです。

その結果、たとえば、日本国の利益に合致するとして永住を許可されて生活の本拠が日本にある「永住者」も、いったん本国に里帰りし、その後日本に帰ってこようとした場合、指紋提供を拒否すれば、それだけで上陸を拒否されるという著しい不利益が課されるのも、これまた上述のとおり。

こういう著しい人権侵害・人権制限を生じるおそれのある法案を提出する者は、その侵害ないし制限を理由づけるだけの明確な根拠(立法事実)を示すのが、基本的人権の尊重を原則の1つに掲げる日本国憲法下の議会制民主主義においては、求められます。

ところが、このような不利益を正当化する立法事実は、なんら示されません

それどころか、杉浦法務大臣(当時)は、上で見たように、永住者はもちろん、日本人の外国籍家族や、生活の本拠が日本に築かれている外国籍住民の事情についてさえ、まったく考慮する気がない旨を白状しています。

そしてその一方で、「永住者等に成り済ました外国人が不法入国する事案が頻繁に発生している」ことが永住者にも生体情報提供義務を課す理由だと言います(杉浦法務大臣(当時)、2006年5月9日:発言番号060)。
テロリストなんかが「永住者等」に成り済まして入国してくるかも知れない、というわけです。

しかし、危険性を言い出したら切りがなく、それこそ「日本人の成り済ましはどうなんだ?」という話になってきますし、
そもそも今回導入予定のシステムは、「ブラックリストに掲載されていないテロリストの侵入は防げない」システムなのです。

こんな穴の大きいシステムを「テロ対策」だなどと打ち出し導入しようとしておきながら「永住者等」を「特別永住者」などと区別して特に危険視するのは、ほとんど言いがかりに過ぎないんじゃないでしょうか。

結局、「永住者等への成り済まし」が「頻繁に発生している」ことを示す立法事実示されないまま、法案は可決されてしまいました。
極めて重大な人権侵害を引き起こしかねないシステムを導入しようとしているにもかかわらず。

はい、「審議の前提となる重要な情報を隠して野党議員に教えない」という手法、ですね。

これではまともな法案審議など、できるわけがありません。

それでも、仁比議員の追及に耐えきれず、数字の一部が漏れてきました。
その数字を元に、「頻繁に発生している」がどの程度のことを指すのか計算してみます。

「漏れてきた数字」とは、これです。


「平成17年(2005年)中に成田空港におきまして……他人の再入国許可を受けた旅券を悪用して外国人が不法入国を行っていたことが発見された事案が53件……そのうち永住者の再入国許可及び旅券が悪用されていたことが確認された事案は8件」(三浦入管局長、2006年5月9日:発言番号133)

この数字と、2005年の外国人入国者総数に占める成田空港経由の入国者数の割合を使って計算すると、2005年の永住者への「成り済まし」事案の発見総数は16件程度となります。

また、港別上陸拒否数を見ると、成田空港は全体の60.3%を占めているので、この比率から単純計算すると、2005年の外国人への「成り済まし」事案発見数は全国で88件程度、うち永住者への「成り済まし」は13件程度ということになります。

しかも、政府はこの件に関する実数を隠蔽しようとしていたようでして(仁比聡平議員、日本共産党、2006年5月9日:発言番号132)、それもかなわず追いつめられるようにして提出されたのが、成田で8件という数字なのです。

成田空港以外ではほとんどなかったのではないかと、強い疑念が生じます。

ちなみに、第4次出入国管理政策懇談会第5次出入国管理政策懇談会のメンバーである多賀谷参考人によると、「日本人への成り済まし」は「年間で数十枚か若干多いぐらい」だそうです(2006年3月24日:発言番号012)。

「頻繁に発生している」と言いやすいのは、むしろ「日本人への成り済まし」のようです。

今回のシステムが、結局は「日本人すべてをも対象とする総監視社会」への入口になるのではという危惧は、ここからも生まれます。

「成り済まし」の件数を追及した仁比聡平議員(日本共産党:公式サイト、2010年改選)の質疑は、他にも興味深い事実を示してくれています。

「入国審査時に指紋なんて採取しなくても本人確認できるんじゃないの?」という至極最もな指摘はその一例です。
これについてはまた後日、あらためて紹介させていただきたいと思います。

どうも皆さま、長文に最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。
おやすみなさい!

「入管法改定案に関する国会会議録より」シリーズ
1.【入管法問題】参院・衆院与党議員への宣戦布告(2006.05.09)
2.平沢勝栄議員の「テロ予告」!?(2006.09.22)
3.「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(2006.10.15)
4.共謀罪強行採決阻止のためのお役立ち情報、かも。(2006.10.20)
5.共謀罪審議に松島みどり議員が登場(2006.10.22)
6.教育基本法をイジる前に「外国人・民族的マイノリティ人権基本法」「人種差別撤廃法」の制定を!(2006.11.12)
7.「寛容の精神」のない国と、他の人間を平気で「人間以下」と見下す者/「多民族共生教育フォーラム2006愛知」から教育基本法改定を目論む日本政府へ(2006.11.13)
8.河野洋平・太郎父子、塩崎恭久&石原伸晃、議会制民主主義の破壊(2006.11.16)
9.「望ましい監視社会」!? 荒井正吾・参院「教育基本法に関する特別委員会」委員長(予定←変更アリマシタ)(2006.11.16)
10・外国人実習生への性暴力/植草一秀氏事件から見える「適正手続」問題(2006.12.27)
11.外国政府・メディア・市民に知られまいと日本政府が隠す目的(2006.12.30)
12. 「永住者」の扱いに関する立法事実と、政府による議会制民主主義の破壊(2007.1.10)
13.衝撃or当然(?)の検索フレーズ/政府と女性蔑視/国民投票法案バナー(by SOBAさん)(2007.1.28)
14.テロ犯と誤認、11億円賠償:カナダ首相、第三国移送で謝罪(2007.1.31)
15.テロの種まき、テロ対策!?(2007.3.17)
16.外国人の生体情報採取・蓄積・流用システムの問題点(2007.9.4)


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コメント

ざっと読んだ感想でもいいですか?

どーも、外国人問題として、とらえすぎ、
つまり、『お助けせねば』という意識が強すぎる
ような印象を受けました。
どうも違うと思います。
生体認証は、日本人にも直ぐ波及するでしょう。
保坂さんが言う様に。
「指紋押捺」はかなりの期間、拒否できていました。
強かったから、こっちが。

が、今は違います。ニーメラーの詩。もっと切実です。

以上感想でした。

ivanatさん、感想ありがとうございます。

う〜ん、文章ってやっぱり難しいですね。
お助けせねば、というより、「助けてくれ〜」というのが正直な本心なのです。
妻が「永住者」ですし。。。「日本人配偶者等」の資格をとっても結局同じことですし……。

今はまだこのバカげたシステムを、日本人有権者がその気になれば止められる、あるいは修正できる段階です。だから今こそ、「稼働しはじめたらやがて自分たちにも波及しかねないんだから、ここらでなんとか止めなきゃ危ない」とでも思って、助けてくれ〜と。

「こっちの側」が強くなって、弾き返せるようになればいいんでしょうけど、「テロ対策」の「錦の御旗」に対抗するにはまだまだ厳しい、ま、そのせいでこんな法案が可決されちゃったわけですし。

>、「助けてくれ〜」というのが正直な本心

了解しました。全力を尽くします、です。微力ながら・・。

ivanatさん、

>了解しました。全力を尽くします、です。微力ながら・・。

ありがとうございます。そう言っていただけるだけでもすごく心強いです。
私も微力ですし、微力も積もればビビビビビリョクと山になったりいわおも通したり、
奇跡じみたことも実現してくれるに違いないと期待しています。

>2007/01/10 8:25:05

レス早すぎてビックリ(^^;)。

仁比聡平議員さんは、弁護士ご出身らしくとてもいい質問
をされます。私も彼の演説をきいたことがありまずか、非常に
演説がうまいですね。私は国会議員では、加藤紘一さんや、保坂さんや辻元さんや仁比さんを支持しています。

日本国憲法擁護連合さん、こんにちは。

仁比議員、やはり弁護士出身でしたか(きちんとプロフィール見てませんでした(^^;)>。)一度、演説を聞いてみたいですね。

加藤、保坂、辻元、仁比さんとも、信頼できる議員さんだとのイメージがあります。
入管法の審議に関するかぎり、野党議員の皆さん、あの鵺のような改定案に向かって臨機応変によく対抗していたと思います。各議員で質問項目を事前に割り振っていたのでしょうか。

国会議員というと、私の選挙区にはあの前原民主党・前代表がいて、かなり鬱気分です……。

仲@ukiukiさんこんばんは。仁比さんは、人権派弁護士のようですね。非常に熱心な方だと思います。演説は、ひょっとしたら、you tubeなどにあるかもしれません。さがしてみます。私は共産党支持者ではないのですが、共産党の議員さんは、熱心な方が多いですね。加藤、保坂、辻元、仁比さんはいい議員ですね。加藤さんは加藤の乱で成功していれば、今日のような右翼的な流れには向かわなかっただろうと思われます。そのへんは、白川勝彦さんあたりが突っ込んでいます。といっても、私は自民党や民主党シンパではないですけれども。ところで仲さんは、京都なんですね。京都は共産党が強かったが、今では民主党におされていますね。ある意味で残念ですね。

日本国憲法擁護連合さん、こんばんは。

私は人生の前半分を大分で過ごしているので、京都で共産党が強かった時代を直接体験していないのですが、強かったころの地盤はまだ残っているようです。
ただ、強かった分、恨み(?)のようなものを抱いている人も少なくないみたいでして、「今を見る限りではいろいろな分野でありがたい活動を展開してくれているのに、惜しいよなあ」と、とても残念に思っています。しかも、私のいる選挙区では、あの前原氏に押し切られてるわけでして(涙)。

白川さんって、あの職務質問(されること)で有名な方ですね。このエピソードだけでも、何だか興味をそそられる人です。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=54

私は他にも、民主党のリベラルの会
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/seitoutou/minsyu-liberal.htm
に名を連ねてる、平岡秀夫議員(入管法改定審議で、バリバリ闘ってくれました)や、近藤昭一議員(去年の「多民族共生教育フォーラム2006愛知」に駆けつけてくれてました)にも、好印象を感じています。
入管法改定審議がらみで言えば、さらに、高山智司議員、石関貴史議員(以上、衆議院)、松岡徹議員、千葉景子議員(以上、参議院、2010年改選)にも、同じく好印象を。
さらには何と、国民新党の亀井郁夫議員(参議院、2010年改選)にまで。これについては、いずれまた記事にしたいと思います。

あと、ICC(国際刑事裁判所)関連で動いておられた(る?)犬塚直史議員(民主、2010改選)も。

なんだか、自分の関心分野でがんばってくれてる(た)議員さんばかりですね。
私の了見の狭さが滲んでるのかも…(--;)。

犬塚直史参議院議員(民主党)が
Yahoo!ブログ - すべてのいのちを守る為に
http://blogs.yahoo.co.jp/ti_r2p4japan
というブログを開いているのを、
Yahoo!ブログ - ニッポンを改造するBYかんすけ
http://blogs.yahoo.co.jp/b_z_fun_seiji_3
経由で今日初めて知りました。

犬塚直史 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E5%A1%9A%E7%9B%B4%E5%8F%B2

ゴンベイさん、お返事おくれてすみませんm(_ _)m。情報ありがとうございます。

犬塚議員、頼もしいですね。ICC規程の批准を受けて、さらにもう一歩先へ進もうと、研究や思索を続けてくれているとは!
犬塚議員のブログで紹介されているUNEPSというもの、不勉強で知りませんでした。今すぐ実効性を持ちうるものではないのかもとは思いますが、人道危機などに対処するうえで現状よりもベターな選択肢となりうるもののように感じます。
人を守るための活動と敵を破壊する活動とは、やはり本質的に異なるものですから、軍事組織の派遣ではどうしても無理があると思いますので。UNEPSについての議論が広がると、旧態依然の国防論や安全保障論からも先に進めるんじゃないでしょうか。

かんすけさんのブログもご紹介ありがとうございます。ブックマークに追加します。

それにしても両ブログともトップページのレイアウトが読みやすいですね。Yahooブログがうらやましい(^^;)。

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