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日本版ワーキングプアー 働いても貧しい人たち(『週刊東洋経済』)と移民関連記事

2006.10.3.19:00ころ

「日本版ワーキングプアー 働いても貧しい人たち/若年請負と外国人が支えるニッポンの最前線」(『週刊東洋経済』、2006.9.16号

「いしけりあそび」(2006.9.18)で知って幾星霜。
先週、某書店にバックナンバーが置いてあるのを四条のジュンク堂でようやく見つけ、ゲットしてきました。

全体的に、企業経営者向けに書かれた記事との印象がありますが、経済専門誌が取材班を組んでつくったレポートだけあって、さすがに読み応えがあります。

日系人(とその家族)、中国人などの研修生・実習生(10万人もいるそうです)などを「使い捨ての低賃金労働力」にすることで、日本の産業界は生き残りを図り、あるいは高収益を上げてきた。
そして今、新たな「使い捨ての低賃金労働力」として労働市場に導入されつつあるのが、日本人若年層で、
定住しようとする日系人も、日本人若年層も、どちらも新たな下層階級への道を邁進中で、貧困が再生産される歯車に巻き込まれていっている。その実態と背景を探ったレポートです。

「いしけりあそび」さんが指摘している、特集の弱点を補うには、移民国家ニッポンの近未来図(『週刊SPA!』2006年8月8日号)を合わせて読むと、なにがしかの足しになるのではないかと思います。

また、つい最近の記事では、
移民小国から脱却するための条件(神谷秀樹の「日米企業往来」、日経BPオンライン、2006.10.3)
15年でデカセギ問題を解決する方法(ニッケイ新聞、記者の眼、2006.9.30)

も参考になると思います。
「雑誌のバックナンバーはちょっと……」という方も、ぜひご一読を、どうぞ。


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