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2006年7月

『治安はほんとうに悪化しているのか』書評on読売新聞!!

2006.7.25.23:00ころ

冬枯れの街(2006.7.25)で知りました。

『治安はほんとうに悪化しているのか』(久保 大・著、公人社)
の書評が、なんと、「読売新聞」に出ていたと!!!!!
しかも、その内容が、これまでの「読売新聞」の「所業」とは一線を画すものに思えます。

書評はこちらです。どぞ!!!


(おまけ)
「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他(2006.07.07)
『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白(2006.07.16)
『治安はほんとうに悪化しているのか』書評on読売新聞!!(2006.7.25)
在留許可求め、東京入管前でデモ/「治安悪化説に異論」(東京新聞インタビュー)(2006.09.24)
「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.15)
共謀罪審議に松島みどり議員が登場(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.22)
虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
「外国人犯罪」不安にどう立ち向かうか/「来日外国人」数の試算(2007.1.3)
「リピーター=凶悪犯」か?/人と人との連帯の可能性と素晴らしさと(2007.1.12)
法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)

コムスタカー外国人と共に生きる会

インターネット新聞『JANJAN』
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(2004/04/15)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第2回)(2004/04/16)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第3回)(2004/04/17)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第4回)(2004/04/18)


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Fw:「フィエスタ・ラティーナ〜特に報道関係の方」/レバノン市民を救え!署名サイト

2006.7.23.07:00ころ。

1)
来週の日曜日(7月30日)、横浜でのイベントのお知らせです。

フィエスタ・ラティーナ〜特に報道関係の方(「いしけりあそび」、2006.7.16)

ど〜ぞ!

2)
クリントンの後がブッシュにならず、当初の予定通りにイスラエルがICC規程(国際刑事裁判所規程)を批准していたら、こんな事態は起きなかったのでは……。
そう思える写真がいくつもアップロードされているサイトを紹介します。

From Israel To Lebanon

爆撃の惨状がもろに出てきますので、ご覧になる方は、その旨、ご覚悟を。
でもひょっとすると、これでもまだ穏やかな部類の写真なのかも、とも思えます。

その手の写真は苦手という方も、
どうかこちらの請願署名にご協力ください。
Save the Lebanese Civilians Petition


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最善のテロ対策:第1歩は自民・公明政権を引きずりおろすこと

2006.7.21.19.50ころ

今年成立した「出入国管理及び難民認定法の改定」は、「テロ対策」を第1の目的に挙げています。

しかしまあ、ありもしない「大量破壊兵器」があると言い張りつづけてアメリカのイラク侵略を支持しつづけたかと思えば、今度はこんなパフォーマンス「雑談日記(徒然なるままに、。」、「人類猫化計画」をご覧ください)までして、テロの火種に油を注ぐような政策をとり続けた自民・公明政権ですから、放っておけば、たとえどんなに最新の「テロ対策」を導入しつづけたとしても、しょせんはいたちごっこ。惨事はいずれ訪れるでしょう。

ですから、自民・公明連立政権を日本国民の手で下野に追い込むことこそが、今そこにある(とされる)「テロ」の火種をひとまず抑える最善の手段ではにゃいでしょうか。

あ、不安を煽って訴える霊感商法チックになっちゃいました?
でも、「治安対策」に関して自民党が展開しているような「デマ」に基づくお話ではありませんので、違いをわかってもらえますよね? にゃあ?

【参考】
【豆知識11】世界人権宣言が提示する「テロをなくす方法」
(「暫定ブログ『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』」より)


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びっくり! 自由民権運動と「五日市憲法」そして外国籍者の人権(『会津藩はなぜ「朝敵」か』より)&追記

2006.7.21:19:00ころ

気分転換にと、
『会津藩はなぜ「朝敵」か 幕末維新史最大の謎』星 亮一・著、ベスト新書)
を読んでいて、びっくりする記述がありました。

いえ、『マカロニほうれん荘』の主人公たちをきっかけに歴史に興味を持ちはじめた私は新撰組と会津藩そして奥羽列藩同盟のシンパですから、まあ、西周助の「幕府改造計画」の先進性に幾分びっくりしたほかは、すらすらと読み進めました。
ところがなんと、最終章になって、こんな文面が飛び込んできたので、うわっ、と目を見開いたというわけです。

45条 日本国民は各自の権利自由を達すべし、他より妨害すべからず、かつ国法これを保護すべし。(自由の保障、基本的人権の保障)
47条 およそ日本国民は族籍位階の別を問わず、法律上の前にたいしては、平等の権利たるべし。(法の前の平等)
49条 およそ日本国に居住する人民は内外人を論ぜず、その身体生命財産名誉を保護す。(外国人を差別しない)
76条 子弟の教育において、その学科および教授は自由なるものとす。しかれども子弟小学の教育は父兄たる者も免るべからざるを責任とす。(教育の自由と受けさせる義務)
77条 府県令は特別の国法をもってその綱領を制定せらるべし。府県の自治は各地の風俗慣習に因るものなるが故に必ずこれに干渉妨害すべからず。その権益は国会といえどもこれを侵すべからざるものとす。(地方自治の保障)

大日本国憲法でも日本国憲法でも自民党の改憲草案でもありません。

明治初めの自由民権運動の最中、民間から提示された憲法草案の1つ、「五日市憲法」の一部だそうです。

自由民権運動の研究家の間では有名なものらしいのですが、この部分を見た限りでは、大日本帝国憲法や日本国憲法よりもさらに近代的です。特に49条とか。

戊辰戦争で敗残兵となった仙台藩士、千葉卓三郎が、放浪の末、起草したと見られているそうで、その内容を、著者の星氏は、奥羽列藩同盟の参謀として活躍した玉虫左太夫の教えを具体化したものではないか、と推察しています。
玉虫左太夫は、日米修好通商条約批准のために訪米した幕府使節団に従者として参加しており、そのときの見聞を、仙台藩コウ(文字が出ません)養賢堂の副学頭として生徒に教えていたのです。

たしかに、そう考えると合点もいきます。
日本国憲法のマッカーサー草案では、


13条1項 一切ノ自然人ハ法律上平等ナリ……国籍起源ノ如何ニ依リ如何ナル差別待遇モ許容又ハ黙認セラルルコト無カルヘシ
16条 外国人ハ平等ニ法律ノ保護ヲ受クル権利ヲ有ス

として国籍差別は明文で禁止されていたそうです。アメリカ憲法では、人権は「人間の権利」であるということがはっきり確認されているのでしょう。
そして、日本政府はこれらの条項を削除し、現行の日本国憲法を制定しました。
しかし、自由民権運動時代の「五日市憲法」にはそれが掲げられていた……。

ちなみに、千葉卓三郎は、民権結社「五日市学芸集会」を開き、毎月3回、討論会を開いていたそうです。そのテーマは、「女性に参政権を与えるべきか否や」とか「出版の自由は是か非か」とかだったとか。

こういう近代史を学んでいると、明治維新以降の日本で実際に行われた「近代化」「帝国主義化」「戦争国家化」とはまったく違う、より多くの人が幸せになれる好ましい道があったのではないか、そう思わずにいられません。

やはり、「魯(ロシア)墨(アメリカ)講和一定、我より是を破り信を夷狄に失うべからず。ただ章程を厳にし信義を厚うし、其間を以て国力を養い、取り易き朝鮮満州支那を切り随え、交易にて魯墨に失う所は、また土地にて鮮満に償うべし」などと恥知らずなことを主張する吉田松陰の思想を受け継ぐ者たちが、維新の結果、国政の中枢に居座り、戊辰戦争に表れた「勝てば官軍」的暴力至上主義、「力こそ正義」の思想に沿って政府運営を行ったことが、近代日本、そして近代アジアの人びとにとって悲劇の源だったのではないか?

新撰組と会津藩そして奥羽列藩同盟のシンパである私は、激しく、そう思うばかりであります。(えっ、偏見??)

そして、今がまた、別の悲劇の源を生む新しい転機のように思えて、困ります。

ブログのテーマから離れたところで歴史のロマンに浸りたいだけ、だったのに。
不安と心配が増すばかり。
気分転換が台無しっす……。

(補足)
日本国憲法制定過程で、マッカーサー草案の13条、16条がどのように変えられていったのか。
『マイノリティと多民族社会〜国際人権時代の日本を問う』(丹羽雅雄・著、解放出版社)
から、その説明をしている部分を引用してみます。


 1946年2月13日、GHQにより日本政府に交付されたマッカーサー草案第3章「人民ノ権利及義務」第13条1項は、外国人も含めて「一切ノ自然人(all natural persons)ハ法律上平等ナリ。政治的、経済的又ハ社会的関係ニ於テ人種、信条、性別、社会的身分、階級又ハ国籍起源ノ如何ナル差別的待遇モ許容又ハ黙認セラルルコト無カルヘシ」と規定され、国籍による差別も禁止していた。また、同16条には「外国人ハ平等ニ法律ノ保護ヲ受クル権利ヲ有ス」という外国人平等条項を含んでいた。ところが、これら「国籍」差別禁止条項や外国人平等条項は、内閣法制局官僚によって削除され、現行日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」および同14条「すべて国民は、法の下に平等」とする国民概念に巧みに置き換えられた。
 内閣は、最初に日本試案「3月2日案」をGHQに提出したが、その13条には「凡テノ国民ハ法律ノ下ニ平等ニシテ」と規定し、「一切ノ自然人」を「凡テノ国民」に書き換えた。しかし、マ草案の外国人平等条項に関しては、14条に同一の規定を置いた。この日本試案に対して、GHQは、「国民」を自然人に改めること、差別理由に「国籍」が入っていないことを指摘した。しかし、内閣法制局官僚は、「外国人の人権は日本国民と等しいのではないか」とGHQに質問し、GHQから「日本国民とイクオールである」との回答をえた。そこで、日本国民と外国人が平等であるならば、あえて外国人平等を規定する必要はないとして、この外国人平等条項を削除した。さらにその後、「英文を動かさないという枠の中で、日本文の表現を整える」として、同年4月13日の憲法改正草案では、第3章の章名が「国民(people)ノ権利義務」となっていることを理由として、いったんは「国民」から書き換えていた同13条「凡ソ人ハ」という表現を、再度、「すべて国民(all persons)は」に日本語表記を変更した。

かくして、国連が掲げる「平和主義」と「すべての人に対する人権保障」のうち、前者は日本国憲法には組み込まれても、後者は功名に排除されてしまったというわけです。
内閣法制局官僚の悪辣な交渉術に、GHQはまんまとはめられてしまったということでしょうか。

ちなみに、戦前、内地にいる外地人としての朝鮮人、台湾人は、日本国籍を持っていて、公民権である選挙権、被選挙権、公務就任権も有していました。

ところが、天皇制攻撃を恐れた日本政府は、1945年12月の衆院議員選挙法改正の「附則」をかわきりに、彼・彼女らの選挙権と被選挙権を停止していきます。
さらに、1947年5月2日、天皇最後の勅令である外国人登録令により、依然法的には日本国籍者だった旧植民地出身者を退去強制対象者としてしまいます。さらにさらに、1952年4月19日、法務省民事局の発した民事甲第438号通達により、朝鮮・台湾出身者の日本国籍を一方的に喪失させました。

「附則」とか「通達」によるあたりも含めて、極めて姑息な話じゃありますまいか。

以上の文章を書いた後で、
<昭和天皇>靖国合祀不快感に波紋…遺族に戸惑いも
というニュースが入ってきました。

昭和天皇って、最後の将軍徳川慶喜みたいだなあ、と思います。保身のためにはそこまでするか、と。
A級戦犯とされた人たちも「国体」と他ならぬ「天皇」を守るために敗戦時には踏ん張ったのだと思っていましたが、私の誤解だったのでしょうか。

戊辰戦争では、越後や会津で、どれだけ無駄に人命が失われていったことか。
記録を読むほどに、生き延びることの大切さを感じます。そして今、レバノンでも(「愚かしさにもほどがある」(川辺より、2006.7.20))。
(ヨーロッパ人の友人が「仕事でレバノンに戻る」と言い張っていて、それも個人的には気がかりだったりします。)

命はたしかに尊いですが、他人の命や人生を粗末にしてきた側の人間が自己の命や立場を守るためにまた他人を踏みつけにする姿を見ると、胸くそ悪くなるのも仕方ありますまい。

でもまあ、このあたりは、昭和天皇が完全に騙されあるいは脅されて意思決定の自由がないままに「侵略戦争の総司令官」の地位に押し込められていたと考えるか、それとも、普通に国家のトップとして政策決定に関与していたと考えるかが、同情心が沸いてくるか否かの分水嶺となりましょう。私は後者なので、むう、と思ってしまうわけですが。

「なんで天皇は人間になってしまわれたのか」
という意味の台詞(「などてすめらぎは人になりたまいき」だったかな)を三島由紀夫は作中の人物(?)に語らせたと小室直樹氏の著作で読んだ記憶があります。三島の政治的信条を思い描いて心を寄せれば、そう語らせた三島の心情が痛切にわかります。深く共鳴するものを感じます。

でもまあ、昭和天皇のこうした述懐からは、「天皇家としての処世術」というものを考えないわけにもいきません。

生き延びるためには、勝った者を「官軍」にする。「勝てば官軍、負ければ賊軍」。そうしてこそ、天皇家は存続してこれたのだし、これからも存続できる。
第2次大戦の場合、勝ったのがアメリカ軍だったので、アメリカ軍を「官軍」とすることで天皇家は生き延びた。
そういうことなんじゃないでしょうか。アメリカ政府に沖縄を献上したあたりとか、いかにもそんな感じ。
この推論が正しければ、「長いものには巻かれろ」的なところが、いかにも「日本の象徴」にふさわしいということになりますが、はて?
推論が間違っていることを祈ります。

【参考情報】
【豆知識5】人道法に実効性を持たせるために何をする?
(「暫定ブログ『戦争の抑え方☆軍備オフ ICCでつくる戦争のない世界』」より)


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提言2つ/【おすすめブックス】『「共生」の内実〜批判的社会言語学からの問いかけ』&『憲法学教室〔全訂第2版〕』

2006.07.20:19:00ころ

1)
以前の記事で触れたパブリック・コメント募集「1435虹の架け橋キャンペーン」事務局長の富永さとる氏が送ったメールが、こちらに転載されています。

見出しを拾ってみると、


1.「本音と建前の乖離の解消」の方向性を支持する。
2.残念ながら、政策の中味が「乖離の解消」になりきっていない。
/単純労働者の公式の受け入れに踏み切り、アムネスティを実施すべき
である。
3.「労働力」導入ではなく、人間の共生の施策の構想を
  /市民権と出生地主義を導入し、教育基本法の改正を
4.義務教育化を留保付きで支持する。
    /公教育を市民教育へと転換させ、教育基本法に多文化共生教育の位置づけを
5.「(仮称)人権擁護・多文化共生省」の創設を

これと同様の提言を、さらに詳しくまとめたのが、先月発行されたばかりの、
『外国籍住民との共生にむけて〜NGOからの政策提言』移住労働者と連帯する全国ネットワーク編)
です。

■目次
はじめに
第1部 移住者政策の岐路に立って
  第1章 多民族・多文化共生の未来へ
  第2章 人権と共生に向けた法の整備
第2部 個別課題をめぐって
  第3章 働く権利・働く者の権利
  第4章 移住女性の権利
  第5章 家族と子どもの人権
  第6章 子どもの教育
  第7章 医療と社会保障
  第8章 地域自治と外国籍住民
  第9章 「難民鎖国」を打ち破るために
  第10章 収容と退去強制
  第11章 裁判を受ける権利
  第12章 人種差別・外国人差別をなくすために
外国籍住民関連年表(1979〜2005年)

これらの提案に、賛同します。

ただ、富永氏の提案も「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」の提案も、その実現は、
教育基本法に愛国心教育を盛り込もうと企てたり、外国籍者を犯罪者・テロリスト予備軍扱いする入管システムを導入したりするような、レイシストな自民党・公明党連立政権が続く限り、
まったくもって不可能でしょう。
実現には、現・与党を政権の座からなんとしてでも引きずりおろす必要があります。「どりゃっ」 と。

富永氏の文章に興味を持たれた方は、本ブログ2006年3月10日の記事へもどうぞ。

2)
最近では、自民党や総務省まで「共生」とか「多文化共生」などと言い出しているわけですが、

「外国籍者を犯罪者・テロリスト予備軍扱いするヤツらのいう『共生』ってなんやねん?!」

と叫びたくなったあなたの疑問を、ズバッと解決!

……となるかはともかく、その答えを考えるうで役立ちそうな新刊が発売されています。

『「共生」の内実〜批判的社会言語学からの問いかけ』(植田 晃次・山下 仁編著、三元社)

です。bk1のリード文を転載すると、

「共生」のもとに、なにが行われているのか。マジョリティのいう「共生」はマイノリティにどう受けとめられているのか? ことばの問題を通して、「共生」の内実を問い、図式化され、消費される「共生」を救い出す試み。

「共生」を掲げる小沢民主党には、そして共産党にも社民党にも国民新党にも、
ぜひとも豊かな「共生」社会の実現を目指してもらいたいものです。
いや、目指してもらわねば困ります。万難を排して!

3)
上記3月10日の記事で、
「これからの憲法論議は、ここからスタートしてもらわなくてはと思います。」
などと書いてしばらくしてから、そこからスタートしている憲法の教科書(?)を見つけました。
『憲法学教室〔全訂第2版〕』(浦部法穂・著、日本評論社)
です。

衆参両院の「憲法調査会」の「報告書」への怒りにあふれていたり、
『平和のうちに生きる権利』を1章立てして、『「国家の安全保障」から「人間の安全保障」へ』という節を設けていたり、
元号をあえて使っていなかったり、
今春出版されただけあって「共謀罪」についての記述もあったりと、
なかなかチャレンジングでタイムリーな、嬉しい内容の一冊です。

……「人権」価値をを日本において浸透・定着させるためには、「人権」を「人権」という言葉で考えるのではなく、翻訳前の "Human Rights" という言葉で、つまり「人間として正しいこと」というものとして考える必要があろう。どういうことかというと、人権を主張する側は、それが「人権」だから(憲法で保障されているから)主張するというのではなく、それが「人間として正しいことだ」ということをきちんといえなければならない、ということであり、逆に、そんなものは人権ではないとして否定する側は、それが「人間として正しいこと」ではないということを、やはりきちんといえなければならない、ということである。こうして、何が「人間として正しいこと」なのかについて、きちんとした対話がなされ、それを通じて社会的コンセンサスが形成されてはじめて、日本社会に「人権価値」が定着することになろう。

と述べているあたりなども、深く考えさせられます。

肝に銘じて、本ブログを更新していきたいと思います。

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難民と日本/緊急署名のお願い

2006.7.19.16:00ころ

某MLで流れてきた情報を紹介します。
1つは、スリランカ難民のララさんについて、
もう1つは、クルド人難民のデニズ・ドーガンさんについてです。

ドーガンさんについては、緊急署名が始まっています。
賛同いただける方は、どうぞよろしくお願いします。

1)
[AML 7963] ララさん強制送還の危険(Imai Kyohei、2006.07.07)

ララ・ロッキーさん強制送還の危機(ももちゃん新聞~辛口キャットのきまぐれコラム、2006.07.07)
ララさん一家を強制退去させるな!(ももちゃん新聞~辛口キャットのきまぐれコラム、2006.07.10)

2)
[AML 8192] クルド人難民デニズ・ドーガンさんの収容・送還の停止を求める緊急行動(kame、2006.7.19)


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諦めることなく SAY NO TO RACISM AGAIN

2006.07.18.00:20ころ

1)
ジダン選手の頭突きのおかげで、フランスはワールドカップの優勝を逃してしまったのかも知れません。
ですが、「SAY NO TO RACISM」の呼びかけがあったことが、あらためて日本社会でも意識されたのではないでしょうか。
日本社会自身、日本人自身の問題として意識されたかまでは、わかりませんが。

孫引きですが、
マイケル・ムーア氏の指摘を引用させていただきます。

俺たちは、黒人は凶悪な敵だというイメージを刷り込まれ、すっかり洗脳されちまっているんだ……。奇妙なことに、ほとんどの犯罪は白人の仕業なのに、“犯罪”と言われて俺たちが真っ先に思い浮かべるのは、黒人の顔だ。誰でもいいから白人を捕まえて、家に押し入ったり路上で襲ってきたりする犯罪者を想像してもらえばいい。もしもその人が正直なら、その時に思い浮かべたのは、自分とは違う人種だったと告白するだろう。彼らの頭の中の想像上の犯罪者は、ボボ・ブラジルや「ちびくろサンボ」のパパみたいな顔をしている。絶対にソバカス面のジミーじゃない。どうしてこんな心理が働くんだろう。事実はまったく逆であることを、あらゆるデータが示しているというのに。(『Stupid White Men』マイケル・ムーア、邦題『アホでマヌケなアメリカ白人』『人種差別の帝国』矢部武、光文社)

2)
ユニークで興味深い出版活動を展開している「葉っぱの坑夫」さんに、
「ワールドカップとanti-人種差別主義」
という文章がアップされていました。どうぞ!

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『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白

2006.7.16.01:00ころ。

『治安はほんとうに悪化しているのか』(久保 大・著、公人社)

 第1章 「治安が悪化している」と皆がいう
 第2章 “治安”はどんなふうに悪化しているというのか
 第3章 少年による犯罪は増加し、凶悪化し、低年齢化しているのか
 第4章 外国人犯罪は治安を脅かす主因か
 第5章 「治安の悪化」否定論はなぜ説得力を持たないのか
 第6章 「治安の悪化」の言説は何のために語られ、何をもたらしたのか

著者の久保氏は、2003年8月から2005年3月まで、東京都知事本局治安対策担当部長(東京都緊急治安対策本部副部長兼務)だったそうです。

2003年夏以降といえば、「不法滞在者は犯罪の温床」キャンペーンが強化されはじめた時期と記憶しています。同年10月には、法務省入国管理局・東京入国管理局・東京都・警視庁が共同で「首都東京における不法滞在外国人対策の強化に関する共同宣言」を打ち出しています。

(その宣言への批判資料としていち早く公開されたのが、『東京都「不法滞在外国人」犯罪データから見る実像—「首都東京における不法滞在外国人対策の強化に関する共同宣言」批判 のための基礎資料として----- 』(中島真一郎、2003年11月14日)です。)

久保氏は、東京都を定年退職してから、本書を書き上げたそうです。
「あとがき」では、緊急治安対策本部時代の部下たちへの率直な謝罪が語られており、おもわず微笑んでしまいました。でもふと考え直せば、笑ってられる状況ではありません。

久保氏も書いているように、「凶悪な犯罪を行う来日外国人」と「被害を受ける善良な日本人」という対立項を提示する言説は、「日本人の側からのレイシズム(人種主義)や収奪を正当化する役割」を果たすものです。
そして、内閣府の世論調査や本書でも引用されている民間による意識調査などを見る限り、その「役割」はもう十二分に果たされたと見え、連日、「不法滞在者狩り」のニュースが報じられ、それに異を唱える声はほとんどまったく聞こえません。

本書は、「治安悪化」という神話を、平易な語り口でわかりやすく解体してくれる、貴重な一冊だと思います。
お勧めします。ぜひお読みください。

(おまけ)
「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他(2006.07.07)
『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白(2006.07.16)
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虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
「外国人犯罪」不安にどう立ち向かうか/「来日外国人」数の試算(2007.1.3)
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コムスタカー外国人と共に生きる会

インターネット新聞『JANJAN』
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(2004/04/15)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第2回)(2004/04/16)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第3回)(2004/04/17)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第4回)(2004/04/18)

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暫定ブログ『戦争の抑え方★軍備オフ:ICCでつくる「戦争のない世界」』

2006.7.15.06:00ころ。

何だか世相がきな臭くなってきましたので、ひとまず、暫定的に、
『戦争の抑え方★軍備オフ:ICCでつくる「戦争のない世界」』
というタイトルの電子本(2004年11月発行)の内容を、ブログ化して公開することにしました。

こちらです。

2005年以降の追加情報もちょっと加えています。
本ブログを訪れてくれた皆様は、とくに「第3章 外国籍者、在外邦人と戦争」あたりがお勧めしたいところです。

頭の体操ってわけでもありませんが、こんなアイデアもあるということで、ご参考にしていただけると幸いです。


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SAY NO TO RACISM/『拉致問題で歪む日本の民主主義 〜石を投げるなら私に投げよ』/「9条守ろう! ブロガーズ・リンク」

2006.7.8.16:30ころ

1)
「SAY NO TO RACISM」
という訴えを、ワールドカップのテレビ中継でご覧になった方も多いと思います。

Google検索で見つけたブログへいくつかリンクを張っておきます。
ちょっといいっすかぁ外伝。Vista日記(カユキの日記、2006.6.19)
Say No to Racism(サステナ・ラボ、2006.6.25。"Say No to Racism"のロゴマーク、あります。)
Say No to Racism(ドリトル漂流記、2006.6.27。試合会場での横断幕の画像あります。)
Say NO to Racism(かせたにのつぶやき、2006.6.28)
SAY NO TO RACISM(J-walker's Blog、2006.7.2)
W杯、準決勝を前に( No Racism)(残照、2006.7.4。横断幕のもっと大きな画像あります。)

以前の記事でも書きましたが、日本社会もレイシズムとは無縁でありません。
今回も残念ながら、北朝鮮のミサイル発射を受けて、さっそく在日コリアンの子どもたちへの嫌がらせがあったとの話が、いくつか聞こえてきています。

ドイツ大会も、3位決定戦と決勝戦の2試合を残すのみ。
優勝チームが決まる頃には、日本社会でも「SAY NO TO RACISM」の声が呼びかけがもっともっと広まっていることを祈ります。

2)
件の発射の直前、こんな本が出版されていました。
『拉致問題で歪む日本の民主主義 〜石を投げるなら私に投げよ』(高嶋伸欣/著)

実をいうと私も未読ですが、こちらの紹介文(朝鮮新報、朴日粉記者)に惹かれました。
近いうちに読んでみたいと思います。

3)
ICCで「人間の安全保障」ではもうずいぶん前に賛同したのですが、「9条守ろう!ブロガーズ・リンク」への賛同を、本ブログからも発したいと思います。

ただでさえレイシズム(人種主義)とゼノフォビア(外国人嫌悪)が蔓延している日本社会で、戦争が始まればどんなとんでもないことになるか。

これについては、多文化・多民族・多国籍社会と『戦争をなくすための平和教育 「暴力の文化」から「平和の文化」へ』公正な社会秩序のための10の基本原則」&グアンタナモ・アクションなどもご参照くださるとありがたき幸せに存じます。

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ジランちゃん一家の紹介と署名のおねがい/ご意見募集中 「今後の外国人の受入れについて」(「いしけりあそび」)/入管法改正国会会議録/「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他

2006.07.07.07.07

1)
また今年も1点足りンかった……。修行に行くなら惑星ダゴバじゃなくて、界王さまンちにしとくンだったかなあ……。
と嘆いても後の祭り。ブログ、復活します。

2)
ジランちゃん一家の紹介と署名のおねがい

賛同いただける方は、どうかよろしくお願いします。

3)
もしも日系人に日本語が必須になったら・・・(いしけりあそび、2006/5/31)
村上ファンド、日本語、出生率・・・むかし××、いま法務省(いしけりあそび、2006/6/3)
ご意見募集中 「今後の外国人の受入れについて」(中間まとめ)(いしけりあそび、2006/6/21)

そうそう、「同胞愛」で始まったんですよね。日系人の受け入れは。
それがほんの10数年で……。
政府や政治家の語る「愛」って、いった誰のため、何のためのものなのか、よ〜くわかる一例だと思います。

4)
今回の入管法改正に関する国会会議録を読みました。
人種差別撤廃条約に違反するっていうだけでなく、そもそも憲法違反の可能性がかなり大きな改正だったようです。多数派与党ならこんな無茶もできるんですね。

それでも、民主党、社民党、共産党、国民新党の議員さんたちの奮闘で、法案の問題点がかなりあぶり出されたのはありがたいです。この議員さんたち、守らねばなりません。ぜひとも。
公明党の議員さんもそれなりに頑張ってる感じはします。内心忸怩たる思いでご下命に従ってる議員さん、意外と少なくないのかもと感じました。とはいえ、なんといっても連立与党なのですし、いっぺん退場するか、他の党へ鞍替えするかをお勧めするのが筋でしょう。

一方、杉浦法務大臣や河野太郎法務副大臣らの答弁ですが、読んでいると、「立憲主義や議会制民主主義」の死臭を感じずにおれません。不安をマッチポンプ式に煽って壷を売りつける「霊感商法」的なにおいも、強く感じます。質問のトップバッターがあの平沢勝栄氏ですから仕方がないのか。ただでさえ最近の自民党って、「不法滞在者半減による治安対策」やMD防衛構想こちらも)や「イラク派兵」なんかで、そういう路線を突っ走ってますし。

内容豊富で非常に勉強になる会議録ですが、分量がえらく多いのが難点です。
そこで、『八方天』の浮世絵太郎さんと○○○○さんに、この会議録をわかりやすくまとめてもらえないか、打診中です。お楽しみに!
(上記サイトの他、猫の本屋さん理想書店でも購入できます。)

5)
「外国人犯罪」の宣伝と報道」(英訳もあり)(中島真一郎、コムスタカー外国人と共に生きる会)
コンパクトに要点を押さえた解説で、お勧めです。
また、『犯罪統計入門』(浜井浩一・編著、日本評論社)も余裕のある方はご参照ください。
   -----
そんなわけで、警察庁が出してくる統計数字に何の意味があるんだ、という思いはあります。

でも、そのデータを使ったプロパガンダのせいで、「外国人犯罪や不法滞在者が治安悪化の要因」だなどという認識が世間一般に広がっています。(東京新聞のこの記事や、内閣府の平成16年「治安に関する世論調査」など。この東京新聞の記事では、89年との比較というところがミソ。その間に、いったいどれだけ来日外国人が増えたんでしょう?)

本来、こうした偏見が広がったときは、人種差別撤廃条約を批准したからには政府がその解消に努めるべきです。この日本社会においては、外国人差別はかなりの割合で他民族、他人種への差別に直結しちゃうのですから。
でも、偏見を巻き散らかす大本がその政府なのですから、とうてい期待できません。

放っておくのもなんなので、こちらのデータをバージョンアップしてみました。下記の画像をクリックしてください。見やすく大きな別ウインドウに表示されます。表がきちんと表示されていないかも知れませんが、どうかご容赦を。(最新データはこちらです。2008.9.5)

巧妙なプロパガンダに誘導されて、多くの人が、まさに「木を見て森を見ず」状態に追い込まれ、その結果、上記の「認識」が広まった。私にはそう思えてなりません。

それにしても、入管法改正案の国会審議では、法務大臣や副大臣が、不法滞在者半減計画による摘発件数の増加を自慢していましたが、刑法犯検挙者数の増加には結びついてないようです。
刑法犯と関係ない人たちをどんどん捕まえて退去強制手続きを進めてるってことでしょうか。「治安対策」で始まった施策のはずですが。
まあきっと、「将来刑法犯を犯すおそれがある連中を事前に追い出してる」っていうんでしょうね、きっと。

(2008.9.5.18:00ころ、長文を少しでも読みやすくと思いテンプレートを変更したら、不安的中、表とグラフとの右側が切れてしまいました。何か方法を検討しますので、今しばらくお待ちください。ひとまずの対策ですが、表は、その部分をコピーしてワードやテキストエディットなどに貼付け(ペースト)すると、表形式のまま見ることができるようです。グラフは、やはりワードやテキストエディットなどに、選択した状態でひきずっていく(ドラッグ&ドロップする)と、全面を見ることができます。)

表1

1993199419951996199719981999200020012002200320042005
A 297725 307965 293252 295584 313573 324263 315355 309649 325292 347558 379602 389027 386955
B 7276 6989 6527 6026 5435 5382 5963 6329 7168 7690 8725 8898 8505
C 1015 1215 1315 1632 1317 1302 1529 1603 1379 1403 1520 1393 1304

※A、B、C各行の数字は人数
A:日本全体の刑法犯検挙人員(「来日外国人」を含む) B:「来日外国人」刑法犯検挙人員(「不法滞在者」を含む) C:「不法滞在者」刑法犯検挙人員


表2

1993199419951996199719981999200020012002200320042005
A 5190 5526 5309 5459 6633 6949 7217 7488 7490 7726 8362 7519 7047
B 246 230 201 212 213 251 347 318 403 353 477 421 396
C 130 133 106 142 131 137 186 159 180 141 175 160 142

※A、B、C各行の数字は人数
A:日本全体の凶悪犯検挙人員(「来日外国人」を含む)
B:「来日外国人」凶悪犯検挙人員(「不法滞在者」を含む)
C:「不法滞在者」凶悪犯検挙人員


図1 Image001
図2 Image002


【用語解説】

  • 刑法犯:
  • 特に断りのない限り、交通事故に係る業務上(重)過失致死傷及び危険運転致死傷を除いた「刑法」に規程する罪、並びに「盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律」「暴力行為等処罰ニ関スル法律」「決闘罪ニ関スル件」「爆発物取締罰則」「航空機の強取等の処罰に関する法律」「火炎びんの使用等の処罰に関する法律」「航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律」「人質による強要行為等の処罰に関する法律」「流通食品への毒物の混入などの防止等に関する特別措置法」「サリン等による人身被害の防止に関する法律」「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」「公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律」に規定する罪をいうそうです(『警察白書』平成15年版)
  • 検挙人員:
  • 警察などで検挙した事件の被疑者(容疑者)の数(『犯罪白書』平成14年版)。つまり、真犯人ではない場合もあり、同時に、真犯人が検挙されずに逃げおおせている場合もある。そのため、真犯人の国籍が日本国籍であろうと外国籍であろうと、捜査のやり方いかんでは犯罪の実態からかけ離れた数字が出る危険性が大きいが、大体の傾向くらいは読める……のでしょう。たぶん
  • 来日外国人:
  • 日本に在留する外国人のうち『駐留米軍関係者』と『定着居住者』(「特別永住者」「永住者」「永住者の配偶者等」の在留資格保有者)と『在留資格不明者』を除いた者(警察庁の定義)。つまり、「来日外国人」は、「出入国管理及び難民認定法」で規定される27種類の在留資格のうち「永住者」「永住者の配偶者等」を除く25種類の在留資格を持つ外国籍者(「日本人配偶者等」「定住者」「短期滞在者」「研修」「留学」)と「不法滞在者」(「不法入国者」「不法上陸者」「不法残留者」などを含む)で構成されている(『M−ネット』2003年10月号:「来日外国人」及び「不法滞在者」の犯罪データ(刑法犯検挙人員)からみえる外国人犯罪の実像)
  • 凶悪犯:
  • 殺人、強盗、放火、強姦。

【図1、2、表1、2とも『犯罪白書』『警察白書』『来日外国人問題の現状と対策(平成11年中)』『統計から見る来日外国人犯罪の特徴(平成12年以降ウェブ版)』等より作成】

(おまけ)
「外国人犯罪」の宣伝と報道(英訳付き、コムスタカー外国人と共に生きる会)他(2006.07.07)
『治安はほんとうに悪化しているのか』東京都治安対策担当部長(前)の懺悔あるいは告白(2006.07.16)
『治安はほんとうに悪化しているのか』書評on読売新聞!!(2006.7.25)
在留許可求め、東京入管前でデモ/「治安悪化説に異論」(東京新聞インタビュー)(2006.09.24)
「またテロですよ!」(非国民通信)を読んで(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.15)
共謀罪審議に松島みどり議員が登場(入管法改定案に関する国会会議録より)(2006.10.22)
虚構の上に立ついやしの「極右」か、現実の上に立つ節度ある「極右」か(2006.11.19)
【超お薦め!】『犯罪不安社会』を読んで、明るい2007年へ!(2006.12.25)
「外国人犯罪」不安にどう立ち向かうか/「来日外国人」数の試算(2007.1.3)
「リピーター=凶悪犯」か?/人と人との連帯の可能性と素晴らしさと(2007.1.12)
法治国家で窮鳥懐に入れば大岡裁きに遠山桜!/在留支援のためのお願い2つ(2007.1.23)

コムスタカー外国人と共に生きる会

インターネット新聞『JANJAN』
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(2004/04/15)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第2回)(2004/04/16)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第3回)(2004/04/17)
『マヤカシの「外国人犯罪増加」論〜「人種差別」と「棄民」を生む社会の行方〜』(全4回の第4回)(2004/04/18)

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