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仏移民暴動:発生から1年/テュラム選手のちょっといい話

2006.10.28.11:20ころ

仏移民暴動:発生から1年 パリ郊外で慰霊行進(福井聡記者、毎日新聞、2006.10.27.19:17)


 フランスで移民系若者による全国規模の暴動が起きて1年となった27日、発端となった2少年感電死事故のあったパリ東郊クリーシースボアで、2人の霊を弔うサイレントウオークが行われた。
 一方、周辺の移民地区では前夜からバスへの放火が相次ぎ、サルコジ内相は「乗客の安全確保のため(危険の可能性のある)すべてのバス路線での厳重警戒を命じた」と語り、警備強化を指示したことを明らかにした。
 これに対し、来春大統領選の社会党候補の1人、ストロスカーン元財務相は「1年となる日をドラマ仕立てにしたくないなら静かに迎えるべきだ。警備の警官は引き揚げさせるべきだ」と訴えた。警察も26日までは「移民系若者との対決を避けるため」として表に出ない控えめな警備態勢を組んでいた。

先月のことですが、フランスの不法移民に関するちょっといい話を、
「とりあえず」さん「日の丸君が代の強制は違憲」というエントリー(2006.09.22)で、
村野瀬玲奈さんが紹介してくれているのを知りました。

まず、事実関係として、

先月上旬に行われた、ユーロ2008予選のフランス対イタリア戦に、サッカー仏代表チームのビエラ主将とテュラム選手が、住んでいた建物を警察に退去させられた移民約70人を招待。
移民規制を強める仏政府への暗黙の抗議と受け止められる一方、保守派の政治家からは批判されている。

とまあ、このあたりは、Googleで検索する限り、日本でも報道されているようのなのですが、

村野瀬さんが紹介してくれた「強制退去させられた移民を試合に招待したことをテュラムは後悔せず」という記事に出てくるテュラム選手のコメントは、伝えられていないようです。

彼のコメントを、村野瀬さんの訳+コメントで、転載します。


カリブ海の仏海外県出身で、政府の移民規制策を批判してきたテュラム選手の言葉が出てます。訳すと

「これは僕が普段からやっていることだ。今回は外にそれが知られたところがちがうけど。」
「普通にやっていけている人が苦しんでいる人を見たら、援助の手を差し伸べたいと思うだろう。彼らが見ることのできた今晩の試合からして、彼らは幸せな気分で帰ったと思うよ。」

試合はフランスが3-0で快勝。

テュラム選手、カッコ良すぎ!!!

というわけで、テュラム選手関連の記事を探してみました。

リリアン・テュラム、バンリューからの代弁者 暴動騒ぎに揺れるフランスで(出村謙知、スポーツナビ、2006.4.26)

そして、この記事に出てくるサルコジ内相について、こんな記事も。

隣の芝はほんとうに青い(いしけりあそび、2006.9.20)


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